今大注目のヤーコンは究極のデトックス＆ダイエットフード！健康野菜の最高峰と認められた驚くべき効能とは

去年より続くコロナ禍によって、自宅で過ごす時間が増え健康的な食生活を意識されている方が増えたと感じています。

中でも腸内環境を整えるデトックス効果の高い食材を求める方がとても多いのです。

「薬に頼らず便秘を改善したい！」

「リモートワークで在宅時間が増えて体重増えちゃったな」

「ケミカルなサプリに頼らず、自然由来のもので健康になりたい」

「とにかく食べることが好き！食べながら綺麗になりたい！」

そんなお悩みをほとんど解決してしまう奇跡の野菜が今、大注目されています。

それが、今回ご紹介する奇跡のスーパーフード「ヤーコン」です。

スーパーフードと呼ばれる食材は他にもたくさんあるのですが、ヤーコンの栄養素はトップクラス。

ヤーコンに含まれる「ある要素」が、上記のお悩みをお持ちの方はもちろん、それ以外でもほぼ全ての人に推奨されていると言われています。

今回は、ヤーコンって何？ということから、栄養素と効果・効能、おすすめの食べ方と入手方法まで、徹底解説します！

ヤーコンの存在が、あなたのお悩みを解決するひとつの手段になるかもしれません。

ヤーコンは、ほぼ全ての人に推奨されるスーパーフード

ヤーコンって何？

ヤーコンはキク科の根菜です。

生まれはアンデス高地原産の野菜で、ニュージランドを経由して1985年に日本にやってきました。

日本の食品スーパーではあまりお目にかかることのない珍しい野菜なのですが、ヤーコンに含まれる栄養素が野菜の中でも群を抜いていると注目され、知名度が高まってきています。

国内のあちこちで「ヤーコンを地域の特産にしよう！」という動きも見られますので、近い将来はスーパーに並ぶ日が来るかもしれません。

食用部分は主に根の部分と、葉と茎の部分にも豊富な栄養素が含まれているためお茶として利用されます。

葉は飼料としても用いられるようです。

ヤーコンの健康効果は、究極のデトックス作用があると言われています。

また、虫歯になりにくい甘み成分、血中総コレステロールを下げる、中性脂肪が減るなど驚くべき効能が期待されます。

ヤーコンの見た目と味は？

ヤーコンの見た目はサツマイモに似ているのですが、実は肥大した根の部分なのです。

そのため、食感は梨のようにみずみずしくシャキシャキしていています。

「見た目は芋なのに、シャキシャキした食感」と聞いて気になるのがヤーコンの味です。

ヤーコンはそのまま食べるとほんのり甘みがあり、食感に加えて味も梨に似ています。

優しい甘みを帯びたヤーコンは、天然の甘味料なのです。

ヤーコンの収穫時期

収穫時期は10月から12月頃で、出回る時期は11月から2月頃となります。

日本では北海道や岩手県、福島県など涼しい場所で栽培が行われています。（※）

ヤーコンはどんな人におすすめ？

ヤーコンが私たちの健康にもたらすメリットは、

・便秘解消
・肥満防止
・ダイエット効果の期待
・高血圧、動脈硬化予防
・アンチエイジング

など、女性に嬉しい効果が期待されます。

なので、

・薬に頼らず自然に便通を良くしたい方
・過度な糖質制限をせずに、甘みのある食材を食べたい方
・血糖値が気になる方
・続けやすいアンチエイジング食材を探している方

こういった方には本当におすすめです。

上記に当てはまる方以外にも、ほとんど全ての方に日頃から摂取していただきたいのが、ヤーコンです。

ヤーコンの栄養素　効果と効能

ヤーコンは、フラクトオリゴ糖の含有量ナンバーワン！

ヤーコンの甘み成分はフラクトオリゴ糖によるものです。

根菜類と聞くと真っ先に思い浮かぶのはでんぷん質による甘みなのですが、ヤーコンにはデンプン質はほとんど含まれません。

ヤーコンに含まれるフラクトオリゴ糖は、世界中の野菜の中でも群を抜いてナンバーワンの含有量なのです。

その含有量は可食部100gあたり9.0g。

この数値は野菜の中でもナンバーワン。

2位のゴボウが100gあたり3.6gなので、一目瞭然ですね。


さて、ヤーコンに含まれるフラクトオリゴ糖ですが、私たちの体に驚くべき効果を発揮する成分なのです。

フラクトオリゴ糖は3つの働きがあります。

働きその１：糖として体に吸収されない

フラクトオリゴ糖は難消化性のため胃や小腸で分解されることなく大腸へ直行し、善玉菌のエサとなります。

働きその２：血糖値が上がらない

ご存知の通り、血糖値の上昇はインスリン分泌を促し体に大きな負担がかかります。

その際に残った糖質を脂肪として蓄えていきます。

血糖値を上昇させることで肥満、糖尿病、動脈硬化など健康リスクが高くなります。

血糖値の急激な上昇は美容面にも大きなリスクを残ります。

一般的にこれは「糖化」と言われ、シワができやすくなったり皮膚の色素沈着も起こします。

ヤーコンに含まれるフラクトオリゴ糖は糖として分解されないので、血糖値はほとんど上昇しません。（※）

血中インスリン濃度も「ほぼ変化なし」という結果が出ています。（※）

フラクトオリゴ糖の甘みはこのような点で、体にほとんど負担のない天然甘味料と言えるでしょう。

働きその３：整腸機能の向上

ヤーコンに含まれるフラクトオリゴ糖で得られる整腸作用の効果は、便秘で悩む方にとって最大のメリットと言えるでしょう。

とある研究によると、フラクトオリゴ糖は健常者の便通回数が有意に増加し便の軟化が認められたという結果があり、その要因としてフラクトオリゴ糖を摂取したことによりビフィズス菌が増え、摂取後においても善玉菌の菌数を維持する傾向にあったとされています。（※）

また、腸内環境を整えるだけでなく、腸内で発生する有害産物の発生を抑える働きもあるということです。

ヤーコンは、脂肪を蓄積しにくい上にデトックス作用が期待できる食材といえます。

強い抗酸化力　アンチエイジングに効果的なヤーコン

ヤーコンの葉にはアンチエイジングに効果的な強い抗酸化物質（クロロゲン酸・カテキン）が多量に含まれます。

日本食品分析センターの調査では、ヤーコン茶100gあたりポリフェノールの一種であるタンニンが2.99mg含まれるという結果が出ています。（※）

タンニンとは赤ワインの渋み成分としても知られていますね。

ヤーコン葉は赤ワインと同等量どころか、それ以上のポリフェノール量が含まれています。


東海大学先進生命科学研究所によると、ヤーコン葉に含まれるポリフェノール成分は熱処理されることによって構成フェノール成分が変動し、抗酸化活性が高まるという結果が出ています。

ヤーコン葉の研究により、ヤーコン葉を用いたヤーコン茶やヤーコンハーブティーは健康増進効果が得られることが実証されています。（※）

ヤーコンの入手方法や、効果的な食べ方は？

ヤーコンの効果的な食べ方

生のヤーコンを手に入れたなら、生のままサラダにしていただくのがおすすめです。

加熱して天ぷらにしたり、きんぴらにしたりするのも美味しいのですが、生でシャキシャキとした状態をいただくとヤーコン本来の味を感じることができます。

無農薬野菜農家の方によると、ヤーコンジャムも美味しいんだとか。

天然甘味料としても注目されているヤーコンの甘み。

ジャムやシロップにして発酵ヨーグルトにかけると、美味しいだけじゃなくデトックス作用の相乗効果が抜群です。

ヤーコンの入手方法は？

ヤーコンは近くの食品スーパーでは見かけることがほとんどありません。

生の状態でヤーコンを手に入れるには、無農薬でヤーコンを栽培されている農家から直接購入をする方法があります。

ヤーコンは収穫時期が限られているので、生のヤーコンをお取り寄せするとしたらヤーコン収穫時期12月以降がチャンスです。

また、『ヤーコンを地域の特産に』という地方もありますので、今後休日のドライブなどで立ち寄った地方の道の駅や、農産物直売所などでお目にかかることがあるかもしれません。（意外と無農薬の農産物が多いところもあります）



また、有機ヤーコンの甘み成分を利用したヤーコンシロップなども加工食品として入手できます。

ヤーコンから作られるシロップやジャムは、ヤーコンの栄養素をギュッと閉じ込めています。

有機グラノーラにかけたり、はちみつがわりにハーブティーに加えたり、使い方は様々です。


グルテンフリーを意識されている方は、食物繊維が豊富な有機オートミールにヤーコンシロップをかけていただくと、さらにデトックス効果が高まるでしょう。

糖として体に吸収されないフラクトオリゴ糖の効果で、食べながらデトックスし、さらに腸内環境を維持促進することが可能なのです。



強い抗酸化力が認められているヤーコン葉を用いた「ヤーコン茶」もおすすめです！

ヤーコンには、フラクトオリゴ糖の他にも、ポリフェノール（コレステロールや中性脂肪の減少にも効果的）、フラボノイドやテルペン（血糖値や血圧の低下に効果的）、そしてビタミンAなどをはじめとするビタミン類も豊富なため、美容やダイエットにも最適です。

「ヤーコン茶を飲んでいたらいつの間にか痩せた」という声も聞かれるほどなので、試してみる価値は大いにありそうです！

ヤーコン茶を選ぶ時は、農薬や化学肥料を使っていないオーガニックなものを意識しましょう。

多岐に渡るヤーコンの魅力。ケミカルに頼らないオーガニックな食生活で体質改善を！

今回ご紹介したヤーコンの魅力は、多岐に渡ります。

ヤーコンが私たちにもたらすパワーはまさに自然の恩恵と言えるでしょう。

冒頭で述べたような体のお悩み、特に慢性的な便秘に悩まされる女性は本当に多いと思います。

悩みが深くなると、なんでもいいから解決させたいと気が焦り、体重を減らしたいがゆえにケミカルなダイエット商品に手を伸ばしてしまいがちですが、それはやはり健康リスクの問題がのしかかります。

「飲むだけで痩せる」
「飲むだけで便秘が治る」

などの謳い文句があるケミカルな商品は、根本的な体質改善の保障がないものが多いです。

『食べる力は生きる力』と言うように、私たちは食の安全性を考え、知識と理解を持って健康を維持・促進していくことが大切です。

健康生活は毎日のほんの気遣いの積み重ねですね。

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