二十四節気が示すあなたの運気|日々の暮らしを豊かにしてくれる優雅で小さなおまじない3選。 5月下旬から6月前半生まれの方は必見!
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二十四節気七十二候。
について、皆さんはご存知でしょうか?
明治維新後に改暦が行われるまで、実に長い間日本で使われてきた暦です。
近年は多くの二十四節気七十二候や歳時記に関する書籍も出版されて、
ちょっとしたブームになっていましたから、ご存知の方も多いでしょう。
IN YOUのページを訪れている方なら既に常識かもしれませんね。
本来の暦は、天地の運行を知り自分たちが何をなすべきかを知る、
広義な意味での占いのツールでした。
中でも二十四節気七十二候は、私たちが生まれ育った日本、
あるいは東アジアの気候風土を写し取った、いわば日本人の為の身土不二の暦です。
ここでは古代中国から伝わり、改暦から150年以上たった今も、
生活の各所に溶け込んでいる二十四節気七十二候が私たち日本人に示してくれる運気と性質をご紹介します。
巡る季節の中で刻々と移りかわっていく日々の暮らしや心身の状態、
運気を上げてくれるお呪いの他、古来から伝わってきた、
ささやかで優雅な知恵を交えて、宇宙や地球のリズムに呼吸を合わせていくきっかけにしてください。
二十四節気七十二候とは?天地の理を知り、未来や神の意を知る占い
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循環する宇宙の陰陽を写し取った二十四節気七十二候
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現在使われている二十四節気七十二候は春分を起点としています。
しかし昔は冬至が起点でした。
理由は冬至こそが極陰、つまり陰極まって陽が生じるポイントだったからです。
冬至の時に生じた陽が最大の極陽となるのが夏至。
ここから陰が生じて季節は秋から冬へと再び極陰に向かい、季節は陰陽を循環します。
私たちは生まれた時から陰陽のダイナミックな循環の中で、
様々な恩恵・影響を受けながら日々を生きているわけです。
でもそれだけではありません。
IN YOUの読者さんならもう常識でしょう。
極陰である冬至は五行で言えば水、季節は勿論冬です。
水生木の相生の働きのままに、
春分・木気の春→極陽の夏至・火気の夏→秋分・金気の秋→再び冬へと巡り、
各季節の終わりには移行期間として「土用」があります。
一般には夏土用だけがウナギを食べる丑の日があることで有名ですね。
二十四節気七十二候では季節の移ろいと共に五行のエネルギーも巡っていて、
そこに生まれ生きる私たちに大きく関わっているのです。
いわば私たちは、宇宙・自然の大きな営みの一部として生まれ、
まさにその大きな流れの中で生きています。
暦で天地の運行を知ることは、農耕だけでなくそうした大きな世界の流れに意識して乗ること。
世界の流れに乗るということは健やかで無理がない生き方へとつながります。
各節気・候ごとの繊細な言の葉は、
宇宙を循環するエネルギーの状態を把握し、自分の状態を占う為の手掛かりとなるのです。
占うことは天地や宇宙のリズムと呼吸を合わせる事
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占いとは本来、天地の意を伺うこと。
神々の意を知り、その意に添う事=自然や宇宙の営み・エネルギーの動きに呼吸とリズムを合わせる事こそが、
より良い結果や望みを達成させる最良の方法と考えられていました。
逆に自然や宇宙を動かすエネルギーの流れに逆らう=神の意に叛くことは災いや障害となります。
真冬の陰の時期に冷たく甘いものを食べる事や、本来の季節のものではない食べ物を食べる贅沢、
つまり自然の循環の法則に添わない生活が、体の健やかさや美しさを損なうのと理由は同じ。
二十四節気七十二候は、東アジアや日本という地域で、
天地の運行や宇宙のリズムとシンクロして生きるためのツールであり、
自然のエネルギーの動きと自分の状態との差異を占う広義の意味でのマジックツールなのです。
二十四節気から見る、5月下旬から6月前半に生まれた人の特徴や性格
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火気の極大に向かって万物が沸き立つ、活力に溢れた季節
現在の5月下旬から6月前半は、二十四節気で言えば小満から芒種にあたります。小満 5/21~6/5 旧暦四月中 季節は初夏
七十二候 蚕起桑食(蚕起こって桑を食らう・かいこおこってくわをくらう)紅花栄(紅花栄う・こうかさかう)
麦秋至(麦秋至る・ばくしゅういたる)
芒種6/6~6/20 旧暦五月節 季節は仲夏
七十二候 蟷螂生(蟷螂生ず・とうろうしょうず)腐草為蛍(腐草蛍と為る・ふそうほたるとなる)
梅子黄(梅子黄なり・うめのみきなり)
夏至に向かって植物がぐんぐんと伸びて生い茂り、
若葉の色から濃い緑色へと山々も日ごとに変貌する小満はまさに火気の勢いが絶好調の時期。
活力と陽のエネルギーに溢れた季節です。
この時期に生まれた人は、初夏の持つ爽やかな軽やかさと、
留まることを知らない勢いと活力に溢れた火のエネルギーに恵まれています。
人の一生で言えば青年期にあたります。
活力と気力があふれているため、
知性・体力とも活発で社交的な人が多いのが特徴。
周囲を巻き込む魅力、案ずるより産むが安しの行動力に恵まれ、
機転や頭の回転もいいので人気者や話題や物事の中心に立つ人が多いです。
反面、勢いがあるだけにふとした拍子の落ち込みが激しかったり、
梅雨の空模様のようにクルクルと機嫌や考えが変わったりと、なかなかに複雑。
火種と燃料があれば、ぱっと燃え上がり、
燃料がなくなれば消えてしまうように、思い付きや気まぐれで動くことも。
また、二面性とも受け取られる変わり身の早さを持っています。
非常に社交的ですが、反面冷めた一面や、梅雨空のように意外にウジウジ悩み込んでしまうのです。
生まれてきた時のエネルギーが強いだけに、
メンタルの基盤が弱い人の場合は、躁鬱に近いアップダウンに陥りやすい特徴があります。
自分の足元・基盤をしっかり整えることがキーポイント
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木生火の五行の性質が示すように、火の持つ陽のエネルギーは燃料となる木あってこそ。
軽やかな行動力や勢いのあるリーダーシップを発揮する人が多いのですが、
確かな知性や経験値も含めたメンタルなど、人間的な基盤がないと軽薄で自己本位になりがちです。
またやる気が継続しない三日坊主や、目標は大きいものの実際には尻すぼみということに。
勢いや情熱を支えるに足る、
充分な基礎作りが出来ていないと何事も中途半端で、要領の良さだけで対処していくことになります。
恋愛においては意中の相手をGETするまではいいのですが、
成就すると急激に冷めてしまい、次の対象に目移りしてしまう傾向があります。
場合によっては相手の欠点ばかりが目に付くようになって、恋愛遍歴を繰り返すパターンになることも。
悪意はない光源氏タイプのプレイボーイや、束縛を嫌い、
互いの距離感を保った自由な恋愛を求める女性が多いでしょう。
火気のエネルギーの影響で頭の回転が速い分、相手への見切りや決断も早いのです。
この時期に生まれた人は情熱や行動力を支える基盤、
人間としての基礎体力をしっかり意識して、大地に根を張ることが出来れば理想。
青年期特有の向こう見ずな軽やかさが魅力でもあるので、
この季節生まれの人は年齢とともに経験値をいかに獲得していくかが課題でしょう。
五行で言えば木気。更にその木気を助ける水気の状態を適切に保つことが大事です。
水気は親和力=他者に心を開くコミュニケーション能力、木気は称賛や謙虚さです。
派手なパフォーマンスを支えるのは地味な基礎訓練の積み重ねであるように、
何事も基礎や基本を大切に、他者から謙虚に学ぶ姿勢が重要なのですね。
二十四節気から見る、5月下旬から6月前半に生まれた人にオススメの占い
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5月下旬から6月前半に生まれた人にふさわしい占いを
古今からひとつずつご紹介しましょう。
香しい芳香で邪気を払う菖蒲の占(しょうぶのうら)
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芒種の時期が旧暦、つまり本来の端午の節句の季節です。
古来、端午の節句にはサトイモ科の菖蒲を飾り、枕の下にひいたりお風呂に浮かべたりしました。
この菖蒲は、紫の花が美しい花菖蒲やアヤメとは別物で水辺に凛と立つ剣のような緑の葉の姿と、
根っこと葉の持つ芳香が邪気を払うと考えられていたからです。
実際に菖蒲は漢方では鎮痛・血行の改善が認められ、
根っこは服用薬として古代中国では多く用いられていました。
菖蒲の占とは、この菖蒲の葉を束ねて夜に軒下に吊るします。
呪文にあたる和歌を唱えて、翌朝、その菖蒲の葉に蜘蛛が糸や巣をかけていたら願望が叶うというもの。
都会では見る機会もあまりないと思いますが、
5月から6月にかけては蜘蛛が脱皮を繰り返して、あちこちに巣を張り、姿も多く見かける時期。
虫たちも盛んに成長し活動する時期ですから、
その虫たちが巣をかけるのは、願い事が天地の動きに適っているからだと考えたのでしょう。
現代の都会では菖蒲の葉も蜘蛛も見つける事すら難しいかもしれませんね。
人の暮らしと自然の営みが豊かに共存していた故の占いです。
水気・木気を整える青いハーブティーで茶葉占い
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陽気が夏至の極大に向かってどんどん強くなる一方で、
じめじめとした天気が続く梅雨に入るこの時期。
蒸し暑さや湿気で体調や心身のバランスを崩すことの多い時期でもあります。
いわゆる夏バテですね。
まだ体が夏の勢いについていけない小満から芒種の時期の方が、実は夏バテになる人は多いのです。
こんな時は水気・木気を整えてくれる青や紫のハーブティーがおススメです。
弱った気を補い、心身のリラックスとバランスを整えてくれるのです。
おすすめはラベンダー・コーンフラワー・マーシュマロウなどをメインにブレンドしたもの。
青や紫の色はアントシアニンによるものですから、強い紫外線による肌や眼のダメージも癒してくれます。
★ハーブティーによる茶葉占い
用意する物・オーガニックハーブティー
細かく刻まれたものの方が成分はよく出ますが、花や葉の形が残っているものは鮮度が保たれやすく、
目にも楽しいです。お好みでどうぞ。
・紅茶やお茶用の口の広いティーカップ(朝顔形がベスト)
・沸かしたての熱湯(水は水道から汲んだばかりの新鮮な物)
やり方
①ティーカップにハーブティーの茶葉を入れ熱湯を注ぎ、お皿などで蓋をします。②2分から3分抽出後、ハーブティーをゆっくり味わいましょう。
夜に月明かりの下で飲むのも、心身を鎮静化してくれますから、おすすめです。
③お茶を全部飲んだらカップの上にお皿を置き、静かに占いたい内容を頭の中でイメージします。
④そのまま手で押さえてカップをひっくり返し、3秒数えてから元に戻します。
⑤お皿を取り、中のハーブの状態で占います。
占う基準は、
向かって左に茶葉が比較的固まっている場合
成功・成就への進展右に寄っている場合
もう少し待った方がいい、または上手くいかないと判断します。
真ん中に沈んでいる場合
今はまだ条件が整わないから静観しましょう。ハーブの茶葉が描き出す形から見える物やひらめくものがある場合は、
それがあなたの願いに重要なキーとなるモノや事を現しています。
カップの口に近い位置が近い時間、底に行くほど先の時間を指しますから、
左側に葉が寄り気味で口近くに茶葉がついているなら、
貴方の願い事は近いうちに叶う可能性が高いという事になります。
心身共にリラックスした状態でハーブの芳香をゆったりと楽しみながら、
願望成就に向けての計画や努力点などを検討することで、
素晴らしいアイデアやインスピレーションがひらめくかもしれません。
部屋を間接照明にしたり、ベランダで月明かりを浴びながらなど、
強い陽気に引きずられがちな心身を整え、陰陽の調和を図ることで、
夏至へ向かう陽のパワーの流れにスムーズに乗ることが出来るでしょう。
古式ゆかしいアロマテラピー、薬玉や掛香で優雅に
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清涼なヨモギや菖蒲、沈香などの香の香りは邪気を払うと古来考えられていました。
ヨモギは日本に古くから伝わる強力なハーブ。
食用に、乾燥して灸のもぐさに、バスハーブにと今も万能に使われていますね。
現代ならハーブを詰めたサシェを飾る、お香を炊くのもいいでしょう。
お香は出来るならインドなどの外国産ではなく、
日本の老舗で作られた天然材料だけの伝統的な物がおすすめです。
サシェもリネンやコットンなどの端切れにハーブをくるみ、
リボンで縛るだけでOK。アロマオイルを一滴垂らせば、簡単に現代版の掛け香の出来上がりです。
梅雨に入り暑さと湿度が増すこの時期に薬玉を飾り、ヨ
モギや菖蒲をお風呂に浮かべるのは伝統的なアロマテラピーであり、
陰陽のエネルギーの流れと心身との調和を図る先人の優雅な知恵が詰まったお呪いです。
梅雨が明ければ夏本番。陽極まって陰生ず。
夏至に極大となった陽気には新たな陰の気が生じます。
二十四節気七十二候で宇宙や自然の呼吸である気の流れにうまく乗りましょう。
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