材料たったの3つ!安全な材料で手作りコスメを作ろう。お肌に負担をかけずにスキンケアとメイクをする裏技
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市販の化粧品が肌に合わない人は大勢いる
私は、普段は個人の教室でクレイの使い方を教えているのですが、同時に、手作りコスメのワークショップを開催しています。ワークショップに参加してくださる方たちの多くが「市販品が肌に合わなくて、トラブルが多い」
「肌に合う化粧品になかなか出合えない」とおっしゃいます。
私自身も、20代の頃は、海外ブランドの基礎化粧品やカラーコスメを愛用していましたが、
年々肌に合わないと感じるようになり、使用を止めました。
その後は、肌に優しいと謳っている国産メーカーの化粧品を使うようになりましたが、
それでも吹き出物ができたり、部分的に乾燥がひどくなったりというトラブルがあり、コスメジプシーになってしまいました。
「肌の調子が悪いときは、化粧をしないのが良い」とは分かっていても
ノーメイクで外出することに抵抗があり、肌荒れを我慢してメイクをしている。
以前の私がそうだったので、そんな方が実はたくさんいるのではないでしょうか。
10代から、肌荒れを隠すためにメイクする女の子たち
今の若い子たちは、10代からばっちりメイクをするのが当たり前、という子も多いでしょう。ニキビなどの肌荒れを隠すために、カバー力の強いファンデーションを塗らないと外出できないという子もいると聞きます。
そして、そんな状態はティーンエイジャーに限ったことではないでしょう。
化粧品で肌荒れし、それを隠すためにまたメイクをする。 まさに悪循環です。
市販のコスメの原料、あなたは理解できますか?
市販のコスメの原料を見たことがありますか?カタカナと数字が羅列された原料一覧は、一般の消費者が読んでも何が何だか分かりません。
毛穴をカバーして肌表面を整えて見せるファンデーションや、
ナノ化して肌の奥、真皮にまで到達すると謳うスキンケアアイテム。
どれも、人工的に作られた原料を使い、消費者には分からない形で作られています。
そして、これらの人工的な化粧品が使われるようになってから、まだ100年も経っていません。
人間の肌に安全なのかどうか検証されるには、歴史が浅すぎると言わざるを得ません。
私と手作りコスメとの出会い
アロマテラピーを学んだときに、手作りの化粧水を作ったのが、私と手作りコスメとの出会いでした。
精製水と植物性グリセリン、精油だけのシンプルな化粧水を作り、
「こんなに簡単に、肌荒れしない化粧水が作れるなんて!」と驚いたことを覚えています。
そこから、手作りのハンドクリームを作ったり、アイシャドウ、チーク、リップ、リップグロス、ファンデーションなどを自分の手で作るようになりました。
今では、ほぼ全てのコスメを手作りするようになった私は、
化粧品による肌荒れから解放され、肌の悩みが無くなりました。
手作りコスメはこんな材料で作ります
コスメを手作りするときは、そのための材料が必要になりますが、
ほとんどがネットで簡単に購入できます。
私の場合、せっかく手作りするのだから、成分も極力天然のものを使おうと、吟味して選ぶようにしています。
・天然の植物油(キャリアオイル)
・ミツロウ
・シアバター
・100%天然のエッセンシャルオイル
・ハーブウォーター
・クレイや天然の鉱物パウダー
などを主に使用します。
オーガニック認証されているものもありますので、そういう材料を選ぶように心がけています。
保存料や防腐剤は、極力使用しません。
真夏に作成する場合など、特に保存が気になる場合は、
植物由来のものを少量だけ使うようにしています。
手作りコスメのメリット・デメリット
手作りコスメは、何を材料として使っているのか、どうやって作るのかが一目瞭然。「この成分は必要だけどこの成分は入れたくない」と、自分で選択することができます。
そして、自分の手で作るので、手作りの暖かさを感じ、愛着を持って使用することができます。
どれも、市販のコスメには決して無いものです。
ただし、同時にデメリットもあります。まず、市販品と比較して、保存期間が短いという点が挙げられます。
保存状態にもよりますが、カビが生えたり腐ったり、雑菌が繁殖したりということもあり得ます。
保存料や防腐剤も、市販品のような強力なものは手に入りません。
対策として、作ったものは必ず冷蔵保存し、少しでも臭いや色がおかしいと思ったら使用しないようにしましょう。
そして、もう一つは、カバー力や発色は市販品にかなわないという点。
手作りのファンデーションは、市販品のように毛穴をきれいに隠すことは難しいですし、
手作りのリップは、食事をしても色落ちしないような強力な発色をすることも難しいです。
メリットとデメリット、どちらも理解したうえで、私は手作りコスメを選んでいます。
手作りコスメは、手料理と同じ
私は「手作りコスメと市販のコスメは、手料理とコンビニ弁当と同じ」だと思っています。手料理は、保存期間は短いし、味もまちまち。
でも、自分の手で作ったから、材料が何かが全部分かる。
作り手の思いもこもっている。
コンビニ弁当は、簡単には腐らないし、いつ買っても味は同じ。
でも、何が使われているか、どんな風に作られているかは分からない。
作り手の思いを感じることは無い。
コンビニ弁当を何年も何年も食べ続けていたら、いつか体に重篤な悪影響が出てしまうかもしれません。
それと同じで、市販のコスメを何十年も使い続けていたら、肌や体にどんな悪影響が出てしまうかは分かりません。
経皮毒として皮膚から体内へ化学物質が吸収される可能性もありますし、
真皮にまで到達する成分が血管内に入り込む可能性がゼロとも言えません。
手作りコスメを作ってみよう
ここまで読んで、手作りコスメを作ってみたいと思った方へ。簡単なレシピをご紹介します。
【簡単リップクリームの作り方】
・ミツロウ:3~4g
・オーガニックのキャリアオイル(ホホバオイル、キャスターオイルなど):15ml程度
・カラーパウダー(鉱物や植物色素で色付けされたもの)や無添加のクレイ:お好みで少量
①ミツロウとキャリアオイルを耐熱のビーカーに入れ、沸騰した鍋に入れて湯煎し、完全に溶かします。
②溶けたら湯から取り出します(火傷に注意)。
色を付けたい場合は、冷めないうちにカラーマイカやクレイを少量(小さじ1/10~1/4程度)加え、
マドラーや木べらなどで、十分に混ぜ合わせます。
⑤リップ容器に一気に流し込みます。
⑥完全に固まったら完成。
【注意】
使用期限は、保存状態によって異なります。
作成後の管理は、自己責任でお願いします。
酸化臭、変色など、完成時と異なることがあったら、使用を中止しましょう。
使用して刺激・赤味などの異常が現れたら、速やかに使用を中止してください。
しっかりメイクをしている方にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。
そんな方は、お休みの日に使用するなど、肌の休息日を作ることから始め、
石油系成分のコスメから卒業できるための一歩を踏み出しましょう。
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