自然災害時に全員が知るべき知識|台風や地震など災害の時に役立つ生きるための知恵をお伝えします
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自然災害の時に知っておくとよいこと。 台風や地震など災害の時に備蓄、生活の知恵災害の中で役立つ生き抜く知恵をお伝えします。
【災害が続く日本で生き抜く知恵とは?】
ここ最近で大雨による災害、地震、雷、台風、そしてまた地震。。。とまだ記憶に新しいうちに次々と災害が起こっています。地球が怒っている、という声があがっていますが、
本当に私たち一人ひとりが、生活の中で 地球にとっても、私たちにとっても、気持ちよくできることを選択していきたいですね。
2018年7月にアウトドアのプロのあんどうりすさんをお招きして、
アウトドアの視点からの防災講座、生き抜く知恵をお聞きする講座を開催しました。
その講座ではたくさんの自然の中で生きると知恵があり、
誰もが知っていてほしい内容でしたので、数回に分けて書いて行こうと思います。
とにかく情報量が多いでため、参加者さんからのレポートなどからも協力していただきお伝えしてまいります。
ぜひ、普段の生活からできる、自然に沿った暮らしや考え方を取り入れてみてください!
普段私たちが意識していなくても、いつ起こるか分からないあらゆる災害。
断水や停電の時でもできること。それは普段からそう行った生活に慣れている方が強いです。
レンタルでも、泊まるだけでも良いからキャンプに行くことも、その練習にもなるそう。
他にも、普段のお出かけバッグの中を防災仕様にしたり、
家での備蓄の仕方や備えるものなどにも工夫があります。
地震、台風、ゲリラ豪雨、その他水の事故などの中から、
まずは地震と、備え、お役立ちサイトやアプリなどについて今回はお伝えします。
【災害が起こった時に注意したいこと】
火を消しにいくよりも、ドアや窓を開けに行くよりも、まずは身を守る
これは「よく地震で扉が開かなくなるから」とか
「火事になってしまう! 」と焦ることによる行動ですが、
相当古いタイプのガスコンロ以外は何かあれば勝手に消えるようになっています。
他にもガスを使っているという事は、地震の時
近づくとお湯や熱いものをかぶる可能性があります。
小さい子供はママの後を追うので、火の元には行かず、とにかく身を守ることを優先に。
ドアや火のことしか考えられなくなってしまうと子供がその時どうなっているか分かりません。
ママが助からないと子供は助かりません!
強い揺れの際には揺れ始めたらドアノブすらさわれません。
ドアを開けるよりも、まず自分(と子供)の身を守るようにしてください!
机の下が必ずしも良いわけでは無いので臨機応変に。
(机の下という刷り込みがあるため、
外でブロック塀のそばにいてもその場にしゃがみこもうとする子供もいるそうですが、
ブロック塀は震度5で崩れます。)
トイレに逃げるのは意味ない
トイレには4本の柱があって地震に強いと思われてましたが、
本柱を何本入れてあろうが耐震や免震基準がなければ柱ごと倒壊してしまいます。
割れる可能性がある窓からは離れる
学校などで使われている針金が斜めにマス目状に入ってるものも実は割れやすいそう。注意するようにしてください。
【津波から逃げる場合のポイント】
震度2〜3でも1分以上揺れたら津波が来る可能性があるため、
すぐに高台に避難しましょう。
強い揺れの後、マンションではトイレの水は流さない
震度5以上の時は、配管が壊れている可能性があります。配管の確認ができるまで水は流さないようにしてください。
自分が地震保険に入っていても下の階の人が入っていなければ、下の階で水が溢れた場合に
損害賠償請求責任を負う可能性があります。
下水チェッカー『通る君』などでマンション全体でチェックしましょう。
『通る君』がチェックてきるのは配管に大きな異常がないことだけですが、
まずは水を流し、住民全体で話し合いながら、流すか決定すると、個人で責任を負わなくて済むので安心です。
エレベーターの中で閉じ込められたら!?
よく見る光景ですが、
日本のエレベーターは、
映画のように天井からは逃げられません。
外からしか開かないようになっています。
エレベーター修理の人の担当件数は 300件/1人
なので、すぐ対応はしてもらえないため、外にいる人に連絡するか、
マンションや建物全体で協力してドアを開けましょう。
エレヴェーターのドアを開ける手順としては、
①電源を落とす
②カギをあける
③外からドアを手であける
となっています。
日常から出来る事前対策
備えあれば憂いなし。普段からできることをお伝えします。
是非、見直してみてください。
家具の固定はもちろん2階以上の場合、キャスターは動き回るので固定する
固定すれば冷蔵庫も壊れず、電気が通っていれば食料を保存できます。壁を傷つけないものあります。(不二ラテックス 不動王など )
東京都港区など、賃貸でも家具固定のためのねじ止めがオーケーになった地域もあります。
声を上げることで変わるので、管理会社などにも意見を伝えてみましょう。
小さい子のいる家庭は、水をお風呂に溜めておくのは危険
よく浴槽にお水を溜めておくと災害時によいとされていますが、
小さい子がいる場合は、溺れる危険性が高まります。
小さい子が溺れる時は、
騒がずに静かに溺れるそうなので気づきづらいのです。
そこで、
ミネラルウォーターを多めにストックすることをおすすめします。
佐久士医師会の冊子には、子供の危険についてわかりやすく書いてあるそうです。
お風呂の水溜めは、
衛生的にもカビが生えやすくなるので、お風呂での水溜めはおススメしないとのことでした。
ブロック塀の撤去の申請
以前からブロック塀の危険性は叫ばれていたそうですが、
少し前の地震で起きたブロック塀の死亡事故からやっと注目されたようです。
震度5でブロック塀は崩れます。
危険なブロック塀はなくしていきましょう。
倒壊したら、損害賠償責任を負ってしまいます。
地域と協力して撤去の協力を広めて行きましょう。
声を出さなければ何も変わっていきません。
また、通勤や通学路に崩れてきそうな建物やブロック塀はないかもチェックしておきましょう。
瓦屋根の古い家屋も崩れてくる可能性があるので、
災害時は近くに行かないようにしてください。
【備蓄や普段のバッグを防災仕様にするコツ】
いくら自宅で備蓄をしていても、
外で災害にあった場合に対応できなくてはいけません。
普段からバッグに入れておくと生存率が変わるものもありますので、
是非参考になさってみてください。
普段のバッグに入れておくものリスト
•携帯電話 (コンセントが要らない予備バッテリーなども)
•ホイッスル
→助かる確率が95パーセントと上がります! とにかく早く見つけてもらうことが生存率を上げることに繋がります。
•ヘッドランプ
→「ヘッドランプ」はキャンプやフェスなどで使うアウトドアブランドのものが良いでしょう。
LEDのものが電池を気にせず軽くて使えるので便利です。
•マルチツール
→ただし、ナイフやハサミなどのマルチツールは携帯に注意しましょう。(5.5センチ以上は銃刀法違反になりますし、飛行機に手荷物として持ち込もうとすると没収になります)
マルチツールは災害時、実際に使えたという意見もSNSで見たことがあります。
•災害用トイレ
→災害時のトイレは、一人一日5回分×4日分を想定して準備しておきましょう。
喉の渇きや空腹は4時間程度であれば我慢できますが、
尿意や便意は我慢できません。
普段からトイレは我慢せず行きたいときに行っておきましょう(体にもその方がいいですね!)
•「BOS非常用トイレセット」や
•「サニタクリーントイレ処理袋」
他にもビニール類 は下に布を敷けばオムツにもなるし、
トイレの代わりにもなります。
•サラシ
→子供も大人もおんぶでき、
下着のあて布やおむつ、包帯としても使えます
・小さい断熱マット
オムツ替えシートにも代用。防寒にもなります。
荷物を軽くするコツ
テコの原理を利用し、荷物は上の方に重心がくるようにすると重く感じないそうです。バックパッカーのようなイメージです。
この原理はサラシを使ったおんぶでも同じです。
そして、荷物は揺れると重く感じるそうなので、
揺れないように暇やガムテープなどで固定するのもおススメだそうです。
新生児の赤ちゃんはタオルなどで調整し、
トートバックに入れて運びましょう。
避難所生活などになったら
仮設トイレの設置は、海外ではすぐに用意されるそうですが、
日本ではなんと4日以上かかるそうです。
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¥ 10,780 (税込)積極的に運営側にまわり、意見を伝えていく事も大事。
じゃないと変わらないそうです。
避難所生活では、
乳幼児のいるママの場合は部屋を分ける、
授乳室を作るなど、安心できる場所を作るように働きかけましょう。
余談ですが、大きな災害時、
授乳中のママは体が危機を感じる事で、
母乳はつくられているけど、
押し出すホルモンを止めることで一時的に母乳がストップするそうです。
母乳は作られているので、きちんと安心安全な場所に移動できたら、また出るようになるそうです。
この時に粉ミルクなどにすると、高くつきますし、
あげないとさらに母乳は出なくなるので、
安全な場所の確保が大事です。
粉ミルクのママは、使い捨て哺乳瓶は高く付くので、
紙コップで対応できます。
使い捨てにもでき、衛生的なのでそれを使用してください。
【家での防災に準備しておきたいもの】
・災害用トイレ、一人一日5回分×4日分×家族分(BOS非常用トイレセット・サニタクリーントイレ処理袋)
・防水バック(水を取りに行く時に使用できる)
・LEDのヘッドランプ(LEDは長持ちする上、影絵などで子供とも遊べて怖さを軽減できます)
・ホイッスル(とにかく早く見つけてもらために必要です)
・携帯(充電をしっかりとしておきましょう)
・ダクトテープ・パワーテープ
(強力で色々使えるそうです。
逃げる時に荷物を固定したり、
雨の災害時の長靴の水侵入防止、その他になります)
【食事のストック法】
・災害時、食料、水は1週間分の備蓄が必要と言われています。
(高層マンションの上階は10日分となっています)
食事は避難所などでは、カップラーメンなどが届く映像をよく見ますが、
当たり前ですか栄養面は良くなく、添加物も多いので、
免疫が下がり疲れやすくなったり風邪を引いたり疲弊する原因にもなります。
昔ながらの日本食の、
味噌や梅干しや乾物は常温、長期保存もでき、栄養価が多いものが多いので
普段から防災バッグなどにも大目にストックしておくのがおすすめです。
災害がなければ、普段の食事にも使えるし、
また買い足してストックしておきましょう。
乾物は生よりも栄養価が高く、
避難所生活でも味噌、乾物にお湯さえ入れれば立派な味噌汁を作れます。
・普段から野菜を多めに買ったときは冷凍しておく
常に備蓄。家に居れるなら使えますし、
災害時はみんな野菜が少なくなります。
・災害時のものは添加物が入っていそうと懸念する方もいそうですが、
国内のアルファー米の味がついてないタイプは添加物は少ないそうです。
(缶詰を入れたり、トマトジュースを入れたりしてリゾット風にしたり、美味しいものを食べて元気をしましょう!)
・カセットコンロはすぐガスがなくなるので、アウトドア用バーナーがおすすめです。
(キャンプでも使えるし、練習になるキャンプに行くきっかけになりますよ!)
・安心な缶詰のおススメ
高知のあらゆる地元食材をつかった添加物が入ってないもの
https://kuroshiocan.co.jp
・味噌汁はマルカワミソのフリーズドライのものが添加物がなくておススメ。
・耐火性のあるビニールを使った調理法があるそうですが、
私個人的には、BPAの害があるので、
琺瑯など火もかけれて保存容器になるものがオススメかなと思います。(もちろん緊急時はこの限りではありません。)
アウトドアでは、スクレイパーでしっかり食べ物を取って鍋は拭くだけ。少量の水を沸騰させ最後にスープとして飲み干して鍋を殺菌なんてこともするそうです。ビニールは嫌ですよね!
・断水時は、お皿にラップやクッキングシートなどを敷いて工夫しましょう。
【その他アプリやサイトなどで便利なもの】
・小さいお子さんがいる方は『教えてドクター』アプリをいれておきましょうhttps://oshiete-dr.net/oshietedr/
・災害後の保証についてなどお金の問題
弁護士 永野海さんHPよりDL・プリントアウトしておきましょう
http://naganokai.com/sien/
・アプリの地盤サポートマップ
住んでいる場所の地盤を確認できます。
民間の研究者などが開発に携わっているので、
行政のハザードマップよりもさらに詳しいそうです。
・星座アプリ
方向感覚のない人や、生まれたときからナビがあった子などは星座アプリを入れておいて、
方位だけでも目安になる星を遊び感覚で覚えてみましょう。
洋服や暑さ寒さ対策の工夫
アウトドアのレインウェアも普段使いしておくと、いざという時に便利です。
体が水で濡れると寒くなる原因になるので濡れないためにも用意しておきましょう。
少し値段は高いですが長く使えますし、
YKKのチャックのものは、大人用と子ども用のをチャックで合体させれば、
前抱っこの時のママコートにもなります。
季節別の衣類の素材選びは、次の通りです。
①コットン→夏涼しい (夏はゆるめの服を。
冬にコットンは水を吸って寒くなる)
②吸乾拡散性のあるポリエステル→繊維の形の工夫で水を広げることで早く乾く事を実現。
普通のポリエステルは汗を吸わず肌に優しくありませんが、
拡散できる構造だと、べたつかず、冬、寒くない
③シルク →夏涼しく、冬あたたかい
④ウール →水を吸うと発熱します(登山用はウールの表面のチクチクする部分をカットし、滑らかにしているのでおすすめです)
また空気の層があって温かいため自然界の最強の断熱機能があると言えます。
その他、
「ダウンなどで空気の層を纏うと暖かい」
「車よりもテントの方が暖かい」
「段ボールなどでベットを作るなら高さを出し、
空気の層を作ると暖かい」
「段ボールを箱型に並べてベットを作ると、
段ボールは断熱素材であり、段ボールの中の動かない空気の層が断熱材なのため、
直接床に寝るより6度暖かい」
などのポイントも押さえておきましょう。
衣類を暖かく着るコツは、
どの製品を買うかではなく、水と風と空気を上手に利用することだそうです。
【堅苦しく考えず、普段の生活の中で楽しみながら防災を!】
防災、と聞いて少し体が緊張するような、身構えるような気持ちになる方も多いと思います。
私もそうでしたし、恥ずかしいことに防災バッグを持っていませんでした。
しかし、りすさんのお話を聞いて、
楽しくできることから
好きなことから
を選んでいくと、
普段していたことが防災に繋がる事がたくさんありました。
わたしはキャンプフェスなどにも行くのが好きなので、
ヘッドライトも持っていますし、
アウトドアブランドのウェアも普段使いしています。
食も手作り味噌に、乾物に、梅干しに、海藻に、
今あるものを少し多めに買い足せばストックにもなることが分かりましたし、
無添加の缶詰や、マルカワミソさんのフリーズドライがあるのが知れて嬉しくもなりました。
長く使えるしモノ選びを伝えている知人は、
土鍋でご飯を炊く、おひつを使う、なども
電気が使えない事とは関係ないので、
防災、備蓄に繋がると話していました。
こんな風に視点を変えれば、防災じゃなくても、
暮らしが豊かになります。
キャンプをしたことがない方も、練習のためにバンガローでもいいし、レンタルでもいいし、
自然の中で過ごすことを体験してみることもおススメです。
そこでは、
普段とは違う5感を使った、より素晴らしい体験もできると思います。
恐怖に怯えるのではなく、
自然の中で生きる知恵を知る。
そんなことが大事ではないでしょうか。
この情報はまだ半分ほどです。
次回は大雨や台風、水の事故、
その他役立つ情報をまたお伝えしたいと思います。
あんどうりすさんのアウトドア流防災ガイド
http://www.risktaisaku.com/category/andou-risu/
あんどうり防災だよりFBページ
https://www.facebook.com/andorisu/
記事のまとめにご協力いただいた参加者さんの記事などです。
その他インスタグラムで
#あんどうりすさん防災講座あざみ野
でその他レポも見れます。
@am.algamate さん https://salonam.blogspot.com/2018/08/blog-post.html?m=1
@nyokiko84 さん
@yucco.lvyroom さん
@mai___y.and.i さん
@na.tane29 さん
ありがとうございました!!!
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