激増する自閉症児とグリホサート農薬、合成葉酸の隠された関係性。ガンや鬱との関連も!現代の女性に必要な「食事性葉酸」とは。
この20~30年の間に自閉症、発達障害の子どもが激増していることはご存知でしょうか。
現在アメリカでは68人に1人、日本では100人に1人が自閉症と言われます。
このことについては、
「診断方法が変わったことと、診察に訪れる親子が増えたことが原因だ」と
批判もありましたが、海外の詳細な解析によるとやはり増加は事実だそうです。
産まれてくる子供の自閉症の原因については、
遺伝的なもの・大気汚染・ワクチン・母親の喫煙・晩婚化・母親の食生活…
さまざまなものが挙げられています。
しかし、今回注目したいのは、
除草剤として輸入作物にも使われ、日本でも身近に販売されているグリホサート農薬です。
グリホサートはヒトの腸内フローラを破壊し、体内で葉酸塩を生産しにくくし、
妊娠中であれば葉酸塩が欠乏し、産まれた後で赤ちゃんの自閉症が発覚するリスクが高まると言われています。
そこで注目されるのが「食事性葉酸」です。
一般に販売されている「合成葉酸」のサプリメントは、摂りすぎるとガン発症のリスクを高める可能性が指摘されていますが、「食事性葉酸」は実は妊娠前後に限らず、すべての女性におすすめしたいです。
今回は、すべての女性、さらに妊娠しても良いと思っている女性は特に、この「食事性葉酸」が必要であることをお伝えします。
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グリホサート農薬が使われ始めてから自閉症児が激増?
そもそもグリホサート農薬って?
グリホサートという名前だけ聞いてもなじみがありませんが、除草剤として使われる農薬です。
日本でも、ホームセンターだけでなく、ドラッグストアや100円ショップなどでも
当たり前に販売されている農薬の1つです。
海外では、たとえば小麦を収穫する際に作業が行いやすいよう収穫前に散布して、
周囲の雑草を枯らすために使われるようです。
なぜ植物が枯れるのかというと、植物が生長する時に必要になる酵素(EPSPS)の働きを止め、
代謝経路(シキミ酸経路)を阻害することができるからです。
これが植物の体に取り込まれて組織全体に広がると、この酵素の働きが止まります。
そうなると、その植物が生長し、生存していくのに必要な種類のアミノ酸が作られなくなります。
植物はだんだんしおれて黄色くなり、組織が損なわれて茶色くなって地下の根っこも腐敗します。
最後には植物全体が枯れて元には戻らなくなります。
モンサント社の主張によれば、人間やその他動物はこの酵素を持っておらず
植物にだけ毒性があるものであって、使用方法にしたがって
正しく使用している限りは健康に対する害は低いとのことです。
しかし、2018年8月には、アメリカで末期がんだと診断された男性が、
「がんになった原因はグリホサートである」としてモンサント社を提訴し、
結果モンサント社に賠償金を支払うように判決が下されました。
この件は、以前IN YOUでも取り上げました。
★日本で使用が大幅規制緩和された農薬グリホサートで末期ガンになった患者が勝訴!とうとう裏付けられた農薬と発がん性の関係性。日本人もすでに危険に晒されている。今すぐ使用禁止を訴えよう!
それ以前からも、アレルギー、アルツハイマー病、自己免疫疾患、生殖障害など
多くの疾患との関連性が指摘されており、その安全性は信用できません。
MITが警告!
2025年にはグリホサートが原因で子供の半数が自閉症になる?
1970年代には、アメリカで自閉症の子どもは1万人に1人という割合であったのに対し、
2009年には100人に1人の子どもが自閉症の傾向を持っていたと言われています。
これについて、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究で、
このペースで自閉症の子どもが増えていくと、
今から約6年後の2025年には2人に1人が自閉症になると予想され、
しかもその原因はグリホサートだと発表されたのです。
引用:Science-Based Medicine
このグラフを見ると、自閉症の子どもの増加のグラフと、
グリホサートの使用量が驚くほど一致しているのがわかります。
グリホサートが自閉症を発生させるメカニズム
先ほどお伝えしたとおり、
グリホサートは植物の生長や生存に必要な酵素の働きを止めて代謝経路を阻害するのですが、
実は人間の体の中に存在する腸内細菌も、この代謝経路を持っています。
ということは、
グリホサートが人間の体内に入ると、腸内細菌叢を破壊し、
活動をストップさせることになります。
腸内の有用な細菌は死に絶え、
チロシン、トリプトファン、フェニルアラニンなどのアミノ酸や葉酸塩などを合成することができなくなり、
鉄分やマンガンなど多くの重要なミネラルも除去してしまいます。
妊娠前後の女性の葉酸不足は、赤ちゃんの二分脊椎症など脳や神経の先天性異常を持って
産まれてくる可能性が高くなることは以前の記事でお伝えしました。
★日本人女性の約7割は市販のサプリを飲んでも体内で活用できない? 厚生労働省やサプリメーカーに左右されず、安心して妊活・マタニティライフを過ごすには。
衝撃!
私たちは毎日グリホサート入り食品を口にしている?
グリホサートは、除草剤耐性のある遺伝子組み換え作物とセットで使われており、
しかも2017年12月、日本政府はどういうわけか除草剤グリホサートの残留基準値を大幅に緩和しました。
引用:厚労省:食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件について
改正後の残留許容量は、トウモロコシで改正前の5倍、小麦で6倍、ひまわりはなんと400倍!
モンサント社が、日本で安全性認可を得られたとしている作物はこちらです。
グリホサート耐性の大豆・トウモロコシ・なたね・てんさいが含まれます。
日本は世界の中でも遺伝子組み換え食品を最も多く輸入していると言われていますが、
一度自分の食べているものを振り返ってみてください。
ふわふわの食パン。コーンが原料のスナック菓子。しょうゆ。異性化糖液の入ったドリンク。醸造酢。
豚・牛・鶏肉はどうでしょう?どんな餌を食べているかは誰にもわかりません。
恐ろしいのは油です。大豆油、キャノーラ油はすでに蔓延しています。
料理用油に限らず、マヨネーズ、ドレッシング、お菓子、パン、ありとあらゆる食品に使われています。
カナダでは、市販食品の3割からグリホサートが検出されたというニュースがありました。
もしも仮に日本がこのような検査をしたとしても基準値そのものが緩いです。
引用:カナダ食品検査庁:市販食品の3割からグリホサートを検出
輸入食品だけではない!身近に蔓延するグリホサート。
また、グリホサートは輸入農産物だけの問題ではありません。
「私は食べ物に気をつけているから大丈夫」と思っていても、身近なところで当たり前に使われています。
高齢となった農家、あるいは除草の手間をかけたくない農家はグリホサートをまいています。
一般家庭の庭や菜園でも使われます。今では全国的に高齢者の一人暮らしも珍しくありませんので、
家庭菜園や庭の草取りは手動では無理です。
また、一般道路ではドライバーの視界をよくするためにグリホサートで簡単に道路の除草管理をしています。
草刈りに人件費もかからず、刈り残しもないので都合がいいんです。
なんと、学校や公園でも有害雑草の除去に使われます。
除草剤の害を知ろうとしなければ、こんなにも安易に使ってしまうのです。
一般に、農薬は広い範囲の環境で検出されており、
散布された場所から飛散・拡散していることがよくわかります。
土壌や食べ物に限らず、実は地下や川の水、雨や雪、空気中、あらゆるところに潜んでいます。
アメリカではオーガニック表示のある食品でも微量ながらグリホサートが検出された件も以前の記事でお伝えしました。
★2018年8月アメリカEWGから驚愕の最新情報。お子さんの朝食やおやつに欠かせないシリアルから大量の発がん性物質グリホサートが検出!
参照:日本モンサント「グリホサートはどのように使われるのか?」
グリホサートを含む水や土が、川や風などによって畑に運ばれてきたからです。
このように、現代に生きる私たちは、誰もが農薬に曝されています。
これでは、どんなに私たちが食生活に気をつけて食材選びをしていても、
自分の努力だけではどうにもなりません。
何か有効な対策は存在するのでしょうか。
母親がグリホサート農薬に曝されていても、
食事性葉酸の摂取で赤ちゃんの自閉症リスクが下がる可能性が!
カリフォルニア大学による最近の研究では、
体が本来の働きをしていれば、腸内細菌によって自然に葉酸塩が作られるので、
妊娠中であれば問題なく胎児は発達するのですが、
グリホサートによる葉酸欠乏状態になると、産まれてくる子供の自閉症のリスクが高くなることが証明されました。
また、この研究でさらに発見されたのは、
受精の時に葉酸(推奨量800μg)を摂っていれば、
産まれてくる子供の農薬関連の自閉症リスクを低下させるのに役立つ
ということです。
1日の推奨量の葉酸を摂取しておらず、かつ農薬に曝されていた女性は、
推奨量の葉酸を摂取していて、かつ農薬に曝されていなかった女性よりも、
ASD(自閉症スペクトラム障害)にかかる子供を産むリスクが明らかに高いのです。
出典:Mercola「葉酸塩は農薬関連の自閉症を軽減する可能性がある」
葉酸なら何でもいいわけではなかった。
人工的に作られた「合成葉酸」の摂取でも自閉症が増えている事実!
平成12年、厚労省は妊娠中の葉酸サプリメントの摂取を推奨しました。
脊椎の一部が正常に作られず、運動麻痺や感覚障害などを起こす二分脊椎症などの障害を予防するためです。
母子手帳にも記載されるようになり、全国の産婦人科でもパンフレットや
葉酸サプリのサンプルが配布されるなどして認知度が上がった結果、確かに二分脊椎症は大幅に減りました。
しかし、このグラフをご覧ください。
様々な国と年代の自閉症の発症率を調査したものです。
引用:分子栄養学実践講座
アメリカやイギリスを始め、欧米では日本よりずっと早い1990年代から
葉酸強化食品やサプリメントの摂取が推奨されていましたが、
そのあたりから「二分脊椎が発症する確率の低下」と「自閉症の発症率の上昇」が2つ同時に起こっているんです!
妊娠中に母親が葉酸を摂取することで、
本来なら死産や先天的異常で産まれてくる胎児がちゃんと産まれるようになったのは事実なんですが、
これは自然淘汰のあり方を変えてしまったとも言われています。
現在流通している葉酸サプリメントのほぼ100%が、
人工的に作られた「合成葉酸」です。
この合成葉酸は、摂取してからそのままでは体内で利用することができません。
この葉酸を、MTHFRという酵素によって活性化された「葉酸塩」に返還される必要があるのですが、
「葉酸を活性化できない遺伝子異常のある赤ちゃん」が多く産まれており、
産まれてから自閉症が発覚した赤ちゃんの多くが
この遺伝子異常を持っているということが近年の研究でわかってきました。
小さい子供が言葉を話せるようになるために、葉酸はとても大切な役割を担っています。
体内で活性化された葉酸塩によって、DNAが合成されたり、神経伝達物質が作られたりするのです。
葉酸が活性化されないと、神経伝達物質は作られません。
そうなると、子供の脳の発達が正常に進まず、言葉の習得が難しくなってしまいます。
これが、葉酸を活性化できない遺伝子変異と自閉症の強い結びつきを物語っています。
国は合成葉酸でよしとしていますが、自閉症との関連性は研究結果から言うまでもありません。
では、体内で活用できない合成葉酸を摂り続けた場合、自分の身体への影響はないのでしょうか?
出典:分子栄養学実践講座
自閉症リスクだけじゃない!
合成葉酸を摂りすぎることが危険な理由って?
以前の記事で、合成葉酸を摂取しても体内で利用されにくい日本人女性が多いことをお伝えしました。
★日本人女性の約7割は市販のサプリを飲んでも体内で活用できない? 厚生労働省やサプリメーカーに左右されず、安心して妊活・マタニティライフを過ごすには。
サプリとして飲んだ合成葉酸を活性させるための酵素や補酵素が十分ではない、あるいはうまく働かないという女性は、活性型葉酸(葉酸塩)が十分作られずに、未活性のままの葉酸がたまってしまいます。
活性型葉酸(葉酸塩)が働くためには葉酸結合蛋白(FBP)と言われるものが必要になるのですが、
合成葉酸サプリメントを摂った場合、体内の葉酸結合蛋白は激減することがわかっています。
これはつまり、葉酸の活性化がうまくいかない人が合成葉酸のサプリを摂取すると、
活性化葉酸の働きまで邪魔されてしまう恐れがあるということです。
活性型の葉酸塩が足りていれば正常な細胞分裂を助けることになってがん予防にも役立つのですが、
未活性である合成葉酸が体内にたまると、
デトックス能力が弱くなり、神経病やがんなど多くの慢性障害を引き起こす可能性があると
遺伝子関連疾患の世界的権威、自然療法医のベン・リンチ博士は述べています。
また、アメリカでは合成葉酸を強化した食品が多く販売されていますが、
その導入以来、結腸・直腸がんが増加しているという報告があります。
さらに、毎日合成葉酸サプリメントを摂っていたという閉経後の女性の血中には合成葉酸が残留していて、
その濃度が高い場合はナチュラルキラー(NK)細胞が減少しているという研究結果もあります。
人工的に作られた合成葉酸の身体への悪影響は、今後も解明されていく可能性が大いにあります。
葉酸が必要なのは妊娠前後だけじゃない。
すべての女性に必要な食事性葉酸
以上お伝えしてきたように、
日本で販売されているほとんどすべての葉酸サプリは「合成葉酸」であり、
身体への悪影響はまだまだ闇の部分が多いです。
赤ちゃんの健康を考えて飲んでいた合成葉酸サプリによって、
産まれてから赤ちゃんに病気が発覚する可能性もあるんです。
今では国の働きかけによって「妊娠前後に葉酸は必要」というのはとりあえず広く知られるところとなり、
胎内にいる赤ちゃんが二分脊椎症などの神経異常を持って産まれてくるのを防ぐことはできましたが、
国にそのあとの対策は何もありません。
妊活や妊娠という以前に、
結婚や妊娠はまだ考えていない段階の若い女性、
2人目、3人目を考えている女性はもちろんのこと、
あらゆる世代の女性に摂ってほしいのは、
体内で活性化されやすい「食事性葉酸」(葉酸塩)です。
この食事性葉酸は、医学会でも急に注目を浴びるようになっているそうで、
認知症・不眠・イライラ・うつ病・末端神経症・健忘症など、
あらゆる神経精神障害に効果が期待できるという報告があります。
つまり、
すべての世代が摂るべき栄養素であるとの認識が広がっているんです。
大切なのは、
普段の食事を整えることをベースに、合成ではなく「食事性葉酸」を摂取すること。
食事については、質の良い旬の野菜や果物、穀物を摂ること、
調味料や加工食品なども良質で添加物の心配のないものを選んでください。
前回の記事も参考にしてみてくださいね。
葉酸サプリメントの摂取については、
欧米では過剰摂取の不安のないDFE(食事性葉酸塩当量)ベースの基準に切り替えられているにもかかわらず、
日本は10年以上も方針を変えず、いまだに「合成葉酸」を推奨し、推奨摂取量も欧米の基準値を超えています。
国が動いてくれるのを待っていては遅いです。
自分の健康や赤ちゃんの健康を本当に守れるのは、自分だけです。
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引用:朝日新聞デジタル「うつ治療には葉酸?栄養学からもアプローチ」
引用:妊娠時だけでなく認知症予防にも? 「葉酸」の効果(AERA.dot)
体内で活性化しやすい、しかもオーガニックレモンが原料の「食事性葉酸」が摂れるサプリメントを選択しよう!
再度お伝えしますが、
現在日本で流通している葉酸サプリメントはほぼすべてが、
「体内で活性化しにくい合成葉酸」です。
これを摂れば確かに先天的な神経系疾患のある赤ちゃんが生まれるリスクは低下します。
しかし、
すべての女性、特に妊娠してもいいと考えている女性には絶対に、
「体内で活性化しやすく、食事に最も近く、安心な原材料の食事性葉酸」
を選択することをおすすめします。
IN YOUで扱っている葉酸サプリメントは、
日本初、合成添加物や余計な人工栄養を一切含まない、植物性・天然の葉酸サプリメントです。
正直言って、サプリメントを摂った効果というのは目に見えてわかりやすいものではありません。
しかし、「目に見えないもの」ほど大切にしてほしいです。
私たちの多くが目に見えないものを軽視しているので、
食べ物に含まれる農薬や添加物を気にせず、
危険な農薬が身近で使われていても気にせず、
あらゆることに関心を持たずに過ごし、
後になって、
「こんなはずじゃなかったのに…」
「なんで私たちがこんな目に…」
という取り返しのつかないような結果に陥りがちです。
でも、すべての原因は自分の中にあるもの。
自分や産まれてくる子供の健康を国任せ、他人任せにするのはやめて、
本当に必要な情報、必要な物は何かを立ち止まって考えるきっかけになれば幸いです。
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