洗濯機によっては23分の時短も可能！洗剤の裏技テクニック〜働く女性のオーガニック生活とHAPPI 洗濯の物語vol.04〜

IN YOU読者のみなさま、こんにちは！
氣功セラピストの根元 りなです。


IN YOUマーケットで話題になっている
完全オーガニックな洗濯洗剤 HAPPI を使い始めて4週間が経過しました！



最初は香りがないことに物足りなさを感じていましたが、
今はむしろ無いことに安心しています。

なんせ多くの柔軟仕上げ剤の香りは合成化学物質で、
身体に良くはないし、その物質が蓄積することでかえってゴワゴワになりますからね…

それに柔軟剤を使わなくなったことで、自然環境にもお財布にも優しくなりました！！


そんなHAPPI洗濯洗剤の話を友達としていて疑問に上がったのが、
配合されている

「有機ソープベリーナッツ」！




石けんの豆？？？

豆で洗うの・・・？？？


私も、最初は聞きなれない言葉に「？」でした。


しかし、ソープベリーナッツを調べてみると、
成分の良さはもちろん(これは使っているので実感しています！)、
愛する子供の衣類にはぜひとも使ってあげたいエピソードがありました。


今回は、このソープベリーナッツの洗剤としての驚きの凄さと
歴史的な背景に迫ってみます！！

ソープベリーナッツとは？

ソープベリーナッツは、一般的にはベリーを省いて「ソープナッツ」とも言われています。

日本語では「ムクロジ(無患子)」と呼ばれています。


茨城県及び新潟県以南の本州、四国及び九州の山地を原産とするムクロジ科の落葉高木。

日本以外では、チベットやネパールと接するあたりのヒマラヤ山脈やインドなどに分布しています。

果皮が薬用になる魔除けの霊力を持つ木としても伝えられ、
神社や公園を中心に植栽されているようです。

日本では平安時代から、髪や服などを洗う洗剤として使われてきたそうです。

ソープベリーナッツはお釈迦さまからの贈りもの

仏教の開祖であるお釈迦さまが書かれた経典の中に

「もし、煩悩・業苦を滅し去ろうと欲するなら、ムクロジの実、百八個を貫き通して輪を作り、
　それを常に持って行住坐臥に渡って一心に佛法僧三宝の名を唱えてムクロジの実を一つ繰り、
　また唱えて実を一つ繰るということを繰り返しなさい」

と、お釈迦さま自らがムクロジを108個をつないで数珠を作り、
薬師如来様・大日如来様や十大弟子に配ったと書かれてあるそうです。

ムクロジは数珠の起源になる神聖なものなのですね！

“無患子(ムクロジ)”の漢字の意味は？

ムクロジは漢字で「無患子」と書きます。

この漢字を分解すると、

無：無い
患：患う
子：子供

『子供が患わない』、つまり「子供が病気を患わないように」という思いが込められています。

この漢字を当てた人の、子供たちへの暖かい想いが伝わりますね！

羽子板の羽

ムクロジの種は、羽子板の羽の黒い部分に使われています。

羽根は、病気を運んでくる蚊の天敵であるトンボに似せて作られたそうです。

羽子つきは単なる遊びではなく「厄を跳ね除ける」という、子供の厄払いの意味もあるのですね。





そんな子供の厄除けのお守りのような役割があったムクロジは
『お釈迦さまからの贈りもの』と、大切にされきたのです。

知れば納得！
ソープベリーナッツの豆知識

ソープベリーナッツの果皮には「サポニン」という物質が多量に含まれています。
このソープベリーナッツについて、意外と知らない(だれも知らない）豆知識をご紹介します。

豆知識１：生薬として使われていた

現在では、サポニンが胃腸障害を起こす可能性があるとして服用はされていませんが、
かつて、ソープベリーナッツの果皮部分は「延命皮(えんめいひ)」として、
止血や消炎、滋養強壮の効果があるとされて使われていました。

豆知識２：殺菌効果がある

サポニンには殺菌効果があります。

そのため木に虫が寄り付かず、農薬などの化学薬品を一切使わずに育てることができることから、
環境への意識が高まるにつれて、欧米諸国のオーガニックショップでは注目されています。

この消炎・殺菌作用があることから、赤く腫れてジュクジュクした皮膚疾患が緩和された、
抜け毛やフケを予防できたというケースもあるようです。

(参照：無添加天然の石鹸ハーブ・リタ ソープナッツ)


HAPPI洗剤は、このサポニンが入っているから臭いもスッキリ落ちるのかもしれませんね！

豆知識３：主成分のサポニンは天然の界面活性剤

なぜ木の実で洗濯ができるのか不思議に思いますよね？

ソープベリーナッツに含まれているサポニンは界面活性剤として働いてくれます。
このため、水と混ぜて振ると泡立つ性質があります。


過去の記事でもご説明しましたが、
界面活性剤とは、洗濯用洗剤はもちろん食器用洗剤などの、
皮脂や油汚れを落とすのに必要な洗剤に使われています。
(参照：日本界面活性剤工業会)

化学的に合成された界面活性剤は、洗濯が終わっても機能を失われず、
自然界でもなかなか分解されないため海洋汚染の原因の一つとなっています。


一方で、もともと自然界のものであるサポニンは、
水の中や日光によって自然に界面活性の力が分解され、失われていきます。

自然に優しいことはもちろん、衣類にも残らないため経皮毒の心配がなく、
お肌が弱い方やアトピー、赤ちゃんなどの敏感肌の方に安心してご使用いただけるのです。


1800年代から、海外から輸入された安価で洗浄力の高い合成洗剤が一般的になりましたが、
日本では昭和初期までは石鹸やシャンプー代わりに使われていたそうです。

しかし、最近は国内でも「自然に優しいエコ洗剤」として注目されつつあるようです。

豆知識４：土壌を改善してくれる

泡立たなくなったソープベリーナッツは、肥料として土に還すこともできます。

特に土に埋めたり混ぜたりすることなく、植物の根元にそのまま置いておくだけで肥料となるそうです。

そのワケはサポニン。

サポニンには微生物を活性化させたり、土壌を改善させる作用があります。

ですので、使い終わったら鉢植えやガーデニングに再利用すればゴミにもならない、とってもエコなものなのです。

HAPPI洗濯洗剤は、
ソープベリーナッツが超濃縮されている！

ソープベリーナッツの洗浄力は、市販されている合成洗剤の50%ほどと言われていますが、
HAPPI洗濯洗剤に配合されているソープベリーナッツは超濃縮されています。

そのため、1回あたり8kgに対して小さじ半分で充分なのです。

そして濃縮にしているから、パッケージもコンパクトにすることができ、
輸送にかかるエネルギーを削減できるのです。

洗濯時間が短くなった訳

サポニンは泡立つはずなのですが、濃縮の過程で何かが変わるのか、
HAPPI洗濯洗剤はなぜか泡立ちません。



違う日に洗いの途中を見てみなしたが、やっぱり泡立ちません…



合成化学洗剤のモコモコの泡立ちに見慣れている私としては、
最初は、ちゃんと汚れが落ちるのか不安で仕方がありませんでしたが、
ビックリするくらい綺麗に落ちてくれているので安心しています！


そこで、ふと気になったのが洗濯機についている『濃縮バブル洗浄』。



泡が立たないということは、、、

この機能、いらないよね？？？

というわけで外してみたところ、我が家の洗濯機では、



◻︎ 洗い：12分が9分に削減！
◻︎ すすぎ：3回が2回に削減！

すすぎは1回あたり10分ほどなので、合計13分ほど短く済んでいます！

幼稚園に送迎しているワーキングママにとって、この13分はとっても大きい！


さらに思ったのですが、
完全オーガニックのHAPPIには市販の洗濯洗剤のように残って悪いような合成化学物質が入っていないから、
すすぎは1回でいいのではないかとも考えています。

そうすると、単純計算で23分ほど時短になりますね！！

次回の洗濯で、しっかり汚れが落ちるかも含めて検証します！




子供の健康を願うムクロジ(無患子)が入った、とってもエコなHAPPI洗剤、
多くの子育て中のママさんたちに実感していただけたら嬉しいです！

最後まで読んでくださってありがとうございました！

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