トラウマが引き起こす7つの状態とは| 自分のペースで行える、トラウマを克服するナチュラルなイメージ方法4選
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あなたにはトラウマがありますか?
長く生きていればいるほど様々な経験をするので、
辛い思い出やトラウマも増えていきますよね。
トラウマに囚われた生活を続けている・・・
という方も少なくないのではないでしょうか?
私たち人間は様々な経験を重ねることで、価値観や思考を作っていきます。
トラウマは心的外傷と呼ばれ、
肉体や精神が衝撃を受けることで思考へとネガティブな影響を及ぼし、
長くに渡ってそれにとらわれてしまいます。
このトラウマは、恋愛から金銭面まであらゆる場面において悪影響を及ぼすため、
様々なことがうまくいかなくなります。
トラウマが癒えない限り同じような失敗を繰り返すことが大半のようなので、
どこかでこの連鎖を止めるべきなのです。
今回はそんなトラウマによる苦痛や、
トラウマを自分で癒すための方法などをお教えしていきたいと思います。
トラウマとは?失敗がトラウマとなることも
外傷(トラウマ)体験とは、自然災害、戦争などの社会的不安、
事故や犯罪被害や虐待・暴力などの生命の危機、大切な人や物の喪失など、
本人の生命や存在・人生や人間関係において強く衝撃をもたらす出来事によるショックな体験のことです。
この外傷(トラウマ)体験により精神が変調をきたすことを『トラウマ反応』と呼び、
一時的なもので済む人も多くいますが、
中にはPTSD(外傷後ストレス障害)という精神的後遺症を発症してしまう人もいます。
なぜ後遺症の発症があったりなかったり、
トラウマ反応が起こったり起こらなかったり、また人により違ったトラウマ反応が生じたりするのでしょうか?
それはある人にとっては気にも止めない小さな失敗でも、
別の人にとっては大きな事故として受け止められるからです。
つまり、受け止め方や認識により違いが生じるというわけです。
更にトラウマは、後の生活や心身にこのような影響までも及ぼすこともあります。
トラウマによる社会生活への適応困難
・ショックな体験や出来事(外傷体験)を受け止められず感情を自身でコントロールできないことから、自分自身への信頼感が失われてしまう。
・他人の助けは役に立たないように思え、怒りなどをぶつけ助けをはね除けてしまう。
・家庭などの問題から生活に追われた場合、
人との付き合いを持つ余裕などなくなり、誰もこの心境をわかり得ないと孤独になる。
トラウマによる精神疾患
・生活環境によるストレスが重なると、うつ病や不安障害、強迫性障害やパニック障害などの精神疾患を生じさせてしまうこともあります。
・うつ病などの精心疾患は、更なる睡眠障害や摂食障害などを伴うことも多く、
悲観や自罰の末に思いつめて自殺に至ることまでもあります。
トラウマによる依存症
逃れられない苦しみから、アルコール・煙草・薬・ギャンブルなどへ逃避し、これらに依存しやすくなります。また、子供にとっては虐待やいじめなどの人に対す信頼を失う体験や出来事によるトラウマは、
その後の人生で長らくに渡り大きな悪影響を及ぼすことがあるのも非常に恐ろしいところです。
トラウマを思い出すと泣くような現象とは?
人間はトラウマになるほどのショックな体験や出来事があった場合、
かなり時間が経過したにも関わらず意思とは関係なく
その場の光景や感情がなどが鮮明によみがえることがあり、これを『外傷の再体験』と呼びます。
周りから見れば何の前触れもない場合でも、
本人は苦しい記憶の鮮明なよみがえりに激しく混乱し、突然泣き出したり過呼吸をおこすほどに至ることもあります。
外傷の再体験は以下のように、
日中のみならず夢にまでも現れて本人を追い詰めることもあります。
トラウマによるフラッシュバック
多くはショックな出来事を思わせる何らかの刺激が引き金になって、突然として当時の感情や身体感覚がよみがえります。
トラウマによる悪夢
ショックな出来事そのものや関連した悪夢を何度も見てしまい、それを避けるためについには眠れなくなってしまいます。
トラウマによる子供の遊び
子供の場合は『~ごっこ』といった遊びにして、ショックな体験や出来事を再演することもあります。これは不安や恐怖などが継続していることの現れであり、
再演すること自体が苦痛にもなっているため注意が必要です。
また、この外傷の再体験により、
交感神経系などが過剰に活動して『過覚醒』と呼ぶ以下のような症状による緊張状態が続いてしまうこともあります。
・不眠
・神経が過敏になる
・イライラする
・怒りっぽくなる
・集中力低下
・落ち着かない
・過剰な注意や用心
・常時の怯え
・刺激に対する過敏な反応や驚き
このような状態は心身ともに体力を消耗させる上、
人間関係や生活がうまくいかなくなるといった様々面へもどんどん影響を及ぼしていきます。
思い出せないトラウマ
記憶の一部が辛すぎるゆえに生きて行く上で極端に支障をきたす場合は、
その一部の記憶だけを思い出せなくなる場合もあります。
これはその記憶を一部的に抑えることで生きていきやすくするための
自己防衛反応のように考えられていますが、何かをきっかけに急に回復してしまう場合もあるようです。
また、外傷の再体験・過覚醒などを避けようとするための反応で、
・表情の豊かさがなくなる
・話をしなくなり引っ込みがちになる
・記憶や集中が低下する
・趣味、仕事への関心が低くなる
このように様々な機能の低下や感情の麻痺が見られることもあり、
更には食事など生活する上での基本的な活動もできなくなって
どんどん体が衰弱してしまうことをもあるので甘く見てはいけません。
トラウマを消す薬がある!?
現在日本において、PTSDに効果が期待できるとされ
精神科などの医療機関で処方されているお薬は確かに、存在します。
うつ病については、医師と相談の上で必要に応じて薬を服用される方もいますが、
一方で、「感情をコントロールする薬」というだけあり副作用は喉の渇きなどにとどまらず、
人によりかなり辛い症状が出ることもあることや依存要素もあり、リスクが多いのが実情です。
実際、薬を服用をしていた私の友人も、見ていられなくなるほどの
副作用によるけいれんや不眠・体重増加などに深く悩み苦しんでいました。
また、服用を止めた途端に自殺念慮が増したり未遂を図るといった報告も実際にあるようで、
感情の浮き沈みが激しくなる傾向もあるようです。
こうした様々なリスクをじゅうぶんに知った上で最終手段として
必要かどうかを検討の上慎重に選択する必要がありますし、安易に使うようなものでは当然ありません。
薬物治療は、自然な治療方法とはかけ離れているので、
摂取を避けることができるならば、それに越したことはないでしょう。
では医療機関での薬物治療以外に、
自身でトラウマ解消のための一歩を踏み出すためにできることは何もないのかというと、そうではありません。
トラウマを克服するための、薬物を使わないナチュラルなイメージ方法!
トラウマの解消方法として有名なものの中には、
ショックな体験をあえて鮮明に思い出して耐える方法などもあります。
しかしこれは途中で止めたりすると効果がないと言われており、
一人で行うには少しハードルが高く危険です。
しかし 『イメージ』を利用したトレーニングだと途中でストップができ、
マイペースに実践できるので無理なく行えます。
今回はそのような方法をご紹介しますが、
リラックスして行い、辛くなったら無理せず止めて、くれぐれもご注意くださいね。
トラウマのイメージを変える
まずはトラウマとなった過去の体験に出てくる怖い人物や景色を可愛らしいものややわらかい音楽などでアレンジして、自分の中のトラウマのイメージを変えてしまう方法です。
目を閉じてリラックスした状態で、アレンジを加えてトラウマ体験を思い出します。
トラウマを作るような暴言を吐いた酷い上司や小さな自分を殴った怖い親は、
ふわふわで優しい顔をしたウサギさんに変えて。
目撃してショックだった事故現場には優しい色の毛布を敷いたり、
眠くなるようなゆったりした曲やコミカルなBGMなんかを流してみるのはどうでしょう。
いかにゆるくやわらかい状況にすり替えてしまうかがポイントとなり、
これによって深刻化していた出来事がやわらかに感じられるようになると成功です。
トラウマによる恐怖症への対策
次はトラウマ体験によって、怖くて行えなくなっていることを少しずつイメージリハーサルする方法です。
落ち着ける空間にゆったり座って目を閉じ深呼吸を繰り返し、リラックス状態をつくります。
イメージの中でトラウマによって
『怖くてできないこと』(人と話す、電車に乗る…など)をリハーサルしましょう。
もし途中で不安になったり苦しくなったときは、目を開けてすぐに現実に戻るようにしましょう。
またリラックスして深呼吸を繰り返した後に落ち着いてもう一度リハーサル…
苦しくなれば目を開けるを繰り返し、うまくいくようになるまで無理なくマイペースにトレーニングをしましょう!!
恋愛のトラウマも克服できる!?
次は過去の体験を過去のものとして俯瞰し、それを認識するための方法です。
こちらもリラックス状態で目を閉じて始めましょう。
まず、あなたが映画館のスクリーンを一番後ろの客席にて眺めていることをイメージし、
更に客席のあなたを残しあなたの中身は映写室へと移動してトラウマ体験前の自分を思い出します。
そのスクリーン上に過去のあなたのトラウマ体験が映し出されているところと、
それを眺める客席のあなたを一緒に映写室から眺め俯瞰している自分をイメージします。
トラウマ体験の上映が終わると倍以上の速度で巻き戻して最初のシーンで止め、
もう一度再生しているところを俯瞰する自分をイメージし、
上映が終わると再び巻き戻して最初のシーンの静止画にしましょう。
ここで映写室の自分から観ていたスクリーン内の過去の自分に対し、
・気付いたこと
・言いたいこと
・学んだと思うこと
などを伝えにスクリーン内の自分の中へ伝えに行くイメージをします。
伝え終えたらスクリーン内の自分の中にいるままで体験をもう一度再生して、
終わったら巻き戻して楽しい音楽を流すイメージを。
最初のシーンで静止したら客席の自分に戻り
上映を終えた真っ白なスクリーンを眺めるイメージで終わります。
私の知人はこの方法の繰り返しによって、
とても辛かった恋愛のトラウマを克服できたと語っていました。
自分の中身は映写室にいる設定なので、
辛くなったらいつでも停止できるのがいいところですよね。
トラウマ治療のポイントは今に目を向けること!!
トラウマの解消方法は様々ありますが、それを過去のこととして俯瞰し、今に目を向けることが大切です。
苦しかった過去があっても、今の自分がそれを受け入れ許してあげること。
そして今の自分をいかに幸せにしてあげるかを一番に考えることです。
まず何をしたらよいか解らないときは、
ベッドタイムの充実から始めてみるのはどうでしょう??
自分にも環境にも優しいオーガニックコットンのパジャマを身に惑ったり、
オーガニックコットンのシーツに身を委ねて眠る夜は少し特別ですし、
朝目覚めたときも自分が労られるべき特別な存在だと実感できることでしょう。
パジャマやシーツからが難しいのであれば、
私の場合は毎朝・毎晩と触れる洗面所のタオルやバスマットを
オーガニック素材のものに変えてみただけでも不思議と生活の質がぐんと上がりました。
過去と今のナチュラルな自分を徹底的な優しさで労り、
今やこれからの幸せな自分をつくっていく方法を一番に考えてあげてくださいね。
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