男性でも冷え性増加中?|冷えが深刻な男性にオススメしたい極寒のヨーロッパから学ぶ6つの冷え対策
もうすぐ肌寒くなってくる季節ですが、
毎年冬の寒さが辛くなってくる方はいらっしゃいませんか?
特に痩せている方は、寒ければお腹を壊したり、すぐに風邪にかかったりしませんか。
これまでは、男性よりも女性の方が熱量を作る筋肉が少なかったり、
月経などの理由から冷え性になる傾向が高いと言われていましたが、
近年は、ストレスや運動不足から男性も筋肉が減り、冷えに悩む人が増えているそうです。(※1)
私自身も、35歳になってから、
寒い冬に外に出るとお腹を壊したり、
ますます寒さが辛く感じております。
そんな方へ、冬も清々しく過ごすために、
日本より寒いヨーロッパから、じんわりと体を温めてくれる、寒さ対策のヒントをご紹介します!
ヨーロッパの冷え対策・寒さ対策はどんなもの?
1、スパイスで体を温める
スパイスというと、東南アジアやインドを想像しますが、
ヨーロッパでも古くから体を温めるために使われてきたもののひとつ。
シナモン
ケーキやパンケーキ、ココアや紅茶、カプチーノに使われるシナモン。紀元前、エジプトでは防腐剤として使われ、
中国や日本でも8世紀には薬としても使われるようになりました。
元々は熱帯地域のものですが、インドではチャイに欠かせないスパイスで、
ヨーロッパでもアップルパイやグリューワイン(ホットワイン)にも欠かせません。
粉状のシナモンは、よくカフェでも見かけるシナモンの樹皮を粉状にしたもの。
シナモンの樹皮を乾燥させて作られています。
シナモンに含まれるニッケイという成分が、体を温める成分として知られ、漢方でも利用されています。
しょうが(ジンジャー)
しょうがも、インドやヨーロッパで紀元前から薬や保存剤として使われてきた食べ物。
熱帯アジアが産地と言われているため、ヨーロッパでは乾燥させたしょうがが使われるのが一般的。
代表的なのは、ジンジャーブレッドとジンジャークッキー。
クリスマスマーケットで、天使やツリーなど、
様々な形のジンジャークッキーを思い出される方も多いかもしれません。
ヨーロッパでも、ジンジャーティーとしても、一般的に広まっています。
甘味としてだけではなく発汗作用があるため、
生薬として風邪のひきはじめに体を温めるためにも利用されています。
にんにく
にんにくも古来から薬として使われてきた代表格。今でもサプリメントに使用されたり、健康食品に利用されているのは読者の皆様にとっても馴染みがあるのではないでしょうか。
ビタミンB1の吸収を促してくれるほか、新陳代謝を高めてくれます。
ヨーロッパではイタリア料理やフランス料理に使われるのは周知の通り。
疲労回復効果があると言われるビタミンB1のほか、
殺菌作用があると言われるアリシン、
新陳代謝を活発してくれるスコルジニンが特徴です。
これらが体を活性化させるため、冷え対策が期待できます。
2、メディカルハーブで体を温める
クレオパトラも愛飲していたと言われるハーブティー。
ヨーロッパではちょっとした風邪はハーブティーで治してしまうのは特別なことではありません。
どこの家にも、いくつかの違う効果のあるハーブティーを常備しているもの。
いくつかをブレンドして飲むこともできるので、
エストニア・タリンにある、ヨーロッパ最古の薬局でも独自のブレンドのメディカルハーブを販売しています。
タイム
ハーブティーとしてや、クラムチャウダーの香りづけにも使われるタイムも、古くから風邪に対しての薬としても使われてきました。
殺菌効果や防腐効果もあると言われています。
疲労回復効果も期待できるため、
寒くなって固まった体を緩和したり、
緊張した体をほぐしてくれると言われています。
サフラワー
血行を良くし、冷えを改善することから、生理痛などにも効果があると言われています。
漢方でも、ヨーロッパのメディカルハーブ同様の用途で使用されています。
アンジェリカ
ヨーロッパに自生するアンジェリカ(天使の根という語源)も、
サフラワー同様血行を良くする効果があると言われています。
体力の衰えにも効果が期待できます。
3、サウナで体を温める
2000年もの歴史があるとされるヨーロッパのサウナ文化。
特に北欧やドイツではサウナは、国民のみならず観光地としても人気。
フィンランドでは国民的慣習で、
インテリア雑貨ショップでも、バスブラシや木製のバケツなどサウナアイテムもよく見かけます。
入るだけで血流が良くなり、体が温まるのは言うまでもありません。
また、日本ほど湯船に浸かる文化が発展している国はないのではないでしょうか。
体を温めるには、よく言われる半身浴も効果的です。
4、あったか料理で体を温める
ボルシチ
ヨーロッパはロシアの鍋料理、ボルシチ。一般的に赤い野菜は体を温めると言われますが、
ボルシチに含まれるビーツも、血流効果による冷え対策が期待できる赤い野菜。
血行を良くすることから血栓を防ぐこともできると期待されています。
5、あったかドリンクで体を温める
グリューワイン
日本では「ホットワイン」と呼ばれる、スパイスを入れた温かいワインのこと。日本でも寒くなった時に飲む方も多いのではないでしょうか。
11月の後半頃からヨーロッパ各地で始まるクリスマスマーケットやカフェ、レストランでいただけるクリスマスには欠かせない飲み物。
先述したシナモンやタイム、オレンジピールや、クローブとシロップや砂糖をワインに加えて温めます。
ココア
ファーマーズマーケット、アンティークマーケット、そしてクリスマスマーケットに欠かせないのがココア。
有名なカカオポリフェノールは血流をよくするといわれ、ウォーミングアップのような働きをするとも言われています。(※2)
6、湯たんぽで体を温める
湯たんぽも実はヨーロッパでも人気。
エコなことも支持され、
今ではかわいいカバーの湯たんぽもたくさん登場しています。
電気毛布やヒーターのように一度に体を熱くするのではなく、
じんわりと温めてくれることで知られています。
電気毛布とは違い、体を部分的に温めることから、じわじわと温めてくれます。
電気毛布は気がついたら汗をかいていて、かえって寒くなった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もそのような経験がありましたが、
それに加えて電気毛布を使うことが当たり前になってしまったため、
かえって電気毛布を使わない時に「自分で体を温める力」が減ったことを実感しました。
それ以来、電気毛布は使用していません。
ヨーロッパの冷え対策・まとめ
極寒の地ヨーロッパですので、冷え対策にもさまざまな方法があることが
おわかりいただけたと思います。
特に、ハーブというと日本では「癒し」や「リラックス」というイメージが先行していますが、
ヨーロッパでは「メディカル」というだけあって、
不調を改善する方法の1つとして、しっかりと暮らしに溶け込んでいるようです。
このようなヨーロッパの冷え対策の知恵!
ぜひ日本でも取り入れて、じんわりと体を温めて冬を乗り越えてください。
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(参考)
※1:「男性の冷え性が増えている!?」
※2:「ココアに7つの健康効果冷え解消や筋力アップにも」日経スタイル
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