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免疫とは何かを知らずして免疫力は上げられない。一見難しい仕組みを予防医学指導士がわかりやすく解説します!

免疫とは何かを知らずして免疫力は上げられない。一見難しい仕組みを予防医学指導士がわかりやすく解説します!


コロナをきっかけに、ワクチンや治療薬だけに頼るのではなく、
根本的に免疫力をあげたいという意識が高まっています。

免疫を上げるための食事法や生活習慣は、
この世の中に多く存在していますが、

「実践しても、すぐに効果が実感できない」
「自分にあっているのかわからない」

私の開催している講座やカウンセリングでは、
よくそんなお声をいただきます。

今回は「免疫細胞」にスポットを当て、
あなたが免疫力をあげるために普段から気をつけていることが
実際に「免疫細胞」が元気になることに繋がっているのか、
一緒に考えていきましょう!

免疫力を上げて自分の体は自分で守る!枝葉の情報だけでは健康は守れない


コロナと共存する生活にも慣れてきた今日この頃。

慣れたからこそ、気づかないストレスが
心身に蓄積している事を感じています。

おそらく、多くの方が免疫力を上げることの
必要性を感じていると思います。

今、一番私が心配しているのは、
「子供の免疫」についてです。

成長過程で、免疫を獲得していき
健康なカラダを手に入れる私たち。

これだけ、除菌・除菌・除菌
そして、マスクやソーシャルディスタンスで
予防をしていては、
本来獲得するはずのウィルスとも
お友達になれない可能性があります。


そうこうしている間に子供たちは大人になり、
本来作られるべき抗体が作られていなかったとすれば、
一体どうなるでしょうか。

大人になれば、ただでさえ子供の時よりも
免疫力が落ちると言われているのに、
今の子供たちが大人になった時には
果たして健康でいられるのでしょうか。

個人的に、そんな心配をしています。


そして、日常には菌やウイルスが溢れていて、

「世の中は危険な場所」

そんな風に子供たちの潜在意識に刻まれないか。

今の子供たちが大人になった時に、
どんな社会を作っていくのだろう。
そんなことを、ふと考えます。


多くの専門家が主張しているように、
今後もコロナのような未知のウィルスは現れます。

そして、耐性菌の問題も忘れてはいけません。

耐性菌に対して何の対策もしない場合、
本来薬で助かるはずの命を助けることができず、
世界で年間1000万人の命が失われる時代がやってくると言われています。

*耐性菌とは、進化を遂げ薬が効かなくなった菌のこと


そんな時代に向けて私たちができることは、

免疫の仕組みを知り、
どうやったら免疫細胞達が活躍できるのか。


ということです。


地球上から菌やウイルスをなくすことはできません。

もしもこの世の中から
菌やウイルスがなくなる時代が来るとしたら、
それは人類滅亡の時でしょう。

小さな小さな彼らと共存することで
繁栄してきた私たち。

彼らに怯え、排除するだけではなく、
私たちは何が出来るのかを考えていかなくてはいけません。
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免疫力をあげる=腸内環境を整えること?


近年では、

免疫力=腸内環境

という図式が定着してきたように思います。


ご存知の通り、免疫細胞の7割が腸内に存在します。
外からの外敵を体内に入れないため、活躍してくれています。
ですから、腸内環境を整える事が
外敵と戦えるカラダになる近道であることに
違いはありません。


腸内環境についての詳しい内容については
他の記事に譲るとして
今回は、腸内でも活躍している免疫の仕組みを
お伝えしていきたいと思います。


免疫細胞たちはプロフェッショナル集団


免疫の仕組みについては、
全てが解明されているわけではありません。

そして、免疫の働きはとても複雑です。


一番知っていただきたいことは、

免疫細胞達は、それぞれの個性を生かし、
私たちの体を日々守ってくれている
ということです。

全ての免疫細胞について、
ご紹介することはできませんが、
主な免疫細胞達をご紹介したいと思います。


免疫細胞たちには、それぞれ自分の仕事をする場所がある

まず、免疫細胞達は、それぞれの仕事場があります。

血管の中・血管の外。

それぞれに役割があり、彼らは協力し合って働いています。

血管の中で働いている細胞達は
【チーム白血球】として、
それぞれの能力を発揮しながら外敵と戦います。

チーム白血球の主なメンバー


1、切り込み隊長 好中球
白血球のうちの50%~60%。
外から入ってきた細菌など、
異物が体内で認識されると最速でかけつける。
血管の外にも行くことができる。

2:寄生虫はお任せ 好酸球
白血球のうちの2~5%
寄生虫に対して働くのが主な仕事

3:謎多き少数派 好塩基球
白血球のうちの1%以下
まだどんな役割をしているのか、はっきりわかっていない。


チーム白血球の中のリンパ部隊


白血球のうちの20%~40%とも言われる、
リンパ部隊です。

1:攻撃専門 キラーT細胞
リンパ球の中で一番外殺傷能力が高い

2:ブレーキ担当 制御性T細胞
外敵とは戦わず、免疫細胞達を調整し、彼らの暴走を防ぐ

3:戦略はお任せ ヘルパーT細胞
マクロファージや樹状細胞から外敵がやってきた報告を受ける。
それを元にどう敵と戦うかを考える司令塔的存在。

4:抗体放出 B細胞
抗体の準備をしなくてはいけないので、
他の免疫よりも少し遅れて現場へやってきます。
抗体を出せるのはB細胞だけ。

5:B細胞のパートナー 記憶細胞
以前に戦った敵のデータを持っています。
2回目に入ってきた時に、このデータをB細胞に
教えてあげます。

6:誰の命令も受けない俺流 NK細胞
全身をパトロールし、ヘルパーT細胞の司令がなくても、
敵を見つけて戦います。

疑わしいやつは全部やっつける殺し屋。
ストレスには弱いという弱点も持ち合わせています。


血管の外の部隊


白血球内の3~6%と言われる部隊です。

1:変身が得意なオールマイティ戦士 単球
単球は白血球の中で一番大きく、
戦闘能力も高く、敵の情報も味方に伝える。
血管の外に出ると、
マクロファージ・樹状細胞に変身する。

2:一人で何役もこなす食いしん坊 マクロファージ
病原菌だけでなく、老廃物も食べてしまう食いしん坊。
外敵の正体がわかるとヘルパーT細胞へ連絡する。
赤血球の赤ちゃんを育てる役割もある。
骨髄や組織のなかで働く。

3:裏方に徹する縁の下の力持ち 樹状細胞
病原体を見分け、悪い物質だと判断したら
ヘルパーT細胞に情報を伝達する。
マクロファージの役割と似ているが、
活躍する場所が違う。
樹上細胞は鼻・皮膚・腸・肺など外と接触しやすい場所にいる。

4:アレルギー反応を起こす マスト細胞
単球ではなく血管の外にいる。
血管の周りや鼻・気管支近くにいることが多い。
花粉などの抗原が体内に入ってくると、
マスト細胞の周りにIgE抗体ができ、
IgEと抗原が結びつくと、ヒスタミンという
アレルギー症状を誘発させる神経伝達物質を出す。


いかがでしょうか。

免疫細胞たちはそれぞれ個性があり、連携プレーで
私たちの体を外敵から守ってくれている様子を
イメージすることはできましたでしょうか。

自分の体の中で起こっていることを、
わかりやすくイメージできるようになることは、
とても大切なことだと思います。

免疫とは、自己と非自己を分けること


臓器移植がとても難しいことは、
皆さまもご存知だと思います。

自分以外の臓器が身体に入ってきた場合、
それを「異物」とみなし、免疫細胞達は
臓器を攻撃します。
この働きがあるため、移植が難しいのです。

「自分以外の存在を受け入れる事は危険。」

外敵の侵入を許せば、外敵に体が占拠されてしまうからです。

でも、不思議ではないですか?

私たちは、日々発酵食品などで菌を取り入れていますし、
体の中には100兆個を超える細菌がいると言われています。

その細菌は免疫細胞の敵になることはありませんよね。

それに、移植された細胞は危険なのに、
自分の細胞はどうして危険ではないとわかるのでしょうか?

体はどうやって、自己と非自己を見分けているのでしょうか。


カラダには免疫細胞の学校がある


心臓にぺたりとくっついた「胸腺」という臓器があります。
ここが、免疫細胞の学校です。

全ての免疫細胞達が入学するのではなく、
T細胞たちが入学し、学校で学び卒業します。

難関の卒業テストを合格したT細胞だけが、
卒業し免疫細胞として働くことができます。


胸腺の入学希望者が多いのは、
生後~思春期まで。

この頃は、学校も大きくなくては生徒を受け入れられないので、
胸腺も30g~40gまで大きくなります。

その後、生徒が少なくなるにつれて、
学校が廃校になるように、
胸腺の大きさもどんどん小さくなっていきます。

胸腺学校で何を学ぶのか


T細胞達は胸腺学校で何を学ぶのか。
(正確にはこの時点ではT細胞ではなく、T細胞の前駆細胞と呼ばれる細胞です)
順を追ってご説明いたします。

①まずは「自分」を知る

俺はT細胞なんだな。ということを学びます。

自分が分からなくては、自分以外を敵と認識することは
出来ませんよね。

ストローマ細胞先生が
色々な信号を出してくれて学びます。

自分が分かったら
「俺ヘルパーT細胞になろうかな」
「私はキラーT細胞になるわ!」とおおよその進路が決まります。


②もともと自分の体にあるタンパク質をスルー出来るかどうか

自分以外の細胞を全て攻撃してしまうと、
危険ですよね。

セカンドステップでは
樹状細胞先生が色々なタンパク質を出してきます。

自分の体のタンパク質を攻撃したT細胞は
そこでアウト!!
卒業することはできません。

樹状細胞先生のテストに全て合格したエリートだけが
胸腺学校を卒業することができるのです。

卒業できるのはたった1%、
狭き門です。


さて、「胸腺学校」のイメージはできたでしょうか。

胸腺が思春期をピークに退縮していくことは、
とても興味深い事です。

「自分」が分からなければ、「他人」はわからない。

実は、
自分と、自分以外の物を判別する能力こそが、免疫なのです。

免疫力向上のために白血球を元気にする方法は?


残念ながら一般には、
白血球を増加させるような食事法はないと言われています。

しかし、どの病気にも言えることですが、
病気に負けない身体を作る基本は、
「健康的な食事」です。


何か特定の食事法を実践したからと言って、
白血球だけが元気になるとか、特定の不調が改善されるといった
都合のいい方法があるわけではないのです。

添加物や農薬などで栄養が失われたような食品ではなく、
心と身体にとって本当に必要な食品とは何かを考え、
意識して摂るようにすることこそ、
これまでお伝えしてきた免疫の仕組みを整えていく上で
非常に大切なことです。

健康な血液を作り出す助けとして、
以下の食材のうち、質のよいものを摂ってみてください。

◆ビタミンB12:しじみ、焼きのり、レバー、アサリ等
◆ビタミンB6:レバー、マグロ、きな粉、アマランサス等
◆葉酸:レバー、枝豆、モロヘイヤ、パセリ等



もしもあなたの体内にいる免疫細胞たちの多くが年老いていれば、
外から侵入してきた敵と戦えないことは、
容易に想像できると思います。

代謝をアップさせ、より元気な免疫細胞たちに
活躍してもらわなくてはいけません。

そのためには、

◆添加物を控えた食事
◆7時間ほどの睡眠
◆適度な運動
◆入浴


といった、基本的なことがベースになります。
基本的とはいえ、実際にこれらを実践できている人は
案外少ないものです。

体内の免疫細胞たちが戦いやすい環境を作れるのは、
あなた自身しかいないのです。


いかがでしたでしょうか。

とても複雑で、奥が深い免疫のお話。

体の中で起こっていることがイメージしやすくなることで、
今後の皆さんの健康に役立てていただければ幸いです。

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参考文献:
「免疫の意味論」多田富雄著・青土社
「はたらく細胞」はたらく細胞製作委員会・講談社


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