研磨剤入りの歯磨き粉が知覚過敏の原因に？自然由来成分の歯磨き粉を使ったら劇的に歯が健康になった私の驚きの体験談

「冷たいものが歯にしみる」
「歯ブラシの毛先があたると痛い」
「風が当たると痛い」


虫歯ではないのにこのような症状があるとしたら、知覚過敏です。

知覚過敏の原因はさまざまですが、実は間違った歯の磨き方や市販の歯磨き粉の研磨剤が関係していることはご存知でしょうか？

実際に私も以前は市販の歯磨き粉を使って、間違った歯の磨き方をしていました。

すると次第に知覚過敏に悩まされるようになりました。

ですが、市販の歯磨き粉から自然由来成分の歯磨き粉に変えてから、なんと知覚過敏の症状が治まったのです。

そこで、今回は意外と知らない市販の歯磨き粉の落とし穴と自然由来成分の歯磨き粉のメリットについてご紹介します。

これを知っているだけで知覚過敏のリスクをぐっと下げることができます！

ぜひ、最後まで読んでくださいね。

もはや現代病。日本人の4人に1人が歯の知覚過敏に悩まされている

現在、日本人の4人に1人が知覚過敏に悩まされているといわれています。

もはや、現代病といっても過言ではないでしょう。

しかも、ある製薬会社の調べによると初めて知覚過敏を感じたのは平均して「22歳」であり、その7割が防ぐための「対策をしていない」といいます。

参考：https://japan.cnet.com/release/30004863/、http://www.osakadent-dousou.jp/data/rep191_2.pdf

そもそも知覚過敏とは？

知覚過敏とは、正式には「象牙質知覚過敏」と呼ばれています。

歯の頭の部分はエナメル質という非常に硬い素材で覆われていて、その中に感じた刺激を神経に伝える象牙質があります。

なんらかの原因によりが歯茎（歯根）がむき出しになることで、知覚過敏が起こるといわれています。

虫歯やその他に異常が見られないのに、

「冷たいものや酸味が強いものが歯にしみる」
「歯ブラシの毛先があたると痛い」
「風が当たると痛い」

などの症状がある場合は知覚過敏と考えられるでしょう。

【参考】
ラウムデンタルクリニック、
象牙質知覚過敏症の治療について

市販の歯磨き粉が知覚過敏と関係している？意外と知らない知覚過敏の原因

知覚過敏の原因はさまざまです。

歯茎（歯肉）の表明が露出していても、必ずしも知覚過敏が起こるわけではありません。

ところが、次のような場合は知覚過敏が起こりやすくなります。

◆露出した歯茎がプラーク（歯垢）で汚れている。

◆露出した歯茎を歯ブラシで強く磨く、あるいは歯磨き粉の研磨剤で傷つける。

◆歯ぎしりや食いしばりで強い力がかかり、歯茎の表面が割れる、もしくははがれる。


歯茎がプラーク（歯垢）で汚れるのは、おそらくきちんと汚れを落としきれていないことが原因だと考えらます。

また、歯ぎしりなどで強い力がかかり、歯茎の表面が割れたり、剥がれたりすることも知覚過敏を引き起こすことは想像がつきます。

ですが、歯ブラシで強く磨いたり、歯磨き粉の研磨剤で傷つけることも原因になるとは驚きでした。

参考：http://www.raum-dental.com/chikaku.html

歯科医から指摘された初めて気づいた間違い。自己流で歯磨きするのはトラブルのもと！

知覚過敏の症状を感じてから、しばらくの間は様子見していた私。

しかし、半年経っても症状が治まらなかったため、やっと歯科医を受診しました。

歯科医から指摘されたことは次の通り。

「強い力で磨いているため、歯茎が炎症を起こしている」

「歯肉（歯茎）が退縮している箇所があり、歯根がむき出しになっている。これが知覚過敏の原因」


そして、「かたい歯ブラシを使っていませんか？」と聞かれましたが、まさしく図星でした。

一度退縮してしまった歯茎は元に戻せないとのこと。

あまり人工的な処置はしたくありませんでしたが、むき出しになった歯根部分にレジンをかぶせる処置を行ってもらいました。

自分の歯にとって良かれと思ってやっていたことすべて逆効果だった！

実は私は虫歯になりにくい歯質といわれていたこともあり、恥ずかしながら定期的な歯科検診を受けていませんでした。

「もっと早く受診していれば」と悔やみました。

次のように良かれと思ってやっていたことが、実は全て間違いだったのです。

１、「かたい」歯ブラシで歯茎を傷つける

市販の歯ブラシは、「やわらかめ」「ふつう」「かたい」の3種類に大きくわけられます。

最初は「ふつう」を使っていたのですが、大人になるにつれ次第に「かたい」歯ブラシが好みに。

「かたい歯ブラシの方が歯垢が落ちる」と勝手に思い込んで、使っていました。

しかし、実際には「ふつう」の硬さが推奨されています。

なぜなら、「かたい」歯ブラシは使い方を間違うと、歯茎を傷つけ露出させてしまう原因になるからです。

自分の勝手な思い込みでかたい歯ブラシを使い続け、いつの間にか歯茎を傷つけてしまっていた。

今考えると怖いですね。

２、強く磨いて歯茎を傷つける

前述のとおり、私は「かたい」歯ブラシを愛用していました。

加えて、無意識に強い力で歯を磨いていました。

知覚過敏の原因のひとつに、「強い力で磨くこと」があります。

「かたい」歯ブラシを使うだけでも歯茎にダメージを与える可能性がありますが、さらに強い力で磨くともっと歯茎が下がってしまう原因に。

私は知らずに「かたい歯ブラシ」＋「強い力」のダブルで自ら歯茎を痛めつけていたのです。

３、市販の歯磨き粉の研磨剤が歯茎を傷つける

さらに、歯を白くしたいという思いから、私はホワイトニングをうたっている市販の歯磨き粉を使っていました。

ですが、ホワイトニング歯磨き粉はもちろん、市販の歯磨き粉には研磨剤が多く使われています。

成分表には「清掃剤」と表記され、炭酸カルシウム、無水ケイ酸、シリカなどが使われていることが大半。

実際に私が以前使っていた市販のホワイトニング歯磨き粉には、無水ケイ酸（シリカ）が使われていました。

実は研磨剤（清掃剤）には実際に歯を白くする機能はありません。

どちらかというと、「歯の表面を削ることで白く見せている」のです。

また、研磨剤入りの歯磨き粉を使うと歯茎を傷つけてしまいます。
これが知覚過敏の原因となるのです。

参考：https://www.tsuyukusa-dc.jp/14751244469667

知覚過敏がきっかけで自分の歯磨き習慣を見直した結果

歯科医に間違った歯磨き習慣を指摘されてから、次のことを実践しました。

「ふつう」の歯ブラシに変える

これまで使っていた「かたい」歯ブラシは全部破棄。

「ふつう」の歯ブラシに変えました。

慣れるまでは物足りなかったのですが、慣れてきたら違和感は無くなりました。

歯ブラシの持ち方と磨き方を変える

私はこれまで推奨されている「えんぴつ持ち」ではなく、強く歯ブラシを握りしめて磨いていました。

そのため、歯ブラシの持ち方を変えました。

また、磨き方を変えるのと同時に優しい力で磨くように意識しました。

研磨剤を含まない自然由来成分の歯磨き粉に変える

知覚過敏の原因を調べていく中で、研磨剤が歯茎を傷つける原因であることが判明しました。

一方で、市販の歯磨き粉の大半に研磨剤が含まれていることもわかり、ビックリ。

研磨剤以外にも市販の歯磨き粉にはケミカルな物質が含まれているため、本当の健康のために研磨剤を含まないの自然由来成分の歯磨き粉を使い始めました。

自然由来成分の歯磨き粉に変えたらメリットしかなかった体験談

自然由来成分の歯磨き粉に変えてみたら、知覚過敏の症状は徐々に治まってきました。

また、それ以外にも予想以上に良い影響がありました。

朝のネバネバが無くなった

朝起きると口の中がネバネバすることってありませんか？

それは歯の表面にある「バイオフィルム」という細菌の膜が原因。

通常の歯磨きではこのバイオフィルムは落とせないといわれています。

しかし、独自の技術でバイオフィルムを剥がせる歯磨き粉を使っていたのでネバネバが劇的に無くなりました。

歯が白くなった

市販のホワイトニング歯磨き粉を使っていた時は、正直なところあまりホワイトニング効果を感じられませんでした。

それどころか歯の表面が薄くなってきた感覚があったのですが、それは研磨剤の影響だったと知り怖くなりました。

自然由来成分の歯磨き粉を使い始めてから、歯が白くなったのが目に見えてわかります。

その理由のひとつは、「発泡剤不使用のため長く磨ける・二度磨きができる」ため。

市販の歯磨き粉には発泡剤が含まれていてすぐ泡立つため、磨けている気分になってしまいますが、実際はそこまできちんと磨けていないことも。

自然由来成分の歯磨き粉は発泡剤を使用していないので、少ない量でもしっかりと長く磨けます。

これにより、歯の汚れが落としやすくなり、歯が白くなります。

味覚が正常化される

市販の歯磨き粉を使った後、飲み物の味がおかしく感じられることはありませんか？

実はこれは、市販の歯磨き粉に含まれる合成界面活性剤や化学物質が原因。

舌の食べ物の味を感じる「味蕾（ミライ）」が一時的にマヒするため、起きる現状です。

自然由来成分の歯磨き粉には化学物質は一切使われていません。

そのため、味蕾を刺激せず、味覚が正常に戻るのです。

歯は一生モノ！今すぐ歯に本当に良いことを始めよう

知覚過敏は今や日本人の3人に1人が悩まされているという、現代病。

「強い力で磨く、研磨剤入り歯磨き粉で磨く」ことで歯茎が痛むことが原因のひとつといわれています。

研磨剤入りの歯磨き粉は知覚過敏の原因となるだけでなく、歯を削ることでしみやすくしてしまいます。

そこでおすすめするのは、「研磨剤不使用の自然由来成分の歯磨き粉」です。

正しい磨き方と同時に取り入れることで、歯の健康を保てます。

歯は一生モノだからこそ、今すぐ歯の良いことを始めてみませんか？

オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market

IN YOU Market

IN YOU Marketのおすすめオーガニックアイテムとオーラルケアグッズ

こちらの記事もおすすめです！

その気になる口臭、歯の治療で神経を取ったことが原因かも？歯科医院勤務の私が赤裸々に実情をお伝えします！

虫歯予防を重視！入れ歯まで100％払い戻すフランスの歯科事情に学ぶ、歯の健康を保つ重要性と自然治癒力で虫歯を防ぐ方法

あらゆる不調は「歯」から始まる！一見関係なさそうな歯と身体の深い因果関係とは。 マクロビオティック式、カンタン歯の不調対策お手当法