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偏見に囚われず好きな格好をして自由に生きたい。タトゥーやピアス、タブーを通して考える自分らしい装いの美学

偏見に囚われず好きな格好をして自由に生きたい。タトゥーやピアス、タブーを通して考える自分らしい装いの美学


衣替えの季節となりましたが、夏に向けて新しい服を買うという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

21才まで日本で過ごした私は、外国に出て1人1人が本当にユニークな装いをしていることに驚き、その自由さに憧れを抱きました。

“着るものはその人を表す”

今回は、一時期世間の話題を集めた、女性にハイヒールの着用を義務付けることへの異議を唱える活動、その名も“kutoo活動”から、オランダで活躍する11才の日本人タトゥーアーティストまで、タブーとも取られがちなことを通して、どうしたらもっと自分らしく生きられるかを考えていきたいと思います。

「仕事でヒールを履くのがマナー」は偏見!#KuTooが語る日本のマナーのゆがみ


さて、自慢ではありませんが、私は今までの人生でただの1度もヒール・パンプスを履いたことがありません。

特に意識したことはないのですが、バレエシューズでも靴擦れを起こすのと、基本的にヒールが必要な状況にいなかったからだと思います。

ヒールのついた靴に“女の子らしさ”という憧れを感じたり、可愛いなと思ったりしますが、それを履くために付随する痛み・努力を考えると、別に他の靴でもいいのではないかというのが個人的な見解です。

ですが、よくよく考えてみたところ、就活でも職場でもどうして女性はヒールを履くことを義務もしくは当たり前とされているのに、男性はフラットな靴でいいのか。

ヒールを履いたことのある方は、誰でも1度は靴擦れを起こされた経験があると思います。

女性=ヒールという社会的な基準。

この構図がおかしいのではないのかと思ったのは、今から約2年ほど前のこと。

石川優実さんという1人の女性のつぶやきによって始まった#KuToo職場でのヒール・パンプスの強制をなくしたい!という運動を彼女のインタビュー記事を通して知りました。

#KuTooは、MeToo運動に靴と苦痛をもじって生まれた言葉で、ハイヒールの強制に異議を唱え、ヒールのついた靴でないといけないという“マナー”について考え直そうという運動です。

この運動を受けて、時の厚生労働大臣、根本匠氏は“職場でのハイヒール着用は必要な場合もある”と#KuToo運動に否定的な意見を述べました。

インタビューの中で彼女が語っていた、

ヒールが必要な状況とはいったい何なのか、本当にそれが必要なのか、履かないからといってどうして女性だけマナー違反になるのか。

という社会に向けた疑問は、普段私たちが通り過ぎている性別による差別がいかに日常に潜んでいるかを炙り出しています。

私は日本で生まれ日本で育ちました。

日本の文化の中で知らず知らずのうちに培われてきた私の中の“常識”が、どれほど偏っているかを事あるごとに思い知らされます。

息を吸うように取り込んできた、常識・規範を変えていくのに必要なのは、気付くこと、そして行動してみること。

あまりにも当たり前すぎて、放っておくと見過ごしがちなことが、この世の中にはごまんと存在します。

ヒールでも何でも、履きたい人が履けばいいのであって、けっして強要されるべきではないし、履かない=失礼に当たるというマナーはもはや礼儀でもなんでもなく、ただの鎖なのではないか

これまでそうだったからと言って、これからもそうあるべきだとは限らないのです。

おかしいと思うのなら、変えていく権利が私たちにはあります。

参照:change.org 

タトゥー・ピアス・髪の色への偏見

タトゥーに対する偏見。なぜマイナスなイメージが先行するのか


タトゥーと聞き、上の写真を見てドキッとされた方いらっしゃるのではないでしょうか。

日本では、タトゥー=入れ墨=その筋の人、という公式が出来上がりすぎており、タトゥーのタの字を言っただけで眉を顰められる傾向があります。

海外に行くたびに何度も聞かれる、

「日本ではタトゥーのある人は公衆浴場に入れないって本当?」

「タトゥー=マフィアと日本人は思っているの?」

という質問。

その度に私は、タトゥーが入っているからといって公に差別されることはないが、公衆浴場に入れない可能性はあるし、今でも日本ではタトゥーと言うと暗いイメージが付きまとうのは事実であるということを伝えてきました。

おかしいと思うのは、ハリウッドセレブがタトゥーを入れていることを格好いいという人はいても、実際に日本の芸能人が入れていると中傷されるという事実。

外国人がやるとお洒落で、なぜ日本人がするといけないのか。

私は、昨年の年末に両親に告げず、初めてタトゥーを右肩に入れました。


別に止められた所で、辞めるつもりはなかったのですが、どこかで後ろめたい気持ちがあったからだと思います。

矛盾のようですが、タトゥーを入れたところで長年積もり積もった何かよく分からないけど、いけないことではないのかというもやもやはそう簡単には消えず、今でもその思いと葛藤しています。

素直に受け入れたいけど、そうするには色んなことを聞きすぎてきた。

かと言って、今まで実際にタトゥー関連でもの凄く怖い目にあったかと言われるとそんなことはなく、一体この負の感情はどこからやってきたのかと首を傾げるばかりです。

ハウスメイトのソフィー曰く、南アメリカでは、ほとんどの人が1つはタトゥーを入れているらしく、それを証明するかのごとく、学校の友人の80%がそれぞれ個性的でその人らしいタトゥーを入れています。

ポルトガルに来たばかりの頃はその自由さに呆気にとられましたが、次第にその驚きは憧れに変わっていきました。

タトゥーを持つのは自分を表現すること


今回タトゥーやピアスに関する記事を書くにあたって、学友であるスロベニア出身のハナに彼女の思いについて書いて貰いました。

日本文化にも詳しく、日本食の大ファンでもある彼女のツナマヨおにぎりは本当においしく、ポルトガルに来て間もないころ救われた覚えがあります。

さて、この写真ではあまり上手く伝わらないかも知れませんが、彼女は全身に素敵なタトゥーを沢山入れていて、私が知っている中でもそれは増え続けていっています。

また、ピアスもありとあらゆるところにつけていて、初めて見たときは度肝を抜かれましたが、今では慣れたのもあり、それらも含めて彼女だと思っています。

ヘアカラーもとても素敵で、今現在はおそらく7色ぐらいのそれはそれはカラフルないでたちで、どこにいても彼女だということが一目瞭然です。

彼女は普通よりも小さな右手を持って生まれましたが、彼女の両親がやりたいことを全てさせてくれたお陰と持ち前のつよさによって、不自由さなど露ほども感じず、右手を素敵なアイデンティティーの一部として生きてきたそうです。

“こうあるべきだ”というスタンダードは今に始まったことではなく、ここ何十年も続いていることで、それらが雑誌やテレビSNSで形作られたものかどうかはともかくとして、いつでも必ず装いの基本みたいなものがあったと思う。

1人1人が違う人間で、別々の個性を持ち、感情をめぐらせて生きる中で、大量生産された製品のように同じような格好を強要するのはおかしい。

だからこそ、私は装うということで言うならば自分自身を表現することをとても大事にしている。

髪の毛の色やスタイル、何を着るか、どんなメイクアップをするかは確実にその人となりを表すし、他の人とは全くちがった格好をすることで自分らしさというものを少しずつ積み上げていくのではないか。

ミニドレスを着たい日もあれば、たっぷりとしたズボンを履きたいときもある。

何を着るかによって私たちは自分が誰であるかを表現している中で、だれもそのいでたちで判断されるべきではない。


同じことが髪型やヘアカラーにも該当するし、ある意味他の人と違うというのは自信と誇りの源でもあると思う。

いわゆる“スタンダード”に沿わなくてもいいんだと気付いたときはとても嬉しかったし、初めて世間という見えない覆いから抜け出て自分自身になったと思った。

シャイな私にとって、どんな風になりたいかで装いを決めるのは何よりもの自信になってきた、それが例え一般的には普通でないことであったとしても。

アートが大好きで、特にお絵描き、絵画そしてタトゥーに惹かれる。

SNSの普及によって、特に女性のこれが完璧という体形が膾炙されることとなった中で、私は今まで一度も理想の細さを手にしたことはない。

だけど、タトゥーを入れ始めたとき自分の身体が一層愛おしくなった。

私は私の身体に美しいアート作品を持っている、これらは誰かの手によって生み出され、一抱えの花束のような自信となって存在している。

かつての私は自分の脚の形にまったく自身がなかった、だけどそれはタトゥーを入れ始めるまでのこと。

初めて自分の脚にタトゥーを入れたとき、タトゥーを入れた脚のことがとても好きになった。

もっと世界にそれを見せたくて、スカートや短いズボンを履くようになった。

タトゥーはその歴史と一度入れてしまうと消せないことから、日本では負の烙印を押されていると聞いている。

だけど、色眼鏡を向ける前にタトゥーについてもう少し知って欲しい。

「タトゥー=なんだかいけないこと」という以上の魅力と歴史に気付けるはず。

タトゥー、ヘアカラー、ピアスこれらの全ては私の個性であり、私がどこからやってきてどこに行くのかを示している。

私にとってのタトゥーは、その全てが意味を持っているだけではなく、自分の肌を真に抱きしめているということ。


多くの人が絵画の素晴らしさやその影響力について知っていると思う。

想像してほしい。実際に何かを描くことで自分の個性を表現できるとしたら。

これが私がタトゥーを始めた理由。

負のイメージに颯爽と別れをつげ、私たちが本当に見せたいもの・どのように見えたいかを追及していきたい。

それが、心地よく自分らしく生きる秘訣だと私は信じている。

*2021/05/15 by Hana Brencko translated by Ai Saito

オランダ在住11才の日本人タトゥーアーティスト

オランダ在住の11才タトゥーアーティストNOKOがフォーブスジャパンの30under30に選ばれたのは昨年のこと。

タトゥーアーティストとして、世界的に活躍する父親の背中を見て育ち、幼いころから絵を描くのが好きだったNOKOが初めて人(父親)にタトゥーを施したのは6才のとき。

以来、彼女のタトゥーに対する情熱はとどまる所を知らず、現在は移住先のアムステルダムで週に1度土曜日に1人だけお客さんを取り、タトゥーアーティストとして活躍している。

彼女の存在を日本に住む妹に教えて貰ったときとても驚いたと同時に、時代が確実に変わっていっていることを覚え感動しました。

もちろん、海外だからこそ可能なことかもしれませんが、それではなぜ日本ではのびのびと彼女のような人が仕事できないのかを考えるきっかけだと捉えています。

タトゥーが入っている・入っていないで人となりを判断するのではなく、個性を感じる社会になって欲しい、それが私の願いです。

参照:Fica

私たちは誰かに媚びるために美しく装っているんじゃない。偏見に囚われず自分らしく生きる


私が初めてタトゥーを入れたときこれでもう日本の温泉に入れないのかと少し悲しかったです。

ですが、大阪に素敵な銭湯があり、そこの看板には

タトゥーを入れてるから公衆浴場に入ってはいけないという事をいう人のほうがよっぽど差別的であってそんなことを言う人の方がお断り。

という趣旨の文章が掲げられています。

随分前に行ったきりなのですが、その言葉にとても胸を打たれて、いつかタトゥーを入れることがあったらここにまた必ず来ようと決めました。

その話を日本に住む知己の1人に話したところ、それなら一緒に行こうと言ってくれたので、今ではもう温泉のことはあまり気にしていません。

福井県でオフグリッド生活をしていた時に、近所に住む小学生が呟いていた

学校に緑色の髪ゴムをつけていったら、チャラチャラしていると注意された。

という衝撃的なひとこと。黒い髪ゴムしか許されていないと聞いたときには、行き場のない怒りを覚えました。

また、地毛と言っても信用してもらえず、髪の毛を黒色にわざわざ染めなければいけなかった学生たち。

これら全ては、規則を通り越して個性を殺す行為だと私は考えています。

私たちのいでたちが学生生活・仕事・その他の社会活動に少なからず影響するというのは、紛れもない事実ですが、それと並行して装いは、何を考えそして伝えたいかに繋がっていると思います。

他人の評価を気にせずに好きなものを装う大切さ

本当に自分が好きで居心地よく感じられる格好をすることが、ひいては私たちらしく生きられる社会をつくる、小さくて大きな革命だと信じてやみません。

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