安価で手軽な紙ナプキンの代償とは？私が布ナプキンに変えてから、体に起こった驚くべき変化

皆さんは生理のためのナプキン、どんなものをお使いですか？

IN YOU内でも何度か布ナプキンについてはご紹介しています。

化学物質でできた「生理用ナプキン」の裏側。あなたの体と未来の赤ちゃんを守るために全ての女性が知っておきたいこと。

現代人の生理の量は過去と比べて約10倍に？現代女性に起きている生理の異変。市販紙ナプキンを使うデメリット、メリットとは。

じわりじわりと広まりつつある布ナプキン。

しかしまだまだニッチな状況。

今回はそんな布ナプキンについて、
これを読んだ未だ有害化学物質であるケミカルナプキンやタンポンを使用して
月経痛・月経不順・子宮筋腫・不妊で悩んでいる女性の一人でも多くが、

布ナプキンへ移行する一歩になることを願って、

本当のところどうなの？という布ナプキンについてのメリット・デメリットを包み隠さず語っていこうと思います。

筆者が布ナプキンと出会ったのが４年前のこと。

心も身体も開放するデトックスリトリートに参加した時に
アメリカ人の恩師から紙ナプキンやタンポンに含まれている有害化学物質と経皮毒についての話を教えてもらったのがきっかけでした。

特に気になったのが、有害物質に含まれるホルムアルデヒドやダイオキシンと経皮毒と体の関係。

経皮毒とは日常使われる製品を通じて、皮膚から有害性のある化学物質が吸収されることとして、一部の専門家が作った造語です。
「科学的根拠がない」と述べる専門家もいますが、

実際に経皮吸収自体はされることがわかっており例えば腕や頭皮、脇、脚などが１〜3.6倍なのに対して性器・膣だけが４２倍という驚くべき吸収率なのです。


その４２倍もの吸収率の膣にホルムアルデヒドやダイオキシン
それだけじゃない様々な有害化学物質が含まれた紙ナプキンを触れることにとても違和感を覚えました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/経皮毒

当時の私は食べ物にはこだわっていたが
紙ナプキンを使用していた。

当時までの私は日頃からヨガをして、口にするものに意識を配っていたにもかかわらず、恥ずかしながら大切な部分に触れるナプキンのことは全く無知でした。

さらには高校生の頃から運動部だったことで
その習慣でタンポンを長い間、使用していました。

タンポンにも紙ナプキン同様に有害化学物質は含まれていますし、
膣の中に入れるものなのでナプキンよりさらにその経皮吸収による有害性が気になります。


タンポンを使うようになってから経血量が増えたと感じたことが何度か当時ありました。
しかしその頃は気のせいという風に受け流していました。

市販の紙ナプキン、タンポンに含まれる有害化学物質を知ってからは、
当時の疑問が単なる気のせいではなかったのかもしれないと思わざるを得ません。

当時の私のように、健康意識は高く、オーガニック食品や無農薬の食品を摂り、口から入る食品の有害化学物質＝経口毒には意識が高いのに、経皮毒にはまだまだ意識が低い、無知な人が、まだまだ多いと思います。

無知ゆえに、未だ月経不順、月経痛、不妊、子宮筋腫、子宮内膜症、経血量過多、で悩んでいる方は紙ナプキンやタンポンと体の関係を今一度見直していただきたいです。

そして体は意識を向けた分だけ、愛情を注いだ分だけ変わる。
ということも理解していただきたいです。そしてその逆も然りです。

でも、いざやろうと思っても・・・

良いとは聞くけれど

いざ購入してみようと思い立っても

どこの布ナプキンがいいのかわからない
布に血がつくんでしょ？
いつも捨てるのに洗うとか正直面倒くさい
汚い
揃えるのに結構な値段になる

とデメリットな側面にはじめは戸惑うことでしょう。
そこで筆者の経験を踏まえて。

メリット・デメリットとその解決方法をお伝えします。

メリット１
とにかく快適！ムレ・かぶれがなくなった！

毎月やってくる生理と共に、毎回ムレから痒み、カブレて痛いからとにかく不快ということがありました。

しかし布ナプキンに変えてからそれが一切なくなったのには驚きました。
当然なんですよね。

紙ナプキンって肌に当たる部分の大半がポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレンの不織布でできているから当然汗の逃げ場はなくなります。
通気性がないからむれてしまい、その結果かぶれることにつながります。
布ナプキンをつけた心地はとにかく優しくて暖かくて快適なことに驚きますよ。

参考元：http://toreru.com/fs/araitai/c/what_napkin　サニーデイズ

メリット２
いやなにおいからの開放！

１に引き続き、においの原因は「ムレ」にあります。

絶対に経血をもらさないように素材がビニール（ポリエチレン・ポリエステルなど）を使っているので、
どうしても湿気が外に出にくく、ムレてしまいます。

使い捨てナプキンの吸収剤で固められた経血がムレることで、あのいやなにおいが発生するんですね。
ですが布だと布の目の間から空気の出入りがあるので、多少湿気は外に出ていきます。
だから鼻を近づけてみると、少し血液の鉄っぽいにおいはするけれど、独特の臭み・いやなにおいはまったくないことに気が付きます。

参考元：http://d.hatena.ne.jp/usausa1975/20120130/p1

メリット３
月経痛・月経不順がなくなった・妊娠しやすい体に

月経痛の原因は大半が普段の食生活や生活週間にありますが、
紙ナプキンにも少なからず原因はあります。

それは紙ナプキンに含まれる有害化学物質の中に、
月経血や尿を吸収するため水分を吸収し凝固させる働きの吸収剤として「高分子ポリマー」が含まれていること。

化学由来でできた「香料」が含まれているものもあること。

ダイオキシンには女性ホルモンかく乱作用などの生理毒性があること。

人体に有害な多量のメタノール、エタノール、ホルムアルデヒド、重金属などが含まれているため、
子宮が冷えて様々な問題（月経困難症　月経痛　月経不順　無排卵　）を引き起こす要因になること。

妊娠しやすい体を作るためにもどのようなナプキンと付き合っていくのか、考え直してほしいと思います。


また個人差はあれど、布ナプキンに変えてから月経周期が月の満ち欠けの２８日に近くなっていったというのが私の個人的経験から思います。

日々の体の冷え、ストレスなどで体のバランスがおかしくなると月経がだらだらと続いたり、なかなか生理が来なくなったりするのですが
体の冷えをとることでホルモンバランスが整ってくるせいだと仮説を立てることができます。

実際友人がなかなか妊娠できずに悩んでいたので、
布ナプキンを勧め、布ナプキンに変えたら２ヶ月後に妊娠できたという方もいました。
友人は今でも布ナプキンに変えたおかげだ、と言っています。

参考元：http://ninkatu-happy.com/funin-nunonapukin.html

メリット４
長い目で見ると断然！お得

紙ナプキンは一枚の値段は布ナプキンとは比べたらはるかに安いです。
だいたい一つ２０円くらいでしょうか。

布ナプキンは一枚数千円。
はじめに数枚揃えたとしたら１００００円〜２００００円。

でも１日５枚を７日間使って７００円。
それが１年だと８４００円
２年で１６８００円

生理は１０代で始まって閉経が５０歳と仮定すると４０年間、捨て続けることはそれだけお金がかかります。
しかし、布ナプキンだとはじめこそ揃えるのに１００００〜２００００円かかろうともたった２年ほどで元が取れ、さらには長い間使い続けることができるのです。

買い置きする手間が省けるのも魅力です。

また、有害物質を体に取り込む食生活や有害化学物質が含まれた紙ナプキンを使用し続けたあげくに
病気にかかって治療費がかさむことを考えれば、体にも無害な布ナプキンが断然お得ということはうなずけるはずです。

というのも、私の周りでも子宮筋腫になって悩んでいる女性が多いからです。

彼女たちの共通点ですが、やはり布ナプキンは使っていませんでした。

手術をするためにたいへんな治療費がかかっています。
そういったことを目の当たりにすると、やはり病気にかかる前にできる限りのことはしておくに越したことがないと痛感しました。

まだ紙ナプキンを使用している女性たちに紙ナプキンの真実や布ナプキンの良さを超えを大にして伝えたいとも思ったのです。

メリット５
自分を大切にできるようになる

布ナプキンに変えた人が必ず言う言葉。

私自身も布ナプキンに変えるまではその意味がよく理解できていませんでした。

しかし布ナプキンに変えてから、今は理解できました。

というのも、紙ナプキンの場合、ムレからイヤなにおいを放ち、中身を見ないまま汚いものとして真っ先に丸めて黒いポリ袋へ汚いゴミとして捨ててしまいますよね。

だから毎月くる生理は
めんどくさいもの
汚いもの

というネガティブなイメージになりがちです。

しかし、布ナプキンとなると毎回洗わないといけないので、必ず中身を確認します。

するとその日によって経血の状態が違うことがわかってきます。

つまりは体の状態、子宮の状態を知ることができるのです。

また紙ナプキンの時のようにイヤなムレたにおいもしないことにも驚きます。

洗っているうちになんだか自分自身が愛おしくなってくるのです。

不思議なものですよね。

自分と向き合うことができ、大切にできるようになってきます。

また、なぜか布ナプキンを使うのが楽しみになってくるんです。

特に初めて使うときはどんなものなのかな？という、まるで新しい洋服を着るときのようなワクワクした気持ちみたいなものが芽生えてきます。

ですからあなたにも一度手に取ってほしいと思います。

メリット６
ゴミがなくなる

４０年間毎月５日間、１日５枚の紙ナプキンを使用したとすると１２０００枚もの紙ナプキンがゴミとして排出されることになります。

使い捨てで利便性がある一方で、ゴミが増え続け焼却により地球温暖化の一因になりかねません。

また、塩素漂白した生理用品を焼却することによって発がん性の高いダイオキシンを発生させる可能性もあります。

デメリット１
外出先での交換

紙ナプキンだとそのままゴミ箱へ捨てられるけれど、布ナプキンだと持ち帰らないといけないですよね。
そこがネックになっている方って結構多いんじゃないでしょうか？　

そこで解決方法として、ジップロックや機密性の高いポーチなどを持ち歩き、それに入れるのがいいでしょう。

匂いも漏れないし、折りたためばコンパクトにまとまります。

何よりも持ち歩きが面倒という理由で紙ナプキンを使うことの方がリスクが高くて怖いと思うのは私だけでしょうか。

デメリット２
洗濯が面倒

わたしも使い始めるまではそう思っていました。

しかし、重曹につけておけばゴシゴシ洗う必要もないくらい綺麗に落ちているので、思っていたほど手間ではありませんでした。

また洗うことで今の子宮の状態、体の状態が一目でわかるようになってくるので、自身の体をちゃんと大切にしようという意識も芽生えてきます。

まとめ

布ナプキンに変えてみる一歩につながりましたか？

現代の女性は忙しいため、安価で手軽に変えられる紙ナプキンを使う気持ちもわからなくもないです。

しかし少し考えてみてください。

安価で手軽の代償を。

紙ナプキン、布ナプキン、どちらが本当に安価かを。

安い価格ではなく、安心して使える価格ということを。

オーガニックコットン１００パーセントの布ナプキンを買ってみよう。

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