ジメチコン、プロピレングリコール・・ベビー用スキンケアは本当に安全?発ガン性も危惧される化学物質が入ってるものも。注意すべき避けたい有害物質リストを作成しました。
赤ちゃんの肌ってどんなイメージがありますか?
すべすべしていてもちもち ふっくら
つるんとしたきれいな肌
そんなイメージがある方が多いのではないでしょうか。
もちろん、そういった赤ちゃんも多いとは思いますが、
実際のところ、
赤ちゃんの肌は薄くバリア機能が低いため
様々な肌トラブルが起こりやすいとも言われています。
乳児脂漏性湿疹
新生児ニキビ
あせも
おむつかぶれ
アトピー性湿疹
「赤ちゃんはきれいな肌」
というイメージがあるがゆえに、肌が荒れた赤ちゃんを見ると、本当にかわいそうで
「早く何とかしてあげたい!」と思ってしまいますよね。
ベビーソープ
ベビー用の入浴剤
ベビーローション
ベビーオイルなど
様々な商品が販売されていますが、
安全なものを選べていますか?
皮膚が薄くバリア機能が低いということは
経皮毒のリスクも高いということ。
でも、裏の表示成分を見ても正直よく分からないし弱酸性 無香料 無着色 低刺激
パラペンフリー アルコールフリー
皮膚アレルギーテスト済み
などと書いてあればなんとなく安全かな?
と買ってしまう方が多いのではないでしょうか。
残念なことに
このように安全を唱っているベビー用のスキンケア商品でも
さらなる乾燥を招く鉱物油や合成ポリマー
アレルギーの誘発が危惧されるもの
発ガン性が危惧されるもの
など、様々な化学物質が使用されているのが実態です。一見すると安全そうに見えるベビー用のスキンケア商品でも実態を知ってしまうと
まだ薄く、バリア機能の低い赤ちゃんの素肌にこの成分が入ったローションを塗るの?
と驚くような製品がとても多いのです。
そしてその事実を、多くの人は知りません。
赤ちゃんに対する知識は、多くの人は病院で助産師さんに教えてもらうことが多いかと思います。
そして、教えてもらった通りに家で子育てをしていくのが一般的ではないでしょうか。
でもそんな病院で、、、
実際に生後2日目の赤ちゃんに使用されたベビーソープがこちら
【A社製品 ベビーソープ】
水、ラウリン酸PEG-80ソルビタン、ポリソルベート20、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウロアンホ酢酸Na、クエン酸、安息香酸Na、EDTA-4Na、香料、アニス酸
水、ラウリン酸PEG-80ソルビタン、ポリソルベート20、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウロアンホ酢酸Na、クエン酸、安息香酸Na、EDTA-4Na、香料、アニス酸
上記のベビーソープは、私が出産した病院で赤ちゃんに使用されていたものです。
淡いキレイな色のボトルに入って
いかにもベビー用の優しい製品という感じ。
「生まれたその日から使える」と唱っていていかにも安全そうですが
◎洗浄効果が強く乾燥を招き敏感な肌にしてしまう可能性がある合成界面活性剤(ラウリン酸PEG-80ソルビタン、ラウレス硫酸Na、ラウロアンホ酢酸Na)
◎皮膚や粘膜を刺激し、アレルギーを誘発することもあるエデト酸
(EDTA-4Na)
◎ベビー用品に必要なのか首を傾げたくなる香料
(香料は数種類使われていても「香料」と記載できてしまい、危険性があるかどうか確認することもできません。)
◎亜息香酸Na
亜息香酸Naは、えさに5%の割合で混ぜて4週間食べさせたところ、全てのラットが過敏状態、尿失禁、けいれんなどを起して死亡したという報告もある保存料です。
などなど、
生まれたばかりの赤ちゃんはもちろん、
大人にも好ましくない成分のオンパレード。
病院側には少し言い出しずらかったのですが「ちょっとこだわりもあって、病院側の都合もあるかもしれないけど、うちはお湯で洗うようにしたいんですが、良いですか?」
とお願いしたところ、受け入れてくれました。
大切な赤ちゃんを守ってあげられるのは、
他でもないあなた自身。
正しい知識をもって、大切な我が子を守ってあげてくださいね。
危険性のある化学物質の名前を全て覚えることなんてすることはないと思いますが、
ベビー用品にもよく使用されているけれど、
注意したい成分をいくつかピックアップしてご紹介
乾燥肌や敏感肌を作り出す
石油由来の成分 鉱物油
【使用されている製品】
ベビーオイル ベビーローション クリームなど
【表示名】
ミネラルオイル、流動パラフィン、パラフィン、ワセリン、セレシンなど
ベビーオイル ベビーローション クリームなど
【表示名】
ミネラルオイル、流動パラフィン、パラフィン、ワセリン、セレシンなど
鉱物油は皮脂とは全く異なる分子構造をしているため、肌への浸透性がなく、ずっと肌の上にのっているような状態です。
使い続けることで、毛穴が詰まり肌トラブルになるケースもある上、肌が自分で皮脂を出す働きが弱まってしまい、ますます乾燥しやすく敏感になってしまうことに。
また、しっかりと洗い流すためには2~3回以上洗わなければならず、洗い残しがあってもまた肌への刺激となります。
乾燥肌や敏感肌を作り出す
石油由来の成分 合成ポリマー
【使用されている製品】
ベビーローション クリームなど
【表示名】
シメチコン、ジメチコン、~コポリマー、~メチコン、ポリマー、~クロスポリマー、カルポマーなど
ベビーローション クリームなど
【表示名】
シメチコン、ジメチコン、~コポリマー、~メチコン、ポリマー、~クロスポリマー、カルポマーなど
肌に塗るとすぐにつるつるした感触になって潤ったように感じますが、肌の表面をビニールで覆っているような状態になるため
使用し続けると、本来肌の持つ皮脂の分泌が少なくなってしまい、乾燥肌や敏感肌になりやすくなってしまいます。
乳化剤として 洗浄成分として使用される
石油系合成界面活性剤
【使用されている製品】
ベビーローション クリーム ベビーソープなど
【表示名】
プロピレングリコール(PG)、ポリエチレングリコール、ラウリル硫酸Na、ラウレス-12硫酸Na、ステアリン酸、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなど
ベビーローション クリーム ベビーソープなど
【表示名】
プロピレングリコール(PG)、ポリエチレングリコール、ラウリル硫酸Na、ラウレス-12硫酸Na、ステアリン酸、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなど
石油系合成界面活性剤は、細胞壁を通して細胞内に入り込んでしまう性質があります。
頭皮や顔、手などに洗い残しが残った場合、洗浄効果を発揮し続けて、身体に必要な皮脂までも分解してしまうという特徴があり、乾燥肌や敏感肌を引き起こす原因になります。
欧米では発ガン性が危惧され、注意喚起されている成分
DEA、TEA、MEA
【使用されている製品】
ベビーソープなど
【表示名】
~DEA、~TEA、~MEA
コカミドDEA、コカミドMEA、セチルリン酸DEA、オレスー10リン酸DEA、ラウリル硫酸TEAなど
ベビーソープなど
【表示名】
~DEA、~TEA、~MEA
コカミドDEA、コカミドMEA、セチルリン酸DEA、オレスー10リン酸DEA、ラウリル硫酸TEAなど
欧米では発ガン性が危惧され、注意喚起されている成分です。
防腐剤
分子が小さく経皮毒の心配が特に大きいパラベン
パラベンフリーの商品に多く使われるPG(プロピレングリコール)
【使用されている製品】
ベビーローション クリーム ベビーソープ おしりふきなど
【表示名】
パラベン、メチルパラべン、エチルパラべン、プロピルパラべン、ブチルパラべン、プロプレイングリコール、PGなど
パラベンはアレルギーを引き起こす可能性がある成分として有名です。分子が小さく、皮膚から吸収されやすいという点からもリスクが高く、赤ちゃんや子供には特に避けてほしい成分と言えます。
また、パラベンフリーの商品の多くに使用されているPGもまた、発がん性や皮膚炎などのアレルギーを起こすなど、人体に有害な影響を及ぼすリスクが高いとされています。
刺激性がありアレルギーを引き起こす恐れも
エデト酸
【使用されている製品】
ベビーソープ ベビーローションなど
【表示名】
エデト酸、エデト酸塩、EDTA、EDTA-2Na、EDTA-4Na
ベビーソープ ベビーローションなど
【表示名】
エデト酸、エデト酸塩、EDTA、EDTA-2Na、EDTA-4Na
酸化防止や殺菌の目的でも使用されます。
皮膚や粘膜を刺激し、アレルギーを誘発することもある成分です。カルシウム欠乏症、血圧降下、腎陵能障害を引き起こすことも懸念されています。
生まれたばかりの大切な命
その素肌を守ってあげられるのはあなた
たくさんの製品が溢れる今の時代
残念ながら「赤ちゃん用」というだけで安全な商品ということはできません。
気にしていたらきりがないから
みんなが使ってるから大丈夫
なのでしょうか?
例え製品を使用してすぐに問題がないように見えたって
使い続けているうちに、乾燥しやすく敏感な肌になってしまうことだってあります。
柔らかい素肌から小さな体に入った
経皮毒の影響は?
生まれたばかりの尊い命。
大切な赤ちゃんの素肌を、身体を守ってあげられるのは他でもないあなたです。
皆様のより健康でより楽しい毎日のお役にたてますように。
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