本物のオーガニックの味、食べたことはありますか?オーガニックの野菜や果物はなぜこんなに美味しいのか考察してみました。
皆さんはいつもどんなお野菜や果物を食べていますか?
もしも「オーガニックではない、スーパーの野菜です」と答える方がいたら、ぜひ知っていただきたいことがあります。
それはオーガニックの野菜や果物は驚くほど美味しいということ。
普段食べていない方にこそ知っていただきたいことがあります。
どうしてこんなにオーガニックの野菜や果物は美味しいの??!
オーガニックの野菜や果物がそうでない野菜や果物に比べて
農薬や化学肥料の摂取を抑えられるから安全、ということは理解できます。
でも理解できないのは
オーガニックの野菜や果物がどうしてこんなに美味しいのか!?
ということです。
農薬や化学肥料が・・・と実態を知りつつも
日々の出費につい安いノンオーガニックの野菜や果物に手が伸びることもありましたが、
一度オーガニックの美味しさを知ってしまうと、いやいやその美味しさのためになら!と思ってしまいます。(何しろ食いしん坊な私・・)
オーガニックの食材には、野菜特有の甘み、香りが強く濃厚な味がしますし
果物も不自然にただ甘いのではなくしっかりと酸味や香りがあります。
オーガニックのインゲン豆を下ごしらえ前に試しに生で齧ってみたら
その甘みと香りの良さに止まらなくなってしまって
一袋、生で食べてしまったことがあるくらいです。
(料理に入れる分がなくなって困りました・・)
いつもいつも疑問だったのです。
「どうしてオーガニックの野菜や果物ってこんなに美味しいの???」
昔、バナナにはタネがあったということをご存知でしょうか?
ボルネオ島に住んでいた頃、地元の野菜マーケット
(マルシェのようなオシャレなタイプのものではなく、道端にボロいテントを立てて土のついた野菜を並べて売ってるようなマーケット)でバナナを買って食べてみたら仰天しました。
噛り付いたらカチンと歯に当たるものがあります。
見ると小豆大の黒い種が実の中心部にいくつかあるのです。
「バナナに種???」
バナナの種
なんと、調べてみるとバナナは太古の昔は種があった植物なのだそうです。
人類が栽培、交配を繰り返してきた結果種のないバナナに変化したのです。
ボルネオ島のバナナは小豆大ほどではなくても
黒い小さな種がはっきり並んで見える種類が多くあります。
そしてまるでカスタードクリームのように濃厚な味、
香りも高くちょっぴり酸味もあるのです。
そして一番感動したのはその腐っていく過程です。
種の並んでいる中心部がだんだん大きくふくらんできて
外側の果肉がぶよぶよになって小さくなっていく。
それを見たときに気がついたのです。
「そうか!果肉というのは種を大きくさせるための栄養分だった!」
いのちのある野菜とは、「まだ生きる意志」のある野菜のこと。
つまり野生バナナに近いボルネオ島のバナナは人間に食べられるためだけに作られたバナナと違い
種を育てるという元来の果実の目的をまだ果たそうとする
大袈裟に言うなれば「生きている」「意志のある」果実なのです。
(もちろんその大きくなった種を植えて本当に育つかどうか
それはもう無理かもしれません)
感動した私は地元野菜のトマトやキュウリの腐り方も観察しました。
やはり種が大きくなって果肉が小さくぶよぶよになっていきます。
オーガニックのりんごも元気な茶色い種があり
(ノンオーガニックには種すらないりんごが多いですね)
放っておくとその種から胚芽が育ち始めます。
私たちの知っている野菜はそんな風に腐っていきません。
乾燥して干からびてきて全体が腐るだけです。
カビすらも生えないものもあります。
私たちが普段食べている野菜や果物とは?
私は本来の野菜や果実の腐り方を知って感動したと同時に
小学校の理科で習って知識として持っていたはずなのに
実際にキッチンの野菜や果物で見たことがなかったということに驚愕したのです。
我々がどんなに生命のない野菜に慣らされているかということ。
周囲の人々は
「地元の野菜は腐りやすいから良くない」と感じるらしく
わざわざスーパーマーケットで輸入された野菜や果物を買っています。
「種が多いからとか種の部分が大きすぎて無駄が多すぎる」とか。。
大量生産の商品用に品種改良を重ねて
本来の植物としての生命を失っている野菜や果物を
輸送に耐えられるように防腐剤漬けにしてからわざわざ燃料を使って排気ガスを振りまいて遠くに運んで食べているなんて!
食べ物を通じて身体に入ってくる大自然のエネルギー
私は果物や野菜の美味しさはつまり「気の流れ」からくるものだと思います。何も植物に限ったことではありません。
カゴに閉じ込められたブロイラーの鶏が産んだ卵と
野原を駆け回って元気に暮らしている鶏が産んだ卵とでは
卵の中のエネルギーが違うのは当たり前の話ですね。
大自然の中で太陽や水や大地からのエネルギーを受けて
本来の植物としての全的な気の流れを持った野菜や果物。
または楽しく暮らして健康な動物の生命。
それを頂いてまた我々も身体に
自然のエネルギーを受けて気の流れを整える。
それが本来の我々の食事の意味なのではないか、と思うのです。
マクロビオティックの陰陽のバランスを理論で学ばなくても
そんな健全な植物を観察すれば
そこに自然界の仕組みがすべて見えるはず。
季節の野菜や果物を地産地消するということ
なにもオーガニックとラベルがついていなければ健全な野菜や果物ではないわけではありません。
季節ごとにその土地で育つ作物は
しっかりと根や葉を付けて種を内包しています。
健全な土壌でたっぷりと太陽と水の恵みを受ければ
たくさん化学肥料を使わなくても立派に育つし
健康に育つ作物には農薬をそんなに使わなくても病気になったりしません。
人間がきちんとした食事をとれば
サプリメントなんて要らないし健康なので薬も要らないのと同じですね!
自然の恵みで心身ともに元気に
そんなありがたい野菜や果物であれば少々値段が高くなってもその価値は大量生産のいのちのないものとは雲泥の差。
それは栄養分析して出てくるビタミンやミネラルの数値では
測れるはずのない価値だと私は思うのです。
だから我が家ではできるかぎりオーガニックか地元の作物を買うように心がけています。
今日も自然のエネルギーの恩恵で元気に過ごせるように!
オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market
IN YOU Market自然の恵みに感謝して頂こう!IN YOU のオーガニック食品
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