「冬太りは仕方ない」と思っているあなたへ。その食べ方だから太るんです!忘年会・パーティーシーズンに知っておきたい冬に適した食生活とは。
こんにちは。ナチュラルライフアドバイザーの工藤万季です。
忘年会やクリスマス、お正月のおせちに新年会…とイベントやごちそうが目白押しのシーズン。
12月の予定が忘年会でどんどん埋まっていく方もいらっしゃると思います。
そんな時期に気になるのはやはり冬太り。
飲み会に出かけたりごちそうを食べる機会が増えて、摂取したカロリーが消費カロリーを上回る。
寒いからといって家に引きこもり、運動不足になる。
この時期は太りやすくなりますよね。
そんな冬太りを防ぐための、寒い季節に適した食生活を今日はご紹介します。
なぜ増すの?寒い時期の食欲。冬太りの原因とは?
冬の寒い時期は、脂ののった魚や肉が食欲をそそり、誘惑の多い季節ですね。
秋冬に太りやすい原因の一つには、身体に備わった防御機能にあります。
これから訪れる厳しい冬の寒さに備えて、身体が脂肪をたくわえようとする働きによるものです。
そのため秋から冬にかけて太ることは自然の摂理にかなっているとも言えます。
野生の動物は作物が育たなくなる冬になれば冬眠をし、エネルギーの消費を防ぎながら春の訪れを待ちます。
寝ている間に飢え死にしてしまわないようにあらかじめ脂肪を蓄える必要があるのです。
しかし私たち人間は野生の動物とは違って冬眠はしません。
冬にだってありあまるほどの食べ物を手に入れることができますからね。
ですから秋冬でも身体に脂肪を蓄える必要がなくなったと考えることができます。
寒い冬を乗り切るためにも多少の体重増加は気にしなくてよいのです。
無理にダイエットをする必要は全くありません。
ですが現代の豊かな食環境によって必要以上に身体に脂肪を溜め込みすぎるのは女性にとっても気がかりなのではないでしょうか。
冬に適した食生活とは?
私の最近の食卓には根菜類やいも類がよく登場します。
その時期の旬の食材をいただくようにしていると、自然と根菜やいもが食卓にのぼる機会が増えます。
最近ではスティック状に切ったさつまいもを素揚げしてみたり、
しっかり取ったお出汁にスープにニンジン・ゴボウ・カブなどを入れたスープを作ったり。
昆布とかつおからとった出汁は特に味付けをしなくても、あとは野菜のうまみで十分美味しいです。
そして芯から温まります。
いも類や根菜類は食物繊維も豊富で、消化にもいい食物。
また、身体を温める作用もあるのでまさに冬に頼りになる野菜です。
みなさんの食卓にも、根菜類やいも類などを活用して、一品でも旬の食材を取り入れてみてください。
実は消化力が上がる冬
なんとなく夏は汗をたくさんかくから痩せそう、逆に汗をかかない冬は痩せにくそう…そんなイメージをお持ちではありませんか?
でも実は、寒い時期も代謝をあげれば冬太りを防ぐことができます。
アーユルヴェーダの観点からいうと、冬は消化の火(アグニ)が一番よく燃える季節。
夏に比べ、冬は胃腸のアグニの働きが活発になります。
寒い冬を乗り切るためにはエネルギーがいるため、身体がそのような食べ物を欲します。
エネルギーたっぷりの食物を消化しなければならない冬は、そのぶんアグニも活性化するのです。
せっかく消化力がアップしている冬ですから、その消化力を下げないように心がけることがポイント。
この時期にはより消化の力を高めるものを食べれば代謝がアップし、冬太りを防ぐことができます。
では、冬には、どんな食べ物を選べばいいのか。
せっかく温まった体を冷やす食品を食べると太る?!
冬にポイントとなるのは「身体の熱を下げない食生活をする」ということ。
アーユルヴェーダでは食べものの中に「熱を上げる食品」と「熱を冷ます食品」があると考えます。
せっかく消化力が高まったのにもかかわらず、熱を冷ます食品を食べることで鎮静化させてしまうと、消化力が低下してしまいます。
消化力が下がることは、代謝が下がるということ。
代謝を下げないことが冬太りを防ぐ鍵となります。
身体の熱を下げる食べもの
身体の熱を下げる(=代謝を下げる)食品の代表例が、加工食品や添加物が入った食べ物、ケーキなどのスイーツ、冷凍食品など。
これらナチュラルでない食品は消化に負担をかけますので、私たちの消化力を下げてしまいます。
また消化されなかったものが体内に蓄積しやすく、これも太る原因になってしまいます。
この時期はどうしてもケーキやデザートを食べる機会も増えるかと思いますが、
そういうものは外食時の楽しみにして自宅では食べないなどの工夫をしてみてください。
身体の熱を上げる食べもの
逆に身体の熱を上げる食品が、根菜類や芋類など冬に旬を迎える作物です。
冷凍食品や調理済みの食品を普段よく食べる方は、この時期はごく簡単なものでよいので冬野菜を使ったスープなどに置き換えるだけでも違うと思います。
生姜やコショウ、山椒、天然塩、唐辛子、豆板醤、シナモン、にんにく、味噌、醤油…
これらの食材や調味料は身体を温める作用がありますので、こういったものをうまく利用して加熱調理をするのがおすすめです。
「健康のためにサラダをよく食べるようにしている」という方も、この時期には注意が必要です。
生の野菜は身体を冷やす作用がありますので、
私は冬にはサラダよりも、温野菜など火を通して野菜を食べることが多いです。
パーティーや忘年会でメニューが決まっていたとしても、ビュッフェ形式で自分で食べ物をチョイスできることもありますよね。
そんな時には上記のことを思い出してみてください。
ポイントを頭の片隅に置きつつこの時期の食欲と向き合い、うまくバランスを保つように心がけたいものですね。
つい食べすぎた!と思ったら…
この時期は気をつけていたとしても、ついつい食べすぎてしまうこともあると思います。飲み会や忘年会続きで食べすぎにならないことの方が難しいくらいです。
そんな時に私が取り入れているのが、アーユルヴェーダ式のおかゆ、キッチャリーです。
「最近食べ過ぎて内臓が疲れているな」とか「身体がむくんでいるな」と感じたら一食置き換えてみたり、
3日間の食事をキッチャリーに置き換えて過ごすなどします。
キッチャリーにはデトックスに最適なスパイスがふんだんに含まれており、
食べすぎて疲れている胃やむくんでいる身体を整えてくれるのです。
ジュースクレンズなどと違ってしっかりお米を食べるのでストレスはないのに身体がスッキリするので、
この時期はキッチャリーに助けられることが多いです。
私は蒸した野菜を添えたり、自分で作ったしょうゆ麹や梅干しをトッピングして味の変化を楽しみながら内臓を休ませています。
こちらの記事にキッチャリーについて詳しいことやレシピを載せていますので、ご覧になってみてください。
食べながら内臓が休まる・痩せる・むくまなくなる…!?アーユルヴェーダに基づいた最強の体内浄化法「キッチャリークレンズ」のすすめ
せっかくのイベントシーズン。
美味しいものを我慢するのでも、食べ過ぎて後悔するのでもなく、我慢せず、できる範囲で工夫をして過ごしたいものですね。
体を温める食べ物を食べてみない?
香り高い深煎り玄米コーヒー。普通のコーヒーが苦手な方にも飲みやすく、
コーヒー中毒から抜け出したい、という方にもオススメです。
ノンカフェインだから、小さなお子様から年配の方まで安心して飲める玄米コーヒー。
この玄米コーヒーに使われている玄米は、農薬を使わないうえにミネラルが高くなるよう
研究されて作られたお米だから、他の玄米コーヒーとはちょっと違います。
深煎りすることにより、玄米にもともと含まれる栄養に加えてαグルカンとセラミドが生成され、スーパー深煎り玄米コーヒーとなっているのが特徴です。
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