低体温改善対策マニュアル|重度の冷え性だった私が、平均36.5℃〜37℃をキープできたその理由|冷えの原因は「血流」にあった!
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低体温改善対策マニュアル|重度の冷え性だった私が、平均36.5℃〜37℃をキープできたその理由|冷えの原因は「血流」にあった!
今回は現代人女性のほとんどが悩むとも言われる冷えにフォーカスしてお話をしていきます。
「冷え性」で悩んでいませんか?
この時期、特に冷えがきついですね。
夏もクーラーで冷えますが、冬はどこもかしこも寒く末端の冷えが気になります。
さて、そんな方に是非、読んで頂きたいです。
寒い季節に気になる症状は、51%が「手足の冷え」と回答。
男性は33%ですが、女性は倍以上の70%が気になる症状と回答しています。
また、全体の30%が「冷え性である」と回答しており、男性は15%程度だが、女性は42%も「冷え性」の自覚がある。と報告しています。
(2012年11月14日リサーチバンク記事)
このように女性の半数近くは「冷え性」を感じているようです。
小学生から重度の冷え性だった私が、今は平均36.5℃から37℃をキープしているその秘密。
理想は36.5℃から37℃にしたいですね。
私は以前、重度の冷え性(抹消冷えと内臓冷えの両方)でした。
冬はお風呂に入ってもすぐ冷えて、靴下を2枚重ねて寝ていました。また、急に寒いところに出ると、すぐにお腹が痛くなり、下痢をしていました。
ですから通勤途中でも症状が出るとトイレに急行、いつも駅のトイレの場所を確認していました。
これは小学校からで、遺伝か体質だと思ってあきらめていました。
しかし、今はすっかり治り、下痢も全くなくなり、体温も36.5℃から37℃をキープしています。
そうです「冷え性」が治ったのです!
冷え性のタイプは3つあります。
抹消冷えタイプ
特に手足が冷えるタイプ。
冬に靴下を重ねて履いても、手袋をしても冷たいタイプです。
内蔵冷えタイプ
手足はそうでもないのですが、内蔵が冷えるタイプ。急に下痢がきたり、お腹が痛くなったりします。あまり気づかないタイプでもあり、特に女性は内蔵が冷えると子宮や卵巣も冷えてしまうため、妊娠にも影響があります。
全身冷えタイプ
常に体温が低いタイプ。35℃後半〜36℃前半の方です。それほど冷えを感じないのですが、体温が低いと基礎代謝も下がるので、あまり活発になれません。免疫力も下がるのでがんや生活習慣病の原因になります。
あなたは「冷え」を体質・遺伝だとあきらめていませんか?
冷えの改善というと、とにかく外から体を温める、お風呂や足湯、使い捨てカイロ、温熱器、防寒靴下、腹巻きなどいろいろな対処法があります。
また、食事でも温かいスープを飲む、生姜の入ったお茶や料理など体が温まるものを体に入れる。
このような対処方が一般的ですね。
でもこれはあくまで対処法であり、根本的な解決にはなりません。
根本的な解決策とは
冷えの原因は血流の悪さにあった!
体温を維持するのに一番活躍しているのが血液です。
血流が良くなれば体温は上がる。逆に血流が悪いので体温が下がるのです。
その血液のなかでも赤血球の状態で決まります。
赤血球とは
血液の体積の約半分を占める、直径7〜8ミクロン、厚さが2ミクロンの中央がくぼんだ円形の細胞です。
個数でいうと成人で25兆個もあります。
あと半分は血清という透明の液体です。
血液が赤いのはこの赤血球が赤いからです。
赤血球の働きは以下です。
ガス交換(酸素、二酸化炭素の交換)
栄養素の運搬(栄養を組織細胞に届ける役割)
ホルモンの運搬
免疫細胞の運搬
止血作用(血小板と一緒に止血作用をする)
体温調節
毒素を運搬し、排泄する。
赤血球に含まれるヘモグロビンが全身の細胞に肺で吸着した酸素を送っています。
そしていらなくなった二酸化炭素を運ぶガス交換をしています。
そして、細胞に絶対に必要な栄養素やホルモン、免疫細胞を運んでいます。
そして毒素も外に出すために運んでいるのです。
とても重要な細胞ですね!
せっかく体に必要な栄養素を摂っても、血流が悪ければ全身の細胞に行き届かないのですから、血流がとても大事なことがわかります。
そして⑥に体温の調整とあります。
この赤血球が全身にくまなく循環すれば体温が上がる(正常)ということです。
その逆、冷え症(低体温)は赤血球が全身にくまなく回っていないということになります。
これが根本原因なのです。
「末端冷え性」は赤血球が抹消まで届かない状態である。
「内蔵冷え性」は内蔵に赤血球が正常に届いていない状態である。
「全身冷え性」は体全体に赤血球がうまく循環していない状態である。
ということです。
ではなぜ赤血球がうまく届かないのでしょうか?
それは、血液が流れる血管(毛細血管)と赤血球の関係にあります。
まずは血管の説明をします。
私達の体は全身血管が張り巡らされています。
大動脈、大静脈と太い血管が注目されがちですが、そこから枝分かれした毛細血管が体の95%以上を占めます。
ですから体の中は毛細血管だらけということになります。
この毛細血管に上手く赤血球が流れれば問題ないのですが、以外に細く、4〜5ミクロンしかありません。
ですから、赤血球は折りたたんで入っていきます。
折りたたみやすいように真ん中がくぼんでいます。
赤血球がうまく折りたんで毛細血管にスムーズに入っていけば大丈夫なのです。
健康な人「冷え性ではない人」の血液を(Live Blood Analisis:生きた血液を見る工学顕微鏡)で見るとこのようになっています。
正常な人(私)の赤血球画像
冷え性の人の赤血球画像
冷え性の人の血液を調べて見ると、このように赤血球どうしがくっついています。
これをルローと言います。
この状態では、赤血球はうまく折りたためずに毛細血管に上手く入って行けませんね。
それで「冷え性」になるのです。
では、なぜ赤血球がこんな風にくっついてしまうのでしょうか?
ご飯やお菓子を食べると、唾液と胃液と膵液、腸液で消化をします。
消化とは3大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)の分子を切って小さくすることです。
そして小さく切られた栄養素は小腸内の絨毛から血液内に取り込まれます。
小腸の絨毛の図
この栄養素は血液に入り、全身に運ばれますが、食べてしばらくは血液内に急に栄養素が増えるので、ルローが発生します。
だれでもルローは起こるのです。
これは、完全に分解されなかったタンパク質や脂質や糖質の分子の大きい栄養成分が糊のように赤血球をくっつけてしまうからです。
食べてすぐには頭がボケたり、体が動きにくくなったり、眠くなったりするのはこのルローで血流が悪くなるからです。
でもこのままではいけないので、このルローをほどくために、体は血液中に消化酵素を出して糊状の栄養素を分解します。
普通は3時間くらいでほどけます。
冷え性の人はこれがうまくいかず、いつもルロー状態が続いてしまうのです。
ルローが解けない原因
自分の消化能力を越えた3大栄養素を常に摂っている人
いわゆる、好きなもの食べ過ぎという人。全体に食べ過ぎの人も含みます。
消化酵素のキャパをいつも越えているので、ずっとルローのままです。
<炭水化物> 甘いものと白いのも大好き!
アイスクリーム、チョコレート、ケーキ、シュークリーム、ドーナッツ、白米、うどん、パン、パスタなど。<脂質> 脂っこいもの大好き!
中華料理、ラーメン、フライ、天ぷら、唐揚げ、ハンバーグ、ポテトチップス、フライドポテトなど。<タンパク質>お肉・乳製品大好き!
焼肉、牛丼、ステーキ、フライドチキン、とんかつ、唐揚げ、牛乳、ヨーグルト、ケーキ、シュークリーム、アイスクリームなど。
加熱食ばかり食べている人
加熱した食品ばかり食べている人は、体内の消化酵素をどんどん使います。血液のルローをほどく消化酵素まで回りません。
加熱した方が殺菌されて安全で、野菜などは栄養素濃縮され、栄養素が沢山取れるという考え方が一般的ですが、
自分の消化能力を越えた量を食べ続けるとルローはほどけません。
年齢の適正量を越えた食事量の人
年齢とともに消化する能力がだんだん落ちていきます。
年をとると食欲が減るのは生理的に当たり前のことなのです。
下記のグラフを見て下さい。
これは20歳を基準にした、消化酵素の活性度合いを示したグラフです。
リパーゼは脂質の消化酵素、アミラーゼは炭水化物の消化酵素、トリプシン、ペプシ
ンはタンパク質の消化酵素です。
40歳くらいからどれも急激に落ち込みます。
60歳になるとアミラーゼとプロテアーゼは半分くらいになります。特にタンパク質の消化能力が落ちていきます。
60歳の人は20歳の人の半分の量の食事が消化の限界です。これを超えると、なか
なかルローが消えないことになります。
ただしこれは個人差はあるので、全てではありません。
ではルローをほどくにはどうすれば良いのか?
ご自分の食生活を見直す。
消化酵素を浪費した食事をしていないか、好きなものに偏っていないか、食べすぎていないか、まず分析をする。そして、止めるべきものは止めることです。
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生食(酵素食)を増やす。
生のもの(生野菜、フルーツ、発酵食品、お刺身など)はそれ自体に酵素を含んでいるので、消化管で分解(自己消化)します。ですから体内の消化酵素をあまり使わないで済むのです。
私は50%くらいを生食(酵素食)にすることを勧めています。
消化酵素に余裕ができて、赤血球のルローを早くほどきます。
年齢に合った食事量にする。
特に年配の方は、食事量の制限をしたほうが良いです。食べ過ぎによる消化不良は血流を悪くするばかりでなく、腸内の悪玉菌を増やします。悪玉菌は腐敗菌とも言われ、腸内腐敗を引き起こします。この腐敗が腸内のみならず、全身の機能低下に繋がるのです。
冷えの原因は食生活が大きな要因です。
これは習慣なので、なかなか大変だと思いますが、是非、チャレンジしてくださいね。
でも簡単に習慣を変えられ、ルローをほどく方法があります。
それは毎朝スムージーを飲むことです。
スムージーだけにすることです。
スムージーは生野菜、生フルーツ、豆乳や植物性ミルクで作ります。
朝、生をしっかり取ることで、酵素を補給出来ます。
野菜とフルーツはオーガニックで季節の物をお勧めします。
この野菜とフルーツに消化酵素がたっぷり含まれているので、ルローをほどくことが早く出来るのです。
そして、ビタミン、ミネラル、食物繊維が補給出来るので、この栄養素が代謝酵素の働きを高めます。エネルギー回路があるミトコンドリアには野菜やフルーツに含まれるビタミン、ミネラルをとても必要としています。エネルギー回路が活発化すれば冷えの解消にもつながります。
また、朝の起きたばかりに加熱食を食べると胃腸もびっくりして負担がかかります。
生食(酵素食)であれば消化に負担かからず、胃腸にも安心です。
また、スムージーはカロリーがとても低いので、カロリーコントロールにもなります。
毎朝、200〜300ccのスムージーのみで、あなたの「冷え性」が改善出来ます。
ただし、市販のスムージーはNGです。
それは加熱殺菌されていることと安い原料を使っているので、野菜、フルーツの品質が心配です。
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「生野菜やフルーツは体を冷やすのでは?」という声も聞くけど大丈夫?
これは、スムージー自体が冷蔵庫に入っているものを使うので冷たいから、一時期には体が冷えます。
しかし、体内に入り、この消化酵素が入ると赤血球のルローをほどきだし、血流が良くなり、そのうちポカポカしてきます。
冷たいのが苦手な方は、お湯を入れて50℃くらいにして飲んでいただくことをお勧めいたします。
50℃ですぐ飲めば酵素は失活しません。
陰陽説で陰性の物は体が冷えるという方もいますが、これは体験していただくしかありません。
私を含め私のまわりには冷え性の方がいなくなりました。
このように「冷え性」には朝スムージーを私はお勧めいたします。
ただし3ヶ月は続けてください。
すぐには体感出来ません。
体の細胞が入れ替わるのに3ヶ月はかかります。
だんだんと変わっていきます。
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