あなたの身体はゴミ屋敷?寝ても疲れが取れないのは食事・食べ方に原因があった!昔からの言い伝え「朝は皇帝の食事・昼は皇子の食事・夜は王妃の食事」に隠された意味。
寝ても休んでも、全然疲れが取れない・・・本当の理由を知っていますか?
最近疲れが取れない。
寝る時間が少なくなっても、5~6時間は寝てる。
ストレスが特別に強いわけでもないし、悩みが深いわけでもないので本当に原因が思い当たらない。
そんな話はよく聞きます。
その状態を放っておくと、どんどん疲れやすくなります。
多くの人は、
- 以前と比べて集中力がなくなった
- ミスすることが多くなった
- やる気が出ない
こちらでは一般的に原因が思い当たらないけど、以前に比べて明らかに疲れやすくなり、とれない疲れの原因と対処法について書いています。
疲れが取れない!疲労の主な3つの理由とは
疲れはどこから来るのか
疲労は主に、- 筋肉疲労
- 臓器疲労
- 脳疲労
①筋肉疲労
運動などで乳酸が溜まり体内のPHのバランスが崩れた状態で、臓器疲労は血流の悪さからエネルギー不足の状態です。
デスクワークの人にも起こりやすく溜まった乳酸や二酸化炭素が排出ができなければ悪化します。
乳酸を分解する場合は以下の食品を食べるといいでしょう。
● 梅干し かんきつ 類黒酢
②臓器疲労
内臓が
- 冷え
- 栄養不足
- 老廃物の蓄積
要は、代謝が行われずに身体が更新されていない状態、ということ。
こんな時に身体は、本能的にエネルギーの消費を避けるために強い倦怠感を感じさせ休息を促します。
内臓が疲労している場合、体を温めるこことはもちろん食べ過ぎないことも大事です。
プロバイオティクスなどで腸
内環境を整え、栄養のある食事が大事ですが、大前提で消化にも負担がかかっている可能性があるので、油っぽいものを控え、余分なエネルギーを使いすぎないよう少食を心がけましょう。
場合によってはプチ断食が効果的なケースもあります。
③脳疲労
細胞呼吸や消化など代謝活動によって発生するアンモニアが溜まる事が原因です。
アンモニアの分解と排出が滞ると、脳の中枢神経が刺激されます。
分解は肝臓で、排出は腎臓の担当ですね。
脳内のアンモニアが増えると、アンモニアの発生を抑えるために脳は身体に活動を減らすように指示するので、結果として、身体がだるくなったり、集中力が低下したりします。
脳の疲労は最も強い倦怠感を出します。
これに逆らって無理に働くとアンモニアの毒性により脳神経の破壊が進むとされています。
高アンモニア血症による神経毒性:アストロサイトの関与が見直される
橋本 敬輔より抜粋
アンモニアは,生体内において常時大量に産生されており,その大部分は肝臓で尿素への変換を受けて代謝される.肝不全などによりこの代謝機能が低下すると,高濃度のアンモニアが血中に蓄積し,その一部が脳内に移行することでさまざまな神経症状を引き起こす。
と報告されています。
アンモニアはプリン体に多く含まれ、小麦に含まれるアンモニアの量は大豆の倍と言われます。
アンモニアが原因の疲労にオススメできるのは、抗酸化作用の高いものです。
身体が疲れている時に現れる症状・状態とは
疲れとは表情以外にも身体の状態として実感します。
- シミが目立つ
- 顔のタルミやクマが目立つ
- 冷え性がひどい
- お酒に酔いやすくなった
- 胃もたれが頻発する
- 便秘気味または下痢気味である
- 朝起きた時からやる気が出ない
これらは内臓が疲労している時に多く出る症状です。
特に、
- 肝臓
- 胃腸
- 腎臓
また、これまでの経験より、
こういった症状が出る人の特徴として栄養バランスが悪いこともありますが、
- 間食が多い
- 食事量が多い
- 冷たいものが好き
内臓を元気にするのが疲れをとる近道
特に注意したいのが、一度に多く食べてしまう事です。
食べ過ぎは血糖値の上昇を招き、その後に血糖値が大きく下がるこので強い空腹感を感じやすく間食の原因になるからです。
ですが、食事を減らしすぎたり、食事を抜くという短絡的に事は考えないように気をつけましょう。
一定の代謝を保つためには最低限の糖質は必要となるからです。
ただし、空腹の時間は一日に12時間ほどあると理想的です。
12時間と聞くと長く感じますが、夕食を夜の7時に終えて、朝食を朝の7時にとれば良いだけなのです。
活動時間中の間食は大丈夫です。
なので、どうしてもおやつを食べたい人は3時に食べましょう。
最も身体に悪いのは夕食後のお菓子などですから。
内臓を回復させる生活習慣のコツ
「朝飯前」という言葉があるけれど、現代人は必要以上に過剰エネルギーを摂取しているかも
内臓を早い段階で回復させるためにはどうすればいいのでしょうか。
人間の体内リズムでは、- 有害毒素の排出(朝)
- エネルギーの分解消化(昼)
- 吸収と代謝(夜)
昔の人は朝飯前と表現するように、簡単な仕事は朝食前に済ませます。
一方、現代人はデスクワークで運動量も少ないのに、まず朝食を摂ります。
実は、こういった過剰なエネルギー摂取こそが生活習慣病の原因なのです。
いわゆる、
- 高血圧
- 高血糖
- 高尿酸
- 高脂血症
こういった状態を改善するためには朝食の前に軽い運動があると理想的です。
起きてから一時間後くらいの朝食が良いでしょう。
食事のバランスのとり方
朝は皇帝の食事・昼は皇子の食事・夜は王妃の食事
東洋医学の健康のための食事の諺には、
- 朝は皇帝の食事
- 昼は皇子の食事
- 夜は王妃の食事
そのため、理想の食事法としては、
- 朝は排泄を促すために白湯と栄養を意識して食べる
- 昼はエネルギーの獲得のために量を食べる
- 夜は吸収と代謝を促すために質素に食べる
体内リズムを整える事も健康と美容に必要不可欠な事ですので、
できるだけ午後8時以降は食べるのを控えましょう。
最近は、断食が流行っていますが、身体のリセットに必要な時間は約12時間です。
先ほども書きましたが、夕食から朝食までの間が12時間ほど空いていれば健康は保ちやすいのです。
また、朝に摂った水分や食物繊維は身体から老廃物の排泄を促してくれます。
朝食に何か食べる場合は、酵素を多く含んだ野菜や果物を適量食べるように心がけましょう。
特に、
- ニンジン
- パセリ
- キャベツ
- ゴボウ
ただし、サラダは身体を冷やすので冬はスープが望ましいです。
昼は身体を動かすエネルギーを獲得するために炭水化物や砂糖が不使用のヘルシーなおやつを摂っても大丈夫。
選ぶ場合はオーガニックなものを選ぶことを心がけましょう。
また、夜は内臓を休ませるためにも、寝る前の飲食は減らし控えめに食べる事をオススメします。
健康に最も必要な「空腹の時間」は作れていますか?
お腹が空いた時に、ぐーっと鳴るのは胃腸の大掃除のサイン。
食事が終わり、胃がすべての消化物を十二指腸へ送り出してから70~80分後に音が鳴ると言われます。
胃から徐々に強い収縮の波が始まり、十二指腸、小腸と連続的に進んでいきます。
この強い収縮が、
- 未消化物
- 古い粘膜
腸管内のガスが動いた時に、お腹がぐーっと鳴り掃除が完了した合図です。
そのため、食事はお腹がなってからとるのが望ましいのです。
疲労物質の分解を促進する食事
食事のバランスを整えることはもちろん、
疲労の原因となる物質を早く分解させることも大事です。
そこでオススメなのが、
オルニチン。
シジミのエキスで有名なオルニチンは、肝臓のさまざまな働きをサポートしてくれます。
こちらには、体内のアンモニアを尿素に変換するデトックス作用があります。
また、肝臓の機能を高めてくれます。
オルニチンを豊富に含んでいる食品は、
- シジミ
- エノキダケ
- マグロ
- ヒラメ
- チーズ
中でも、シジミとエノキダケは群を抜いた含有量です。
クエン酸
全身疲労の回復を促進する成分ですね。
酸素下で乳酸を作らないクエンサンサイクルというエネルギー供給法の原料ともなり、また腸内では尿素をアンモニアに分解する酵素ウレアーゼを産生する雑菌を抑制します。
などに多く含まれます。
クエン酸は黒酢に多く含まれていますので、
毎日コールドプレスジュースやスムージーに混ぜたり、お湯に混ぜて、お猪口いっぱいでも飲む習慣をつけると良いですね。
疲れは体からのわかりやすいサイン。
とれない疲れは身体からのサインです。
原因がなく疲労感は出ませんし、疲れやすくなったりもしません。
寝ても寝ても疲れが取れないのなら、何かがおかしいと思ってください。
朝起きた時からダルさを感じるなら、
- 乳酸が増えている筋疲労
- 内臓の代謝が落ちている内臓疲労
- アンモニアが溜まっている脳疲労
そしてそれぞれの原因を理解したら普段の食生活や、習慣から変えていきましょう。
きちんと身体から老廃物が排泄され身体のバランスが整ったなら、寝て起きれば毎日元気になっているはずです。
もし対策を行ってもあまりにも症状がひどくなる時は、何かが間違っている可能性が高いので、専門家に相談したり、専門機関での検査も視野に入れた方がいいですが、原因不明と言われた時は日々の生活習慣の改善から始めてください。
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