なぜ牛乳アレルギーになるのか?未解明の「牛乳アレルギー」の謎に迫る!牛乳アレルギーを発症させない方法
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ひと昔前は、「医学的事実」として、
“牛乳は胃の粘膜を保護して、潰瘍を緩和します。”
と言われ、医師や国によって摂取を薦められてきましたね。
ところが、現在では
「潰瘍を悪化させるので飲まないように」と言われるようになっています。
今回のテーマは「牛乳アレルギー」ですが、
始めに言っておかなくていけないことがあります。
それは、「牛乳アレルギーは、現代科学・現代医学では未解明である」
という事実です。
わかっていることは、ほんのごく一部に過ぎません。
「アレルギーの99.9%は未解明である」
という事実を念頭においておく必要があります。
そもそも、現代科学と医学は、人体について、
まだ99.9%を解明していません。
栄養素に至っても、まだ未発見の成分がどれだけ多く存在するのかも、
わからないほど大量に存在すると考えられているのです。
現在、私たちが信じている「事実と常識」は、
現時点での情報に基づいて形成された「見解」に過ぎない
ということを理解しておく必要があります。
医療業界や製薬業界がよく使う
「信頼できる科学的証拠」「科学的に試された」「科学的に証明された」
という言い回しは、実際には「理論や学説」であり、コロコロ変わります。
そして、それが正しくないことを「時間」と「歴史」が証明しています。
なぜ、牛乳アレルギーが発症するのか?
牛乳アレルギーの主な症状は次の通りです。下痢・嘔吐・腹痛・アトピー性皮膚炎・鼻炎・喘息・蕁麻疹・アナフィラキシーショック
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牛乳に限らず、ある特定の食品を摂取すると、
以下のようなアレルギーを引き起こることがありますね。
卵アレルギー
そばアレルギー
小麦アレルギー
大豆アレルギー
マヨネーズアレルギー
リンゴアレルギー
乳製品アレルギー etc…
しかし、これらは本来であれば、すべて栄養となっているはずの食べ物です。
それが栄養にならずに、アレルギー反応を引き起こしているのには、原因があります。
それが、腸内腐敗です。
腸内腐敗によって絨毛細胞がボロボロになり、
腸粘膜が破壊されてしまい、免疫細胞が食べ物にも異常反応していまうのが、
「食物アレルギー」なのです。
腸内腐敗は、食物アレルギーだけでなく、
花粉症・アトピー・喘息・関節リウマチ・膠原病などの
アレルギー症状や奇病・難病全般の直接的・間接的原因になっています。
小腸に入ってきた食物のタンパク質の塊を異物と勘違いして、攻撃してしまうのです。
腸管に侵入してきたものが病原菌などのウイルスであれば、
免疫細胞が攻撃を加えることは当然の仕組みです。
しかし、腸粘膜が破壊されると、
未消化の大きな塊の栄養素が腸に入ってきた場合も、
免疫細胞が異物とみなして排除しようと攻撃を始めるのです。
これを繰り返すうちに、栄養物がたとえ小さく分解されていたとしても、
免疫細胞は攻撃を加えるようになってしまうのです。
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腸が異物を攻撃する仕組み
腸には、外から侵入してきたウイルス・病原菌・細菌などを「外敵・異物」とみなして攻撃するシステムが備わっています。
異物を攻撃して、殺したり、食べたりすることで無害化させる免疫細胞の80%が、
腸内に存在しているのです。
主な免疫細胞とは、白血球のことです。
白血球は、リンパ球・顆粒球・マクロファージなどから構成されています。
この免疫細胞の70%が小腸に住んでいるのです。
大腸には10%ほど存在していて、
外から食べ物などに混じって侵入してきた異物(ウイルスなど)を倒すという重大な働きをしているのです。
このはたらきのことを「腸管免疫力」と呼びます。
小腸には、細かく分解・消化されたタンパク質や
炭水化物・脂質などの栄養物を吸収する「絨毛細胞」があります。
絨毛細胞を広げると、テニスコート一枚から一枚ほどの面積になる
と言われるほどの広さです。
この絨毛細胞の網の目が、「ある原因」によって、ボロボロに破壊され、
絨毛細胞の下にある「腸粘膜」にまで穴を開けてしまうのです。
その穴から、十分に消化・分解されていない
大きな未消化のタンパク質や炭水化物・脂質などが取り込まれやすくなるのです。
これをリーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)と言います。
出典:リーキーガット症候群:あなたのその不調の原因は腸の”漏れ”にあった! トンプソン 真理子 https://www.amazon.co.jp/dp/1513601253/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_gtIcCb8VKJT0Z
腸内の絨毛細胞をボロボロにする原因
腸内の絨毛細胞を傷つけてしまうとされている原因は以下のように数多く存在します。【1】有毒腐敗悪臭ガスが絨毛細胞を傷つけている?
悪玉腸内細菌によって発生する、アンモニア・アミン・硫化水素・インドール・スカトール・フェノールなど。
とくに、アミンは
亜硝酸ナトリウム(ハム・ソーセージ・漬物に使われている食品添加物)と結合して
ニトロソアミンという物質に変化し、
大腸がんの直接の原因にもなるため、危険視されています。
【2】水道水が動脈壁と絨毛細胞を傷つける?
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水道水に含まれている塩素は人体には猛毒です。
水道水の塩素は、有機体である細菌を殺してくれますが、
私たちの体も有機体なのです。
塩素とは「毒素」であり、それが細菌を殺す目的で水道水に入れられています。
私たちが水道水を飲むとき、毒も一緒に飲んでいることになります。
塩素が入っている水は生活のあらゆる場面に登場します。
飲水・シャワー・お風呂・プールなど
※ちなみに、現在の日本の水道水には「カルキ」は使用されていません。
シャワーやお風呂、プールも塩素の影響があるの?
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皮膚は人体最大の器官だからね、
1回のシャワーで吸収される毒素は、
コップ5〜8杯の水を飲むよりも多いとも言われているんだよ。
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【3】トランス脂肪酸が絨毛細胞を傷つけている
マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸(硬化油)が、動脈壁を傷つけることは確認されています。
動脈壁を傷つけるということは、
絨毛細胞に何らかのダメージを及ぼしていても、不思議はありません。
【4】ホモジナイズ乳製品が絨毛細胞を傷つけている?
ホモジナイズってなに?
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ホモジナイズとは、均質化という意味です。
今日の乳製品の問題点は、モネンシンなどの抗生物質や成長ホルモン剤の投与だけではありません。
超高温殺菌とホモジナイズ(均質化)製法のため、
健康上、大きな問題が発生するのです。
120〜130度の超高温で牛乳を加熱すれば、生きている消化酵素は全て死んでしまいます。
そのため、体内で消化されにくくなるのです。
未消化のまま腸内にたどり着くことで、異物と勘違いされやすくもなります。
ホモジナイズは、もっと危険なんだよ。
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それは、牛乳は、2,3日で悪くなってしまうほど、腐りやすいものだったからです。
「店頭で売ることができれば、もっと儲かるのに!」
このように考えた食品業界が、「ホモジナイズ」という工程を生み出しました。
昔の牛乳は、クリームが牛乳と分離していたので、よく振ってから飲んだのだそうです。
ホモジナイズという工程は、この分離が起こらないように、
超高速回転されることで牛乳の分子を破壊するわけです。
これによって、牛乳は、2,3日では腐らず、数週間も持つようになりました。
このような工程を経た牛乳の分子はとても小さくなっていて、
動脈壁を傷つけているそうです。
動脈壁を傷つけているということは、絨毛細胞を傷つけていたとしても、
不思議はありません。
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【5】農薬・化学添加物・抗生物質が絨毛細胞を傷つけている?
毒である農薬・添加物・抗生物質や処方薬などの薬品が、絨毛細胞にダメージを与えていたとしても、不思議はありません。
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このように、絨毛細胞を傷つけて、免疫細胞が異常に反応する症状の原因
と考えられている要素は複数存在します。
牛乳アレルギーがなぜ引き起こされるのかは、未解明ですので、
本当のところは誰にもわかりませんが、
上記5つの要因がまったくの無関係であるとは思えません。
なぜなら、実際に、動脈壁を傷つけているからです。
なぜ、乳幼児に牛乳アレルギーが見られるのか?
きれいで汚れていない乳幼児に、なぜ牛乳アレルギーが発症するのか?この問題もまったく解明されていません。
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未解明であるから、
「遺伝的要因」とか「遺伝的体質」に問題があるのだという
「無責任で曖昧」な説が有力視されているわけです。
このような曖昧な「遺伝的な問題説」を持ち出すときは、
「結局は何もわかりません」と言ってるのと同義です。
ただ、「まったくわかりません」と権威は言えないため、
「遺伝的」という証明が困難かつ、誰にでも思いつくような安易な、
それっぽい説明でお茶を濁すのです。
赤ちゃんの消化力は弱くて、
牛乳がきちんと消化されないうちに腸にたどり着いてしまい、
さらに未熟な腸管壁が未消化の大きなタンパク質を通過させてしまい、
異物として攻撃されてしまうという説もあります。
この説が正しいか、正しくないかは、別として、
この場合は、
乳幼児に乳製品を与えた親に全責任があることだけは、事実です。
「知らないこと」・「無知のままでいる」ことは、
今の時代は罪と言っても過言ではない時代になりました。
なぜなら、調べようと思えば、
誰でも簡単に情報を入手できる時代になっているからです。
この記事を読まれている方は、高い意識をもられていて、
健康志向がとても強いはずです。
自分の意思で調べようとして、この情報を得ているわけですね。
これが、大きな差を作っていくことになります。
乳幼児に乳製品を摂取させることのリスクを知っていれば、
乳製品を摂取させるメリットよりも、
デメリットのほうが大きいことに気づくことができます。
ですから、「誰が悪いのか?」と聞かれれば、冷たいようですが、
よく知りもしないで牛乳を赤ちゃんに与えた親が悪いわけですね。
それでも、イチかバチかで牛乳を飲ませますか?
そこまでして、牛乳を飲ませるメリットとは何でしょうか。
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しかし、本当に「遺伝的な問題」で牛乳アレルギーが発症しているのでしょうか?
では、なぜ、遺伝的な問題があるのに、2〜3年で治ってしまうのでしょう?
その答えは、現段階では「誰にもわからない」のです。
それでも、対策を講じることは、無駄ではないと思います。
なぜなら、原因があるから、結果が生じるわけですから。
赤ちゃんがお腹にいるときに、どのような食事が有害なのかに気を配ることは、
得をすることはあっても、損になることはないと思います。
その対策とは、先程挙げた5つの要因を体にとり入れないようにすることです。
乳幼児に牛乳アレルギーが発症する理由も、「腸内が荒れている」もしくは、
「腸が未成熟である可能性」も考えられます。
それは、原因と結果の法則に照らし合わせてみても、
母親の胎内にいたときに、何らかの影響を受けている可能性もあるわけです。
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母親が牛乳や乳製品を摂取しないことも重要
牛乳を飲ませていない乳児が牛乳アレルギーを発症するケースが稀に発生するそうです。これも、まったく未解明ですが、
母親が摂取した牛乳や乳製品のタンパク質が母乳に混じっている
という説が有力視されています。
ですから、リスクヘッジをするという意味で、
母親が牛乳や乳製品の摂取をやめることが、
乳児の牛乳アレルギー発症を防止する対策の一つになります。
乳糖不耐症と牛乳アレルギーはちがう
母乳や牛乳に含まれている乳糖は、ブドウ糖とガラクトースが結合している二糖類です。乳児は、消化酵素のアミラーゼが分泌されないため、
食べ物のデンプンを消化することができません。
そのため、乳糖のみがエネルギー源になります。
乳糖は、腸内で乳酸菌のエサとなり、善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。
しかし、日本人は5歳前後から、
小腸内で乳糖を分解する消化酵素「ラクターゼ」の働きが悪くなるために、
消化不良を引き起こすのです。
下痢をしたり、お腹がゴロゴロ、キュルキュルとしたりするのです。
牛乳を分解する酵素を持つのは、白人のみと言われています。
アジア人のような黄色人種や黒人は、
5歳を過ぎるとおよそ90%が牛乳を分解できなくなるのです。
糖質を分解して
乳酸を作る役割をしているのが、
乳酸菌だよ。
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だから、
ヨーグルト・チーズ・発酵バター・乳酸菌飲料を飲むと整腸作用があって、
善玉腸内細菌に良い効果があるって言われるんだね!
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牛乳アレルギーを治すにはどうすればいいのか?
最善の方法は、腸をきれいにすることです。とくに、摂取をやめたほうがいい食品は以下のものです。
肉・牛乳・悪い油・白米
この他にも、化学添加物が多く含まれている加工食品も避けるべきです。
また、食事の回数も徐々に減らしていくことをおすすめします。
1日3食は、食べ過ぎです。
胃腸に大きな負担がかかりますし、糖質を過剰摂取する原因になります。
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さいごに:牛乳アレルギーを発症させない方法
牛乳を飲んでアレルギー反応が起こるということは、腸内の絨毛細胞が荒れているサインかもしれません。
確実に言えることは、体が牛乳を異物とみなして攻撃しているということです。
これは、体が異物を体外に排出するために戦っているサインなのです。
アレルギーで皮膚が荒れるのは、皮膚から異物を排出しようとしているからです。
アレルギーで下痢になるのは、便から異物を排出しようとしているからです
牛乳アレルギーを発症させない方法が一つ存在します。
それは、
牛乳を始めとした乳製品を食べないことです。
また、牛乳等の乳製品が使用されている加工食品を
買わない・作らない・食べないようにすることです。
そうすれば、牛乳アレルギーとは無縁でいられます。
実際に僕は牛乳アレルギーではありませんが、
牛乳など飲んでいないし、ヨーグルトも食べません。
豆乳は飲んでいましたが、
豆乳はアンチニュートリエント(反栄養素)の塊で、
タンパク質の消化・吸収を邪魔する有害な作用があると本で読んでから、
飲むのをやめています。
牛乳も豆乳も、無くても健康になんの影響もありません。
それが事実です。
牛乳は、仔牛にとっては完全な健康食品ですが、
人間には有害な食品です。
しかも、高温加熱やホモジナイズされているため、
栄養成分や酵素も壊れています。
さらに、農薬や化学肥料が高濃度で残留している飼料を食べ、
早く成長するように成長ホルモン剤を投与され、
病気にならないように大量に抗生物質まで投与された牛からとられたものが牛乳です。
カゼインには発ガン性があると言われています。
そんな牛乳を飲む必要などないという視点があることも知っておいて損にはなりません。
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