思考を司っているのは腸だった!腸に暴動を起こされない為に避けるべき生活習慣とは。
「あれ、最近便通が・・・」
「なんだか、お腹の調子が悪くてゆるい」
「お腹がはっている気がする」
そう思ったりする日や感じた時、ありますよね。
自分のカラダに不調やトラブルがあったとき、
その理由を考えてみると
“不調やトラブルから自分を守る術”
を見つける第一歩になるかもしれません。
今回は
「便は健康のバロメーター」と言われる理由をひも解いて、
腸が担っている役割と味方につけるためのヒントをお話しします。
腸は、カラダの中で一番のはたらき者!?
カラダの中のシステム本部、“腸”が持つ潜在パワー
私たちが食べたものは、
食道を通って、胃、その外側にある肝臓やすい臓、胆のうと関わりながら、消化・分解され、
糖や脂肪、アミノ酸、ビタミンの形となり小腸で吸収され、
その先にある大腸水分が吸収され、
こう門に達して残りカスが便となって排出されていきます。
このように説明すると、
「食べたものを消化して栄養を吸収して便として排出している」
だけと思われがちですが、
生きるための源は、腸にあるのでは!と思うほど
カラダの中の重要な本部と言われる秘めた役割を持っているのです。
STEP1.消化
消化酵素によって脂質や糖質、たんぱく質などをブドウ糖やアミノ酸、ビタミンなどの吸収しやすい形に分解します。
STEP2.吸収
小腸の粘膜から栄養素のほとんどをカラダに吸収させる。「じゅう毛」と呼ばれる毛細血管を通ってカラダ中に運ばれていく。
STEP3.合成
腸内細菌と協力してたくさんのビタミンやホルモンの合成、酵素を作る。3000種類もの酵素が作られ、セロトニンやドーパミンなどの活力ホルモンを作り出す!
STEP4.免疫
体内の免疫細胞70%が小腸に集中し、リンパ球の60%が集合している。腸内細菌と協力して腸の免疫細胞が病原菌やウィルスから体を守ってくれる!
STEP5.浄血
善玉菌が元気だと腸内腐敗を防ぎ、きれいな血液に保ってくれる。血液をサラサラに保つ!
STEP6.解毒
腸の粘膜組織や腸内細菌が有害物質を分解して解毒をサポート。化学物質を分解・シャットアウト!
STEP7.排泄
いらない老廃物や毒素などを含み、大腸で栄養分を取り除いた後の残りカスを便として形成。便は水分80% 残りの20%のうち 10%が死んだ細菌(腸内細菌の戦士たち)
5%が剥がれ落ちた腸の粘膜で5%が食べカス
なんと腸だけでも7役!
これだけではなく、体内のあらゆる臓器と連携してコミュニケーションを
取っている臓器の中の「ハブ」役でもあるというから驚きです!
あなたの免疫力も“腸”がコントロールしていた!
腸の役割でお伝えしたなかでも、
免疫細胞の70%が小腸に存在しているとありましたが、これらの免疫細胞は
私たちのカラダを守るために大変重要とされています。
免疫細胞はウィルスによる風邪や病原菌などからだに悪さをしようとする
外敵から感染を防いだり、免疫を抑えたりなどしてカラダを守ってくれるシステムですが、
誰にでも同じように働いてカラダを守ってくれる訳ではなく、
日頃の食事や生活環境によってその細胞の働きは大きく変わってきます。
免疫細胞の中には、
白血球やリンパ球のNK細胞、B細胞、T細胞など様々な働きのある細胞たちが
存在していてそれぞれ得意分野を持ちながら、腸管上皮にあるリンパ球や小腸下部にあるじゅう毛の間、
パイエル板とよばれる部位でウィルスや細菌が侵入してきたときに応答するために待機しています。
万が一侵入してきたときには、
このパイエル板から免疫細胞達が戦士となって出ていき、様々な病原菌と闘っているのです。
しかし、
腸内環境が悪い場合には、パイエル板の機能は落ちて免疫細胞の働きも停滞します。
その結果、風邪をひいたり、アレルギーになったり、生活習慣病になったりと
様々な病気や不調を引き起こします。
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腸内に潜む「免疫細胞の戦士たち」
前線部隊「自然免疫」の細胞
自然免疫はからだの中に備わっている防御力であり、異物や病原体から24時間休まずカラダの中を守ってくれています。
マクロファージ
外敵や異物の侵入を見張り、指令を出す役。
か粒球 / NK(ナチュラル・キラー細胞)
指令を受け病原菌や異物を即座に攻撃する攻撃部隊!
ナチュラル・キラー細胞は常に体内をパトロールし、
マクロファージの指示を受けずとも病原体を察知、攻撃する働きを持っています。
精鋭部隊「獲得免疫」の細胞
獲得免疫は、自然免疫では防御が効かないときに戦い、一度戦った病原体を記憶し二度と入らせないように働きます。
ヘルパーT細胞
細菌やウィルスなどの異物を察知して、「この武器(抗体)が必要だ!」と退治するための指令を出します。
また、アレルゲンなどの異物を察知して抗原を退治するための指令を出します。
B細胞
指令により作り出した抗体を使って病原体を退治していきます。
1度作ったことのある抗体はしっかり記憶しているので、同じ外敵は入らせないように見張り、防御しています。
キラーT細胞
がん細胞やウィルスが感染してしまった細胞にくっついて酵素を出して攻撃、破壊します。
腸管免疫は、感染症やアレルゲンに対する抵抗力など様々な免疫に精通していることは
多くの専門家の方々も取り上げています。
まだ解明されていないことも多く存在しますが、
腸内の働きは生きる上で重要な器官だということは、専門家の著書からも理解できます。
参考文献
「アレルギーの9割は腸で治る」
「アレルギーは腸から治す」
腸内では、素晴らしい戦力であるたくさんの細胞が私たちのカラダを守るために休みなく働き続け、
健康で元気でいるためにコントロールをしてくれているのですね。
しかし、免疫細胞たちの70%が集中している部分は、“腸”です。
腸が健康でなければ、戦力である細胞も適切に働いてくれない。
免疫力を高め、健康で強いカラダをつくる上では、腸内環境を良くすることが一番のカギ!
人体最大の免疫器官と呼ばれる部分“腸”は
下手にないがしろにはできませんね。
腸内細菌を味方にするのは自分次第!「理想の腸内フローラ」とは
腸内環境を整えるために気を遣っていることはありますか?
例えば、
等々、腸内環境をよくするために食生活に気を使っている方は
多くいらっしゃるかと思います。
食事に気を遣うことはとても大切なことですが、
いくら腸内環境をよくしようと栄養に気をつかっていても、
腸内フローラ(細菌のバランス)が整っていなければ栄養を摂っていても十分に吸収ができず、
乳酸菌を摂っていても細菌を生かしきれないなど、“適切に働く腸”には至ってない場合があるのです。
適切に働く腸とは、
体内に取り入れた食べ物・毒素を中和もしくは排出でき、
腸内フローラ(細菌のバランス)が整っている腸です。
腸内フローラが整っているということは、
心とカラダの健康状態を左右するバランスや機能をしっかりと
持ち合わせるということにもつながります。
腸内フローラに関係する腸内細菌は
回腸(小腸下部)から大腸にかけて、培養できる菌で100種類、
100兆個の細菌が生息しています。
なんと、培養できない菌をあわせると5万種類、およそ1000兆個以上の
細菌が生きていることがわかっています。
ただ、腸内細菌の種類やバランスは人によってさまざまであり、
生活環境によっても変わってきます。
では
理想の腸内フローラ(腸内細菌)のバランスは? というと、
善玉菌 (20〜30%)
培養できる細菌菌の働き
悪玉菌 (10%)
培養できる細菌菌の働き
日和見菌 (60〜70%)
培養できる細菌菌の働き
これらのバランスが崩れてしまう状況として
挙げられるのは、
悪玉菌が優勢になってしまう場合です。
添加物や有害物質など胃腸の処理能力を超えた食べ物や毒素、
死んだ細菌は宿便という形で腸内に留まり、腐敗を始めます。
これらを排出していかなければ、腐敗が進むだけでなくさらに蓄積し
蓄積した毒素や活性酸素は、毛細血管を通して
血液に運ばれさまざまな臓器に影響します。
小腸や大腸の傍らには、大切な役割を担ってくれている
肝臓や腎臓、胆のうなどが存在しているので、そこにも毒素のある血液が流れます。
そして体内に流れている血液に悪循環が起きることで
さまざまな臓器に健康被害を及ぼす深刻な状態となるのです。
こうした状態は、さまざまな臓器に健康被害を及ぼすだけでなく
悪玉菌が優勢となることで普段は悪さをすることのない常在菌の
ブドウ球菌や大腸菌が悪い方向に動き出しかねません。
悪玉菌が優勢となるとさまざまな悪影響を引き起こすことから、
腸内フローラのバランスは、善玉菌が優勢となるようにしていかなければならないのです。
善玉菌を優勢にするには、
日和見菌をいつでも味方につけておくことが重要になってきます。
日和見菌はどちらが優勢か!
という状態を常にチェックしていて優勢側に加担する性質があるため、
腸内環境は常に良い方向へ整えておく必要があるのです。
善玉菌が優勢になると、
腸の働きがしっかり行われているので毒素の排出が十分にでき、
栄養吸収も万全で健康状態も良く、腸管免疫力の高い状態になっています。
善玉菌が優位になったり、悪玉菌が優位になったりすることで
カラダにもたらす影響が大いに変わってくることを考えると、
毒素の蓄積や腐敗が起きないように、質の良い便を定期的に排出したり
腸が良好でいられる状態を作ってあげられるような食生活をするなど
自身で努めることが大切なのです。
腸のバランスは変わりやすいことを理解しながら、
意識して善玉菌が優位に働くような生活習慣を心がけていくことが
健康を維持していく秘けつなのかもしれません。
美、健康、思考は腸内フローラのバランスが左右する。
腸内フローラ(腸内細菌)のバランスが整っていると、
見た目や思考などにも良い影響となってあらわれてきます。
冒頭でもお伝えした 本来持つ“腸の働き” には、
などがあり、
腸内フローラの状態が良いと、
腸が担っている上記の役割がしっかりと働きます。
など、カラダに様々な良い影響をもたらしてくれるのです。
思考が変化するという部分では、
日々の暮らしにおけるモチベーションやストレスの感じ方を左右する
重要な部分なのではないかと私は思います。
思考の変化についてもう少し深堀すると、
幸せホルモンと言われている「セロトニン」や、
集中力をみなぎらせる活力ホルモンである「ドーパミン」は、
必須アミノ酸を材料にして腸で作られることが専門家の研究で多く報告されていて
このホルモンは腸内におよそ1億個ある腸管の神経細胞に脳からの指令を受けることなく、
自ら判断を下して機能し、副交感神経や交感神経などにも関係することで
自律神経までを左右していることがわかっています。
腸管神経は脳に次ぐ多さだと言うのですから
「腸が第二の脳」と言われる理由も納得です!
腸が作り出すホルモンが、カラダの循環をつかさどる大事な神経にも
影響していることを意味していたのですね。
参考:
「腸が変われば人生が変わる 驚異の腸内フローラ 」
「人生は運命ではなく「腸」が決定する 」
それから、
食べたものからしっかりビタミンを合成するように働いてくれるのも
腸内フローラが関係しています。
いくら美容や健康のためにサプリメントや、野菜を取っていても
腸内フローラのバランスが良好でないと、ビタミンの合成も
うまく働いてくれません。
腸内フローラのバランスが崩れ、悪玉菌が優勢になってしまうと、
悪玉菌の中には美肌の点滴と呼ばれる「フェノール類」という有害物質を生成してしまう菌が増殖し、
それが腸から血液に流れ肌に達すると肌の表皮細胞に悪影響を
及ぼして、肌トラブルを引き起こす原因にもなると言います。
血液の循環によって肌に及ぶ影響、
臓器のハブである腸のネットワークは恐るべし・・・。
腸の機能が正常に働くように、腸内フローラを良好な状態に保つことは、
美しさを磨くことや自分の思考方法を変えていく手段にもなり得ると言えます。
腸の為に断ちたい習慣
腸内フローラを良好に保つためには、
腸にとってよくない“腸内細菌が嫌うもの”を理解することが
重要となってきます。
腸内フローラを良好に保つためには、
特に注意が必要とされている代表的な4つをお話ししていきます。
食品添加物
現代では、当たり前のようにスーパーやコンビニエンスストアに並ぶ食品の
ほとんどに含まれる「食品添加物」です。
食べものの見栄えをよくするために使われる合成着色料をはじめ、
合成保存料、防腐剤、増粘剤、酸化防止剤、乳化剤などさまざまな
添加物を数えるとキリがないくらい日本は添加物が豊富であり、
盛んに使用されています。
なんと日本は、1000〜1500種類の添加物があり、
アメリカの10倍・・・。
そのうち350種類は石油系と言われていますね。
悲鳴があがりそうな数・・・。
これらの「食品添加物」は腸内細菌の発育や増加に悪影響を及ぼすことが
専門家の間でも示唆されています。
「腸にいいことだけをやりなさい!」
参考文献:『腸にいいこと だけをやりなさい! 』著者:藤田紘一郎
「Dr.白澤の ゆる無添加のすすめ やっぱり心配 添加物と超加工食品」
参考文献:『Dr.白澤の ゆる無添加のすすめ やっぱり心配 添加物と超加工食品』著者:白澤卓二
こうした食品添加物が、腸内で消化しきれずに蓄積されると
腸内細菌にダメージを与え、腸内フローラにも悪影響を及ぼしてしまうのです。
そして、腸管神経がうまく働かなくなり腸のぜん動運動が低下すると、
毒素の排出が行われにくくなり便秘を引き起こすなど悪循環をともないます
糖分・炭水化物の過剰な摂取
糖や炭水化物の中でも、小腸でなかなか吸収されない糖の種類があり、
腸に大きな負担をかけます。
身近な糖分でもある
□ 乳糖
□ 果糖
□ 発酵性のオリゴ糖
□ 人工甘味料
□ はちみつ
□ コーンシロップ
□ ジュースやお酒に含まれる果糖ブドウ糖液糖
□ キシリトール
などの糖は、過剰摂取に要注意です。
これらはもともと腸内で吸収されにくいだけでなく吸収されない糖は腸内で浮遊し、
その糖質をバクテリアがエサにすることで過剰に増殖していきます。
やがて吸収されない糖は大腸まで行き着いてしまうと、さらには大腸にいる悪玉菌の
エサとなり、腸内フローラのバランスを崩す悪循環をたどっていきます。
パンやパスタなどのグルテンの高い炭水化物を食べすぎたり、
糖分の多い飲み物を飲んだあとは、
お腹が膨れてガスがたまりやすいとよく耳にしますが、
その根本にあるのは、消化しきれいない糖分によって
増殖したバクテリアと悪玉菌の増殖による影響が出ているからなのでしょう。
重金属や有害物質などの蓄積
鉛、アルミニウム、カドミウム、水銀、ヒ素、放射能などにおいては、
腸が一切消化しきれない毒素です。
食べ物(穀物、野菜、果物)や薬、添加物などによる何らかの原因によって
体内に入れてしまい蓄積すると、消化吸収されないものは毒素となって
バクテリアや悪玉菌の増殖を促し、腸管を通して血液に流れさまざまな臓器にも悪影響を及ぼします。
抗菌剤や抗生物質の乱用
抗生剤や抗菌剤は細胞壁を持っている細菌が関わっている症状の場合に
有効な薬剤ですが、特定の細菌に作用をするだけではなく、
腸内にいるよい菌までも殺してしまうため、腸内フローラのバランスが乱れます。
本当に必要な時に、適切に使用するということが大変重要視されていますね。
上記のほか、注意しなければならない食品や有害物質も存在していますが
できる限り、毒素を取り入れない食生活に変えていくこと
継続して摂取していて不調が見られるものは「断つ」ことを
心がけることで、健康への道はより近くなっていくと思います。
腸内フローラを味方につける2つの対策
「適切にはたらく腸」を作るためのデトックス法
赤ちゃんや子どもの体調を見るとき、
便の色やにおいなどの状態をチェックするのと同じように
自分の便の色や形などの状態を確認することも大切なのですよ。
「便は健康のバロメーター」と言われるほど
便や尿はからだの中から出る老廃物の中で、目視で状態を確認できる
カラダの大事なお便りでもありますので。
日々の排泄物である便は、腸内フローラの良い人で
水分80%
残りの20%のうち 10%が死んだ細菌(腸内細菌の戦士たち)
5%が剥がれ落ちた腸の粘膜で
5%が食べカス
そして、
これまでお話した中でも腸内の悪循環によって
浮遊または蓄積してしまう「毒素」。
それらが排出される割合は、
便 75%
尿 20%
汗 3%
爪 1%
髪 1%
と言われています。
便と尿だけでも体から排出される毒素の95%を占めているのです!
どんなにデトックスといって運動で汗をかいても、
岩盤浴へ行っても・・・・出てくる毒素は微々たる量。
運動ももちろん大切ですが、
何より大切なのは便や尿からしっかり出すこと。
しっかりと排出が行われれば、
食べたものからの栄養分を吸収して、腸がビタミンの合成やホルモンを生成し、
免疫細胞も活性化しやすい環境を作り“適切に働く腸”に導きやすくなります。
毒素の排出を促す方法は、雑誌などで紹介されている種類もさまざまですが、
いくつかの方法をご紹介していきます。
毒出しの高い食材を、いつものご飯にプラスする
「マクロビオティック」や「玄米菜食」にも代表される食べ方のひとつとしても
知られている「 ま・ご・わ・や・さ・し・い」や、玄米などの穀物には、
フィトケミカルや食物繊維が豊富なので、排泄力が高まりますよ!
ま:豆類(大豆、小豆…)
ご:ごま
わ:わかめ(海藻類)
や:やさい
さ:魚
し:しいたけ(キノコ類)
い:いも(サツマイモなど)
質の良いナチュラルミネラルウォーターをこまめに摂取する
理想は1日1リットル以上です。
水分は毒素の流れをスムーズにするため、こまめにしっかり摂るようにします。
※市販のジュースなどはなるべく控えましょう。
適度な運動
1日10〜15分程度のウォーキングしたり、簡単なストレッチだけでも腸が刺激され、ぜん動運動が盛んになりやすいです。
運動によって代謝が上がると細胞が活発になり、毒素の排出も高まってきます。
ファスティング
一時期、クレンズジュースなどで流行となったファスティングですが内臓の休息や、蓄積した毒素を排出する上では有効な方法と言えます。
腸は24時間フル回転で消化吸収〜排泄までを行なってくれていますが、
ファスティングをすることで、その間内臓をしっかりと休ませることができるため
消化や吸収などに使うためのエネルギーを他の細胞の修復に使うことができるとされています。
それから、食べたものが体外に出ていく時間の間、水分のみで生活することで
腸の中に蓄積している宿便や排出しきれず体内に残ってしまった毒素など、
たまった不要なものをしっかりと排出できます。
体内にたまった毒素が排出されると、腸内フローラも整いやすくなります。
※ファスティングは、治療中の病気や服用している薬がある場合、妊娠中や生理中などの
方は専門家の指導のもと行なうようにしましょう。
腸内フローラを整える「腸がよろこぶ食事法」
健康な腸を目指すためには、何を食べるかが重要です。
一日一品増やすなどして、善玉菌が育ちやすい
腸がよろこぶ食事を意識して摂るように心がけましょう。
食物繊維(水溶性・不溶性)
水溶性食物繊維は、善玉菌のエサとなり水分を蓄えて便を柔らかくしてくれます。(わかめ、昆布、モロヘイヤ、オクラ 等)
不溶性食物繊維は、水分を吸収してふくらみ、腸のぜん動運動を刺激して
便通を促してくれます。
(キノコ、繊維質の多い野菜、豆類、穀類 等)
発酵食
発酵食は善玉菌のエサとなるだけではなく、腸内のpHを中和して悪玉菌が増えるのを防いでくれます。(みそ、納豆、ヨーグルト、ぬか漬け 等)
“ ま・ご・わ・や・さ・し・い ”
まごわやさしいの食材に加えて、玄米においてもフィトケミカルや食物繊維が豊富です。排泄力が高まるだけではなく、善玉菌を増やしてくれるエサにもなります。
最後に
現代の日本は、病気大国と言われるほど
さまざまな疾患や病が増え続けていると
言われていますが、
できる限り健康でいたい。
美しくありたい、活発に仕事をしていたい
と思う方は多くいらっしゃるかと思います。
私も常に健康でいたい、
笑顔で元気に暮らしたいという思いから
日々、家族の健康も考えて生活しています。
何か不調が起きた時には、
なぜそうなってしまったのだろうか?
ほんのすこしだけでも
カラダが発しているサインや状態に耳をすまして
原因を知ろうとすることは、
自分のカラダに寄り添えるようになる一歩なのではないかと感じます。
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