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本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ IN YOU Market 本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
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消費者に誤ったエコな印象を与える「グリーンウォッシュ」が世界で大問題に!本物のエコ商品を選ぶための重要ポイント

消費者に誤ったエコな印象を与える「グリーンウォッシュ」が世界で大問題に!本物のエコ商品を選ぶための重要ポイント

「エコ、持続可能、環境に優しい、エシカル、サステイナブル、オーガニック・・・」

皆さんは、エコ商品に表示されたこれらの言葉を信じますか?

50年前であれば、ほとんど誰も口にすることがなかった環境問題。

現在では「人類が今後も地球で生存していけるのか?」という全世界共通の最重要問題となり、このことを知らない人はいなくなりました。

最近ではインターネットの普及もあり、私たちの誰もがエコ商品を買えるようになりました。
しかし、一度考えてみてください。

皆さんが選んでいる商品は、本当に『エコ』でしょうか?

「エコって書いてあるから環境に優しいだろう。」
「オーガニックだから大丈夫だろう。」

そんな風に「なんとなく」でエコ商品を購入していませんか?
もしかしたら、環境に良いと思って購入したものが地球環境を破壊しているかもしれません。

今回は、エコ商品の裏側を探りながら本当に地球に優しいエコ商品の選び方と暮らしについて、一緒に考えていきましょう。

私たちはエコという言葉に騙されている?「グリーンウォッシュ」とは



皆さんは、「グリーンウォッシュ」という言葉をご存知でしょうか?

グリーンウォッシュとは、
「グリーン」=環境に配慮した
「ホワイトウォッシュ」=ごまかす、うわべだけを取り繕う


この2つの言葉を組み合わせた造語です。

例えばある企業が、実際には環境に配慮していない商品を生産しているにもかかわらず、その商品を、いかにも環境に配慮している商品であるように売り出すことです。

この言葉は、1980年代から使われ出したと言われています。(※)

資本主義と欲望の加速が「エコ」を利用!グリーンウォッシュ問題の背景


資本主義というのは、私たち人間の欲望を刺激し、消費を促すことで成り立ちます
もちろん、全ての消費が悪いというわけではありません。

しかしながら、生産する側と消費する側の倫理観が失われてしまえば、
「とにかく大量に作り、とにかく大量に消費する」
そんな歯止めの効かない無限ループ状態に陥ります。

地球の資源は有限です。なので、資本主義を加速させ続ければ、地球から資源はなくなります

少し考えれば誰でも理解できることなのでしが、このことが指摘され始めたのは、わずか50年前くらいのことなのです。

1970年代に環境問題が指摘されるようになると、企業はエコを利用することを考えます。
本当の姿は環境を破壊しているにも関わらず、環境に優しいと主張するようになります。

そして、市場には偽物のエコ商品が溢れかえるようになりました。(※)

グリーンウォッシュに騙されないために知っておきたいエコのこと



続いて、グリーンウォッシュとは、具体的にどのようなことを指すのでしょうか?

一番大きなものとして挙げられることは、実際は環境に優しくない偽物のエコ商品が、市場に流通してしまうことです。

例えば、大量に森林を破壊して作られたアブラヤシ農園で生産されたパーム油製品が、森林破壊の事実は隠されたまま「エコ商品」として売り出されることなどです。

グリーンウォッシュには、企業の宣伝の仕方なども含まれます。

例えば、大規模なコーヒー畑で無農薬で栽培されているオーガニックコーヒーがあるとします。
その場所は、元々は緑が生い茂るジャングルでしたが、コーヒー畑にするために大規模に森林が破壊されました。



無農薬で栽培されているという点だけを見れば環境に優しいようですが、わざわざ大規模に森林破壊をするのは、無農薬のエコを上回る環境破壊があります。

コーヒーは、わざわざ畑にしなくてもジャングルの中で育てられるので、本当にエコなコーヒーを目指すならジャングルの中で無農薬で栽培されるべきです。

しかし、オーガニックのラベルだけではそのことは分かりません。
それをエコだと宣伝されてしまえば、私たちは無意識にそれを信じてしまうのです。
そして、エコだと信じながら、無意識に環境破壊に加担することになります。

また、その事実を知った人たちがエコ商品に疑問を持つことになり、本当にエコな商品が売れなくなってしまいます
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グローバル化が本物のエコ商品を見えなくする?見えないことで成り立つグリーンウォッシュの闇



それでは、
どうしてグリーンウォッシュのような大きな嘘が、いつになってもなくならないのでしょうか?

その背景には、加速する経済のグローバル化があります。

私たちは中国で生産された洋服を着て、
エチオピアで栽培されたコーヒーを飲み、
インドネシアで生産されたパーム油が入っているシャンプーで髪を洗い、
アフリカ大陸で採掘されたレアメタルが入ったスマホを使用します。

どれも自分からはるか遠い場所で行われている出来事です。

私たちが見ているのは、
常に完成されて手元に届けられた商品だけ。

それがどのように栽培されているのか、どのように作られているのかについては、ほとんど何も知りません
見えないから、騙されていても分かりません。

これこそが、グリーンウォッシュが成り立つ理由です。

もともと経済は、物々交換のようなものから始まりました。
このような状況ではすべてのやりとりが可視化されるので、誰かを騙すことはできません。

つまりグリーンウォッシュは、グローバル化によって生まれた弊害であるとも言えます。

パーム油からグリーンウォッシュを考える



残念ながら、グリーンウォッシュに関係のない人はいません。
それほどまでに、グリーンウォッシュは私たちの生活に紛れ込んでいるのです。

その例として挙げられるのが、パーム油です。
パーム油は世界一消費量の多い植物油で、スーパーに並ぶ商品の約半分にはパーム油が含まれているとも言われています。

菓子パン、ポテトチップス、洗剤、シャンプー、などがその一例ですが、ほとんどの場合パーム油とは表記されていません。

植物油、植物油脂、マーガリン、ショートニング、グリセリン、界面活性剤、このような名前で使用されています。

パーム油を大量生産するためのアブラヤシ農園によって林が破壊されているというのは、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

果たして、エコなパーム油は存在するのでしょうか?

エコなパーム油は存在するの?持続可能なパーム油の裏側で焼き尽くされる森林



企業は、自分たちが作っている商品は持続可能なパーム油を使用していると主張し、商品にはサステイナブルのラベルが貼られます。

しかし、その実態は嘘にまみれています。

パーム油を使用した加工品を販売している会社は、パーム油を販売している会社の実態を全て把握できてるわけではありません。
その結果として、不法行為が蔓延し、アブラヤシ農園を作るために森林が大量に焼き尽くされることが起こります。

なぜ、このようなことが許されてしまうのか?
それは、前述で触れましたように生産の実態が「見えない」からです。

それでは、私たちはどのようにエコ商品を選べばいいのでしょうか?

グリーンウォッシュに対抗するには?ファッション化するエコの世界で本物のエコ商品を見つけるコツ



環境問題は全人類にとっての最重要課題ですが、資本主義経済の中で利益のみを追求する企業にとって「エコ」はただのトレンドに過ぎません。

「エコ」「サステイナブル」「エシカル」

そのような言葉を着飾らないと売れなくなってきているので、ファッションとして身に纏っているのです。

それを見破るには、
『その商品がどこでどのように生産されているのか?』
買う前に一度立ち止まってみましょう。

例えば、ネットストアでエコ商品を探しているとします。
「オーガニック」「サステイナブル」そのような言葉が書いてあると、何も考えずに安心して商品をカートに入れてしまいますよね。

それではファッション化されたエコ商品を買ってしまい、結果として無自覚に環境破壊に加担してしまう危険性があります。

そうならないために、きちんと説明が細かく書かれている商品を選びましょう。

◆誰が生産しているのか
◆どのように生産されているのか


そのような情報がきちんと掲載されているかを確認することで、グリーンウォッシュに騙されずに「本物のエコ商品」を買うことができます。

もし、詳しい説明が掲載されていない場合には、インターネットで商品名や会社を検索するなどして情報を自分から探してみましょう。
ただ何となく買わされているという意識から「自立して選択する」という意識への変革が何よりも大切です。
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エコと政治は無関係?グリーンウォッシュをなくしていくために、政治や社会に声を挙げよう。



資本主義経済では、大きな力を持った企業が政治を動かしていると言っても過言ではありません。

政治に声を挙げれば、社会の空気が変わります。
社会の空気が変われば、企業はそれに適応しなくてはいけなくなります。

そして、それがまた、政治に影響を与える。
そのような循環が生まれていきます。

声を挙げると言うとデモを連想されるかもしれませんが、方法はそれだけではありません。

政治家の議員事務所に電話やメール、FAXなどで、環境対策に力を入れてもらうようにお願いするなどの方法もあります。

また、企業に対しても、環境対策に関する情報をきちんと公開してもらえるように意見を送ってみましょう。

たった1つしかない地球で本当にエコな暮らしをしていくために



たった一つしかない地球で私たちが生きていくためには、消費者というマインドから抜け出すことも必要です。

そもそも地球環境破壊は「大量生産・大量消費が引き起こしたもの」です。
つまり、私たちの消費そのものが問題なのです。

例えば、エコな商品だったらどれだけ買ってもいいのか?
消費によって環境破壊が引き起こされているのに、エコな商品だからと何でもかんでも買うのは本末転倒ですよね?

資本主義社会では、人間を「消費する者」として認識します。
まずは、その歯車から抜け出しましょう。

商品をなんとなく買わされるのではなく、
自分にとって本当に必要なものかどうか「自立した意志」で選択できたらいいですよね。

そのうえで、買うときは本物のエコ商品を選ぶ

こうして、この地球と世界により良い循環を生み出していきましょう。


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【出典】
「パーム油 私たちの暮らしと熱帯林の破壊をつなぐもの」WWF
「環境にやさしい買い物は、地球を救わない? 映画『グリーン・ライ~エコの嘘~』が教えてくれる現実」greenz people

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