もはやどこにいても被曝の可能性がある日本|広がり続ける除染土再利用による被曝対策、どう考えていますか?昔からの伝統製法で作られた本当の葛の力で免疫の要である腸を守ろう 〜IN YOU Marketが私に教えてくれたこと vol.16〜
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
東京電力福島第1原発事故に伴う除染作業で生じた膨大な除染土。
環境庁はこれらを農地で再利用するとして、
帰宅困難区域にて発電燃料用の作物の栽培を始めるとのこと。
除染土のうち、1キロあたり5000ベクレル以下のものを使って盛り土をつくり、
表面から50センチは放射能汚染されていない土で覆い、
バイオマス発電の燃料に使う穀物などを栽培するとしています。
放射能濃度を測り、今年度中に安全性を検証するということですが、
みなさんこれを読んでどう思われますか?
どこにいても被曝の可能性がある日本。絶対に安全なものはあり得ない
雨が降ったり災害が起こったりすることが増えている今、
表面的に影響がなさそうなところに汚染土を使ってもどのように流出するかは想像しきれません。
食用の農地には使わない(当たり前と思いますが!)とのことですが、
園芸用であれなんであれ、除染土がいろんなところに使われ始めている現実があるんです。
一見、除染土なのかどうかということは、素人には分かりませんから、
この先どのように、この放射能汚染された土が日本中に広がっていくかは分からず、
知らず知らずに被曝する恐れは十分にあると思わなくてはいけません。
放射性物質は、細胞分裂が盛んな細胞を傷つけてしまいます。
そういう理由で真っ先に心配になるのは、胎児や乳幼児、子どもたち。
大事な子どもたちの未来をこんな形で脅かしてしまっていることにはいつも心が苦しくなります。
大人の体にも細胞分裂が盛んなところはダメージを受けやすいです。
血液や小腸の絨毛などがダメージを受けることによって、腸内細菌のバランスが悪くなります。
これが免疫力が落ちてしまう大きな要因といえます。
被曝を避け日頃から体を守るためにできること
そんな環境で生活していくために私たちが日頃から体を守るためにできることはなんでしょうか。
できるだけ無農薬、自然栽培のお野菜を…、と心がけていても、
土や水が汚染され始めている今、それだけでは不十分です。
体そのものを強くして、被曝の影響を最小限にしていくような食事を日頃から摂るようにするなど、
根本的なところから見直さなくてはいけません。
良い血液にして腸内環境を整えよう
被曝の恐れがあるなかで、がんや白血病などさまざまな病気を防いでいくには、
血液をよい状態に保つことが重要です。
白血病もがんも、細胞が酸性であるという特徴があります。
血液の老化は、血液の酸化によっておこるため、腸内環境が酸化しているかどうか?が問題になります。
腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいますが、
日和見菌の多くが善玉菌になった状況を善玉菌優勢といい、
腸内環境がよい状態で、いい血液が作られているといえます。
放射性物質を取り込むと、体内の活性酸素を増やして体を酸化させていくので、
簡単に腸内環境が悪玉菌優勢になってしまいます。
腸内環境が悪くなる要因とその改善法
そもそも、現代人の腸の状態は戦前・戦時中の日本人のそれと比べると、とても弱い状態にあるといいます。
腸の絨毛は、栄養を吸収し、血液を作る大切な役目を持っていますが、
この絨毛は植物に例えるなら根っこになります。
植物の根っこは、栄養の少ない土においてはどんどん根を伸ばし、栄養を取りに行こうとします。
逆に過剰な肥料を与えられている植物は根が伸びず、切れ切れになっています。
人間の腸も同じことが言え、
高タンパク、高カロリー、高脂肪の食事によって絨毛が短くなってしまいます。
また、便秘で悩んでいる人は多いですが、
その際に下剤を使いすぎることも腸の炎症を引き起こし、
絨毛を短くしてしまいます。
このように弱くなってしまった絨毛には腸内細菌が十分に住めず、
結果免疫力を下げることになってしまうのです。
絨毛を回復させるには、まずは高タンパク、高カロリー、高脂肪の食事を改め、
野菜や穀物中心の消化のよいものを食べ、腸に負担をかけないようにするのがおすすめです。
本葛の効果!整腸作用が期待できる、本物の葛を毎日の食事に取り入れよう
便秘や下痢など、腸内環境が良くないときはもちろん、
日頃から腸の健康を保ち、若々しく元気に過ごしたい方におすすめの、
素晴らしい自然の恵みとも言える食品、それは「本葛」です。
葛は、葛根湯でもその名は知られていますね。
日本では昔から体の不調に葛を役立ててきました。
風邪をひいたとき、お腹を壊したとき、
食欲がわかないとき、病人の滋養に…。
葛はマメ科のツル植物で、その根っこにたっぷりと葛デンプンを含みます。
同じく人間の根っこである腸によいのですから、
そのようなものを与えて下さる自然とは本当に神秘的でそしてありがたいことですよね!
水で葛を溶いて、加熱することで葛湯にしたり、
さらに加熱し続けることで粘り気が増した葛練りなどを作ることができます。
葛を取り入れることで、まず血液の巡りが良くなり体が温まります。
日常的に葛を食事に取り入れたことで基礎体温が上がったという人も。
そして、葛デンプンは消化によく、胃腸に負担をかけないだけでなく、
その粘り毛が腸内に留まり、下痢で失った水分を補ってくれます。
腸内環境を整える本葛を使ったお手当をご紹介
【葛湯】
葛粉 大さじ1 をミネラルウォーター 200ml に入れ、ダマが残らないようよくかき混ぜる。これを鍋に入れて火にかけ、白濁していたものが透明になってきてとろみがついてきたら、
天日塩 少々を加えて火を止めます。
◆下痢のときや、胃腸風邪などで発熱しているときにも。
【葛練り】
葛粉 大さじ3 をミネラルウォーター200mlに入れ、ダマが残らないようよくかき混ぜる。これを鍋に入れて天日塩を少々加えて火にかけ、白濁していたものが透明になったところから、
さらに木ベラで2〜3分練っていく。
◆下痢のとき、胃腸風邪などで腹痛があるときの食事に、普段の食事としても。
葛練りは、ちぎった梅干しとともに練っていくと梅入り葛練りに、
すりおろしたりんごとともに練って、りんご入り葛練りにすることもできます。
水の代わりにりんごジュースを使って作れば手軽で体に良い子どものおやつにもなります。
しかし、気をつけたいのが、葛粉の品質です。
というのは、スーパーなどで手に入る葛粉のうち、
安価なものはジャガイモのデンプンをメインにしてある混ぜ物であり、葛粉とはいえないものです。
本葛と書かれているものは、たしかに葛粉なのですが、
その製造方法のなかには効率を優先して化学処理をされていたり薬品を使っているものもあるのです。
現代は便利で物が溢れていて、何でも手に入るようでいて、
本当に大切なものよりも効率や価格が優先されてしまい、
質の高い本物が全然身近になくなってしまっているのだなあと感じますね。
IN YOU Marketで見つけた、究極の本葛
九州の山野に自生した天然純国産本葛を100%使用し、
越前秋月の地で、一子相伝で続く伝統的製法にて職人さんが作っているこちらの本葛は、
保水性に優れて粘りがあり、喉ごしがよい、最高品質です。
なんと30〜50年の月日を経て、蓄えられてきた寒根葛を使用されているとか。
まさに自然の力がぎゅっと濃縮されています。
伝統的製造工程なので、添加物や化学処理、薬品の使用はありません。
製造に1年以上の時間をかけて作られているこちらの本葛。
いまやここまで時間をかけて作っているところはほぼなく、
絶滅寸前の葛粉とも言われています。
こんな素晴らしい葛粉が購入できるなんてすごいことだと思いませんか?
そして、このような「本物」を私たち消費者が選んでいくことが
これからも職人さんに作り続けていただくために、
そして私たちが健康を保ち続けていくために大事なことですよね。
IN YOU Marketのオススメオーガニック商品
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