春でも冷えるという方へ。生姜パワーで冷えを根本的に改善する裏技と生姜使い回しテクニックあれこれ。
春分の日を迎えました。
これから益々暖かい気候になりますね。
ぽかぽか陽気の下で、冬の間ちぢこまっていたからだを思いっきり伸ばして、厚手のコートやセーターを脱いだら、心も軽やかになる。
そんな季節ですが、春は暖かくなりつつある季節である一方、まだまだ冷えを感じやすい季節でもあります。
冷え性は女性に多く、女性の半数~7割が冷えをつらいと感じているようです。
IN YOU読者の皆さんは体調万全ですか?
この記事では冷え性の解説としょうがを活用した改善方法についてお伝えしたいと思います。
春に、このような症状はありませんか
・他の人が寒がらないのに、手足が冷たい。
・手足が冷えて、なかなか寝付けない。
・厚着をしても冷えが改善しない。
・便秘、または下痢をしやすい。
・何を試しても痩せにくい。
このような症状がある場合、冷え性の可能性があります。
春に冷え性になる人は、体質だけが問題ではない。
春なのに、冬のように寒く感じる、ということはありませんか?
冷え症は「体温が何度以下」という考えとは違い、普通の人が寒さを感じないくらいの温度でも、
全身や手足などの体の一部が冷えてつらい状態を指します。
春でも冷える人はいます。
しかし、冷えを感じても不具合がないから大丈夫と思っていませんか?
冷え性には体質的なものと「積冷」がある
積冷という言葉を聞いたことがありますか?これは東洋医学において、冷え性は体質だけで決まるものではなく毎日の習慣が大いに関係している、という考え方です。
冷えの原因としては、衣類、食事、運動不足、ストレスなどが考えられていますが、
冷えを作り出してしまう生活パターンを繰り返すことで手足が冷えるだけでなく、免疫力も下がり、様々な病気を招いてしまっているのです。
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人は暑さには適応しやすいけれど、寒さには適応しにくい
人は、暑いと汗をかいて熱を体から逃がそうとします。
しかし寒い時の調節能力は発汗作用に比べるとかなり劣り、有効な熱生産の手段がありません。
ですから、質のいい食事を取り入れることや適度な運動をすること、暖房器具を活用することなどが大事なのですね。
一度冷えたからだは、末梢血管を収縮させ、皮膚表面の血流を少なくし、熱が外に奪われることを防ぎます。
その結果、足先の温度は体の深部よりも10度以上低くなっていることがあります。
このような仕組みで冬の寒い間冷えをからだにため込んでいる場合、春になって外気温が上がってもすぐにはからだ全体が温まらないのです。
冷え症の種類と、その弊害
冷え性の種類には様々な分け方がありますが、ここでは症状別に分けています。
冷えが進行すると様々な症状が現れる可能性があるので、あなたの冷えの原因や陥りやすい症状を知る手立てにしてみてくださいね。
末端冷え性
血液がドロドロだったり、血管が細いために血行が悪いタイプです。手足を温めるだけでなく、内臓から温め、血液が巡るよう工夫する必要があります。
下半身冷えタイプ
骨盤のゆがみが原因である場合が多いです。足を組む癖、姿勢の悪さなどが原因で骨盤がゆがんだ結果、下半身への血流が悪化し、代謝が悪くなってしまうタイプです。
下半身太りの原因にもなります。
内臓冷えタイプ
多くはストレスのため自律神経の異常が原因で、手足の末端の血管が収縮できず血液が内臓に集まらないため内臓が冷えます。この場合手足は冷えを感じないため、冷え性だと気づかないことも多いようです。
内臓冷えの症状は、からだのだるさ、風邪をひきやすい、お腹を下しやすい、などがあります。
自律神経失調体質
多くの方がこのタイプのようです。自律神経は、内臓、血管などの重要な働きを担っています。自律神経がバランスを崩すと、
体温調節がスムーズにできない、疲れが取れない、胃もたれ、肩こりなどの症状が現れます。
今すぐできる、冷えの改善方法
お気づきかと思いますが、どの冷え性のタイプも大事なポイントは血流です。
全身の血管に血液を効率よく、隅々まで行き届かせるために日常生活で気を付けることはどんなことがあるでしょうか。
それは、入浴、運動、そして食事です。
IN YOU読者の皆さんはもうご存知かと思いますが、この3つについて詳しくまとめます。
入浴
シャワーで済ませるのではなく、お風呂につかってからだを温めるのが、冷え性改善には最も効果的です。
入浴実験をしたデータによると、冷え性改善の入浴方法としてベストな温度は38~40度のぬるめのお湯にゆったり、ゆっくり入るとよいそうです。
42度の熱めのお湯では、確かに体温は一時的に上がりますが、10分後には元の体温に戻ってしまいます。
ぬるめのお湯では、体温の上昇は緩やかで、20分経っても体は冷めないのです。
さらに、ぬるめのお湯につかることで、心身を緊張させる交感神経の働きを抑えられて副交感神経が優位になり、
精神的なリラックスも得られます。その結果、手足の末梢血管まで血液が行き渡り、浮力により筋肉も緩むので、むくみなどにも効果的です。
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運動
安静時と運動時の、からだに作られる熱の量を比べたデータがあります。
運動時に作られる熱の量は3倍以上にもなります。
人の体は運動する、しないに関わらず常に代謝によって熱を作り出しますが、安静にしているだけではわずかな量しか作り出せません。
体が熱を作り出すには代謝での熱生産を高めること以外に、筋肉(骨格筋)の運動量を増やすことが大事なポイントです。
人の体温の40%は筋肉から作られるといわれているため、筋肉の多い人の方がからだが温かいといえるのです。
筋量が少ないと感じる方は日常生活の中で、階段を使う、積極的に家事を行うなど、運動する機会を増やすことで熱生産量をあげることができます。
筋力をつけよう、トレーニングジムに通おう、となるとハードルがぐっと上がってしまいます。
それよりも日常の中にウォーキングやストレッチを組み込むことの方が長く続けられ、習慣を変え、体質を変えるきっかけになります。
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食事
食事や栄養に関する情報は多岐にわたり、現代では栄養学的、西洋医学的、東洋医学的、歯科学的、その他いろいろな考え方に触れられるようになりました。
ここでは食べ物の性質を陰・陽に分ける漢方の考え方をご紹介します。
陽性の食べ物はからだを温めます。
・北方産のもの…そば、塩鮭、りんご、さくらんぼ、ぶどう、プルーンなど
・原材料よりも固いもの…黒砂糖、ドライフルーツ、せんべい、漬物など
・赤・黒・黄・橙色のもの…赤身の肉、たくあん、小豆、紅茶、黒豆など
・ナトリウムの多いもの…塩、みそ、しょうゆ、漬物など
・発酵したもの…漬物、紅茶など
陰性の食べ物
ご存知の方も多いでしょうが、陰性の食べ物はからだを冷やしますから、特に冷え性をお持ちの方はほどほどに。
・南方の食べ物…バナナ、キュウリ、メロン、トマト、カレー、コーヒーなど
・柔らかいもの…つまり水分や油分が多い物。パン、バター、マヨネーズなど
・カリウムの多いもの…牛乳、ビールなど
中庸の食べ物
からだを温めも冷やしもしない食べ物です。
・玄米
・トウモロコシ
・芋類
・大豆
など。
大体、黄色~薄茶色のものが多いようです。これらの食べ物は、長い歴史を見ても人の主食になってきたものです。
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からだを温めるために、だれにでも効果的な食材はしょうがです。
しょうがはからだを温める食材として有名ですよね。
その効果を漢方医学的に説明すると、漢方薬には2000年以上の歴史があり、医療用の漢方、百数十種類のうち、なんと70~80%にしょうがが含まれています。
瘀血(血の汚れの滞り)、水滞(水の汚れの滞り)、気の滞りなど、漢方医学ではこの3つの滞りがあらゆる病気のはじまりと言われています。
これらのどの状態であっても、しょうがを利用することで健康が増進されると考えられています。
体を温める手軽なしょうがドリンクの作り方
しょうが紅茶
熱い紅茶にすりおろしたしょうが、またはしょうがパウダーを適量入れます。甘味料が欲しい方は、オーガニックなものを選んでみてください。
マイボトルの飲み物をしょうが紅茶に変えると、外出先でもからだを温めることができますね。
しょうが湯
紅茶のカフェインが気になる方や、もっと手軽にしょうがを取り入れたい方におすすめ。コップにしょうがをすりおろして、熱湯を入れ、好みの甘味料などで飲みやすくいしたら出来上がり。
葛を入れてもいいでしょう。
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食べるだけじゃない、しょうがで手軽にからだを温める方法
手軽にできる足浴のご紹介です。
足浴をすると、お湯につけていない手の温度も上がることがわかっています。
40度のお湯に20分足をつけたところ、足先の温度はもちろんですが、手の平・手の甲も約3度上昇するそうです。
つまり、足を温めると手をはじめ、全身の血液循環が良くなり温まるのですね。
そのお湯にしょうがを入れるだけで、さらにぽかぽか、そしてしょうがの健康効果も取り入れられて一石二鳥です。
方法
足浴用のおけなどに40~42度程のお湯を、くるぶしがつかる量を入れ、すりおろしたしょうが、またはしょうがパウダーを入れ軽く混ぜます。10分~15分くらい、ゆったりした気分で足浴を楽しんでみてください。
お湯が冷えたらお湯をつぎ足して調節してくださいね。
効果
足の裏を温めることで下半身の血流が良くなり、全身がポカポカしてきます。特に腎臓の血流が良くなることで排尿の促進、むくみ改善などにも効果が期待できます。
しょうがの成分であるジンゲオール、ジンゲロール、ショウガオールなどは血行促進効果や鎮痛作用があります。
なので、ただ温かいお湯で足浴をするより、芯から温まるのを感じる方も多いと思います。
実際、私も時々このしょうが入りの足浴をしていますが、しもやけの改善、真冬なのに全身にじわっと汗をかく、など様々な効果を感じました。
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最後に
IN YOU読者のみなさまも、ぜひ手軽に気軽にしょうがのパワーを日常に生かして、少しでも冷えを改善して快適な春を過ごしてみてくださいね。オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market
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参考
横浜血管クリニックhttps://yokohama-kekkan.com
テルモ http://www.terumo-taion.jp
石原結實、「体を温める」と病気は必ず治る、三笠書房、2003年
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
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