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薬膳から見た冷え取りに有効的な食材。 ちょっとした手間で効果的な生薬に大変身する食べ物とは?

NOZOMI
「漢方」に携わって約10年。大手漢方薬局勤務を経て、現在は薬剤師兼物書きのたまごです。 漢方薬局での相談件数は3000人以上。この経験を生かしてもっと多くの方に健康になってほしい、漢方を身近に、そしてもっと手軽に始めてほしいと思い、文章で伝えることにしました。 個人的に体質を見てほしいという方のために、スキル出品サイト「ココナラ」で漢方的体質チェックも行っています。「ココナラ」

10月も半ばを過ぎ、どんどん肌寒くなってきましたね。
これから本格的に冬に向けて、どんどん寒さは厳しくなってきます。

冷え性の方はそろそろ辛くなってきたのではないでしょうか?

手足が冷える
しもやけになる
お腹が冷えて下す
腰が冷えて腰痛がでる
足が冷たくて寝付けない

こんな時、皆さんは、どのような対策をしていますか?

湯たんぽ、腹巻き、電気毛布、ホッカイロ、、
最近は冷え取り靴下も定番になってきましたね。
あとは、「生姜」を取っておけば大丈夫!!!
・・・そんな風に思っている方も多いのでは??


実は、「生姜」は冷え取りには有効ではないことをご存知でしたか?

冷え取り食材№1は「生姜」ではない

冷えを取るには汗をかいてはいけない??


さて、冷えには「生姜」がいいと思い込んでいる方には驚きの情報だったと思います。
「冷え取り=生姜」のイメージは強いですよね。
ネットの検索ワードでも、多くヒットしますし、
冷え取りの生姜レシピなどの本も数多く出版されています。

実際に、「生姜」を食べてポカポカするよっていう方もいらっしゃると思います。
確かに生姜を食べるとポカポカして汗が出てきます。

ですが、この『汗が出る』がポイントです。

汗が出ると、身体の表面の熱を奪って蒸発します。
そう、『熱を奪って』いくのです。
一時的には、ポカポカと身体は温まるのですが、
汗を出すことによって、体温を下げる方向に働きます。

実は、「生姜」は漢方薬の生薬の1つなのですが、
生薬の薬効分類では、「解表剤」という分類に属します。

「解表剤」って何?漢方の薬効分類とは


「生姜」も属する「解表」とは、
汗をかくことにより、毒素や邪気を身体の中から発散、撃退する方法です。


正確に言うと、「解表剤」は「辛温解表剤」と「辛涼解表剤」に分けることができ、
「生姜」は「辛温解表剤」に属します。
字に温が入っているように、辛味によって身体を温めることにより、汗をかくことを促し、
結果、邪気を払うのです。
「辛温解表剤」に属する生薬としては、麻黄・桂枝・荊芥などがあります。

風邪の時に良く使う漢方薬ですので麻黄湯は聞いたことある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
風邪の時は、どんどん汗をかいて熱を下げましょうといいますが、
その手助けを「辛温解表剤」がしているのです。

引用:『中医臨床のための方剤学』

本当の冷え取り食材とは?冷えを良くしたい方必見!

温裏薬に分類される生薬は身近にもあった!

身体を温める生薬のことを「温裏薬」といいます。

裏というのは身体の内側のことを指し、
「温裏薬」は身体の内側からじっくり温めてくれます。
温裏薬に分類される生薬は、桂皮、茴香、山椒、乾姜、附子、胡椒などです。

附子はトリカブトの根で、猛毒があります。
漢方薬に配合する際は、炮附子(塩水に漬けた後、炮じたもの)にて配合されます。
それ以外の生薬は、胡椒や山椒のように全て身近にある食材です。

桂皮は、シナモンスティックのことです。
「辛温解表剤」に分類される桂枝と混合しやすいのですが、
桂枝は、シナモンの若い枝の部分を指し、桂皮は、樹皮の部分です。
同じ植物でも、使う部分によって薬効も変わってきます。

茴香は、フェンネルのことです。
カレーのスパイスに配合されていたりしますね。
漢方薬では「安中散」といってお腹を温めて、胃痛や生理痛に良いお薬に配合されています。
魚料理などにスパイスとして利用できます。

乾姜は、そう、生姜にひと手間加えた生薬です。
では、どんな手間を加えたのでしょうか??


「生姜」にひと手間加えたやり方で、冷え取り食材に

生薬で使用する乾姜は、生姜の表面の皮をむいて、湯通しさせてから乾燥させたもの、
もしくは蒸してから乾燥させたものとなっています。

生姜と乾姜の違いは科学的にも証明されており、
「生姜には 6-ジンゲロールが大半であるが,乾姜には 6-ショウガオールのほうが多いとの研究や、
ジンゲロールとショウガオールではショウガオールの方が温め効果が高いという報告もあります。

引用:『生姜抽出物の経口摂取が冷え性の人のエネルギー消費等に及ぼす効果』夏野豊樹,平柳 要


乾姜はオーブントースターで作れますのでひと手間加えて作り置きしておくのがよさそうですね。
乾燥させているので、ある程度長期保存もできます。
本格的な冬を迎える前にストックしておいてはいかがでしょうか?

引用:日本調理科学会誌『ショウガ中の6-ジンゲロールの加熱調理による変化』吉田真美*§ 平林佐央理*

家庭でドライ生姜(乾姜)をつくろう!


生姜はよく洗い、皮をむいて1~2mmにスライスしましょう。
軽く湯通ししてそのあとは、オーブンで焼くだけ!
オーブンは100℃、60分に設定してじっくり加熱しましょう。

出来上がったドライ生姜は、粗熱を取って、清潔な瓶などに保管しましょう。

*ドライ生姜のジンジャーシロップ
ドライ生姜をはちみつに2~3日漬けるだけ。あとはお湯で割ったり、
紅茶に入れたりする事で普段から取り入れられますね。

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食べ物の性質を知って、冷え対策

生薬の「温裏薬」のように、食べ物も身体を温める、冷ます、などで分類することができます。

分類分けは以下の通りです。
熱・温・平・涼・寒

冷え性の方は、寒の食材を控え、熱や温の食材を取ることを意識しましょう。
でも、分類分けが分からない・・・という方のために、具体例もお伝えはしますが、簡単な方法があります。

それは、食べ物の産地や旬の時期です。
例えば、南国生まれのフルーツであるバナナや夏の風物詩のスイカは寒の食べ物です。
冷え性の方が、朝ごはん食べる時間内からバナナで済ませちゃった~というのはNG行動ですね。


また「秋ナスは嫁に食わすな」なんて故事もあります。
姑の嫁いびりだけでなく、ナスが身体を冷やすので、
子供を望む場合は良くないよ、という意味も含まれていたりします。

では、熱・温・涼・寒、それぞれの代表的な食材は以下の通りです。
(平はあまりに多いため省略)

:羊肉、胡椒、山椒
:にんにく、よもぎ、鶏肉、牛肉、ねぎ、にら
:トマト、きゅうり、なす、だいこん、ごぼう
:バナナ、ゴーヤ、ひじき、たけのこ、れんこん

これらのちょっとした事に気をつけて普段から簡単なに生活に取り入れられますね。

どうしても辛い冷え性には・・・



それでも冷えが良くならない!!!
体温が36℃を切っている方などは、漢方薬で対応することを検討してみてもいいかもしれません。

その場合、「乾姜が冷えにいいから乾姜が入っている漢方薬がいい!!」
と思う方もいらっしゃると思いますが、
体質に合わせて選んでもらうのが一番です。

冷えている原因は人によって様々です。
温めるよりも、身体の巡りをよくすることで体温が上がり冷えが改善する方もいます。
漢方薬を飲む場合は、しっかり専門の薬剤師や中医師に相談しましょう。

食べ物や漢方薬をうまく使って、冷えないからだ作りをしていきましょう。

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