顔の印象が変われば、あなたの人生は変わる！頰を動かす運動で、顔を「福顔」にして年始から最高の1年を手に入れよう！

お正月にする「福笑い」って遊びを知ってますか？

目隠しをして、お面の顔のパーツを合わせて出来上がった面白い顔をみんなで笑う遊びですね。
今回は、前回の人相学でも書いた内容にプラスして、今回は

「顔の印象が変わることで、あなたの人付き合いも変わる！」

ことについてお話ししていきます。

人は最初の印象が９割を占める！？

多くの人「先入観」というものがあり、
はじめてあった人の印象が、その後にもずっとそのひとの印象として出逢った人には残るといわれています。

そのなかで一番、わかりやすいのはやはり「顔」です。

はじめて逢った時の顔が「眉間にしわの寄った顔」を見ると、
「うわっ、この人、なんかいつもイライラしてそうだな…」とか、
「なんかいかつい人だな」という印象が植え付けられてしまいます。

逆に、いつも口角を上げてにこにこしているひとは
「あ、なんかこのひといい感じだな」とか、「この人は優しそうに見えるなあ」
という印象を持たれやすくなりますよね。


案外、簡単なことなんですが、いつもにこにこしてるのって難しいし、疲れる…。
なんて思うことはあるかもしれません。
しかし、いつも眉間にしわを寄せているひとと、いつも口角を上げているひとでは顔以外にも、
変化が出てくるんですね。

そこで、僕から年のスタートを気持ちよく始める福顔エクササイズをお伝えしたいと思います。

顔を変えると生き方が変わる！？

検索 人相学 もう人の顔色を伺わなくてもいい！顔の特徴を見れば相手がどんな人なのか8割わかる。パーソノロジー（人相科学）から見る、他人の性格の見分け方。

以前の人相学でも紹介しました

「フェイシャルセルフケア」

を今回はさらに掘り下げていきます。

その１　最初におでこに手を当てます。

あなたの手のひら全体をやさしくおでこに当てます。

ポイントは手のひら、親指から薬指までの指の感触をしっかりとおでこで感じてください。

：脳の前頭葉を活性化させます。
「困ったとき、または集中して考えるとき、ひとは無意識に額に手を触れています。」

科学的に説明すると、前頭葉は脳全体を統括する非常に重要な部分となります。

前頭葉の具体的な役割は

・自分の環境や状態を確認する
・選択肢を見つけ出す
・計画を立てる
・実際に行動するか決める
・結果や道のり、新しいものを創造する

・「いまここ」に集中できるようにする

前頭葉が最も発達している時期は「赤ちゃん」です。
赤ちゃんには過去がないので常に目の前の「いま」に集中しています。

しかし、成長につれて、とくに男性はおでこが斜め後ろに反り返ったおでこになっていきます。これは、前頭葉の「退化」を表します。

つまり、ぼくらは「過去」にばかりフォーカスしだすと前頭葉の退化とともに、「いま」にフォーカスしづらくなっていくのです。

そのために、おでこに手を当てて、
前頭葉を活性化させることで「いま」にフォーカスしやすくすることで、
「無意識」、「潜在意識」と呼ばれるものを表面の意識に引き上げやすくするのです。

その２　おでこに当てた手と反対の手でほっぺを引き上げる

右手がおでこに当てているのなら、左側の手を左のほっぺに当ててください。

ポイントは、ほっぺに当てるときにシワをつくらないように、「一度、耳のほうに引いてから上に引き上げることです」
脳は右脳と左脳からなっています。
そして、脳への神経とは交叉しています。
ここが重要ですが、それぞれ引き上げるほっぺの側でで意識を司っているものが違います。

右のほっぺは「仕事やお金について」

あなたが「こういうことを仕事としてやっていきたいなあ」ということや、
「こういうことをやってみたい！」と思うこと、「お金を得てこんなことをしたい！」ということを、
具体的にイメージしてみてください。

あなたが望む未来がイメージできたら、大きく深呼吸をしてこう言ってください。

「その自分（わたし）を受け入れます。」

そのひとことの後に、もういちど大きく深呼吸をして、両手を離してからゆっくりと目を開けてください。

なぜ、口に出しながら、「その自分（わたし）を受け入れます。」というのかといいますと、
多くの人は「なりたい自分になることに対してこころに鍵をかけてしまっているから」なんですね。

「メンタルブロック」「マインドロック」と呼ばれるもので、さまざまな環境の影響で無意識のなかに刻み込まれたものなんです。
これらのロックを解除するために、おでこに手を当てていくことで、無意識（潜在意識）を書き換えていきます。

（「やってもすぐに変わらないよ」と思われたひとは、何度もやって、おでこに当てた手が心地よく感じられるようになるまで何度も続けてくださいね）

左のほっぺは「人間関係について」

あなたの人間関係で「こんなひとと関わりたいなあ」と思うことや「同僚や仲間と仲良くしたい」、
「彼氏（彼女）と仲直りしたい」など、あなたが望む、具体的な人間関係をイメージしてください。

※もし、これを読まれているかたが女性でしたら、異性との人間関係の望むイメージをする際には、
当てるほっぺが”右側”になりますので注意してください。

そして、そのイメージがはっきりしてくるまで目を閉じましょう。
ほっぺを引き上げるコツは右と一緒です。

あとの流れも先ほどとおなじで、大きく深呼吸をして「その自分（わたし）を受け入れます。」と宣言して、
もう一度、深呼吸をしてからゆっくりと目を開けてくださいね。

その３　仮面を脱いで本当の笑顔を取り戻す方法

「そんなことしなくてもわたしはいつもにこにこですよ。」というかたも、
もしかしたらいらっしゃるかもしれませんよね。

もし、この記事をそんなかたが読まれている場合は必要ないかもしれませんが、
「毎日、にこにこしてても充実した生活を送れていないひともいる」可能性はあるんですよね。

そんなひとは、「無理して笑顔の仮面をつけている」可能性があります。

ほっぺを上げるセルフワークをされてみて、効果が実感しなかったひとは、
まず解消されていない感情の蓋を開けて、自分の感情に向き合ってみてください。

先ほどのおでこに手を当てる手順をしていただき、反対の手をほっぺに手を当てます。
（ここまでは一緒です。）

次に、ほっぺに当てている手を”下”に下げてください。

右のほっぺは「仕事とお金」についての意識でしたね。

その意識を作り出しているのは「あなたの父親との関係」です。

父にぶたれたり、怒られたようなトラウマ的な感情を出すときには右のほっぺが反応します。
（頬が引きつるような感覚です）

逆にプラスの感情もあります。父に褒められたり、父を尊敬しているような感情を右のほっぺが反応します。

女性であれば、パートナーや付き合う男性の基準は常に父親となります。
父親のような男性を選ぶ、父親のような男性は絶対に選ばないと「判断基準は父親にある」のです。

おでことほっぺに手を当てて、その状態で過去のイヤな体験や経験を思い出してみてください。
父親との未解決な問題があったり、女性では男性との関係になにか問題がある可能性もあります。


そのほかに、お金の問題、仕事の問題なども右のほっぺに関連していますので、
ほっぺに触れながら、その悩みや問題に浸ってみましょう。

左のほっぺは「母親に関する感情や知識」に反応します。

母親に褒められた、母の愛情、母の手料理の味のことまで左側が反応します。
「男性が女性を選ぶときにも母親が基準」になります。


したがって、男性がパートナーを選ぶ場合、母親に近い女性を選んだり、母親とは全く違う女性、
母親の手料理に近い味を作ってくれる女性を好きになるといったように母親の影響は一生続きます。


こちらでも、おでことほっぺに手を当てながら、母親や妻、ガールフレンド（女性の場合はパートナーは男性になるので、右側のほっぺで）との問題について顔を押し下げながら考える。

ポイントは「問題を深く掘り下げることで陰を極限まで極め、プラスな面へ行きやすくすること」です。

陰陽論では「陰極まれば陽となる」という言葉があります。

問題を十分突き詰めたら、ほっぺに触れながら押し上げるように頬を押し上げる。

問題が十分突き詰めれたかどうかの「サイン」は、「その問題が誰のせいでもなく、自分が引き起こしていたことだと”実感する”こと」

「なんだ、このことは自分（わたし）が起こしてただけじゃん」と気づいたとき、
それはもう、あなたにとって問題ではないのです。
そう感じたら、ほっぺを下げていた手を上に押し上げて、
さきほどのようにあなたが望む世界をイメージしていってください。

顔を上げてみて、鏡を見てみてください。
片側を上げてみて上げた側と反対側の顔が違えば、あなたは自分で「あなたにとっての福顔をつくれた」ことになりますね。


あなたらしい、１年を最高なものになりますように。

※ちなみに、この「おでこに手を当てる」方法は、感情ストレス解消にもつながるので、
強いストレスにさらされるような緊急時にも用いることができます。

いま、あなたが強いストレス状況にあるのなら、気持ちが落ち着くまで、何度でも繰り返してみてください。
（これは以前、東日本大震災の際にも広く用いられた経緯があります。）

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参考：自分の顔を生きる田中信二(著)