【イタリア発レポート】アフターコロナをどう生きる?ハッピーな未来は今を生きることに集中すれば拓ける
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新型コロナウィルスのニュースはもうたくさん。
正直そう思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
各国政府はこの脅威を「戦争」となぞらえ、
メディアはショッキングな映像や
緊迫感あふれる声を繰り返し流し続けたことで、
私たちの心は、この数か月でかなり消耗してしまいました。
情報過多時代をストレスレスに、
穏やか且つハッピーに過ごすためにはどうすればいいのか。
私が住むイタリアの現状をお伝えしつつ、
4つのヒントをご紹介します。
まずは現在のイタリアの状況を見ていきましょう。
アフターコロナのイタリアの現状。国境の再解放で反応が二極化?
徐々に日常を取り戻しているイタリアでは、ヨーロッパ圏内からであれば
イタリア国内に入国することが可能になりました。
そこで、国境の解放は時期尚早であり、
感染のリスクがさらに高まったと更なる不安に陥り、
よりいっそう引きこもりがちになる人がいる一方、
これまでの政府の厳しい隔離措置や
主要メディアの方向性に疑問を持つ人々も
目立ち始めました。
アフターコロナでも心理面での支援が急務のイタリア
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私のイタリアの親戚には、
「持病がありハイリスクだから」と2か月間の隔離期間中、
文字通り一歩も自宅から外に出ず、
さらに隔離期間が第2フェーズに入っても
「皆が自由に出歩き始めて危険だ」として、
結局いまだに外出できていない義叔父がいます。
イタリア心理士協会のダビド・ラッツァーリ代表は、
有料放送Skyのニュースチャンネルでインタビューに応じ、
イタリア人10人の内8人が心理的サポートを必要としている
と明かしました。
中でも、
病院(90%)、老人ホーム(87%)、社会福祉サービス(84%)
からの要求が目立って高いとのこと。
以前であれば、このようなサポートを望んでいた人は
10人中2人であったことを考えると、
心理面での支援が急務であることに疑いはありません。
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しかし、心理的ダメージから立ち直ることができない人は
決して少なくはありません。
国からの支援を求めるニーズが非常に高まっているにも関わらず、
政府の対応が遅れていることに心理士たちは不安を募らせています。
(参考「Lockdown e stress: problemi psicologici per il 62% degli italiani. L’allarme degli specialisti: “Ecco cosa si deve fare”」)
パンデミックの真実はどこに?アフターコロナに沸き起こる疑問
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他方では、政府による厳しい隔離措置やメディアの報道が、
必要以上に人々の不安を増大させたのではないか
と疑問を覚える人々も出始めました。
イタリアでは、世界でもとりわけ厳しい隔離措置がとられました。
それでも、相次いで報じられる辛いニュースに
「これぐらいの対応は必要だろう」と多くが納得し、
結束して頑張りました。
しかし、感染者数が減少するにつれて落ち着きを取り戻すと、
疑問が湧き出てきました。
◆なぜ散歩は自宅から200メートル以内に限定されたのか?
◆同居家族と一緒の散歩が禁じられた理由は?
◆州間の移動が不可であったにもかかわらず、
なぜ新規感染者数3桁の州と1桁の州に同じ規制が適用され続けたのか?
また、これまで報じられなかった驚きのニュースも耳に入ってきました。
◆コロナウィルスの軽症者を老人ホーム内に隔離したため、
入居者が数多く亡くなったこと
◆別の病気で亡くなった人も、死後の検査で
コロナに感染していたことが判明すると
死因をコロナにされていたという医師による告発
海を越えて、イギリスからは
「実際の感染者数は発表の半分であった」
と政府当局が認めたという報道も伝わってきました。
これほどの厳しい措置が必要だったとする根拠や、
この隔離期間中にメディアが担った役割については、
専門家らによる検証が必要であることは間違いありません。
しかしそれと同時に、
この時代を生きている私たちは、
今後もこのような緊急事態が起こった際に、惑わされることなく
自分の人生を歩んでいくためにはどうすればいいのでしょうか。
アフターコロナをしなやかに強かに生きる4つのヒント
様々な情報に惑わされないためには、
「正しい情報」を得ることが必須です。
しかし、これは簡単なようで
最も難しいタスクであると言えるでしょう。
どの情報が正確で、誰の言葉が最も的を射ているのか、
簡単に判断する術を持ち合わせている人は多くありません。
しかし、ワーストシナリオに備えておくことは誰にでもできます。
主体的にメディアを選択する
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既存の新聞、テレビ、ラジオに加え、
ネットニュース、ソーシャルメディア、情報サイト等、
現代は様々な情報源があふれています。
注目を集めるために、
センセーショナルな見出しを並べ、
強烈な動画や画像を垂れ流すメディアも少なくありません。
しかし、何かが起こった時に情報の渦に飲み込まれないよう、
普段から良質な情報源を主体的にピックアップし、絞っておくことで、
自分自身の混乱を最小限に抑えることが可能になります。
好ましくない意見に目を通して脳を鍛える
納得する記事や尊敬できる人を探すのと同様に、自分があまり好ましくないと思う意見を見聞きすることも実は大事なこと。
なぜ好ましくないと感じるのか、
その意見には矛盾がないか、
このように分析する癖をつけることは、
報じられるニュースや情報を鵜呑みにする危険を
回避することにつながります。
外国語の習得でプラス思考に
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日本で伝えられている情報と,
海外で報じられている内容が
乖離していることは多々あること。
すこし長い道のりにはなりますが、
外国語を習得することで、日本には届けられていない情報や報道を把握し、
状況を多角的に見ることができます。
また、考え方や見方の幅が広がると、
「こう考えれば大変なことではない」「解決方法は1つではない」と
視野を広く持つことができ、プラス思考につなげていくことが叶います。
情報カットで脳に休息を
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総務省の「情報通信白書」によると、
2010年に9.7%であった世帯でのスマートフォンの保有割合が、
2018年には79.2%にまで増加。
個人の保有割合も64.7%にのぼっています。
好むと好まざるとにかかわらず、
湧き水のようにどんどん情報があふれ出る現代を
最小限のストレスで生きるためには、
脳を休ませるために、情報をシャットダウンする時間を
意図的に作ることが重要になってくるでしょう。
過度の不安や緊張にさらされると、
自律神経の働きが乱れ、
長引くとうつ病などの疾患を引き起こす恐れがあります。
定期的にスマホやコンピュータ、テレビの電源を
オフにする習慣を作りましょう。
(参考「令和元年版 情報通信白書」)
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後悔は過去に生きることで生じる感情。
心配は未来に生きることで生じます。
だからこそ、今を生きることに集中しましょう。
また、ワーストシナリオに備えることはとても大事なことですが、
備えるつもりで心が心配に傾いていかないよう
気を付ける必要があります。
人生を振り返ってみると、
心配が現実になってしまったということは
それほど多くないのではないか。
そう考えると、少しホッとしませんか?
イタリア人医師が断言!アフターコロナの明るい話題
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もううんざりなコロナの話題ではありますが、
最後にイタリアから気持ちが明るくなるニュースを一つ。
イタリア有数のサン・ラッファエーレ病院で
集中治療室の責任者を務めるアルベルト・ザングリッロ博士が
「イタリアではCOVID-19は臨床学的に収束した」
と発言しました。
同病院は、コロナウィルスで最も大きなダメージを受けた
ロンバルディア州ミラノ市にあり、
実際に数多くの患者を受け入れ、治療に当たった病院です。
ザングリッロ博士は国営放送RAIに出演し、
「COVID-19は臨床学的に収束した。
採取された検体は1~2ヶ月前と比べてずっと弱体化しており、
現在は感染しても集中治療室に入るほどではない。
SARSやMERSが自然に消えたように、
このウィルスも同様の経過をたどるだろう」
とコメント。
「この発言は事実をもとにしている。
今までかなり根拠のない数字や発言がでてきていたが、
これは実際に病院で働いて目にしていることだ」
と続けています。
この発言は、第2波を警戒する政府やメディアに
危険だと批判されましたが、
ザングリッロ博士は
「これは事実。
誰かと意見が合わないのは残念だが、
イタリア人は愚かではないのだから
事実を伝えても構わないと思う」
と断言。
感染症を専門にするその他の医師もこの意見に同調しました。
(参考「Zangrillo, San Raffaele: “Il coronavirus clinicamente è sparito, torniamo alla vita normale”. Locatelli (Iss): “Sconcertato”」)
アフターコロナは自ら舵を取って進んでいこう
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自分にとって心地よい人生を過ごす。
そのためには、
私たちはただ水面に浮かび
流されていく船になるのではなく、
エンジンを備えた船として、
どれほど波が荒くとも自分で舵を取り、
光を求めて自身が決めた航路を
すすんでいくしかないのではないでしょうか。
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