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マラリアにデング熱感染症..温暖化でリスク増大?日本で蚊に刺されることが一大事になる時代到来か|蚊に刺されない方法とは?

やまざきあやか
猫2匹と緑豊かな横浜郊外で暮らしているライターです。趣味として中国茶、紅茶等を愛好しています。 母方の田舎は農家、現在の自宅の小さな庭でも自家製野菜が採れます。近隣の農家の食材も合わせた食事のレシピ作成が得意で塩分控えめ、糖質控えめの養生ご飯を作っています。 食物アレルギー当事者なので、読者の皆様と同じ目線で「安全」「おいしい」「元気になる」情報を提供させていただきます。

蚊、というと刺されて痒くて鬱陶しい!!
と感じるかたが多いのではないでしょうか?

夜寝ているときに入って来る蚊なんて、もう最悪ですよね。

しかしこの蚊。
鬱陶しさや痒みだけが問題ではありません。

蚊に刺されることで命が脅かされるという話は、もう耳にしたことがあるのではないでしょうか?
今回は、実はあまり知らない蚊の真実について
余すことなくお伝えします!


日本に蚊が感染症を運んでくる?


身近になった蚊による感染症


地下鉄に乗っていたら、デング熱やジカ熱等蚊が媒介する病気への注意を、
自治体が呼びかけるつり革広告がいくつも下がっていました。

日本でも、日本脳炎やマラリア等蚊による病気が流行った時代があり、
今またデング熱等が問題になってきているのです。
世界で最も小さな殺人者ともいわれるかゆいだけでは済まない蚊の問題を知っておきましょう。


蚊が媒介する感染症の種類はこんなにある!


蚊が媒介する病気は昔から多く知られていました。
日本の学者野口英世の命を奪った黄熱も蚊が媒介する病気です。

マラリア

症状:三日熱、四日熱、熱帯熱と種別があるが、
倦怠感、熱発、呼吸器症状、腹部症状が出てインフルエンザと誤診されることも多い

媒介する蚊の種類:ハマダラカ

重症になると、
脳症、腎症、肺水腫、重症貧血、代謝性アシドーシス、低血糖、黒水熱等が起き、命を落とすことがある


チクングニア熱

症状:高熱、丘疹、激しい関節痛、頭痛、結膜炎、全身疲労、不眠
子供の場合は嘔吐も含まれる

媒介する蚊の種類:ネッタイシマカ ヒトスジシマカ

日本脳炎

症状:高熱、けいれん、意識障害 
ただし、感染しても8割は症状が出ない

媒介する蚊の種類:コガタアカイエカ

デング熱

症状:発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、発疹 
全患者のうち一部はデング出血熱となり、皮膚を押した時の点状出血、
口腔内などの粘膜の出血、臓器内出血による意識障害が起きる者もいる

媒介する蚊の種類:ネッタイシマカ

ウエストナイル熱

症状:発熱、のどの痛み、頭痛、背中の痛み、筋肉痛、関節痛、リンパ節の腫れ
感染者の8割は症状がない。
重傷者はウエストナイル脳炎に移行することもある。

媒介する蚊の種類:イエカ ヤブカ

ジカ熱

症状:発熱、結膜の充血、筋肉痛、関節痛、頭痛、斑点状の丘疹
媒介する蚊の種類:ネッタイシマカ等

黄熱

症状:急な熱、頭痛、背中の痛み、嘔吐、虚脱
小康状態になったのち、
鼻血、歯根出血、腎障害、子宮出血、黒色嘔吐、下血、黄疸等症状が重くなることがある。

媒介する蚊の種類:ネッタイシマカ


マラリアは昔、日本で瘧(おこり)と言われていました。
日本脳炎はかつて日本で発見されたことから名前が付きました。
ワクチンの普及で日本脳炎の患者自体は減っていますが、
ウイルスを持っている蚊は国内で発見されています。



こうして並べてみましたが、文字数の都合上、すべての蚊の感染症を紹介しきれていません。
小さいけれど危険な生き物なのです。

蚊の媒介する感染症の患者数


下の数字は、蚊が媒介する病気の中で一番多いデング熱の患者数です。
アジア区域での感染者が多いことが分かります。
日本は上下水道が発達しているので都市部では蚊の大量発生はまず起こりませんが、
インフラが整備されていない区域ではデング熱の他、蚊による死者が多く出ます。




患者報告数
患者報告数の集計期間
(2018 年)
およその人口
中国 254 人 1 月 1 日~6 月 30 日まで 13 億 7,000 万人
台湾 156 人 1 月 1 日~8 月 9 日まで 輸入例を含む 2,350 万人
フィリピン 20,108 人 1 月 1 日~3 月 10 日まで 1 億人
ベトナム 32,174 人 1 月 1 日~7 月 14 日まで 死亡 8 人 9,270 万人
カンボジア 3,868 人 1 月 1 日~7 月 24 日まで 1,500 万人
ラオス 2,823 人 1 月 1 日~7 月 7 日まで 死亡 12 人 680 万人
タイ 41,094 人 1 月 1 日~8 月 6 日まで 死亡 48 人 6,700 万人
マレーシア 36,191 人 1 月 1 日~7 月 14 日まで 死亡 59 人 2,930 万人
シンガポール 1,507 人 1 月 1 日~7 月 21 日まで 560 万人
インド 14,233 人 1 月 1 日~7 月 22 日まで 死亡 30 人 13 億 1,000 万人
オーストラリア 457 人 1 月 1 日~8 月 2 日まで 2,400 万人
仏領ポリネシア 22 人 7 月 1 日~2 週間 28 万人
ニューカレドニア 1,777 人 1 月 1 日~7 月 30 日まで 死亡 2 人 27 万人


厚生労働省検疫所



国立感染症研究所によると、2014年には、日本でも17例のデング熱感染者が発見されました。
幸いなことに、重症化してデング出血熱に移行した患者はいませんでしたが、
この17例すべての患者は海外に行ったことがなかった、つまり国内での感染だったことが分かっています
私たちも注意しないといけませんね。

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蚊による感染症と私たちを取り巻く現実


輸入感染症って何?


国際化が進むにつれて、輸入感染症という言葉を聞くようになりました。
国外に行った人が病気に感染して、そのまま入国してしまうのです。
場合によっては、国内では症例がなかったために患者の病名が死亡直前につくこともあります。
潜伏期間、菌に感染しても症状が出るまで時間があるので現地では無症状ということも多いです。

蚊が媒介する病気は、何回も刺されることで感染率が上昇します。
日本には大量の蚊が発生する場所はインフラ整備がされているからあまりなく、
感染症の大々的な拡大はないと国立感染症研究所の研究者が主張したことがあります。

ただし、今後感染源を持った蚊や現地で蚊に刺された哺乳類(豚など)が入ってきたときに、
免疫力が下がっている人に感染しないという確証はないのです。


こういった感染症や虫を日本に持ち込まないために、行われるのが検疫です。



感染症法に基づく分類 感   染   症   の   種   類
一 類 感 染 症 エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘そう、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱、南米出血熱*1
二 類 感 染 症 鳥インフルエンザ(H5N1)*2、鳥インフルエンザ(H7N9)
中東呼吸器症候群*4
四 類 感 染 症 デング熱、チクングニア熱、マラリア、ジカウイルス感染症
新型インフルエンザ等感染症 *3
 ◇感染症法では、感染力や重篤性等により感染症を一類~五類感染症、
指定感染症、新感染症、新型インフルエンザ等感染症に分類しています。


検疫感染症 – FORTH|厚生労働省検疫所


空港や港で、熱がある人や具合が悪い人は検査を受けますね。
今あげた病気が入ってこないように検疫法で検査や対応が定められています。

蚊によって媒介される病気は、感染症の拡大を防ぐための感染症法によって、4
番目に重度な四類感染症として登録されています。
これだけ検疫をしっかりしても、患者が見つかることはあります。


蚊と気候変化



東京都心の気温はこの100年で、平均2.47度上昇しています。
要因は、地球温暖化による気温上昇だけではなく、
ヒートアイランド現象によって都市部に暖かい空気が溜まっていることです。

蚊が媒介する感染症は、
成体が菌を持っていても卵にはうつりませんが、成体に繰り返し人が刺されることでうつります。
気温が上がると、蚊が大きくなる速度が上がり、冬季でも被害が増えることが考えられます。
年中蚊取り線香が必要になる日が近いのです。

日本の蚊の種類が変わってきている?


蚊に関して、最近変ってきたことの一つに、冬でも蚊に刺されるということがあります。
チカイエカという25度で増殖し、越冬する蚊がいるのです。
先に述べた気候変化と暖房器具が整ったなどの理由で、冬でも室内で生存しています。


感染症を媒介する蚊の種類を紹介しましょう。

ヒトスジシマカ


いわゆるヤブカ。2014年にデング熱病原体を持った個体が国内で発見されました。
日本にはあまりいないネッタイシマカも近縁種でヤブカと呼ばれます。
日本の気温では、成虫の状態では冬を越すことが出来ません。
そのため、病原体を持っている蚊がいても、翌年も病気を媒介することはありません。

コガタアカイエカ


日本脳炎を媒介する茶色の蚊。夜間活発に動く。

アカイエカ


茶色の蚊。九州より北に生息しています。
メス成虫は、越冬できるため病原体を持っていた場合は翌年に持ち越される可能性があります。

チカイエカ


最初に述べた越冬して冬場も動ける蚊。
茶色い蚊で俗にイエカと呼ばれる仲間です。

今あげた蚊が日本で危険視されている5種です。
蚊自体は、2500種ほど世界に存在します。
私たちはヤブカ、イエカと言いますが、
これはある種の蚊単体を示す言葉ではなく、生物学上のグループである「属」の名前です。

マラリアを媒介するハマダラカの仲間など海外には危険な蚊は沢山います。
まだ日本に入ってきているという報告はありませんが、
気温上昇によって本来いなかった場所や季節に蚊が活動するということも考えられるのです。

問題なのは、蚊に刺されたとして、それが何の蚊であるかわからないことが多いということです。
まだ縞々のヒトスジシマカは識別が付きますが、イエカの仲間は区別がつかないことが多いです。

「あ、蚊」と手をパンパンやっている人見てみたら、
その先にいたのは蚊より少し大きくて人の血を吸わないガガンボで、
蚊との違いを解説する羽目になったことがある程、蚊に関する知識がない人が多いのが現実です。


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日本にいる私たちが感染症を媒介する蚊に注意したいこと


虫刺されから生じる感染症は身近にある


蚊自体が媒介する病気ではありませんが、虫刺されをかきむしることでうつる病気があります。
伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)虫刺されの傷に潜む黄色ブドウ球菌や、
溶結性連鎖球菌等によって皮膚がただれる病気です。

とびひと呼ばれることが多いです。
最近は薬品に強いMRSAという耐性ブドウ菌でこの伝染性膿痂疹になってしまい、
大人でもずっと治らないケースがあります。


0歳から6歳の免疫力が低い子供がなりやすい病気です。
虫刺されなどをかきむしった手から移るので、学校や保育園はお休みしましょう。

これぐらいの子供に蚊に刺されたのを引っ掻くと、かゆい病気になるといっても納得してくれません。
虫よけをしっかり使い、入浴時に蚊に刺された跡が体にないか確認し、
刺されていたらかゆみ止めを使ってあげましょう。


蚊に刺されないことが一番の予防

日本の蚊帳が役に立つ?


殺虫剤による健康被害などの指摘もありますが、
日本の蚊帳をマラリア流行地域に配るという試みがされています。


2005年7月、G8グレンイーグルズ・サミットにおいて小泉純一郎総理大臣(当時)は、
アフリカにおいて多くの子どもが犠牲となっているマラリア対策として、
2007年までに殺虫剤が浸漬した蚊帳1,000万張りをアフリカ諸国で配布する方針を打ち出しました。
2007年8月末現在で、主に無償資金協力により国連児童基金(UNICEF)を通じて、
アフリカ27か国に対して約950万張り(注7)の蚊帳(総額約67億円相当)を配布しました


引用「政府開発援助(ODA)白書 2007年版」


蚊に近づかないということが、感染症を防ぐ一番良い手立てです。
私たちは殺虫剤入りの蚊帳ではなく、普通の蚊帳に蚊が嫌がるハッカなどの匂いをつければよいです。
ただ、精油は犬や猫の体には害があるので、ペットがいる方はにおい付けは控えましょう。

ボウフラを除去する


排水溝、古いタイヤなどに溜まった水に蚊の幼生であるボウフラは発生します。
まめに清掃を行いましょう。

安全にかつ環境に影響を及ぼさないでボウフラを除去する方法は、
塩を使う等いくつかあるのですが、確実なのは熱湯をかけてしまうことです。
その後の水はきちんと処理しておきましょう。

足の裏を洗ってみる



これはニュースなどで有名になった話ですが、
足の裏の皮膚常在菌が蚊に刺されるかどうかを決めるという発表がされています。
皮膚常在菌が多いと、血液中の栄養分が多いと蚊は判断すると考えられています。
ミョウバン水で足を洗浄すると、刺されにくくなるという実験結果が出ています。


身近な生き物、蚊。小さくとも甘く見ないで



子供のころ、コウモリから蚊の目玉を取り出してスープにするという話を読んだことがありますが、
非常に小さい生き物なので高級品だそうです。
伝染病を流行らせる蚊まで食べてしまう人間の食欲もすさまじいですが、
それだけ身近な生き物なのでしょう。

今差し迫って蚊による伝染病が日本中に広がる危険があるわけではないですが、
気温上昇で蚊が生存できる期間が延びています。

国際化が進んだ今、何が起きるか分かりません。
また、とびひは現実に大人も子供も虫刺されから発展しやすい病気です。
かゆくてたまらない思いをしないで済むように防除はしっかりしましょう。


参考サイト
FORTH|厚生労働省検疫所

「国立感染症研究所」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ta/dengue/392-encyclopedia/238-dengue-info.html
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/221-wnv-intro.html
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/519-malaria.html
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/449-je-intro.html

「政府開発援助白書 2007年版」
「日本小児皮膚科学会」
「東京管区気象台」
「何故蚊が人間の血を吸いたくなるのかを、ヒトスジシマカのメスの交尾数で検証する 田上大喜」


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やまざきあやか
猫2匹と緑豊かな横浜郊外で暮らしているライターです。趣味として中国茶、紅茶等を愛好しています。 母方の田舎は農家、現在の自宅の小さな庭でも自家製野菜が採れます。近隣の農家の食材も合わせた食事のレシピ作成が得意で塩分控えめ、糖質控えめの養生ご飯を作っています。 食物アレルギー当事者なので、読者の皆様と同じ目線で「安全」「おいしい」「元気になる」情報を提供させていただきます。
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