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本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ IN YOU Market 本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
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私を救った育児のヒント「モンテッソーリ」。気づかないうちに子供の可能性をつみ取っていませんか?

montessori 2

あなたは自分の子育てに自信がありますか?

でっかい小麦粉の巻

先日、子供と一緒にスーパーへ買い物に行った時のことです。
その日は夕飯の支度がまだで、その上宿題もたっぷり、
学校行事の支度もしなくっちゃ・・・と予定に追われて急いでいるのにレジには長蛇の列。

そして両手に買い物を抱えていた私は、小麦粉を忘れたのを思い出す。
ムムム・・・この列にまた並びなおすのはいやだぞ。

そこで8歳の娘に
「小麦粉忘れちゃった。探して持ってこれる?」
と聞くと、頼りにされるの大歓迎!な、お年頃の彼女は
「行ってくる!!」と大はりきり。5歳の弟をお供に駆けて行きました。

頼りになるなあ・・としみじみと成長のありがたみを感じながら待っていました。

ところが会計はどんどん進んで、もう次は私の番だと言うのにまだ戻ってこない。
いつも買ってる小麦粉だしレジからすぐのところにあるのに一体何をしてるのかしら、とイライラ。

仕方がないので列からはなれて探しに行くと、通路の先で
5キロの小麦粉の大袋を必死で持ってこようとしている姉弟を発見。

「そんな大きいの買わないよ!急いでるのに何してるの!!??」
と、一瞬言いかけそうになりましたが
あまりに必死な二人の姿に思わず吹き出して、怒る気なんてなくなってしまいました。

「小麦!」と言われて走り出してまず目に入ったのがこの5キロの大袋だったのでしょう。
大きいものが大好きな子供たちはそこで興奮してしまったみたいです。
「こんな大きいなんておかしいなあと思ったんだけどね!持ち上げてみたかったの」
とちょっと恥ずかしそうに笑っている娘。

1キロと同じパッケージの特大小麦粉。持ってみたくなる気持ち、わかるかも。
私は私で、急いでイライラしていたのが恥ずかしくなってしまって
「5キロの小麦、でっかいねえー」なんて言いながら
一緒に1キロの小麦袋を抱え、改めてレジに並び直しました。


皆さんも似たような経験ありませんか?
イライラが、子供ののんきなカン違いによってしゅうぅぅぅとしぼんでいく経験。
ナイスなボケをありがとう!と言いたくなる瞬間。

私はこういう瞬間にいつも、子どもとともに暮らすのって楽しい、と思います。

「叱る前に考えるクセ」 これが私の自信のもと

しかしこの日、私は自分の感情に任せて叱りつけていたかもしれません。
そして頼りにされたのがうれしくって
はりきった子どもたちのやる気をどん底にたたきつけていたかもしれません。
さわってみたかっただけなのに、悪いこととされてしまってかなしくなるでしょう。
そしてお互い、苦い気持ちで午後を過ごしたことでしょう。

お笑いエピソードとして笑った午後と
苦い気持ちで過ごす午後。
その二つを分けたのは何なのか?

それは私がこれまで必死で身につけた「叱る前に考えるクセ」。

このクセをつけたことでずいぶんと自分に自信がつきました。
その考える一瞬で一歩先まわりができるような感じです。
そして余裕を持って対応したあとの結果に、必ず満足できます。

ママの一歩、先まわりのために知るべきこと「敏感期」


この一歩先まわりで心に余裕を持つために知っておくべきこととは何でしょうか?
ただ「叱る前に考える」と言っても、
ただ深呼吸をしてみればいいってことではありません。

考えるポイントをわかっていなければ感情の方にやられてしまいます。

考えるポイント、それは
「子どもの中に何が起こっているのか」を問いかけることです。
大人はついつい親の方の都合ばかりを意識しがちですが、そうではありません。
子どもの都合の方です。

「子どもの中にいったい何が起こっているのか」
それはマリア・モンテッソーリがその教育方法を築くのに軸となった問いかけです。

マリア・モンテッソーリは20世紀初めのイタリアの医学博士であり、科学者で
生理学、医学、生物学などいろいろな分野の知識をもとに子どもたちを長年にわたり観察し続け、
子どもが生まれながらにして持っている能力を
自発的な活動によってひきだせることに初めて気づいた女性です。
そして周囲の大人の役割は子どもたちの要求をくみ取り尊重することであると断言します。

そういった環境で育った子どもたちは自律を持って自立し、責任感を持ち
生涯、学ぶということに積極的な人間になる、というのがモンテッソーリ教育です。

子どもたちにふりまわされてしまう、というのは大人の視点から見たとても傲慢な考えです。
小さいけれど、彼らには今、しなければならないことがあるんです。
それはいったいどんなことでしょうか。

「敏感期」を理解すると変わる!

私がモンテッソーリに出会ったのはちょうど娘が3歳を迎え、息子が生まれたばかりの頃でした。
いわゆるいやいや期と弟への嫉妬心が混じり合い、
さてどこから手をつけたものやら・・・という毎日。

引っ越してきたばかりの街で知り合いも親戚もおらず、
娘の幼稚園は生後2週間の息子を胸に抱えての送り迎えでスタートしました。

そんな中、ダンス教室で娘が左足のすねを骨折。左足は丸ごとギブス。
胸には生後3ヶ月、ベビーカーで3歳を押して雨の日も風の日も歩いて登校です。
お昼は一度自宅に帰ってくる午前、午後の部が分かれた時間割なので毎日4往復。

家に帰れば自分で思うように動けない娘と生後3ヶ月の赤ちゃんからの止まらない
「ママ〜」「オギャー」「ママ〜」「オギャァー」

この状況を一人で乗り切るにはどうしても3歳の娘の忍耐と協力が必要なのですが
そんなことがわかるお年頃でもない。
ここぞそいう時に限ってすねてる。して欲しいことをしてくれない。
ただただ怒るしかない、その場を何とかしのぐだけ、
なんて虚しい空回りをしていた時でした。

当時、シュタイナー教育を知って
テレビに布をかけて何気なく隠してみたり
おもちゃは音が出るものや派手な色使い、
プラスチック製を避けてなるべく自然のものにしたり
子どもが本来、求める環境を心がけていましたが
もはやそれでは間に合わない!

そんな時に人生の大先輩からのアドバイスで知った、モンテッソーリ。
そこで知ったのは、教育論やメソッドではなく、子どもとの暮らし方そのものでした。
ひとことで言えば
子どもを変えるのではなく、大人が変わる。

世界中どこにでもある大人と子どもの衝突は、
大人が子どもを大人の世界に合わせようとするからなのです。
子どもには子どもが必要な環境がある。リズムがある。
子どもたちは生きるために必要な、
自然から課される「宿題」をしている、とモンテッソーリは言います。
子ども時代にのみ持っている特別な生命力を精一杯伸ばそうとしている時に
それを知らない大人たちが自分たちの都合のためにその機会を奪い取ってしまうのです。

そしてその特別な生命力が生き生きとその力を伸ばす時期というのが「敏感期」です。

インプットの敏感期とアウトプットの敏感期

「敏感期」というのはもともと、フランスの生物学者、ド・フリースが発見した

すべての生物は幼少期に、自分の将来に必要なことために
あることへの感受性が非常に敏感になり、
それを環境の中に見つけ出し強烈にかかわっていく特別の短い時期がある。
そのことを獲得すると、その感受性は鈍感になり、また次のものへの感受性が高まる

という科学的な事実です。
モンテッソーリはこの発見をもとに、子どもたちを観察し
人間の子どもにも同じことが起こっていることを突き止めたのです。

とてもわかりやすい例があるので引用します。

蝶は卵を産むとき、雨や風にいちばん安全な、幹に枝がわかれる部分を選びます。
ここで卵からかえった毛虫は、自分の周囲にある大きい樹の葉はかたくて食べることができません。
生まれたての毛虫が食べることのできる葉は、枝のいちばん先にある柔らかい新芽だけなのです。
では生まれたての毛虫が、どうやって枝の先端にある新芽を見つけるのでしょうか?
それはちょうど新芽しか食べることのできないその時期に、
この毛虫は光に対して非常に敏感になるのです。
そして明るい方へ明るい方へと光にひかれて上のほうへ這っていきます。
いちばん明るい枝の最先端に着いた時、
毛虫がちょうどその時期に食べることのできる新芽がそこにあるのです。
こうして生まれたたての毛虫は、柔らかい葉をたっぷり食べて成長し、
大きなかたい葉でも食べられるようになります。
そうしますと、光に対する特別に敏感な感受性が消えてしまいます。
そして光に対してまったく鈍感になり、木の下の方へ降りてきます。

引用:『ママ、ひとりでするのを手伝ってね!』相良敦子

秩序の敏感期と感覚の敏感期

では人間の子どもの敏感期がどんなふうにあらわれるのか、みてみましょう。

敏感期には、秩序に対する感覚の敏感期・感覚の敏感期・運動の敏感期の三つがあります。

秩序に対する敏感期は順序や場所、習慣や所有物などが普段と違うことに敏感になることです。

お父さんがお母さんのお茶わんを使っていたり
いつもと違う道を通った時に何やら騒ぎだす。
大人は変化に慣れているので、
まさかそんな小さなことで、と思ってしまうようなことです。
時には大泣きをして理由のわからない親はあたふたしてしまったり。

これらが秩序に対して敏感に反応している様子です。
ミニカーをずらりときれいに並べたり、色別に分けたり、これも知的な秩序感がなせるものです。

我が家も息子が3歳になる前くらいに、よくこういうこだわりを見せました。
靴をしまう場所が決まっていて、お姉ちゃんや私が他の靴と入れ替えたりすると
後で必ず戻ってきて、ぎこちない手つきで一生懸命元に戻していました。
小さな下駄箱監視員でした。

こんなこだわりは生後数カ月から2,3歳頃をピークに6歳くらいで消えていきます。
息子も5歳になった今は残念ながら、そんな整理整頓に興味はなくなったようで・・・笑。
でも物事を順序立てて考えて、関連性を見つけることは得意で
幼稚園の先生いわく、別々の科目で学んだことの関連を見つけて突然説明し始めたりする、そうです。

感覚の敏感期は視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚の五感が鋭くなる敏感期
こちらは受けとる情報のインプット面の敏感期です。

うちはマンションの5階に住んでいますが、家の前の通りを通るバスの音で
娘はそのバスが新型か旧型か言い当てていました。
遊んでいると、突然「あ、今のは古いバスだった」と言い
こちらはなんのことだか分からない。

私たち大人の耳には聞こえていてもただの騒音で、
経験上、車の音だと知っているので注意を払うことはありません。
しかし子どもたちはそんな細かい情報をしっかり分析しているのです。
しかも別の遊びをしながら。

この五感の敏感期はそれぞれ時期は前後しますが3歳から6歳の間に起こるので
絶対音感など身につけるにはいいタイミングだといえます。
よくピアノは3歳から、というのはこういう理由なんですね。
そしてそのタイミングを逃すといくら頑張っても同じ影響は二度と受けられません。


歩いていて突然立ち止まったと思ったら足元の小さな小虫を見ている。
そうかと思えば次は遠くの飛行機を追っている。
柔軟剤を変えたら「〇〇ちゃんと同じにおいがする!」
ストッキングを履いた足をなでなでして喜んでいる。
メーカーが違うと同じトマトソースなのにを食べない。

こんなことが子どもとの生活の中でありませんか?
それは子どもたちが今100%に敏感期を生きているからです。
この感性を100%に到達させたか、させなかったはその後の人生に大きな違いを生みます。

もしモーツアルトが始めるべき時期にピアノを始めてなかったら?
幼きファーブルが虫を見つけた時、大人が急かして先を急がせていたら?

一見、大人にとって不可解に見える子どもたちの行動の裏に
こんな事実があると知っていれば、おのずとすぐに叱りつけたりできなくなるのです。
そのことで子どもの可能性をもぎ取ってしまうかもしれないのですから。

運動の敏感期

運動の敏感期は体全体を動かす・バランスをとる・手首や腕を使う・指先を使う
という形であらわれます。
能動的に体の力を試すアウトプットの敏感期です。


義務教育が始まる小学校へ上がっても
鉛筆をちゃんと持てない。
ハサミを使えない。という子が多いそうです。

鉛筆で字を書いたり、ハサミを使うということはとても繊細で複雑な手、手首、腕の力を必要とします。
それは鉛筆を握ってから培われるものではありません。
もっと小さな頃からいろいろなものに興味を持って触ってみたり動かしてみたりつかんでみたりした、
その時期をしっかり経過したことによって培われるものです。
”しっかり経過する”、とは、子どもたちが要求している
「引っ張ってみたい」
「動かしてみたい」
「つかんでみたい」
という意向を周囲の大人がくみ取って、その瞬間に好きなだけその要求を満たしてあげることです。

モンテッソーリの教材に差し込み円柱というものがあります。
これは段階的に小さくなっていく円柱をそれと同じ大きさの穴に差し込むという教材です。
大きさの違うものを指でつまむ
同じ大きさの穴を見つけて
円柱を差し込む
という、シンプルなように見えて手首や指先に集中が必要な教材です。


この円柱を差したり抜いたりを何度も何度も繰り返す子どもがいるといいます。
全部をその場所に収めて終わりではなく、何度も何度も繰り返す、というのです。
あなたはそんな子どもの様子にどんな反応をするでしょうか?
一見私たち大人には無意味に見える活動が子どもの感性にいかに多くを語りかけているか。
それはある種、神秘的な瞬間です。
私も何度か遭遇しましたが、
それは大人が介入のできない、してはいけない世界のような気がしました。

我が家の階段には1キロのひよこ豆を入れた袋がロープで滑車を通してぶる下げてあります。
ロープの反対側には木のビーズいくつかつけてあって、
そのビーズの側を引っ張るとひよこ豆の袋が持ち上がります。
手を離すと袋は勢いよく床に落ちます。

これが子どもたちには猛烈に面白いらしく
遊びに来るお友達も全員、100%これに夢中になりました。
自分の力を使った動きが別の違う動きを起こす、というのがたまらないようです。

雑巾を絞ることも子どもたちには至難の技です。
しかしこの力がうまく使えないと腕も手首も指の力も発達が進まないのです。
学習にまず必要なのは、
書く能力や読む能力ではなく、学ぶ準備ができていることです。


手を使うことで発達する能力こそが、その後の学習能力の基本なのです。

手を使って刺激される脳の働きはもちろんのこと、
興味を抱いてやってみる、できるようになりたくて仕方がないから何度も試みる。
そしてできるようになる。嬉しくて何度も何度も繰り返す。
これは何かを学ぶメカニズムの根本です。

子どもたちが歩道のフチを歩きたがったり
段差をわざわざ登ったり降りたりして歩いたりしませんか?
バランス感覚を養いたい子どもたちは
ただ歩いている時もそのトレーニングの機会を探しています。

まさしく自主トレです。
自分から積極的に必要なものを選んで鍛えてくれるのだからありがたい話です。
いろいろな教育メソッドを探し回るよりずっと簡単です。

それを「危ないから降りなさい」
「急ぐんだから遊ばないで」
なんて言っていつも止めていてはいつまでたってもトレーニングできません。

このような要求は3歳になる頃になったら大人の方も敏感でいて
ぜひ機会を与えてあげたいものです。次々と自分の力を試していくことでしょう。

暮らしの中にはたくさんのチャンス

敏感期に応えてみると驚きの効果

こんな「敏感期」を知って、私の生活はずっと楽に、そして楽しくなりました。
常に「なんで??」を考えて子どもたちを観察する。
すると本当にその通り、理由が見えてきて、時には子ども達自身がそれを語ってくれる。
これは間違いない、と思いました。

いやいや期とヤキモチがカクテルしていた娘と、私はまず一緒に洗濯物干しをはじめました。
小さなママ気分で張り切る娘に自分の靴下を洗濯バサミで止める仕事を任せました。

そしてある日、また弟にヤキモチをやいて怒り始めた時、彼女にハサミを渡して
紙に書いた線に沿って切ることを教えました。

怒っていたことなどすっかり忘れて夢中でチョキチョキ。
先に練習していた洗濯バサミはハサミをちゃんと使うための練習でした。
そして5,6枚切ったところで突然、ベビーカーに座っていた弟のところへはっていき
「いいこねーいいこねー」とベビーカーを揺らし、あやし始めたのです。

これにはびっくりしました。
こんなにわかりやすい変化が見られるとは自分でも期待していませんでした。
ギブスを引きずって「できない」「もどかしい」がたまっていたけど、できることがたくさんあった!
多分、そういう要求がかくされていたんだと思います。
心をつかめた!と思いました。

それからはもうモンテッソーリのとりこです。


指先や手首、腕の運動を必要とするおもちゃを作ってみたり
実際の家事のお手伝いをたくさんお願いしました。
家事の中には手を使う作業がたくさんあるのです。
時にはただビニールテープをたくさん貼っただけのペットボトルを渡したこともあります。
このビニールテープをはがす作業に夢中になってくれたおかげで、
その間、私の作業もはかどるはかどる!笑

家事をしていて遊び相手ができない時はとなりで何か似たことをしてもらいました。
食事の支度ならレタスをちぎってもらったり、柔らかい野菜を切ってもらったり。
それからコップに水を注ぐこと。
お箸を箸置きの上に並べること。
”雑巾を絞って”机を拭くこと。
自分でボタンを止めること。
靴ひもを結ぶこと。
生活の中のあらゆる部分に教材はありました。


すべて、その時期に合わせて子どもたちが求めている活動を見極めた上でのお願いなので
大喜びでやってくれます。
「ママ、待って、僕がやる!わたしやる」と言ったらそれがチャンスです。
普段の子どもの行動によく注目してみましょう。
「これがやってみたいんだよ」というメッセージが隠れていませんか?

今日からおうちで始めるために

モンテッソーリ教育はこうして子どもたちが活動する際の、
大人たちの視点としていくつかのポイントを指摘します。
活動を一つの周期と考えて
・子どもたちが自発的に始める活動かどうか
・集中しているかどうか
・活動を妨げることやうまくできなくなっても乗り越えるか
・どう活動を終えたか
を観察します。

私の経験から言うと、いつもこの周期どおりに終わるとは限りません。
私の提案で始めることもあれば姉弟で真似して始めることもあります。
途中で飽きてしまうこともあればいつまでたっても終わらないこともあります。

でもやりたいだけやって満足しきった子どもたちにとても穏やかな、
なんともいえない幸福感を見る時、私自身にも自信がわいてくるのです。

ああ、理解してあげられた。要求に応えてあげられた、と。

さいごに 正解のない毎日の子育てに挑むお母さんたちへ


子育てに、こうすればよい、というマニュアルはありません。
電化製品のように取扱説明書がついてくるわけでもありません。
自分はちゃんと育てていけているのだろうか?これでいいのだろうか?
それは誰もが持つ不安です。

子育てで難しいのはその答えがすぐに返ってこないこと。
子どもが一人前の大人になっても
まだ自分の育て方や伝えたことが正しかったかなんてわかりません。

私はその子ども、ひとりひとりを
よく知ることが第一歩であり一番のメソッドだと考えます。

敏感期のような自然科学的に明確な事実を踏まえていれば
それがずっと分かりやすくなります。
どこを見るべきかというポイントをおさえていればいいのです。
他の子と比べる気持ちも自然となくなります。

自信を持ったお母さんの姿に子どもたちは安心してまた次のステップに挑むでしょう。
経過するべきことをしっかり経過させてあげる。
実はとてもシンプルなことかもしれません。

「敏感期」はやってみたい、今これをするべきなんだ!という子どもからの要求です。
どんどん応えていきましょう。
その要求を満たせば満たすほど、どんどん育ちます。次の要求がわいてきます。
それは人生にしたらとても短い期間です。
でもそこにたくさんの可能性がかくれています。
そして一度逃したらもう戻りません。
見逃さないでください。敏感期。あなたも幸せになれるためのキーワードです。

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