2021/02/07

デパートコスメ大好きな化粧品ジプシーだった私が、オーガニックコスメに変えて肌もメンタルも生活も大きく変わった体験談

mari

新卒でドラッグストアに勤め、ケミカルコスメを使用し、体調不良には薬や栄養ドリンクで対処するという生活を4年間続け、慢性的な肌荒れと倦怠感、PMSに悩まされる。2年前からオーガニックコスメの販売に携わり、オーガニックライフをスタート。肌荒れを克服し、体調不良も改善。現在も販売員を続けながら、オーガニックスキンケアのスクールに在学中。【資格】管理栄養士、登録販売者、化粧品検定1級

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デパートコスメ大好きな化粧品ジプシーだった私が、オーガニックコスメに変えて肌もメンタルも生活も大きく変わった体験談

昨今、多くの美容情報があふれています。

化粧品の販売に携わって約６年、お客様の中にも情報を積極的に集め、いいといわれる化粧品を試している方がたくさんいました。

しかし、なかなか理想とする肌にたどり着けない、肌トラブルがなくならない、だからまた調べて新しいコスメを使うというループにはまってしまうケースの方も少なくありませんでした。

そして私もその一人でした。

そのループから抜け出し、健康的な肌になったのはオーガニックコスメとの出会いでした！

ありとあらゆる化粧品を試してきた私が、オーガニックコスメに変えてから、肌もメンタルも、そして生活も大きく変わった体験談をお伝えします。

美容好きなのに肌がキレイにならない葛藤とオーガニックスキンケアとの出会い

わたしは社会人１年目にドラッグストアで美容部員をしていました。

大手化粧品メーカーの研修を受け、美容についてもかなり詳しくなり、周りの同世代と比べて価格的にも効能的にも優れているといわれるスキンケアを使っていたと思います。

しかし、あまりケアをしていない同級生の友人より自分の肌はきれいではありませんでした。

もっときれいになりたくて、より高機能なスキンケアを求めてデパートへ行き、ありとあらゆるスキンケアを試しました。

一時的に状態がよくなってもすぐ元通りになり、初めて使うスキンケアが合わなくて荒れるということも多くなってきました。

ドラッグストア退職後、オーガニックコスメというものを初めて知り、引き寄せられるようにオーガニックコスメの販売の仕事を始めました。

衝撃的だったのは、会社の人が肌がきれいで年齢を重ねても輝く美肌の持ち主がたくさんいたことです。

信じて使い続けた今、驚くほど肌が変化しました。

オーガニックスキンケアについて学んでわかったことは、今までのケアは、

『ケミカルコスメでの過剰なケアで肌が弱って、薄くなり肌本来の機能が保てていなかった』

ということでした。

オーガニックスキンケアに変えて起こった肌の変化

オーガニックスキンケアを始めて驚くほど肌が変わったので、まずはそちらをお伝えします。

肌荒れしにくくなった

以前は、朝起きたら毎日新しいニキビが増えていたり、頬に細かい吹き出物がぷつぷつ出ていたり、かゆみが出たりと、肌トラブルが絶えませんでした。

現在は、ニキビはほとんどできず、できたとしてもすぐに治り、マスク生活の中でもかゆみなどのトラブルはありません。

毛穴が目立たなくなった

以前は、頬の毛穴が開きっぱなしでファンデーションがたまるのに悩んでいましたが、肌がふっくらしたおかげで目立たなくなり、化粧のりがよくなりました。

顔の赤みが落ち着いた

以前は眉間や顎、頬の広範囲に赤みが広がり、ファンデーションでカバーするのが大変でした。

オーガニックスキンケアで、肌荒れなど炎症が落ち着いたことと、薄くなっていた皮膚が正常に戻ったことにより赤みが引き、適度な血色感になりました。

オーガニックスキンケアで肌が変わった理由

では、なぜここまで私の肌は変わったのでしょうか。

オーガニックスキンケアの素晴らしさをお伝えします。

美肌のカギ！皮膚常在菌が育つ

私たちの肌には約１兆個の常在菌がすんでおり、このバランスにより肌の健康が保たれています。

１番多く存在している表皮ブドウ球菌は善玉菌とも呼ばれ、肌を弱酸性に保つことで悪玉菌の繁殖を防いでいます。

また、肌の潤いを作り出し、バリア機能を高める効果もあります。

この善玉菌を大切にすることが美肌のカギとなります。

注意が必要なのが『クレンジング』と『洗顔』です。

通常は洗顔をしても、なんと３０分ほどで毛穴に残った菌が増殖します。

しかし、合成界面活性剤の多い洗顔料で洗いすぎるとバリア機能が乱れ、善玉菌のエサとなる皮脂が過剰に流されてしまって善玉菌が減少し、肌トラブルの原因となります。

植物由来の界面活性剤を使用したオーガニックのクレンジングや洗顔料で皮脂を守りながら洗顔することで、常在菌を守ることができます。

また、化粧品に含まれる防腐剤も注意が必要です。パラベンやフェノキシエタノールなど強めの防腐剤は、常在菌に対して悪影響を及ぼす可能性があります。

特に化粧水は水の配合量が多いため傷みやすく、一般の化粧水は防腐剤が多く含まれるものもあります。

オーガニックの化粧水では、配合している成分自体が持つ防腐力を持つものや、防腐剤として植物由来成分を配合しているものが多いため、合成の防腐剤を入れない、または極限まで少なくしているアイテムが多くあります。

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肌のバリア機能を補う

肌バリア機能とは、汗と皮脂が混ざった『天然のクリーム』である皮脂膜とその下の角質層を主に指します。

これによって、ほこりやばい菌など異物の侵入を防いだり、肌内部の水分を保ったり、紫外線のダメージから肌を守ったりしています。

年齢とともに水分量や皮脂量は減っていくため、良質な潤い物質やオイルを化粧品で補いバリア機能を整える必要があります。

本来、水分は内側から湧き上がってきますが、加齢や季節、環境の変化で不足した分を良質な化粧水で補います。

そして、皮脂に似た脂肪酸を含む植物オイルを塗布することで、バリア機能を整えます。

これにより、肌荒れしにくい肌に整います。

肌本来の機能をサポートする

一般に肌の保湿でよく使われるものとして、石油合成のワセリンやミネラルオイルなどがあります。

これらは肌に刺激が出ることはほとんどありませんが、肌に浸透することも、栄養になることもありません。

また、油の性質が強いこともあり、肌内部の油分を引っ張り、表面上潤っているように見えても、内側は乾燥しているという状態になる可能性もあります。

また、合成のポリマーも美容液や保湿クリームによく使われます。

水分を保つため表面は潤っているように感じますが、分子量が大きいため肌に浸透することはありません。

また、常在菌のエサにもならないのです。

本来、肌には自然治癒力が備わっています。

オーガニックスキンケアでは、前述したように、常在菌のバランスを保つ、皮脂の組成に似たものを補うなど、肌本来のもつ機能を補う形で使うため、その力を邪魔せず発揮させることができるのです。

肌が変わっただけじゃない！オーガニックスキンケアに変えて良かったこと

オーガニックスキンケアで肌が変わったことは何よりうれしいことですが、メンタルや生活面でもいいことがあったのでご紹介します。

化粧品だけに頼るのをやめた

ご紹介した通り、オーガニックスキンケアは、肌本来の力をサポートし取り戻すスキンケアです。

それには化粧品によるケアも必要ですが、食生活や睡眠、ストレスケアも欠かせません。

完璧なスキンケアをしたとしても、ジャンクフードを食べ夜更かしをしていれば、少なからず肌は荒れるはずです。

基本的なことですが、以前の私はこれがわかっていませんでした。

美容情報を追うばかりに大切なことを見過ごし、いい化粧品さえ使えば肌がきれいになると思い込んでいました。

化粧品は魔法じゃありません。
心身の健康を整えることの大切さに気付きました。

生活習慣を改善することで、もっと自分の素肌を好きになることができました。

流行に流されなくなり、無駄な買い物が減った

以前は、化粧品をある程度試して効果がない気がしてすぐにやめたり、新商品が出たら気になってすぐ買ったり、好きなモデルさんがいいといえばそれを買ってみたり、本当に無駄遣いをしてしまっていたと思います。

使い切れないコスメが化粧品棚にたくさんありました。

現在は本当に肌にとって必要なものだけを使い、１つ１つ大切に使い切り、あれこれ試すことがなくなりました。

肌が安定していれば化粧品を変える必要がないので、流行に流されることもありません。

『コスメロス』という言葉もありますが、使い切らずに捨ててしまうのは環境にもよくありません。

必要なものを見極め選択する力をもつことも大切です。

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たくさん買いそろえなくてもいい！オーガニックなスキンケアを始めてみて！

オーガニックスキンケアの良さが伝わったでしょうか。たくさんのものを買いそろえる必要はありません。

今使っているアイテムで使い終わったアイテムからでも、オーガニックに切り替えてみてください。

オーガニックスキンケアはいきなり明日の肌が変わるというものではありません。

しかし、ゆっくりと肌が健康的に整ってきます。

不要なものは抜き、必要なものは補う。

肌本来の力を取り戻すオーガニックスキンケア、ぜひ始めてみてください。