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日々食べている食品に使われる農薬ポストハーベストは、通常の農薬の100倍以上の場合も。 危険なはずのポストハーベストが「添加物扱い」である理由とは?

olympus digital camera

IN YOU読者の皆さんは、今日、どんなものを食べましたか?
「手軽なサンドイッチやパンを、食べた」という方も多いのではないかと思います。

しかしその小麦に、通常の100倍の濃度の農薬が使われているとしたら・・、どう思いますか?


無農薬の小麦を選んでいるから大丈夫!
と思われたかもしれませんが、知らず知らずの間に、
通常の100倍濃度の農薬を食べてしまっている可能性もあるかもしれません。


身近な食べ物に潜むポストハーベストの危険性



日々食べている食品に使われる農薬ポストハーベストは、通常の農薬の100倍以上の場合も。

農薬とは本来、農業の効率化のために害虫や雑草、
病気の元になる菌やウイルスの付着を防ぐために使用されます。

日本の農業は、戦前にあった小作制度を解体し、
農家一戸あたりの農業収入を保護する政策がとられるようになってから徐々に大規模化していきました。

そのため労働者1人当たりの仕事量が増え、
農薬を使って手間を省く方法がとられるようになったのですね。

厚生労働省によって、
野菜や米に散布される農薬の量は健康への影響がないように規制されています。

ですが、ポストハーベストはその規定値の100倍から数100倍もの濃度になっているのです。


ポストハーベスト農薬とは、栽培期間中に散布される農薬ではなく、
収穫後に散布される農薬です。
これは、長期の輸送や倉庫保存で発生するカビや腐敗、
虫がわくことを防ぐために散布されています。

通常畑で使用される農薬の100〜数百倍の濃度で収穫後散布されるために、
購入した際に残留が極めて高いことが問題です。



引用:株式会社日本環境科学

生体異常をもたらすダイオキシンを含んでいる



ポストハーベストとして使用される防カビ剤の中には、「2.4-D」というものがよくみられます。

この2.4-Dの中には免疫機構を阻害したり、
胎児に奇形をもたらす危険性のあるダイオキシンが使用されているのです。

一時期ごみ焼却の過程で発生するダイオキシンの健康被害が社会問題になりましたので、
記憶にとどめている方も多いのではないでしょうか。

ダイオキシンが体内に入ると、
生殖機能の低下や細胞の癌化など深刻な症状を引き起こしますが、特に有名なのが胎児の奇形です。

かつてベトナム戦争で使用された枯葉剤の中にもダイオキシンは含まれていました。
それによって体に奇形をもって生まれてきた事実は、
戦後40年以上がたつ現在でも解決されていません。

そのような危険なものが子どもや妊婦さんの口に入るかもしれないのです。
当然体内での消化排出することのできない成分ですので、
上に挙げたようなアレルギー症状も起こりやすくなります。

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ポストハーベストとは?

ポストハーベストとは収穫後の農産物を輸送する際に、
カビの発生などを防ぐ目的で散布される薬品のことです。

国内産の食品にポストハーベストが使われることはありませんが、
現在日本は小麦粉の原料尾となる小麦だけでも、9割を輸入に頼っていると言われています。

本来日本が輸入する小麦には252%の関税がかけられています。
しかしこれでは国内のメーカーに大きな負担がかかってしまいますね。

そこで政府が輸入小麦を無関税で買い取り、
国内のメーカーに販売するという方法をとることで、国産小麦に比べて安い値段で輸入小麦を流通させています。

その小麦に散布されるポストハーベストの成分が、アレルゲン物質になってしまうのです。


英語で「~の後」を意味する「post-」と、「収穫」を意味する「harvest」が結びついた語句で、
一般的に、収穫後の農作物等に散布される農薬等の使用のこと。

目的は、収穫後に害虫やかびなどが発生し、農産物が貯蔵・輸送中に損失するのを防ぐこと。

海外では、収穫された農産物の品質を保持するために行われる農薬等の使用方法を総称して
こう呼んでいる。日本においては、一部のくん蒸剤等を除き、
ポストハーベスト目的で使用できる農薬はない。

又、かんきつ類等の保存の目的で使用されることもあるがこの場合は、
食品添加物として取り扱われるため食品衛生法で規制される。


引用:食品安全委員会

本来食品に付着する残留農薬の濃度は、厚生労働省によって規制されています。

ですが、輸入小麦のポストハーベストは収穫後の農作物に使用することから、
「添加物」として規定されており、規制の対象となっていません。


そこで、なぜポストハーベストがアレルギーの原因となるのか、
同じ農薬なのになぜ添加物扱いなのか?
小麦に散布されるものを中心に見ていきましょう。


危険なはずのポストハーベストが「添加物扱い」である理由とは?



輸出量を確保したいアメリカとの軋轢

ポストハーベストは、収穫後に散布されるものだからこそ、
栽培中に使用する農薬よりも農作物に残留する濃度が高くなります。

そのため、国産の野菜や果物に
ポストハーベストを使用することは法律で禁止されているのです。

ですが、小麦のように輸入にほとんどを頼っている食品は、
海外から船で輸送される期間が長いため、どうしてもカビや害虫に侵されやすくなってしまいます。

日本がポストハーベストを農薬と規定してしまうと、
アメリカは小麦を安全に輸出することができなくなり、外貨獲得の妨げになります。

そのため、日本に対する小麦の最大輸出国であるアメリカは、
ポストハーベストを「農薬」ではなく「添加物」として認めさせ、規制を緩和させたい狙いがあるのです。

ポストハーベストが使用されていて安全に安輸入小麦を食べる方法



危険性は分かっていても、
輸入小麦が国産小麦より安価で多く流通していることは変わりません。

そこで、ポストハーベスとの害をできるだけ取り去り、
体への影響を少なくする方法を見ていきましょう。

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体内からの排出を促す食品を多くとる

ポストハーベストの成分はアレルゲン物質であり体にとって害毒です。
速やかに体外へ出してしまうことが重要になります。

そのために、毒素の排出を促進してくれる成分を食べものからとるようにするといいでしょう。

注目すべきはセレニウムです。
セレニウムとは、体を健康に保つために必要な栄養素です。

セレニウムは生殖、甲状腺機能、DNA生成に重要であり、
また、フリーラジカルが原因の損傷や感染から体を守るためにも重要です。
参考:厚生労働省「総合医療」情報発信サイト

体内の毒素を無毒化する効果もあるセレニウムは、
長ネギ、ニンニク、玉ねぎ、海藻類などに多く含まれています。

普段からこのような食品を意識して取るようにすると、
体内に小麦由来のポストハーベストが蓄積するのを防ぐことができるでしょう。

私は地方在住のため、
ほとんど農薬を使わないネギや玉ねぎを無料で分けてもらえることがよくあります。

特に山陰は土壌や水質がよく、
それだけで野菜が健康に育つため農薬を使っていない農家さんも多いようです。

無農薬野菜はふるさと納税などでも入手することができます。
こうした制度を使ってアレルギーに抵抗できるからだ作りをしてください。

適度な運動で汗をかき水分を取る

毒素の排出にはしっかり体を動かして汗をかくことも重要です。
ランニングやウォーキングなど軽く息が上がるような運動を長時間続けると、
気持ちのいい汗をかくことができます。

その間しっかり水分を補給することで、
尿からの解毒も促し、さらに体内の毒素の濃度を下げることもできます。

さらに適度な運動は自律神経の働きを整えて、免疫の正常化を促してくれるのです。

食生活とともに運動習慣を変えることが出来れば、
さらにポストハーベストの影響を抑えることができるかもしれません。

そもそもアレルギーとは?



アレルギーの仕組みは次のようなものです。

通常、食べ物は異物として認識しないようにする仕組みが働き、
免疫反応をおこさずに栄養として吸収する事が出来るのですが、
免疫反応を調整する仕組みに問題があったり、消化・吸収機能が未熟だと、
食べ物を異物として認識してしまうことがあります。

それによって起こるアレルギー反応が「食物アレルギー」です。

異物として認識された食べ物成分(アレルゲン)を排除するために、
アレルギー反応が起こり、また腸から吸収されたアレルゲンが血液にのって全身に運ばれるため、
眼・鼻・のど・肺・皮膚・腸などでさまざまな症状が現われます。

参考:ニッポンハム アレルギーねっと

特に小さなお子さんが小麦アレルギーをお持ちのお母さんは、
給食で食べられるものが制限されるなど苦労も多いと思います。

パンや揚げ物が食べられないと、ほかの子と差別される原因にもなりかねせんね。

アレルギーの原因は本来食品の未消化による免疫異常ですが、
実は食べ物自体がアレルギーを引き起こすのではない場合もあるのです。

体にアレルギー反応を起こす本当の原因として、
ポストハーベストが問題視されています。


最後に

ポストハーベストによるアレルギー発症の背景には、
厚生労働省の政策で安価な輸入小麦が出回りやすいことと、
アメリカ等が輸出量を確保したい思惑とがあります。

これは国と国との間で取り決められることなので、
私たち消費者にはどうすることもできません。

アレルギーの発症を避けるには、
小麦製品自体を避けたり国産小麦を使った製品を探すのがいいでしょう。

またデトックス食品を多くとったり、
運動の習慣を身に着けることで影響を低く抑える工夫も必要です。

様々な料理に使用される小麦だからこそ、自分にも家族にも安全な方法を考えてください。

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