慢性的な疲れと未病ケアに。毎日5分でできる「爪もみ」と「耳もみ」のやり方。はり・きゅう師が教える東洋医学的健康テクニック
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取れない疲れ、もしかしたら「未病」と呼ばれる状態かもしれません
忙しい現代社会に身を置いていると、いつの間にか体は疲れているものです。
不規則な食生活をはじめ、残業続きで帰宅が深夜になってしまったり…と、ストレスの多い毎日を送っている方もいることでしょう。
例えば…
・布団に入っても寝付けない
・忙しくて最近、ずっと寝不足…
・なんだかいつも調子が悪い
・病院で検査をしても異常がない
そんな経験はありませんか?
もしかするとそれは、東洋医学でいうところの「未病」という状態かもしれません。
まずは未病の概念を知り、その対策方法を覚えることが健康に毎日を送るために大切なことです。この記事が、あなたの健康を守るための一助になれば幸いです。
「爪もみ」「耳もみ」をするべき、未病とはどんな状態?
未病という言葉は、2000年以上前に編纂された古代中国の医学書である『黄帝内経素問・霊枢(こうていだいけいそもん・れいすう)』の中に幾たびか「治未病」という形で見られます。
この未病という状態は、まだ病気になっていない状態、つまり「〇〇病」と診断される前の「なんとなく調子が悪い…」ような時のことを指します。
最近では、「未病」という言葉が西洋医学でも注目され、日本医師会のホームページにもその言葉の重要性を見ることが出来ます。
日本医師会ホームページ:「http://www.kagoshima.med.or.jp/people/topic/H17/198.html
未病とは病気になる一歩手前の状態。不調な症状は体からの警告サインです。
体からサインを見逃さないようにしましょう。
疲れている現代人にこそ「爪もみ」「耳もみ」をオススメしたい。
日本人は「働き蜂」と揶揄されることもあるほど、忙しく働くことを美徳と考えてしまいがちです。
パソコンやスマートフォンの発達により、いつでもどこでも仕事ができる環境もその傾向に拍車をかけているのかもしれません。
昨今では、超過勤務による過労死の問題が社会的に問題となりました。
深夜までの残業や休日出勤など、自分の体は後回しにして目の前の仕事に取り組んでしまう…。
そんな経験、あなたも身に覚えがありませんか?
また最近では食の問題もあります。
化学肥料、農薬や抗生物質などの薬品や、食品添加物、遺伝子組み換え食品など、私たちの体を取り巻く環境は数十年前とは大きく変わってきています。
自分の健康を守るためにも、今一度、体の声に耳を傾けてみる必要があります。
まずは、下記の未病チェックリストを活用して、自分の体を振り返ってみてくださいね。
その不調、もしかしたら「未病」状態では? 今すぐ確認、未病チェックリスト
①いつもなんだかイライラしている
②気分が落ち込みやすい
③頭痛や便秘が続く
④生理痛/生理不順
⑤体がむくみやすい
⑥寝つきが悪い
⑦手足がいつも冷えている
⑧髪がパサついて艶がない
⑨爪の色が悪い/割れやすい
⑩目の下のクマが消えない
あなたは何個当てはまりましたか?
このような症状で病院に行って検査をしても、特に異常がない場合、体がとても疲れていて「未病」の状態と言える可能性があります。
上に挙げた症状に当てはまる人はもちろん、もし今、体に特別な違和感を感じていなくても、以下に紹介する「爪もみ」「耳もみ」は体を整えるのにとても効果があるので是非試してくださいね。
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爪を揉むと何が良いの?
人間の指先には多くの血管・神経が集まっています。指先の末端にある神経は背骨にある中枢神経系を介して、脳につながっています。
この指先を揉むことで自律神経が整い、脳や血管を含めた体全体の調整になるのです。
これが西洋医学的に観た、爪を揉む利点となります。
東洋医学的に観ても、指先には大切なツボが集まっています。
ツボって何?
東洋医学にはツボという独特の概念があります。
例えば、病気になってしまった体を回復させるために、特定のツボに鍼やお灸などで刺激をして自然治癒力を高める。東洋医学におけるツボは、そのような使われ方をします。
各指先には「井穴(せいけつ)」と呼ばれるツボが配置されています。
「井穴」というのは、ツボの流れの始まりと終わりを司る、大切な場所となっています。
なので、指先の爪末端を刺激してあげることは、医の東西を問わず、体にとても効果的なのです。
耳にもツボはあるの?
耳ツボ療法の発祥の地はフランス、と聞くと驚く方もいるかもしれません。
耳ツボはもともと東洋医学にはなく、フランス人医師のポール・ノジェ博士が1956年に発表した、比較的新しいものです。
耳ツボ療法は、イギリス発祥のリフレクソロジーと同じく、耳の部位に特定の臓器を割り当て、該当部位を刺激することで内臓の健康回復に用いられます。
(ただ今は、美容・ダイエット目的で耳ツボ療法を用いることが多くなっているようです)
仮に、耳を押して痛みを感じる場合でも「もしかして病気なのかしら?」と、あまり深刻には考えなくて大丈夫です。
(例えば、大腸の反応点を押して痛い場合は、暴飲暴食で胃腸が疲れている可能性がある、というくらいの認識にとどめておきましょう)
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どんな時に爪や耳を揉むの?
別にこれといった決まりはないので、朝起きた時や夜の寝る前、仕事中に疲れを感じた時などいつでも構いません。まずは時間のある時や思い出した時に、試してみてくださいね。
「爪もみ」「耳もみ」で大切なのは、何度もやる!ということ。
爪もみや耳もみは場所と時間も取らず、簡単なものなので、まずは一日に2〜3回ほどを1週間は続けてみましょう。
初めは分からないかもしれませんが、慣れてくると体が整う感覚が実感できるようになってきます。
実際に爪を揉んでみよう!1日5分でできる爪もみのやり方
では、実際に以下の方法を参考に、自分の爪を揉んでみましょう!
手の爪を揉む方法
爪を揉む、と言っても爪自体を揉む訳ではありません。
爪の横や生え際をキュッキュッと揉みましょう。
片方の手でもう片方の指先をつまみ、爪の色がピンクから白く変わるくらいの圧で揉んでいきます。
1つの指に対して、20回〜30回ほど繰り返し刺激しましょう。
爪の生え際は極めて狭い範囲ですが、その一センチほどの間にも、痛い部分と何も感じない部分があると思います。
なるべく感覚が均等になるようにゆっくり指先を揉んでみましょう。
時には、揉むだけでなく、ぎゅーっと押してみるのもアリです。
20秒から30秒ほど持続的に圧を加えていきましょう。
じんわりと刺激が体に入ってくる感じを味わってください。
この持続的に圧を加える方法は、アレルギーで目がかゆい場合などに効果が期待できます。
その際は、両手の薬指だけに行ってください。
アレルギーは副交感神経が優位になった状態で起こることが多いので、副交感神経の過剰興奮を抑える働きのある薬指に行うことが効果的です。
両手ともに同じようにやったら、今度は足の指先にもチャレンジしてみましょう。
爪もみはいつ止める?
痛かった部分が和らぐか、指先が少しポカポカしてきたところを目安に終了しましょう。一度にたくさんやるのではなく、時間をおいて何度も繰り返すほうが効果的です。
実際に耳を揉んでみよう!耳もみのやり方
では、実際に以下の方法を参考に、自分の耳を揉んでみましょう!耳を揉む方法
日常生活であまり耳に触る機会はないかもしれません。
試しに一度、触れてみましょう。
耳って案外、不思議な形をしてますよね?
自分の耳の大体の形が分かったら、実際に揉み始めましょう。
耳の場合、内臓の反射区が所狭しと配置されていますので、そこまで厳密にツボにこだわる必要はありません。
どちらかというと、耳全体をくまなく揉んでいくようなイメージです。
耳全体を指の腹や横を使って、まんべんなくキュッキュッと揉んでいきましょう。
場所によっては、痛く感じたり、逆に何も感じないこともあると思います。
耳の場合も数ミリずれるだけで、痛かったり痛くなかったりしますので、時には爪を立てながら耳全体を刺激しましょう。
もちろん、痛すぎる強さでの刺激は禁物です。
一通り揉み終わったら、今度は耳をやや後ろに向けて、優しくゆっくり引っ張ってみましょう。
耳の奥や頭全体に響くような感じがしませんか?
耳を引っ張ることで、頭蓋骨を構成する側頭骨が緩みます。
そうすると、脳内の血液循環・リンパの循環が良くなり、頭をリラックスすることが出来ます。
どんな時に「耳もみ」をしたら良い?オススメのタイミング
パソコンの長時間使用による目の疲れ、なんだか後頭部が重だるく感じる時がオススメです。またベッドに入ってもなかなか寝付けない夜などに行うと良いでしょう。
頭がリラックスすると入眠が早くなり、深い眠りに落ちて朝までぐっすりと眠ることが期待できます。
他にも、考え事をたくさんして、頭皮が硬くなっているように感じられる時などにも効果が期待できます。
耳もみはいつ止める?
耳の場合も痛い部分が少し和らいで、耳全体が温かく感じられるくらいを目安に終了しましょう。テレビを見ながら行っても構いませんので、気付いた時に耳を揉んであげましょう。意外と疲れている指や耳
日々の生活で、指を使わない日はありませんよね?ほんのちょっとしたことの積み重ねでも、知らず知らずのうちに、指先には疲れが蓄積しているものです。
また、耳も同様に常に外界の音を拾い続けてますから、疲労は日々蓄積しています。
通勤時などに、ワイヤレスのイヤホン・ヘッドホンなどで大音量の音楽を聴いている方は要注意!
あなたの耳はお疲れかもしれません…。
「爪もみ」「耳もみ」は日々のお手入れが大事!
形あるものは、必ず定期的なお手入れが必要です。
仕事道具のメンテナンスや食後のお皿洗いは欠かせませんよね?
毎日体を使っているのだから、自分の体も同じようにお手入れしてあげましょう。
爪や耳を揉んで体調を整えることはもちろん、働き方や衣食住を見直すことも健康に過ごす上ではとても大切なことです。
人生を共に付き合う、替えの効かない体だからこそ大切に扱いたいものですよね。
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