ビタミンCの色が「黄色」だと思っていたら大間違いです!天然と合成の違いとは?フェイクに騙されず安全にビタミンを摂取するための方法。
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ビタミンCの色、と言われて皆さんは何色を連想するでしょうか?
レモンと同じで「黄色」と思われる方が、多いのではないでしょうか。
実はそれは企業が戦略的に刷り込んだイメージなのです。
強力な還元力、抗酸化作用をもつビタミンC
ビタミンCは様々な生理機能があります。
企業としてはそれをアピールしたいからこそビタミンCを沢山入れた商品と謳って販売しているのです。
抗酸化作用でがん予防など多くの生理機能があるビタミンC
呼吸をすることによってヒトの体は酸化が進み、それによって老化が進み、呼吸時の酸素の約1%は活性酸素になるといわれています。
この活性酸素ががんや動脈硬化などの病気のもとになるとされており、この酸化に対抗する働きが抗酸化作用、ビタミンCの働きのひとつです。
抗酸化作用のほか、コラーゲンの生成にも欠かせない物質でもあり、不足すると骨粗鬆症、壊血病につながります。
そのほか、鉄の吸収を促進したり、メラニン色素の生成を抑制することで美白効果が期待され、カルシウムの代謝に関与するなど様々な健康効果が期待できます。
参考:近畿大学農学部栄養学科資料より
http://www.shc.usp.ac.jp/shibata/5-16-5.pdf
ただし、ヒトや霊長類、モルモット、高等な鳥類はビタミンCを体内で合成する酵素をもっていない為、外部から摂取する必要があります。
厚生労働省の2015年度版食事摂取基準では、成人の1日のビタミンCの推奨量は100mg、耐用上限量は定められていませんが、
サプリメントからの摂取も考慮して1日1g以上の摂取は推奨できないとしています。
また、水溶性のビタミンであることから、体内で利用された後のビタミンCの過剰分は尿中に排泄され、
体内のビタミンC量は最大で体重1kgあたり20kgとされています。
よく、市販のビタミンC入り飲料やお菓子などにはビタミンC1000mg配合などと書かれていますが、
これは必要以上のビタミンCにあたるため尿中に排泄されてしまうので、必要以上にビタミンCを入れればいいというわけではないのです。
本当は黄色というのは、真っ赤な嘘だった!実際には、無色透明なビタミンC
栄養士の学校に入ってビタミンCについての実験をしたとき、驚いたことがありました。
それは、
ビタミンCの色は無色透明
だったことです。粉末では白色で、黄色ではありません。
それではなぜビタモンCをウリにした商品は黄色いパッケージが多いのでしょうか?
なぜビタミンC=黄色のイメージとなったのか
ビタミンCは本来無色透明のはずですが、なぜ市販されているビタミンC入りの商品の多くは黄色なのか。
そこにはビタミンCの性質と企業の思惑が関わっています。
発見された由来のイメージと変色をカバーするための着色
ビタミンCが発見されたのは壊血病による死者を食い止めるためでした。
16世紀から18世紀の大航海時代、船乗りの間では壊血病によって多数の死者がでていました。
この壊血病の治療に貢献したのがイギリス海軍医だったジェームズ・リンドです。
リンドは壊血病にかかった12名の水兵を2つのグループに分けて、14日間かけて6種類の異なる食事を与えることにより、
オレンジやレモンを与えた水兵が回復したことでオレンジとレモンが壊血病に有効だと結論付けました。
ただ、その後長らく壊血病に有効な成分は分かりませんでしたが、
ハンガリー出身の科学者であるアルベル・セント=ジェルジが1927年に牛の副腎から強い還元力をもつ物質を単離、ヘキロス酸と名づけます。
1923年にアメリカのチャールズ・キングがレモンから純粋なビタミンCの分離に成功し、これがヘキロス酸と同じものであると判明したのです。
参考:東京都健康長寿医療センター研究所
https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/joho/1301/joho01.html
ビタミンCは化学名でアスコルビン酸、つまり壊血病を防ぐ因子という意味ですが、こうした歴史がその名前の由来なのです。
また、抗酸化作用によってタミンCは時間がたつと褐色になっていきますが、これをごまかすため、
企業はビタミンCが発見されたかんきつ類、レモンのイメージを消費者に連想させるために本来無色透明なはずのビタミンCを着色するのです。
尚、現在市場に流通しているビタミンCは殆ど化学合成されたものであると言われています。
着色料と化学合成でつくられたビタミンCは、果たして体に有効であるといえるのでしょうか?
黄色い着色料の危険性
黄色く着色されたビタミンC入りの商品には、ビタミンB2・カロテン、ラック・コチニール色素などが使用されていることが多いです。
理由はそのほうが安価で大量に生産できるから。
一見天然由来にみえたり、栄養素がとれると消費者が勘違いしてしまいそうなこれらは、危険に満ちたものなのです。
ビタミンB2
ビタミンB2 は本来、皮膚や粘膜の健康を保つ働きをする水溶性ビタミンで、レバーや卵、うなぎなどに多く含まれています。ただ、天然由来で栄養素を抽出するのはコストと手間がかかることから、多くのメーカーでは化学合成されたものを使っています。
食品衛生法では添加物の使用目的で栄養強化剤として使用される場合は表示の免除が出来ると定められていて、
それをいいことにメーカーは天然か合成かを消費者に分からないようにしているのです。
石油から合成されたタール色素が用いられ、その危険性から海外では禁止になった黄色4号、黄色5号などがあります。
イギリスでは2007年、この2つの色素を含む6種の合成着色料が子供のADHDを増加させる恐れがあると広域スクリーニングの結果を発表し、政府がメーカーに自主規制をするよう勧告しました。
そのほかにも先進国ではこのタール色素を発がん性のおそれがあるなど禁止している国は多いですが、日本では禁止されていません。
ラック・コチニール色素
ラック色素とコチニール色素はいずれも天然の着色料として使用されており、それぞれラックカイガラムシとコチニールカイガラムシという昆虫から抽出され、コチニール色素はカルミン酸色素とも呼ばれます。
国内外でアレルギーやそれによって起こるアナフィラキシーショック、
喘息などの症例が報告され、平成24年には消費者庁から注意喚起もされました。
原因はカイガラムシのたんぱく質によるとされており、国立医薬品食品衛生研究所でもマウスでその抗原性、つまりアレルギー反応について実験を行っています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjfcs/14/2/14_KJ00005715103/_article/-char/ja/
マウスのリンパ節での反応を見た試験で、
不純物を取り除いた低アレルゲンに調節したコチニール色素とカルミン酸からはアレルギー反応はなく、
調節していない投与群では、
・コチニール色素でアレルギー反応が上昇
・ラック色素およびラッカイン酸のいずれもアレルギー反応が上昇
と、動物試験でもそのアレルギー反応が明らかになっています。
本来であればビタミンCはヒトの体で生成できない栄養素で、多くの健康効果が期待できます。
着色料などの添加物に汚染されていないビタミンCはどう摂ればいいのでしょうか。
ビタミンCを有効的に摂取するには
オーガニック食品から摂るようにする
ビタミンCを有効的に摂取するには、まずオーガニック食品から摂取することが大前提です。着色料の問題だけではなく、化学合成されたビタミンCや熱加工され添加物にまみれた加工食品では本来の栄養素を100%摂ることは望めません。
その上で、ビタミンcが多い食品を日常的に摂取するようにしましょう。
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ビタミンCが多い食品
厚生労働省の日本食品標準標準成分表2015年版で、野菜、果物などをビタミンCの多いものを紹介していきます。
ちなみに、レモンは100mgです。
・アセロラ(・酸味種生)1700mg、・甘味種(生)800mg
・青汁・ケール1100mg
・パセリ(乾燥)820mg・葉(生):120mg
・煎茶:260mg
・グアバ(生)220mg
・焼きのり:210mg
・トマピー(ピーマン類・)果実(生:200mg
・赤ピーマン(油でいためた場合):180mg・果実(生):170mg
・黄ピーマン(油でいためた場合):160mg・果実(生):150mg
・ゆず(生):160mg
・芽キャベツ(生):160mg
・キウイフルーツ(黄肉種):140mg
他にも、ブロッコリー、しいたけ、カリフラワー、すだちやなずななどもビタミンCが豊富です。
ビタミンCが失われやすい人は特に摂取に注意が必要
ビタミンCはストレスや喫煙、激しい運動などでビタミンCの減少が顕著で不足しがちとされます。
また、妊婦や授乳中のお母さんもビ妊娠にともなうタミンCの必要量の増加や胎児の発育への必要性から
厚生労働省でもビタミンCを多く摂取するように推奨されています。
ビタミンCを効率的に摂取するため、サプリメントなどで補うのもおすすめです。
ただし、この場合も低温加工されたオーガニックなサプリメントを選びましょう。
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ビタミンCで健康な日々を
日本人の2人に1人が罹患するがんの予防や、アンチエイジングにもつながるビタミンCの健康効果。
しかし、日本の多くの企業は安価な原材料で大量生産するために本来の栄養素を破壊し、汚染された原材料を使用しているところも多いのです。
黄色という日本の企業がイメージ付けたフェイクな色に惑わされず、本来の栄養素を安心できるオーガニックな食材で補うことが大切です。
せっかく健康のために摂る栄養素を、自分の目で確かめて摂ることが大事なのです。
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