韓国で古くから利用される「よもぎ蒸し」の知られざるパワー。 体の芯が冷えきっている低体温の女性こそ知っておきたい理由。
女性にとって冷えは天敵ですよね。
男女を問わず、体が冷えてしまうことで起こる健康への不具合は色々とありますが、
特に、女性にとっては心身両面、とても厳しい影響が出てしまいます。
例えば、冷え性からの不眠に悩まされたり、生理痛・生理不順の原因になることもあるので、
健康に毎日を送る上で、冷えは遠ざけたい要因の一つ。
冷えに悩む女性の多くは、ホッカイロを貼ったり、靴下を重ね履きしたり、と
様々な方法で冷えから身を守る対策を行なっていることと思います。
(最近では、岩盤浴に行く方も多いですよね。)
ただ、体を温める対策をしっかりとして、冷えには気をつけているのに、
「なんだか体の芯が冷えている気がする」と感じている方もいらっしゃると思います。
そんな「体の芯の冷えが取れない」と感じている方にオススメなのが、今回ご紹介するよもぎ蒸し。
この記事では、女性と冷えの問題、そしてその対策となるよもぎ蒸しについて解説します。
女性の体の冷えと健康
女性の方には、冷えに悩まされている方が多くいらっしゃいます。それは何故なのでしょうか?
冷えと筋肉の関係
女性と男性の筋肉を比べた場合、形や構造にほとんど違いはありませんが、筋肉量の差が挙げられます。
その量的な差がどうして起こるかといえば、それはテストステロンという男性ホルモンの影響。
女性の体においては、男性ホルモンであるテストステロン分泌が少ないため、
女性の筋肉量は男性の65%しかありません。
筋肉は熱を産生するので、筋肉量が多いほど体温も上がりやすくなります。
しかし逆に、筋肉量が少ない場合は熱の産生が乏しく、
冷えや基礎体温低下の一因になってしまいます。
そのため、相対的に筋肉量の少ない女性において、冷えの問題が発生しやすいのです。
冷えによる症状
おしゃれを優先して薄着で出かけていませんか?
忙しいことを理由に入浴をシャワーだけで済ませてしまっていませんか?
冷たい飲み物をガブガブ飲んでいませんか?
体が冷えると、体は様々な不快症状に悩まされることになります。
例えば、
・免疫力の低下(風邪、感染症にかかりやすくなる)
・基礎代謝が悪くなる(太りやすい・痩せにくい)
・末端の血管が収縮するため血流が悪くなる
・基礎体温の低下(平熱が35℃台)
・体が固まって、疲れやすくなる
・子宮周囲の血流不全(妊娠しづらい/生理痛・生理不順)
・痩せてしまう(冷えによる消化機能の低下から食べても消化できない)
・下痢・頻尿
などが挙げられます。
女性にとっての生理
特に女性の場合の冷えは、生理の問題に直結しやすく、生理痛や生理不順の要因になり得ます。
生理不順には様々な原因がありますが、東洋医学的な観点からは
・体に熱がこもっていると生理周期は早くなる
・体が冷えていると生理は遅れがちになる
と診ていきます。
病院の診断でも異常はみられないのに、生理周期の遅れが続く場合、
また妊娠や閉経とは関係なく、全く生理が来ない場合などには、体の冷えを疑ってみる必要があります。
体が冷えている時の経血の色は暗褐色から黒っぽい色で、レバー状の塊がみられることもあります。
これは冷えによって、骨盤・子宮周囲の血流が低下していることの影響です。
基礎体温の低下は危険?
人間の平熱は36.0℃〜36.5℃くらいが適温となっています。
実際、人の体は体温が36.5℃〜37.0℃に保たれている時に、
細胞や免疫機能が活発に働くように出来ています。
しかし、現代人の中には平均体温が35℃台の体温の方も少なくありません。
基礎体温が平均より1℃低くなる35.0℃台では、血液の流れが悪くなったり、
免疫力低下や基礎代謝の低下などが起こります。
基礎体温が低いことは、不妊の原因の一つになってしまいます。
もし妊娠を考えているのであれば、35.0℃台が自分にとっての普通だからといって、
それを放っておいてはいけません。
よもぎ蒸しで体を温めよう
色々な体を温める方法を試してみても、「体の芯の冷え」を実感する場合、
よもぎ蒸しを試してみることをお勧めします。
よもぎ蒸しの方法は2種類あります。
①薬草の入ったお湯を足下で沸かし、その際に出る蒸気を皮膚・粘膜から吸収する方法
②もぐさの薬草を燃やし、その煙を全身に浴びる方法
現在の韓国では、①の薬草を沸かして蒸気を吸収する方法が一般的です。
そして、今回ご紹介する「IN YOU Market」で取り扱っているよもぎ蒸しも①のタイプ。
今回の記事で、よもぎ蒸しに興味を持たれた方は、
伝統的な方法で、是非一度よもぎ蒸しを試してみてくださいね。
よもぎ蒸しとは?
よもぎ蒸しは、中国や韓国の民間療法であり、韓国では600年以上の伝統があります。
古くから女性の産後ケアや膣炎・陰部掻痒症などの女性器疾患に民間療法として行われてきました。
李氏朝鮮時代の韓国で編纂された医学書『東医宝鑑』には、
「よもぎは体を温めて冷えを追い出す」との記載があることから、
冷え性や生理不順の改善を目的に、よもぎ蒸しを行うこともあったようです。
よもぎ蒸しの方法はいたってシンプルで、
「よもぎ漢方薬の湯気を膣や肛門の粘膜から吸収させて、冷えがちな下半身を中心に体全体を温める」
というもの。
昨今では、韓国へのツアー日程に、よもぎ蒸しが組み込まれるなど人気が高まっています。
そもそも「よもぎ」って何?
よもぎは漢字では「蓬」と書き、昔から日本全国のいたるところに自生している、キク科の多年草です。
地域によって、天ぷらや草餅にして食されることも多く、日本人には馴染みのある草木と言えるでしょう。
よもぎは古くから日本に存在したため、民間療法としての側面も持ち、
健胃・腹痛下痢止め・冷え性などに用いられます。
若芽から少し育ったものを、干してお風呂に入れることで、痔や腰痛・冷え性にも効果が期待できます。
漢方薬では、艾葉(ガイヨウ)と呼ばれ、止血薬として、
女性の不正出血やオリモノなどの治療に使われています。
代表的な漢方薬は、芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)。
鍼灸師が使うお灸の原料も、このもぐさです。
葉を乾燥させてすり潰し、不純物を取り除いた後に熟成させたものが、
お灸用の艾(もぐさ)として用いられます。
よもぎ蒸しに使用する艾(もぐさ)について
よもぎ蒸し最大の特徴は、何と言ってももぐさの持つ薬効が挙げられます。
よもぎ漢方薬の蒸気を膣や肛門の粘膜が吸収するときに、ヨモギに含まれる有効成分も一緒に体内に入るため、ただ温めるのとは違った独特の温まる感覚があります。
もちろん、よもぎ蒸しの最中は、体全体が暖かい蒸気に包まれるので、全身的な血流促進にもつながります。
体の内側も外側も同時に温めることが出来るのが、よもぎ蒸しの特徴でしょう。
その他に、よもぎ蒸しは、
・冷え性
・保温効果による血管拡張/血流促進
・ホルモンバランスの調整
・腸内の血液循環の改善によるデトックス
・痔疾の改善や再発予防
・発汗によるむくみの改善
・リラックス効果
・新陳代謝を促進
など、体の悩みに働きかけます。
よもぎ蒸しの禁忌事項
・生理痛や生理不順の場合、重大な病気が隠れている可能性もありますので、まずは一度医師の診察を受けましょう。
・高熱時や飲酒時は控えましょう。
・よもぎアレルギーの場合は禁忌です。
・男性は精巣を温めすぎた場合、精子の発育に悪影響が出る場合もあります。気をつけましょう。
頑固な冷えを感じているのなら、よもぎ蒸しを試してみよう
よもぎ蒸しの薬効で体を内外から温めることで、体の芯の冷えを取り除いてみませんか。
冷えによる不快な症状を遠ざけることは、将来的な健康リスクを低くすることにもつながります。
「何をやっても体の芯が冷えている」
というお悩みを抱えている方は、よもぎ蒸しを是非一度試してみてくださいね。
オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market
IN YOU Market体を芯から温めるために。
よもぎオレンジスパイスティー(ハッピーウーマンブレンド)|農薬不使用【IN YOU Market限定】和ハーブ・よもぎに温州みかんの甘みをプラス。スパイスもたっぷり配合した女性に嬉しいお茶
¥ 1,650(税抜)この記事を読んだ方にオススメの記事
冷えはあらゆる不調と万病の元。 「最強のよもぎ蒸し」で体中の冷えとおさらばしよう。女性特有の悩みの救世主「よもぎ蒸しセラピー」を自宅でもできる?!不可能を可能にした1人の女性のストーリー。【オーガニックベンダーズ達の声 by IN YOU Market】
どくだみ・よもぎ・びわ・すぎな…日本に数多く眠る最強の「和ハーブ」の種類と、驚くべき効能を持つ野草とは。
インユーライター募集中!
あなたの時間を社会のために有効活用しませんか?
年間読者数3000万人日本最大のオーガニックメディアの読者に発信しよう!
IN YOU Writer 応募はこちらから
この記事が気に入ったら
いいね!しよう