その洗顔が肌を痛めつけていた!「美肌菌」を育てて美肌をゲットする簡単な4つの方法
その洗顔が肌を痛めつけていた!
「美肌菌」を育てて美肌をゲットする簡単な4つの方法
「菌」というとどんなイメージでしょうか??
「菌活」という言葉を最近よく耳にするようになり、
良いイメージを持たれている方もいらっしゃいます。
一方、同時に「除菌」「殺菌」グッズが溢れている分、
「菌=雑菌」という悪いイメージを持っている方もいらっしゃるでしょう。
実は、菌は私たちが生きていく中で必要不可欠な大切な存在です。
この菌を「除菌」や「殺菌」で少なくしたり、弱くさせると、
免疫力が低くなったり、肌が荒れたりします。
今回は「菌」の働きと種類、
菌を味方につけたスキンケアについてお話ししていきます!
洗顔という名の除菌で「ニキビや肌荒れ」を悪化させていませんか??
「アクネ菌を殺菌しよう」そんなCMや広告を見たことはありませんか??私自身、20代は本当にニキビに悩まされていました。
「肌荒れに聞く!!と言われている化粧品や、サプリメントは片っ端から買い集め、
エステにも月3回通い、ピーリングをしてもらったり、
皮膚科で診察したりとありとあらゆることをしましたが酷くなる一方でした。
「洗顔は優しく」を心がけながらも、
肌に残っている汚れを取り除く為に時間をたくさんかけ、その後の保湿もたっぷり行なっていました。
まさかそれが肌にとっていい菌も悪い菌も除菌していることには気がつきませんでした。
高級な化粧品をいくら使っても改善しない??
私たちの皮膚には、「皮膚常在菌」という菌が棲んでいます。この菌のおかげで、私達の肌のバランスは保たれているのですが、
その菌を洗顔や過剰なお手入れによって棲み家を無くしている状態にしている可能性があります。
そうなると肌の土台は崩れているので、いくら高級な化粧品を使っても意味はありません。
例えば、荒れ果てた畑にタネを蒔いても作物が育ちませんよね。
まずは畑を耕して作物が育てやすい環境を作ってあげる必要があります。
肌も同じく、最初に土台を作ってあげる必要があります。
それが、化粧品などのケアの前に「菌が好む環境を作る」ということになります。
最近は、「腸活ブーム」で菌にスポットが当たる機会が増えました。
今回は、私たちの美肌の土台になっている「皮膚常在菌」に注目してみましょう。
透明感あふれる美肌を目指すなら
知っておくべき「皮膚常在菌」
私たちの体で棲んでいる菌のこと
人の身体に住んでいる「人体常在菌」は、数百種類。約10兆から100兆の菌が腸や皮膚、生殖器に棲んでいます。
中でも、腸には重さ約1.3kgもの多くの菌が!
私たちの体に棲みつく「菌」は大きく3種類に分けられます。
善玉菌
からだの健康を維持するなど、人間にとって良い働きをする。悪玉菌
病気の原因になったりなど身体に害を及ぼす日和見菌
環境によって人体にとっても良くも悪くもなる「菌」は、私たちと同じように生きているので、栄養を吸収して排出物を排出します。
その活動が、悪い菌やウイルスをやっつける働きをし免疫を高めたり、
病原菌となる物質を作り身体を弱めたりします。
皮膚常在菌とは??
皮膚に棲む菌、それが皮膚常在菌です。腸に100兆個ほど存在するといわれる腸内細菌に比べ、
顔の皮膚にいる皮膚常在菌は19種類。
約1兆個ほどで腸の100分の1ととても少ないです。
菌が育つには、栄養と高温多湿な環境が必要。
しかし、身体の内部にあり常に水分に覆われている腸と違い、
顔の皮膚は外気にさらされて乾燥し、栄養もわずかなため、
腸内より菌が棲みつくことができない環境となっているのです。
皮膚常在菌も、腸内細菌と同じく大きく3つに分けられます。
皮膚常用菌の代表格は3種類
善玉菌:表皮ブドウ球菌
いわゆる美肌菌で、酸素がある環境を好む菌。皮膚表面や毛穴に存在し皮脂や汗をエサして保湿成分である「グリセリン」を作り、肌をツヤツヤにしてくれます。
脂肪酸を分泌して肌を弱酸性に保ち、「抗菌ペプチド」をつくりだし、悪玉菌である黄色ブドウ球菌の増殖を防ぎます。
皮膚のバリア機能を担う重要な役割を担う菌です
悪玉菌:黄色ブドウ球菌
皮膚表面や毛穴に存在します。肌の弱酸性バリア機能が弱まりアルカリ性に傾いたときに増殖し、皮膚炎などを引き起こします。
傷をそのままにしておくと化膿したり、
皮膚だけでなく体内に入り込み肺炎などの重篤な病気を引き起こしたりもします。
普段は悪さをしませんが、働き出すととっても厄介な菌です。
日和見菌:アクネ菌
ニキビに悩んでいる方はよく聞く名前ではないでしょうか?この菌は酸素がある環境を嫌うので、毛穴にひそんでいます。
基本的には、表皮ブドウ球菌と同じように、
皮脂をエサにグリセリンなどの天然成分を作り出し美肌に貢献しますが、
皮脂が過剰に分泌され毛穴が詰まると増殖してリパーゼという酵素を生み出します。
この酵素が炎症を起こす働きをしてニキビを生み出します。
この3つの菌の働きを知ると、黄色ブドウ球菌やアクネ菌が悪者に感じ、
「殺菌したしまった方がいいのでは??」と感じるかもしれませんが、ここで殺菌してしまうと、
大切な「表皮ブドウ菌」まで殺してしまうことになります。
3つの菌のバランスをを保つのが美肌を作る重要ポイント
「表皮ブドウ球菌」が元気であれば、悪玉菌が悪さをすることはできないので、「表皮ブドウ球菌」が元気でいることに力を注ぐのがベスト!!
この3つの菌のバランスを保って美肌をゲットしましょう。
健康な肌は弱酸性 「pH」が肌質を左右する
pHとは??
酸性・アルカリ性には、弱い強いという度合いがあります。この度合いを表すのに、【pH】と呼ばれる数値を使います。
pHは、1〜14の数値で表し、pH値が7より小さい時酸性を示し、
7〜14をアルカリ性と示しています。
健康的な肌は弱酸性に保たれていて、天然の保湿成分が行き渡って肌全体がしっとりと潤った状態です。
pHでいうと、4.5〜5.5くらいで、
これよりもpHが大きくなるとアルカリ性に近づき、肌トラブルを引き起こしてしまいます。
アルカリ性の環境は、黄色ブドウ球菌やアクネ菌が好む環境であるため、どんどん菌が繁殖し、
さらにアルカリ性に傾いていきます。
そうなると、皮脂膜が壊れ肌の水分が蒸発し、乾燥からくるかゆみや炎症が起こります。
いつもの美容習慣が肌をアルカリ性に傾けている??
女性は美容にたくさんの時間とお金を費やしています。スキンケア一つにとっても、
クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、美容液、クリーム、日焼け止め、化粧などもありますし、
エステに通われている女性もいるのではないでしょうか?
スキンケアは悪いわけではありません。とても大切です。
ただし肌のpHを無視してやりすぎると、
美肌菌と言われる「表皮ブドウ球菌」のエサである皮脂を取ってしまったり、
美肌菌がいづらい環境を作ってしまいます。
さらにファンデーションなどを肌に長く乗せている状態でも、油が酸化し過酸化脂質を発生し、
シミや色素沈着を引き起こします。
「夜帰宅して、化粧もせず寝てしまい気がついたら朝だった!!」という状況はとても危険です!!
「汗をかくのが嫌」という方も多いかもしれませんが、
「ニキビ」でお困りの方は、汗を味方にしてください。
殺菌効果の高い洗顔料もたくさんありますが、
洗顔料は美肌に欠かせない「表皮ブドウ球菌」まで殺してしまいます。
お風呂や運動で、「表皮ブドウ球菌」がエサとして好む汗をしっかりだし、
天然の保湿成分を作り出してもらうことが一番のニキビ対策といえるでしょう。
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美肌菌「表皮ブドウ球菌」を育てよう
洗顔のポイント
朝も夜も洗顔料を使って洗顔をすることは、表皮ブドウ菌が暮らしにくい状況を作ってしまいます。
一度洗顔方法を見直してみましょう!
朝洗顔
・ぬるま湯(35度程度の人肌より低い温度で洗おう)・肌は絶対にこすらない
・タオルでゴシゴシふかない
夜洗顔
・クレンジング剤、洗顔料は洗浄力が強すぎないものを選ぼう・シャワーで洗顔しない
※毛穴を引き締めようと冷水で洗うのは避けて!!
血流が悪くなってしまうので注意!!
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入浴は美肌菌への好条件が揃っている!
入浴の時間は、表皮ブドウ球菌が好む「汗」が発生する大チャンス!!湯船に15分浸かれば、1日で不要になった角質は全て剥がれていきます。
体をゴシゴシ洗う必要もありません。ストレッチをすれば、
血流も良くなりむくみの解消や、リラックス効果で質の高い眠りに繋がります。
質の良い睡眠こそ美肌を育てる
質のいい睡眠ができると、角質に水分が行き渡り、ハリや艶、透明感が出たり、皮脂や汗が十分に分泌されるので「表皮ブドウ球菌」住みやすい環境を作ります。
人は暑いと眠れないので、自然に体温を調節するために、眠っている間にたくさんの汗をかきます。
反対に睡眠不足の状態では、皮脂ばかり出て汗が足りなくなるので「表皮ブドウ球菌」が活動できず、
弱酸性バリアが剥がされ、肌がアルカリ性に傾いてしまいます。
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最強食材のアスタキサンチン
最近は「アスタキサンチン配合コスメ」も多く販売され、アンチエイジングの注目成分となっています。
アスタキサンチンは、体を老化させる活性酸素の働きを抑えてくれるだけでなく、
抗酸化作用や美白効果もあります。
スキンケアとしてプラスすると、菌のバランスを崩す可能性があるため、
食事で取り入れるのがオススメです。
アスタキサンチンが含まれるのはエビやカニなどの甲殻類・たらこ・いくら・鮭など。
鮭ときのこを合わせた「鮭のホイル焼き」は、
きのこに含まれる菌も取り入れることができるのでオススメです。
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今まで乾燥やニキビに悩まれ、
エステに行ったり高級な化粧品を使っていた皆様もいらっしゃるのではないかと思います。
私がまさにその状態でした。
肌の土台を作る時に「菌」を育てるという考えを持ってからは、
化粧品ジプシーとしてさまようこともなくなりストレスフリーな毎日を過ごしています。
「美肌菌」を育てることで、スキンケアにかける時間とお金が減り、自分の好きなことをする時間もできました。
「菌」に注目し、今一度日頃の習慣を見直してみてはいかがでしょうか?
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