これなら安心!子供に与えても安全なハーブティー厳選7種類をご紹介します。
ああ、なんか気分を変えたいな。
そんな時、ちょっとお茶でも一杯のんで、となりませんか?
日本のお茶もよいけれど、時々ハーブティーを飲みたい時ってありませんか?
日本茶の香ばしさもよいけれど、そうじゃない、例えば薔薇の香りやラベンダーの香りに包まれて、リラックスしたい。
そんな時ってありますよね?
今は外国に住んでいるせいか、日本に住んでいた時よりもハーブティーを飲む回数が増えています。
スーパーに行けば、カモミールやミントを始めとして日本人にもなじみのあるものや、聞き慣れない、ブレンドされているハーブティーがたくさん売っています。
ハーブティーはカフェインフリーだから、子供にも安全。
ハーブティーは、緑茶やウーロン茶などと違ってカフェインが入っていないので、お子さまにも最適です。
カフェインが子どもには良くないってご存じでしたか?
カフェインが子どもに与える影響が、こんなにあります。
・ハイテンションになる
・夜、眠れなくなる
・好き嫌いを増長させる
・朝ご飯を食べなくなる
などです。
要するに脳に刺激を与えすぎるために起こる現象ということです。
高校生ぐらいになると、コーヒーをよく摂取する人が増えますが、
カフェインを取り過ぎると、「うつと不安が入り乱れ、学業にも影響が出て成績不振になる」という研究結果も出ています。
私がハーブティーを飲んでいる理由
実は私、カフェインが摂れない体質になってしまったのです。
20歳半ばまではコーヒーが大好きだったのですが、きっかけが何だったのかまったく判らないのですが、ある日を境に摂れなくなり、大げさでなく、大さじ1杯程の量のコーヒーでも飲むと寝られなくなってしまいました。
残念ながら緑茶も飲めませんし、カフェイン入りの紅茶も飲んでいません。
とはいえ、いくらハーブがカフェインフリーとはいえ、過ぎたるは及ばざるがごとし、何事にも限度というのがあります。
特に小さなお子さまに飲ませる場合は注意が必要です。
ですので今回は、子どもが飲んでも安全なハーブ7つ、を厳選してお伝えします。
子供でも安心して飲めるハーブティー7つ
エキナセナ
こちらのハーブは、アメリカ先住民に親しまれたものとして有名です。
花びらだけでなく、根も葉も種まで全て使用できる優れもの。
主に免疫力をアップすると言われていて、風邪の流行る季節には欠かせないハーブ。
お茶にして飲むことにより、インフルエンザや風邪の予防や症状緩和に役立ちます。
他にはアレルギー作用にも効果があると言われていて、花粉症やアトピー性皮膚炎、アレルギー鼻炎などの緩和に効果があると言われています。
また最近の研究ではADD/ADHD(多動性)にも効果があると言われています。
エキナセナは効果が強いため、毎日飲む必要はありません。
ただ、風邪を引いた場合などやアレルギーの症状が強い時に、症状緩和のために続けて飲むの構いません。
目安としては1日20ミリグラム以上摂らないようにとのことです。
*エキナセナはキク科のハーブです。
キク科アレルギーの方は避けた方が良いので使用する場合は、パッチテスト(一番最後に説明してあります)などをして確認してから飲ませましょう。
カモミール(ジャーマンカモミール)
カモミールと言えば「眠る前に飲む、リラックス効果、鎮静作用に優れているハーブ」としてよく知られていると思います。
私も日本にいるとき、眠る前に良く飲んでいました。
その通りに、不眠に悩まされている時に効果を発揮します。ストレスによる消化不良にも効果的です。とくに神経質なお子さまにお勧めです。
味に抵抗がある場合はハチミツ(1歳以下のお子さまにはハチミツは使用できませんのでご注意ください)を小さじ一杯入れて飲ませてみましょう。
*カモミールもキク科のハーブです。
キク科アレルギーの方は避けた方が良いので使用する場合はパッチテストなどをして確認してから飲ませましょう。
キャットニップ
キャットニップとは「猫が噛む」という意味で、猫が大好きな匂いと言われていて「西洋マタタビ」とも言われています。
日本名は「イヌハッカ」とも呼ばれているように、ミント系のハーブです。
お子さまにはお勧めのハーブ。
リラックス効果をもたらすので、眠る前に飲ませると、お子さまが落ち着いて深い眠りへと誘ってくれます。
また身体の痛みがあるときにも効果があります。特に、歯が生えて痒い時に効果的です。
また発汗作用や解毒作用もあるので、風邪で熱が出たときにも効果があります。
*こちらのハーブは生後6ヶ月のお子さまから使用できます。
ネトル
ビタミン、鉄分、カルシウムやマグネシウムなどを豊富に含んでいるハーブです。
特に妊娠中や母乳をあげているお母さんには飲んで欲しいハーブです。
ネトルだけだとクセがあり飲みにくいかもしれませんので、ラズベリーリーフと混ぜて飲むと良いでしょう。
ネトルには抗ヒスタミン成分が含まれているので、花粉症などのアレルギー症状を和らげる効果があると言われているので、花粉症シーズンが始まる前にネトルティーを試してみてはいかがでしょうか?
私も息子もずっと花粉症に悩まされているので、2017年の年明けからネトルを飲むようにしました。でもあまり味が好きではないのでペッパーミントやレモンバームのハーブを混ぜ、ちょっと濃いめにして飲んでいました。
そのおかげなのか、私も息子も例年ほど強いアレルギーには悩まされませんでした。
息子はハチミツを入りネトルティーが好きでした。
ハイビスカス
ハイビスカスといえば、南国に咲いている真っ赤な大輪の花、と頭に浮かびますが、実はビタミンCが豊富なハーブ。
鮮やかな赤色は、アントシアニン色素というものによるもので、ブルーベリーと同じ色素で、目の疲れに有効です。
またクエン酸を始めとする有機酸も含まれているので疲労回復や利用作用、胃の調子も整えて消化を促進する効果もあるので、特に暑い夏に効果的ハーブと言われています。
ハイビスカスのアイスティーは、きれいな色も含め、お子さまも抵抗なく飲んでくれると思いますが、もしかしたら酸味がいやになるかもしれないので、その時はハチミツを入れて飲ませてみましょう。
この暑い時期、ハチミツを入れて煮だして冷蔵庫に冷やして飲ませると良いですよ。
ペパーミント
ガムを始めとし、日常生活の中でもなじみのあるメントール。
お子さまが胃腸の痛みや、ちょっと元気がないときなどに飲ませると効果的です。
また鎮静効果があるので、精神的は緊張やイライラしているときなども、心身ともにリラックスさせてくれます。
乗り物酔いなどをするときも、アロマオイルをハンカチなどに数滴垂らして持たせると効果があります。
ミント系ハーブは水出ししても効果は変わらないので、暑い夏の日などティーバッグを半日水出しし、冷蔵庫で冷やして飲むと良いですよ。
レモンバーム
レモンバームはミント系ファミリーに属し、いろいろな作用があると言われていますが、さわやかな香りで不安や緊張を和らげる、鎮静作用によく使用されるといわれています。また鎮静作用ということで、不眠症にも使用されています。さらに消化器系の不調にも作用するので、胃腸の調子を整えてくれることでしょう。
レモンバームもミント同様、水出しで十分効果がでますので、半日ほど冷水の中にティーパックを入れておくだけで簡単にレモンバームティーができます。
我が家ではややペパーミントを多く入れたペッパーミント+レモンバーム水出しティーを、夏の間は常備しています。
ローズ(ローズヒップ)
花びらだけでなく、ローズヒップ(種)にも胃腸の不調や風邪などに幅広く役立ちます。ローズにはビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれています。
どちらかというと、女性の美しさを輝かせる、更年期障害の症状を緩和するハーブとして知られていますが、菌の増殖や炎症を抑える効果があるので、慢性的鼻血を起こすお子さまに効果的です。
子どもにハーブティーをあげたいけれど、どのくらい飲ませて平気なの?
簡単パッチテストで飲めるハーブティーのテストをしてみよう。
売っているティーパック1つにつき、200ミリ。
子どもにあげる場合は、その半分くらいが目安です。
特に小さなお子さまの場合は、お水で薄めてハチミツを入れて、飲みやすくしてあげるとよいでしょう。
●パッチテストのやり方●
ハーブティーを腕の内側に少量塗り、24時間待って何も症状が出ない場合、そのハーブに対してアレルギー症状がないと考えますが、念には念をという場合、少し強めのハーブティーを作って、様子を見ることをお勧めします。
好きにブレンドして、オリジナルハーブティーを作って楽しみましょう。
私がハーブの勉強をし始めてから、いろいろなハーブに同じような効能があります。
今回紹介した中では、リラックス系としてカモミール、キャットニップ、ミントにレモンバーム。
それ以外にもリンデンやパッションフラワーもあります。
アレンジ自由自在でとても楽しいですよ。
*個人でハーブを調合して飲むこと、楽しむことは違法ではありませんが、
それを他者に売ることは、ハーブ調合士などの証明書が必要となりますのでご注意ください。
どれを飲んだらいいのっ!?と一瞬パニック状態でしたが、今では自分の好きな味や香りを楽しんでします。
あなたもお気に入りのハーブティーを見つけてみては。
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