妊娠しやすい体とは健康的な体ということです。アーユルヴェーダから見た妊娠しやすい体を作る食事・習慣方法。
こんにちは。IN YOU ライターharunaです。
最近は高齢出産も珍しくなく、
逆に若くして結婚しても子供をさずからなかったというケースもあります。
まだご出産をなさっていない方でも、
いつかはお子さんを持ちたいという方が多いのではないでしょうか。
アーユルヴェーダ的妊活の基本中の基本として、
まず親になる夫婦は子供を作る前に自分の体を整えて、我が子を迎える準備をしなくてはなりません。
出産だけではなく、生理不順やPMS(月経前症候群)、更年期障害など・・
体を整えることはホルモンのバランスも整えるということです。
もちろん、出産予定のない方にも、周りの方にシェアをしていただくなどして、
一度、読んでいただきたいです。
アーユルヴェーダ的妊活とは
5000年もの歴史のある伝統医療のアーユルヴェーダ。
今もなお発展しています。
妊活に関しても、やはりトリドーシャのバランスを整えること、
消化力(アグニ)を高め、生命エネルギー(オージャス)を増やすことは基本となります。
7つのダートゥ(体の組織)
アーユルヴェーダで、生殖器の働きは【シュクラ】といいます。
食べ物によって、体の組織や細胞が作られますがもちろんシュクラ(生殖器の働き)もおなじです。
いかに“高品質”のシュクラ(生殖器の働き)にするかが大切になります。
体の組織が7つあり、これには順番があります。
①ラサ(体液、リンパ、血しょう)栄養を全身に運ぶ
②ラクタ(血液)酸素を全身に運ぶ
③マムサ(筋肉)体の保護
④メーダ(脂肪、肌)体を滑らかにする
⑤アスティ(骨、軟骨)体を支える
⑥マッジャ(骨髄、神経)体の信号
⑦シュクラ(生殖器)胎児をつくる
シュクラ(生殖器)は一番最後に代謝されることになります。
この順番は何を示すかというと、シュクラ(生殖器の働き)を強化したいと思ったら、
①〜⑥も同時に整えないといけないということです。
これらはお互いバランスを取り合っているもので、調和しないといけません。
では具体的にはどうすればいいのでしょうか。
シュクラ(生殖器の働き)の力を高める!
シュクラ(生殖器の働き)が強いと丈夫な精子と卵子ができるので、とても重要です。
シュクラ(生殖器の働き)を強くするためだけではなく、
アーユルヴェーダの基本的なことになるので、ひとつひとつ意味があります。
シュクラ(生殖器の働き)を強くするための生活習慣
●早寝早起き
早寝早起きは自然と調和するアーユルヴェーダではとても重要視されます。
女性は特に月の動きに左右されるような繊細さがあるので、
自然と調和し生理機能のバランスを整えます。
●質のいい食べ物をとる
『YOU ARE WHAT YOU EAT』
と英語の諺でありますが、アーユルヴェーダの古典にも同じようなことが書いてあります。
『アンナ マヤ コーシャ』
どちらも『食べたもので体は作られる』という意味です。
なので質のいい食べ物をとるということはとても大事なことです。
オーガニック食材を中心として体を養う食品をいただきましょう。
●リラックス
月経のサイクルは神経系と生殖器を結ぶ複雑なホルモンシステムによって作られているので、精神状態は影響するもの。よくストレスや心配事で月経が遅れたりすることは、今まで経験したことがある方は多いはず。
リラックスがとても大事ですが、ストレス発散法もあったらいいですね!
●消化力(アグニ)を高める
消化力(アグニ)を高めることは、アーユルヴェーダでは基本となります。
消化力(アグニ)が弱ることで、未消化物質(アーマ)がたまり、それが病気の原因となると言われているからです。
ですから、消化力(アグニ)を高めるために腹6〜7分目までにすることが大切です。
腹6〜7分目については、胃はピッタ(火)を指すのですが、火を灯すのには酸素が必要です。
胃がパンパンになるほどに食べてしまうと酸素が入るスペースがなくなってしまうから、
スペースを空けるためにも、食べ物、水、スペースで三等分になるのがいいと解説するアーユルヴェーダの医師もいます。
シュクラ(生殖器の働き)を強化する食べ物
よく熟した果物は精力アップにお勧めです。
しかし果物は食べ方に注意しなければなりません。
果物は他の食べ物に比べて消化が早いので、
他のものと一緒に食べると消化のプロセスが乱れてしまい、アーマ(未消化物質)の原因となります。
浄化力の高い午後に食べるのがベスト。
果物といえば朝がいい!という考えもありますが、
アーユルヴェーダの消化力の考え方からはあまりお勧めしません。
シュクラ(生殖器の働き)を強化するお勧めの食べ物
●果物
りんご
バナナ
マンゴー
ぶどう
ざくろ
ライチ
イチジク
などなど●ナッツ類
特にアーモンドがお勧めで、生のものを乾煎りして、30分ほど水に戻し皮をむいて食べるとシュクラ(生殖器の働き)によいとされています。●スパイス系
クミン
クミンは女性の子宮、男性の泌尿生殖器の浄化ターメリック
ターメリックはホルモンとシュクラ(生殖器の働き)の相互作用の強化アーユルヴェーダの薬草
【シャタバリ】や【アシュアガンダ】かお勧めの薬草です。
このふたつは有名な薬草なのでハーブティとしても売られています。
【シャタバリ】は『百人の夫を持つ女性』と訳されるようですが、何と言っても子宮、卵巣などの細胞の若返り、血液の若返りにより、女性ホルモンのバランスを整えたり、PMS(月経前症候群)、更年期障害、不妊、無月経、月経過多、子宮内膜症などに悩む女性が飲むハーブとして慕われています。
母乳や精子を増やすと言われています。
なので男性が飲んでも大丈夫です。
『ハーブの女王』『子宝ハーブ』とも言われています。
【アシュアガンダ】は『インドの朝鮮人参』と言われるほど、疲労回復、不老長寿、強力な若返りが期待できると言われています。
その他にも血液の浄化、抗ストレス作用、精力向上など。
適量の【ギー】を毎日の料理に
体のアグニ(消化力)を強くし、シュクラ(生殖器の働き)に作用して、精力があがります。もっとも純粋な油とされている【ギー】はオージャス(生命エネルギー)も含んでいるので適量の【ギー】を料理などに取り入れてみましょう。
IN YOUオススメのギーはこちら
【ギー】の作り方はこちらを参考にしてくださいませ。
【ギー】の使い方、作り方
我が子を迎える準備のために
妊活でもアーユルヴェーダの基本は抑え、アグニ(消化力)を高めて、アーマ(未消化物質)はためない!
オージャス(生命エネルギー)は高める!
まずは自分をしっかり整えて、新しい命を迎える準備を。
是非参考にしてみてくださいね。
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