不調原因の食材を見つけ出す方法「エナジーテスト」とは? アレルギーじゃないのに腹痛になる原因は仮性アレルゲンのせいかもしれません。
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楽しい食事の最中に、
急にお腹が痛くなったことないですか?
いつもなら平気で食べているもの、好物のはずのものが、
食事を始めて1時間と経たないうちから急な腹痛を覚え、
脂汗が全身に噴き出る程の痛みに耐えながら席を辞しトイレに駆け込む。
嘔吐や下痢の症状が起こり、身体から出きってしまうまでは過敏に反応して止まらない。
明らかに直前に食べたものが疑わしいけど、特に食物アレルギーは持っていないし、
同席している人は体調の変化なく食事を続けている…
なぜ自分だけこんな激しい腹痛に急遽見舞われるのか、不思議に思ったことはありませんか。
腹痛は誰にでも起こりうることですが、
このような場合はその時に食べていたものとの相性が関わってきます。
これから会食が多くなってくるシーズン、
粗相をしないで済むように、自分の身体に合った食材を調べておきませんか?
みんなと一緒に食べたのに私だけ発症・・・
「仮性アレルゲン」とは
よく聞く言葉に「食物アレルギー」がありますが、
それには該当しないのに不調を覚える人は「仮性アレルゲン」が疑われます。
自身の抗体や免疫力に働いてしまう事象と異なり、一過性で起こります。
例えば魚介類。
殆どの人にとって問題のない程度に鮮度の落ちたマグロのカルパッチョやサバやカジキであっても、
ヒスタミンと呼ばれる物質の濃度が高まり始めます。
一度ヒスタミンが生成されると加熱調理をしても分解されませんので、思い当たる人は食してはいけません。
味や臭いを伴った変化がないので鮮度を測るのはむずかしいのですが、
食してみたときに舌先や口中の粘膜に痺れを感じる人もいます。
このヒスタミンを摂取してしまった時に、体内に保有していたタンパク質と結合して体調不良が生じ、
食してから数十分~1時間程度で腹痛を始めとする諸症状が出て来るのです。
通称「ヒスタミン食中毒」とも呼ばれますが、
中毒症状が発症するまでの摂取量は個人で異なります。
また油も食あたりしやすい代表的な食品で、鮮度の問題だけでなく、
油そば等の脂っこいものを突然過剰に摂取したことで、腹痛や湿疹が起きるのですが、
これは一定の消化力を越えてしまったことによる「食物不耐症」と呼ばれる反応で、
摂取したものが体外に出るまで下痢や湿疹といった症状が続きます。
また胃にピロリ菌がいる場合も同様に、食物不耐症を発症しやすく重症化する傾向にあります。
このような腹痛は滅多に起こらないかもしれませんが、
その時の体調には合わない食材や調理法を偶然選んでしまうことで不運は起こります。
そもそもの食材の持つ特性を知る
家庭での食事でも外食でも「仮性アレルゲン」が気になるときに、
どんな指針で食事をしたらよいかわかっていると楽しんで食事ができ、相手がいる際の席でもさらに安心です。
悩んだら2つのことを思い出しましょう。
1.日本人の風土に合った食材と調理法を選ぶ
やはり日本人の身体構成(DNA)を考えると、島国の民族性に似合った食事がいちばん身体に負担を掛けません。南北に長いこの国土で収獲栽培できる食材を、なるべく地産地消に適う形で食せることが好ましいです。
例えば、和食の鍋物、穀類と出汁の粗食、地元の漁港や農家から仕入れたメニューが挙げられます。
2.季節のものをいただく
収穫時期によりその食材の持つエネルギーが分かれます、身体を温める食材と冷やす食材があるのです。
例えば、冬に寒冷地帯で採れる食材は身体を温め、夏に温帯地帯で採れる食材は身体を冷やします。
どんな生鮮食品もスーパーに揃う昨今ですが、食材そのものの特性を織り交ぜて食すと、
夏に熱をまたは冬に冷えを溜めるような食べ方をしないで済みます。
何がその時に合った食材かわからなかったら、「旬のもの」をいただくようにするとわかりやすいです。
例えば・・・
春 : 菜の花の和え物、鰆の焼き物
夏 : 茄子の煮びたし、トマトの冷やしおでん、もずく酢
秋 : 秋鮭、みょうがの味噌漬け
冬 : 冬瓜のスープ、牡蠣フライ などが挙げられます。
食材を手に取った感覚でわかるエナジーテスト
さらに自分の発するエネルギーから、その食材や食事が自分にとって合うものなのか、判別する方法があります。
自分の発するエネルギーに目を向ける発想は東洋医学の源、アーユルヴェーダに起因します。
アーユルヴェーダにも食材をカテゴライズして賢く食す術があり、
なるべく新鮮で加工されていないものが高いエネルギーを有するものと見なしています。
食事とは、本来は人のエネルギーバランスを整えるために摂取するもの。
仮性アレルゲンを予防するために自身のエネルギーを感じてから、
判別したい食材との相性を見るエナジーテストを2つご紹介します。
今晩の食事のお買い物からぜひ試してみてください。
スーパーの生鮮食料品売り場で簡単にチェックできます。
感覚の冴えない時があっても焦らずに、やさしく手に持ち深呼吸一つして感覚に従ってみましょう。
エナジーテストの前に
両手を合わせて合掌、10秒程こすり合わせます。そこからゆっくりと手の間隔を広げていきます。
15㎝程(片手の幅)開いた位置で安定させた時、両手の間に感じる波動がエネルギーです。
セルフエナジーテスト
手(片手・両手どちらでも)に判別したい食材をやさしく持ちます。
例えば、アボカドを持った時に
身体の重心が前のめりに感じたり、アボカドに近づいて感じる ➡ エネルギー的に合う、欲している食材
身体の重心が後ろめりに感じたり、アボカドから引いて感じる ➡ エネルギー的に合わない、避けたい食材
パートナーエナジーテスト
ひとりでは判別しづらい時に手伝ってもらえるとよいです。お互いにチェックし合えます。
(A. B. どとらでも好きな方で試してみてください。)
テストを受ける側の人は片手に判別したい食材をやさしく持ちます。
A. 反対の手は親指と薬指(または中指か人差し指)の2本で輪っかを力を入れて作っておきます。
パートナーは被験者の作った輪っかを開こうとします。
B. 反対側の腕を方の高さに上げておきます。前でも横でも構わないのでしっかり固定しておきます。
パートナーは被験者の上がった腕を下げようとします。
指が輪っかのままもしくは抵抗が強かったり、腕の反発が強い ➡ エネルギー的に合う、身体を強める食材
指が簡単に開いてしまったり、腕の下がりが著しく出る ➡ エネルギー的に合わない、身体を弱める食材
食事の質が保たれ、健康につながる
いつも何気なく繰り返している毎回の食事も、
自分の身体に合うものを知り、食事に活かすことを実践していくと食事療法になり得ます。
始めるまでは一見むずかしく感じるかもしれませんが、
まずは仮性アレルゲンのような誤って自分に合わないものを摂取してしまうことから防げれば、
身体にとって負担が減ることは明らかです。
ファストフードやレトルトに頼りたくなる時もありますが、口にしたもので自分の身体や思考が形成されていきます。
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