「1日何杯コーヒーを飲んでも疲れが取れない。」それ、副腎疲労かもしれません。東洋医学から見た鍼灸師が伝えるコーヒーとの上手な付き合い方。
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コーヒーは好きですか?
私もコーヒが好きで毎朝1杯のコーヒーが習慣になっています。しかし、1日3杯でも4杯でも飲んでしまうほどのコーヒー好きなそんな方もIN YOU読者さんの中には、いるかと思います。
今日はそんなあなたへ…知って欲しい情報があります。
コーヒーには適量なら集中力アップや、リラックス効果、現代病対策など、健康効果の高い飲み物ですが、
飲み過ぎたら逆に体に負担をかけ健康を害する飲み物にもなってしまうと知ったらどう思いますか?
慢性的な疲れや不調が思い当たれば
もしかしたらそれは毎日のコーヒーが原因かもしれません。
コーヒーを飲まないと元気が出ない・・・?
毎日のコーヒーが習慣になっている人は、コーヒーを飲まないとなんとなく元気が出ないと思っていると思います。
やる気がでない…
スイッチが入らない…
そう感じてる人が多いのではないでしょうか。
その症状、もしかしたら副腎疲労かもしれません。
そしてその場合は、コーヒーをいくら飲んだとしても疲れが取れることはありません。
副腎疲労とは?
え…コーヒーで副腎?なぜ?と思った方へ。ここで副腎の働きをご説明しましょう。
副腎の働き
血液をろ過し余計なものを尿として体外に排泄するために必要な、そら豆の形をした腎臓。その腎臓の上にちょこんと帽子のように乗っかっている三角形の正体が副腎です。
副腎は”副腎皮質”と”副腎髄質”に分けられホルモン分泌や自律神経の調整に深く関係する重要な働きを担っています。
コルチゾールが鍵
副腎皮質から分泌されるホルモンの一つに副腎皮質ホルモンがあります。別名「コルチゾール」とも呼ばれるこのホルモン。
このコルチゾールはやる気を出したり元気を出したりするときに必要なホルモンです。
毎日飲んでいるコーヒーは、この副腎皮質を刺激してコルチゾールの分泌を高めます。
これがやる気を出したり、脳をしゃきっとさせる効果の正体だったのです。
カフェイン中毒
しかしこの効果は一時的な効果にしか過ぎず、効果がが薄れると脳はまたコルチゾールの刺激を欲します。
結果としてまたコーヒーが飲みたくなる→副腎皮質が刺激されコルチゾールが出される→覚醒作用によって一時的にやる気が出る→効果が薄れるとまたコーヒーが飲みたくなる…
という無限のループにはまります。
これが俗に言う「カフェイン中毒」です。
このループが繰り返されることで副腎皮質には常に刺激が繰り返し加わることになり働き続けることになります。
結果として副腎の疲労を招くのです。
副腎疲労になるとどうなるのか?
副腎は本来コーヒーなどの刺激を受けなくても血圧の変化や血液の成分変化などで自然とコルチゾールをを分泌することができますが、
コーヒの刺激によるコルチゾールを分泌を繰り返すことで本来働くはずの体の微妙な変化による刺激では反応しなくなり正常な分泌ができなくなります。
これにより慢性的な疲れややる気の低下
イライラしやすい・ストレスを抱えやすい・睡眠障害・・・・
と言った症状がでるようになり悪循環に陥ってしまうのです。
副腎疲労から抜け出すためにファスティングは効果的
このような副腎疲労から抜け出すためにどうしたらよいでしょうか?
私がオススメしたい効果的な方法は、ファスティングです。
ファスティングは短期間の断食をすることで行うデトックス法。
内臓を休息さることで排出能力や吸収能力といった胃腸本来の働きを取り戻すために行われる健康法ですね。
ファスティングを行うことで肝臓や腎臓、副腎といった様々な臓器も一時休息させることができるのです。
そのほかにも、本来持っている働きを取り戻すことができ代謝能力の向上や免疫機能のアップなど、身体に嬉しい作用が多く期待できます。
難しければコーヒファスティングだけでもOK。
コーヒーによる副腎疲労の場合は原因はコーヒーによるカフェインなのでそのカフェインを一時的に取り除いてあげるだけでも副腎の働きをある程度、取り戻すことは可能ですよ。
またカフェインは体内で肝臓の働きにより無毒化されます。
そのため副腎疲労を起こしている人は多くは肝臓の機能も低下している場合が多いため
このコーヒーファスティングにより肝臓の働きも整えられるという効果が期待できます。
オーガニックのデカフェという選択もあり
カフェインを断つという方法に対しカフェインレスのデカフェを選択するという方法も。コーヒーによるリラックス作用などの効果の多くはコーヒーの香りや苦み成分などによっても引き起こされているという研究報告もあります。
そのためカフェインを取り除いたカフェインレスのコーヒーならば
リラックス効果はそのままに副腎への負担を減らすことも可能です。
コーヒー習慣はどうしてもやめられない!という方は一度カフェインレスコーヒーを選択してみてはどうでしょうか。
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東洋医学から見たコーヒーの形
コーヒーは陰性食品
副腎への影響だけでなくコーヒーには体を冷やす作用があります。
東洋医学では食べ物を陰性、陽性と分ける考え方がありますよね。
陰性は体を冷やす作用を持ち、陽性は体を温める作用を持っており、
この性質を利用し、身体が陰性に傾いている時(身体が冷えている時)は
陽性の食品を、陽性に傾いている時は陰性の食品を摂取することで身体の陰陽のバランスを整えていき、身体が持っている力を最大限に生かすことができるのです。
陰性食品の例としてはバナナ、パイン、きゅうり、スイカ、カレー、コーヒー白砂糖、小麦などがあります。
身体を冷やす作用があるからこそ南国でとれるフルーツや食品の多くは陰性に含まれています。
逆に身体を温める食品にはごぼう、かぶなどの土の中で育つ根菜類、
りんご、さくらんぼ、ぶどうなど寒い地方でとれる果物は陽性食品に分類されます。
ブラジルなどの暖かい地方で栽培されるコーヒーは陰性の食品に含まれるため身体を冷やす作用を持ちます。
日常的にコーヒーを飲む習慣のある方は、身体が陰性に傾いている場合が多く
それにより冷えや、内臓機能の低下などといった問題をを抱えているケースが多いです。
この冷えによりさらに慢性的な疲労や不調を助長している可能性もあります。
疲れが抜けないがコーヒーが好き!という場合はどうしたら良いのでしょう。
陽性の食品と一緒に摂る
陰性のコーヒーも陽性食品と一緒に摂ることで中和されます。
例えば生姜などは陽性に含まれるためコーヒーにプラスすることで、陰陽のバランスも良くなります。
付け合せにくるみやピーナッツといった陽性食品をとるのもいいですね。
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コーヒーとの正しい付き合い方
コーヒーにも集中力アップや、代謝向上などといった身体にとって良い作用も様々あります。
ですが、それらも摂り過ぎれば身体に負担をかける原因にも…
薬もお酒も適量を飲めば良い作用を発揮しますが、容量を越えれば身体にとっては害となります。
コーヒーに限らずそれぞれ自分の身体の容量にあった適量を楽しむことが大事です。
それを見極めるためにも、自分の身体の変化に耳を傾け敏感になることが大切ですね。
最近少し疲れやすいな、眠りが浅いな、イライラしてるな…そんな変化を感じたら少し今日のコーヒーの知識が助けとなったら幸いです。
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