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異常は見つからないのに消化器の不調が続く|クローン病の起こりやすい体質と薬膳から見た根本的対策法を鍼灸師がお伝えします。

福原真一郎
鍼灸師。あん摩マッサージ指圧師。 鳥取大学の農学部で生物学や化学を学んだ後、鍼灸師とマッサージ師を別に取りに行ったので、長く東洋医学について学んできました。 今は整骨院で東洋医学と薬膳、栄養学の知識を活かして、治療と生活指導を行っています。

「血便や下痢が続いている。」

「腹痛が続いて辛い。」

「病院では異常なしと言われたが他の病院に行ったら回腸に炎症が見つかった。」

繰り返す腸の炎症や潰瘍はクローン病と呼ばれます。

こちらではクローン病の原因と東洋医学から見た対処法について書いています。

 

クローン病とは


クローン病は1932年、ニューヨークで報告されました。
その後、日本では1940年に発見され、主として若年者にみられるのが特徴です。

クローン病とは大腸及び小腸の粘膜に、
慢性の炎症または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患の総称で、炎症性腸疾患とも呼ばれます。

口腔から肛門までと、消化管のどの部位にも炎症や潰瘍(粘膜が欠損すること)が起きる、広範囲にわたる病状で、
小腸と大腸を中心にして起こります。
結果として腹痛、下痢、血便、体重減少などが生じる病気です。

現在のところは、クローン病は原因不明としながらも

遺伝的な要因
結核菌類似の細菌
麻疹ウイルスによる感染症
食生活

などが有力視されています。

いずれの原因もはっきりと証明されたものはありませんが、
何らかの免疫異常で免疫細胞が過剰に反応して病気の発症、増悪にいたると考えられています。


10歳代~20歳代の若年者に好発することから、
免疫力が強い時ほど発症しやすいアレルギー疾患の可能性も指摘されています。

また男性と女性の比は、約2:1と、男性に多くみられるのも特徴です。



世界的にみると先進国に多いことから、
過度な衛生環境、動物性の食生活、高い生活水準などが、クローン病を左右すると考えられており、
慢性的な炎症の原因と同じです。

炎症が起こりやすいということは、炎症を起こす物質も過剰に作られていると考えます。

一般的に免疫が過剰というのは腸内環境のことだと思われがちですが、
脊髄で作られる白血球の量にも左右されます。

そのため、脊髄での白血球の産生が盛んな人ほど炎症を起こす白血球は多く作られ、
背骨に過剰な負担をかけている人ほど造血幹細胞が過剰に働いて白血球を多く作る傾向があるのです。


白血球の中でも顆粒球が増えすぎると身体は炎症を起こしやすくなります。

さらに顆粒球は交感神経が亢進すると増える傾向にあることが分かっているので、
交感神経が亢進しやすい猫背の人ほど身体に炎症が起こりやすいのです。

クローン病の治療

クローン病の治療は食事療法が欠かせません。

ですが、腸内に炎症を起こす原因は数多くあるので完璧な実施は困難と言われます。


クローン病が根治不能で生涯にわたる食事制限が続くことを知り、
受け容れがたい状況のまま食事療法を実施していくという困難である。

~クローン病患者が退院後に体験した食事療法への困難に関する文献検討~赤松 志麻、他1名

そのため、食事だけで治すのは困難なので投薬治療と併用します。

根治には継続的な内科治療が必要とされ、薬を使った成分栄養療法が基本になります。

最近では新しいステロイド剤などが保険適応になり処方されることも増えましたが、
免疫調節剤を併用することもあり、薬を使いだすと量が増えてしまう事が問題視されています。

内科治療で困難な場合には外科治療により治療することがありますが、
手術後も引き続き内科治療を継続する必要があります。


しかし、クローン病が難病指定されていることからも分かる通り、
食事療法や投薬だけでは完治させるのは難しいのも事実です。


 

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東洋医学から見たクローン病

東洋医学では、クローン病特有の下痢症状は単一の原因によるものではないと考えます。

「異病同治、同病異治」の考え方に基づけば、
クローン病だと診断されても全員が全員同じ治療が効果的とは言えないのです。



あくまで身体に問題が起こっている場所。
そこを解消すれば病気は身体が治してくれると私は考えています。

なかでも下痢を起こす根本的な病的状態が、
脾胃気虚」と呼ばれる消化器系の弱りです。


ただし、脾胃気虚だけなら激しい炎症や腹痛は見られないので、
クローン病のような病態の時にはさらに湿熱が関係していると考えられます。

湿」とは身体に溜まった余分な水分で長く放置された結果としてを帯びた状態です。

この湿熱が引き起こす症状として

◆ 激しい下痢
◆ 腹痛
◆ 腹部の張り感
◆ 食欲不振
◆ 吐気
◆ 疲労感


などが挙げられ、まさにクローン病の状態と一致します。
そのため、この場合に治すのは湿熱だけではなく脾胃気虚を治すことも重要なのです。

湿熱の症状は薬でマシにすることはできますが、
脾胃気虚を治さない限りは何度でも繰り返してしまうでしょう。
特に便がべたべたしていたり、血便になっていたりするのはと病状は悪化しているサインです。

したがって、基本的にクローン病の根本には脾胃気虚があり、
さらに脾胃気虚などによって生み出された湿熱が、クローン病特有の症状を起こしていると考えられます。

東洋医学的クローン病の対処法

基本的には症状が激しく出ている場合は食事量を減らして胃腸の負担を減らすこと、
それから気(代謝)を高めたり、余分な水分の排泄を促することも大切です。

◆ 気(代謝)を高める補気
◆ 水分を排泄する利水
◆ 下痢を止める止瀉



もし過剰な下痢を早く止めたいなら、山芋がおすすめです。
まず、根治療法の核になるのは脾胃気虚の解消なので消化吸収力を高めましょう。


時には断食も

人間の身体はエネルギーを消費していなければ新たな栄養の吸収を行いません。

そのためまずは身体を動かすことが第一です。
動けないときは絶食でも良いのです。

人間は不調の時は食べて治すと考えている人が多いですが、
消化にエネルギーを使えば身体の回復を促す代謝のためのエネルギー不足が起こります。


胃腸の状態が悪いときのおかゆは理にかなっていた



身体が弱っているときは最低限の糖質のみを摂取して、
消化の手間がいらないようにおかゆなどにするのは理に適っているのです。

最近では、風邪の時でも肉を食べたり栄養のある食事を心がけたりしますが、
大切なのは身体の代謝に必要な最低限の糖質を消化せずに良い状態で摂取することです。

また下痢症状が目立つ場合は湿の影響が強いと考えられますので、
不要な水分を排泄する利水の食材を摂るようにしましょう。

その中でも下痢止めの作用がある生薬である山薬長芋)はクローン病にしばしば用いられます。

山薬(長芋)と蓮子(ハスの実)を入れたスープは利水補気止瀉を同時に行う有名な薬膳です。

 
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炎症を起こしにくい身体にする体操



炎症を起こしやすい人は胸椎の9番あたりが固いことが多いので身体を捻じる体操が効果的ですよ。
そのため、普段から身体を捻じる癖をつけて胸椎の動きを確保しましょう。

Step1)片方の足は伸ばして逆の足でまたぐ
Step2)またいだ足と同じ側の腕を膝にかけて背中を伸ばす

※この時に力強くするのではなく、ゆっくりと痛い気持ちいくらいの強さで呼吸を止めずに行います。
 10秒くらい伸ばして左右とも行いましょう。


座っても立っていても良いですが、座った方が身体は安定するので効果的です。
一度にたくさんするよりも何度かに分けて一日に5~6回行うと効果的ですよ。


まとめ

クローン病の原因はまだはっきりとは証明されてはいません。
ですが、胃腸の限界を超えた刺激が入っていることは確かです。

そして先進国に多い症状であることから、現代食や衛生環境に問題があることも確かで、
免疫過剰である可能性も極めて高いのです。


クローン病の根治には時間がかかることもありますが、クローン病になりやすい若年者ほど回復力も高いので、
早い段階で食生活を改善することが大切です。

また、クローン病になりやすい人は姿勢も悪い傾向にあるので、背骨はしっかりと普段から動かしましょう。

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鍼灸師。あん摩マッサージ指圧師。 鳥取大学の農学部で生物学や化学を学んだ後、鍼灸師とマッサージ師を別に取りに行ったので、長く東洋医学について学んできました。 今は整骨院で東洋医学と薬膳、栄養学の知識を活かして、治療と生活指導を行っています。
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