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IN YOU Market

ついにゲノム編集が夏より流通開始か。スーパーの野菜がゲノム編集食品に変わる日。気になる実態と私たちの生活に及ぶ具体的な影響を考えました

tomatoes 2

「今日の晩ごはん、何にしようかなぁ。
じゃがいもが残ってたよね。。使わないと!
わっ、もう芽が出ちゃってる!」


我が家の日常の中でも、度々ある場面です。


じゃがいもの芽にある毒性について、今回は割愛しますが・・
気になるニュースが飛び込んできました。

「毒を作りにくいじゃがいも」が「ゲノム編集」によって研究されていることをご存知ですか?


今月18日に厚生労働省は、
「ゲノム編集」で開発した一部の食品は、これまでの品種改良と同じであるとして、
同省の安全性の審査をほぼすることなく、市場に流通させることを認める方針を固めました。

今後、厚生労働省はルールを決めて通知を出し、今夏には食品として販売可能になる見通しです。

さて、これは私たちの生活にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

「遺伝子組み換え」との違いは?
本当に食べても大丈夫なの?
地球環境や生態バランスは崩れないの?等々…

様々な想いがよぎります。

そこで、まだまだ一般的には認知も低いであろう、
「ゲノム編集とは一体何なのか?」というところから、
実生活におよぶ影響について考えてみました。

ゲノムって何・・?DNA?遺伝?


そもそも、「ゲノム」について明確に説明できますか?

私は、今回のニュースを目にするまで
「DNAのこと?」ぐらいにしか言葉にできずなんとなく知っているに過ぎませんでした。

ゲノム」とは、
遺伝子(gene)と染色体(chromosome)から作られた言葉であり、
DNAの全ての遺伝情報のことです。

では、「DNA」とは?
DNA」は、二重の螺旋構造を持つ遺伝情報を担う物質のことを言います。

そして「遺伝」とは、
例えば、目の形が似ている、ある病気にかかりやすい等、
親の生物学的な特徴が子どもに伝わることです。

それを伝えるDNAの特定の部分が遺伝子なのです。

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ゲノム編集とは?

「ゲノム編集」とは、生物の遺伝情報を、目的に合わせて手を加えて変えることです。


”任意のゲノムDNA配列を特異的に切断する人工制限酵素を使用することで、
ゲノム上の特定の場所に変異を誘導する技術”

とされています。

「制限酵素」とは、DNAを切断する機能を持つタンパク質です。

引用:厚生労働省

素人の私からすれば、
実にややこしい言い回しです!

簡単な言葉を使うと、
DNAの狙った場所を切ったり貼ったり等して「編集」し、
生物の遺伝情報(ゲノム)を改変することと言えます。

DNAは損傷すると「修復」する力が働きます。
それが稀に、修復ミスによって突然変異が起こることを利用しているのです。

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遺伝子組み換え、ゲノム編集・・食品の改変の歴史


そもそも生物の改変自体は目新しいものではなく、
古代から自然界で起きた突然変異により形質が変化したものから良いものを選ぶ、
「選択育種」が行われていました。

20世紀には、放射線や化学薬品による人為的な突然変異の誘導によって
異なる品種をかけ合わせる交配育種が行われるようになり、
1980年代に遺伝子組換えの研究開発が始まったのです。

そして、2010年代に登場したゲノム編集は、
「夢のバイオテクノロジー」とも呼ばれ、ヒトの疾病治療や動植物の遺伝子など、多岐に渡って応用されています。

参考:ゲノム編集コンソーシアム

なぜゲノム編集が、「夢のバイオテクノロジー」なのか?


自然発生的に突然変異した生物体から良いものを選ぶ、
または放射線や薬剤によって突然変異を誘発し、
その中から良いものを選抜する「突然変異育種」による品種改良は、新しい品種が完成するまで長い時間を必要とします。

モノによりますが、品質が安定するまで10年単位の時間を要するのです。

これでは、産業で活かすには効率的ではない…
必要なタイミングで完成させられないのでは、元も子もありません。

さらに、目的の性質を持つ品種が見つからない場合も少なくないです。

そこで、遺伝子を組み替える技術によって他の遺伝子を入れて、
目的の性質を持たせる開発が進められてきました。これがいわゆる、遺伝子組み替え技術です。


ゲノム編集も、そのうちの1つです。

遺伝子組み換え技術もゲノム編集技術も、「遺伝子を操作する」という点では同じです。
しかし、両者の方法が異なります。

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遺伝子組み換え技術との違いは?


遺伝子組み換え技術では、その生物とは他の生物の遺伝子を加えて変化させます。
ですから最終的に他の生物由来の遺伝子が残り、その生物ではもともと作ることのできないタンパク質を作ることが可能です。

新しいタンパク質が生まれるということは、環境や生態系への影響が懸念されることは言うまでもありません。

環境省による「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(平成15年法律第97号。「カルタヘナ法」と呼ばれる。)や
厚生労働省による食品衛生法といった関連法令があります。
一方ゲノム編集技術では、その生物そのもの遺伝子の狙った場所を変えます。

そのため最終的に他の生物由来の遺伝子が残ることはなく、従来の育種でできたものと同等のものが作られます。

「神のみぞ知る」自然な突然変異とは真逆の、「狙い通りに」遺伝子を変異させることが可能となったことが
画期的な「夢のテクノロジー」と言われる所以です。

参考:厚生労働省

ゲノム編集作物への規制に関して


「画期的」と言われれば、確かにそうなのかもしれませんが、
やはり不安が拭えないのが正直なところです。

ましてや今回の厚生労働省の発表した方針では、
「自然発生」による突然変異との区別がつきにくいという理由も含まれています。

これについて個人的な意見としては、今、既にある法律の範囲内でゲノム編集作物を扱おうとしているように感じてなりません。

その法律が制定された当時には、ゲノム編集作物を想定していたとは思えないからです。


また、どれだけ「狙い通り」に特定部分のみを改変すると言っても、
「オフターゲット」という想定外の場所を改変することもわかっています。

遺伝子を操作するプロセスで、遺伝子が傷ついて想定外のことが起こらないと言えますか?


また、操作された生物が例えば野生の世界に出てしまったとき、
生態系へ深刻な影響が出たとしても元に戻すことは極めて難しいです。

また、遺伝子組み換え食品の安全性審査や環境への影響に関する審査は、
本当に十分と言える内容だと誰が断言できますか?

私は、その表示さえ信用できないと思いながら生活している1人です。

この審査や表示すら義務付けない、という方針に対して、
やはり一部の思惑を感じざるを得ないというのが現状の意見です。

この背景として、
2018年にアメリカによって、ゲノム編集作物への規制は必要ないという方針が出ていることもあり、
日本がこのような方針になることは「想定内」ですね。

一方、欧州連合ではゲノム編集を、遺伝子組み換え作物と同じ規制対象とする判断がされています。

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ゲノム編集技術は、私たちの日常とどのように関わってくるの?


今、ゲノム編集技術のメリットとして掲げられているものは、
この地球環境や生態系にとって、本当に「良い」ものと言えるのでしょうか。

冒頭に出てきた「毒を作りにくいじゃがいも」をはじめ、
血圧上昇を抑えるとされるアミノ酸を多く含むトマト、
日持ちするリンゴ、
害虫に強いコメ、
涙が出ないタマネギ、
筋肉量の多いタイ…

これらは一見、私たちの生活の中において、
より便利で見た目も美しく良いものであると思われるかもしれません。

しかし便利なものが安全かどうかはわかりません。

私たちの「美味しい」と感じる味覚そのものが偏っていませんか?
その美味しさは、真に身体が欲しているものでしょうか。

作物そのものの見た目が「キレイ」なことが本当に重要でしょうか。

「便利」と「健康」を引き換えることは、本当に幸せなのでしょうか。

添加物や農薬、遺伝子組み換え作物などを気にしているにも関わらず、
実際は、見た目によって売上が大きく影響される国、ニッポン。

よって、諸外国にて使用できなくなった添加物や農薬が
まるでゴミ箱のように日本に入ってきている事実を、多くの人は知る由もありません。

「健康志向」に踊らされている水面下で、
ナニかが動いていると少しだけ「意識」して「行動する」ことは、
情報に流されることなく自分自身と大切な人達、そしてこの地球を守ることに繋がります。


科学者をはじめとした「専門家」任せで、産業界が一体となってリクエストしてくるものを
受け入れるだけではなく、各省庁が密かに(としか思えないほどの何気ない告知なのですが…!)公示している
パブリックコメントや意見書を通して、一人一人がしっかりと意思表示していくことが先ずは大切です。

そして、既に動き始めてしまったことについては、
「選ばない」つまり、「買わない」という行動を積み重ねていくことです。

よく言われることですが、
「買い物は投票」です。

私も、当にその通りだと思います。

売れるから作られ続けるのですし、よりニーズを開拓するべく、研究開発はさらに加速していくことになります。
それによる犠牲も、少なからず増えていくということ。

自分たちの生活の中で、目にしない、耳にしないからと他人事で捉えていては、
知らず知らずのうちに、どっぷりその沼にはまっているのがこれまでの日本社会です。

気づいたときから、それを誰かに伝えるというアクションだけでも、
いずれ大きな力となると信じています。

夏から始まってしまうゲノム編集、そして流通・・。
この記事を読んだあなたは、今後どんな消費活動をしていきますか?

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参考:厚生労働省
   農林水産省
   環境省

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