添加物グルタミン酸ナトリウムの危険性|あなたの不眠症はグルタミン酸ナトリウムの取り過ぎも原因かもしれない。
あなたの不眠症はグルタミン酸ナトリウムの取り過ぎかもしれない。添加物グルタミン酸ナトリウムの危険性とは
グルタミン酸ナトリウム(MSG)。
聞いただけで合成された添加物というイメージが出てきそうな名前ですが、私たちの身近にある添加物です。
MSGについては、もう何十年も昔から体に良くない、摂ると病気になるといった噂が流れていました。
しかし商品を販売している会社などは、これはただのアミノ酸であって問題はないと対抗しています。
でも本当に大丈夫なのか。
世界的に有名な商品ですが、アメリカなどでは「NO MSG」ではないと商品が売れないようです。
しかし日本の場合、うま味が生活に溶け込んでいるがゆえに、問題として上がりにくいだけではないかという不安がどうしても抜けない為、調べていき、MSGが不眠症や、精神疾患に関わっているとするエビデンスを見つけました。
1.グルタミン酸ナトリウムとは?
1-1.アミノ酸は隠れ蓑
MSGを昔は「化学調味料」と言っていました。
しかし、今は化学調味料などと書かれた商品はありません。
MSGはその後「うま味調味料」になり、最近の表示は「アミノ酸等」となっていたからです。
アミノ酸というと、体に必要なたんぱく質です。知らない人が見ると、健康的になりそうな雰囲気ではないでしょうか。
では、どれくらいこのアミノ酸等が使われているのか、スーパーなどで確認してみました。
すると調味料やお菓子など至る所で、原材料として使われていました。
次に自然食品などを扱うお店ではどうかと確認してみました。
いくつか見てみましたが、調味料やお菓子などの表示にアミノ酸という表示は殆ど見つかりませんでした。
マクロビオティックを実践されている方では、あまり使われる事はないかもしれませんが、同じいりこ出汁でも中身はこんなに違います。
またグルタミン酸だけなら水に溶けにくいのですが、ナトリウムと作用させると水に溶けやすくなり、故に体にも吸収されやすくなります。
ナトリウムは言うまでもなく塩分で、取り過ぎは体に害を及ぼします。グルタミン酸ナトリウム1gにつき食塩として0.3g含まれています。
3割が塩分なのです。
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1-2.グルタミン酸ナトリウムが危険と言われる理由。
グルタミン酸ナトリウムが危険であると、大きな噂になったのは、1960年代にアメリカで起こった事件が元でした。
それは、アメリカのチャイニーズレストランで食事をした人が、頭痛・歯痛・眠気・体の痺れなどの症状を訴えた事で、チャイニーズレストランシンドロームと呼ばれました。
これらは、チャイニーズレストランが多量のMSGを使用していた事から、これが原因だとされアメリカで片頭痛の原因はMSGだと発表され、多くの店が「NO MSG」と提示するようになったのです。
1-3.グルタミン酸ナトリウムを使った商品を販売しているメーカーでは
グルタミン酸ナトリウムは、昭和30年代のNHKの番組で、公共放送の立場上商品名で呼べない為、「化学調味料」という表示が使われ始めたと書かれていました。また昆布やかつお節などの食品と同じであり、体に蓄積されるものではない為、体に害を与える心配はないとしています。
引用:味の素
2. MSG(グルタミン酸ナトリウム)と不眠症との関係性
2-1. 不眠症とは
不眠症は病気の名前ではありません。中々寝付けなかったり(入眠困難)、長く寝続けられない(睡眠の維持困難)、また朝早くに目が覚めてしまったり(早朝覚醒)する為に、朝起きても倦怠感や疲労・日中の眠気・集中力低下などが起き日常生活に支障が出てしまうものです。原因は様々で、運動をしない事も原因の一つですがそれ以外に、ストレスを抱えていたり、夜遅くまでパソコンやスマホを見ている、夜寝る前に夕食を食べたりする事で交感神経が優位に立ち、脳の緊張が解けない為に起こる事も少なくありません。
2-2.グルタミン酸ナトリウムと不眠症の関係
MSGは、グルタミン酸に水酸化ナトリウムを作用させて作られますが、グルタミン酸はアミノ酸であり、神経伝達物質の一つでもあります。神経伝達物質には、興奮性と抑制性があり、グルタミン酸は興奮性である為、多く摂ると脳の興奮が続いて覚醒したままである為眠れなくなるのです。
また不眠症は、いくつもの精神疾患でみられる症状です。
その統合失調症がグルタミン酸の異常によって起きている事が、2017年東大、千葉大共同の研究によって発表されました。
今までも統合失調症にはグルタミン酸仮設というものがありましたが、ここでグルタミン酸が統合失調症に関わっているというエビデンスが出ました。
脳内の電気信号が過剰にならないように抑制しているN-メチル-D-アスパラギン酸受容体の機能が低下する事で、脳内の電気信号が過剰になったり、気持ちを緊張させたり興奮させるドパミンが過剰に分泌されたりし、統合失調症のような精神状態が生じるとされています。
そして統合失調症の患者さんには、血漿の中に含まれるグルタミン酸の濃度が高い事が判明しました。
以前から慢性期の患者さんではグルタミン酸の濃度が高い事がわかっていたようですが、今回の研究では、初期の患者さんでもグルタミン酸の濃度が高い事が判明しています
引用:「統合失調症におけるグルタミン酸系神経伝達異常の一端を解明」
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3. グルタミン酸ナトリウムは本当に安全か
3-1.多く摂ると障害が起きる
MSGは1日に3g以上摂ると、頭痛などが起こるとされているようです。調味料の97%がMSGであるとする、お馴染みの調味料がありますが、4振り0.4gと表示されているものがありました。
すると、1振りで0.1g。30回振れば3gです。
そんなに振らないから大丈夫と思うかもしれません。
しかし、MSGはこれだけではなくほとんどの調味料に入っており、また多くのインスタント食品やレトルト食品、お菓子の調味料、缶詰などにも入っていました。
大手のスーパーであるイオンでさえ、オーガニック製品であるグリーンアイ商品を販売し始め、袋に「アミノ酸を使用していません」と記載していますが、そのほかの多くの企業やスーパー、飲食店ではMSGについて、禁止になってはいません。
知識がないために、全く意識なく使っているお店も多いと考えられ、外食をしたなら添加物を一切使用していないとチェック出来ない場合は、どこで入っているかわからないと言えます。
またどれだけ使われているかもわからない事なのです。
全く添加物を摂らない生活を心がけていない限り、1日に3gを摂る事は難しくないかもしれません。
これでも、安全と言えるでしょうか。
3-2. 病気になるのは消費者の責任?
万病の元とも言えるタバコですが、1990年代でも「健康を損なう危険がある為吸い過ぎに注意しましょう」などと書かれていました。
現在は喫煙すると、肺癌や心筋梗塞の危険性を高めると書かれるようになっています。タバコでさえ、多く吸うのは消費者の勝手だとはしていません。
しかしグルタミン酸ナトリウムについては、不眠症や統合失調症だけでなく、アルツハイマーやパーキンソンなどの疾患の原因であると仮設が出されており、多く摂る事の危険性が判明しているのに、メーカーは多く摂っているのは、消費者への責任任せだともいえる対応であるところに誠意を感じません。
4.まとめ
不眠症で困っている人は、一度自分が食べている食品をチェックしてみてください。
意外なものにアミノ酸の記載があるかもしれません。
また多く摂ってしまうと、不眠症だけでなく、統合失調症のような精神病に罹患してしまう可能性も出てきてしまいます。
グルタミン酸ナトリウムはアミノ酸だから、体に元々存在するものであるから害はないと思わせていても、多く摂る事で有害になってしまうものなのです。
欧米の食品のように「NO MSG」と表示出来るように、消費者は訴えないといけないのではないでしょうか。
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