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生理痛も、頭痛も、痛みの原因は「不通則痛」。東洋医学から見た体の巡りを良くして痛みを軽減する方法とは

NOZOMI
「漢方」に携わって約10年。大手漢方薬局勤務を経て、現在は薬剤師兼物書きのたまごです。 漢方薬局での相談件数は3000人以上。この経験を生かしてもっと多くの方に健康になってほしい、漢方を身近に、そしてもっと手軽に始めてほしいと思い、文章で伝えることにしました。 個人的に体質を見てほしいという方のために、スキル出品サイト「ココナラ」で漢方的体質チェックも行っています。「ココナラ」

身近な薬の一つとして「鎮痛剤」があります。
IN YOU読者の皆さんは日頃からオーガニックなど食材の質に気をつけていると思いますので、
薬をなるべく飲まないようにしている人がほとんどかと思います。


しかし、薬の飲み過ぎはリスクがあるとわかっていても生理痛なので飲んでいる人もいるのではないでしょうか。

代表的な鎮痛剤の効能効果の欄には、

1) 頭痛・月経痛(生理痛)・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・咽喉痛・歯痛・抜歯後の疼痛・打撲痛・ねんざ痛・骨折痛・外傷痛・耳痛の鎮痛
2) 悪寒・発熱時の解熱

引用:PMDA「バファリンA添付文書」

と、様々な痛みという痛みの症状を緩和するために使います。

飲んで効果を感じる方もいれば、「胃が荒れる」といった副作用を感じる方や、
飲み続けていたら、痛み止めが効かなくなってきたので、「回数を増やした」や、
「強いお薬に変更した」などといった経験がある方もいらっしゃると思います。

特に、長い間悩んでいる症状に関しては、痛み止めが効かないことが多いですね。
でも、なぜ「鎮痛剤」なのに、痛みが止まらない、強いお薬に変更しなければならなくなるのでしょうか。

それは、身体の巡りが大きく関係しているのです。

身体の巡りと痛みの関係


西洋医学で考える「痛み」とは


「痛み」にも種類があります。
①炎症や刺激による痛み(侵害受容性疼痛)

②神経が障害されることで起こる痛み(神経障害性疼痛)

③心理的社会的な要因によっておこる痛み


引用:「痛みの最新治療」


私たちがよく使う「鎮痛剤」はこの中の①に対して使うことが多いです。

①の場合は、「痛み」や「炎症」の原因物質があります。
主にプロスタグランジン(PG)という物質が関与していると言われています。
鎮痛剤は、このプロスタグランジンの生成を阻害することで、「痛み」や「炎症」を止めています。

原因物質が作られなければ、症状がおさまりまる、と仕組みではありますが、一方で副作用もあります。

鎮痛剤で多い副作用は、「胃もたれ、胃痛」などの消化器症状ですよね。
実際に、経験された方も多いのではないでしょうか?

これは、プロスタグランジンが胃粘膜保護している関係で起こる副作用です。
プロスタグランジンの生成を抑制しているので、胃粘膜保護作用が低下して消化器の症状がでてしまいます。

もう一つ、副作用としては挙げられてはいませんが、「鎮痛剤」の作用として、「解熱」があります。
確かに炎症部位の熱を下げることは痛みには有効です。

ですが、炎症部位以外の熱も下がってしまう恐れがあります。
熱が下がることにより、痛みの症状が長引く、慢性化する場合もあります。

そうなってしまうと、「鎮痛剤」の回数を増やすことや、強さを変更しても、逆効果になっていってしまいます。
では、長引く痛みや慢性化している場合はどうしたらいいのでしょうか?

東洋医学が考える「痛み」とは

西洋医学が、急性の症状に得意なように、東洋医学は、長引く、慢性化している症状が得意です。
鎮痛剤の効きがいまいちの場合は、東洋医学の対処法も手段の1つですよ。

では、東洋医学では、痛みをどのように考えるのでしょうか?

「不通則痛(ふつうそくつう)」という言葉があります。
意味は、「通りが悪ければ、則ち痛みが生じる」



通りが悪いとは、何の通りが悪いことを言うのでしょうか?

答えは、「気・血・水」です。

「気・血・水」とは、東洋医学の考え方の1つで、身体を維持する成分を3つに分けて考えます。

「気」とは、身体を維持する生命エネルギーのことです。元気・生気・やる気なども含まれます。

「血」は、身体の栄養や潤いを与える物質のことです。血液をイメージしていただいていいでしょう。

「水」は、「血」以外の身体を潤す体液のことです。汗、唾液、涙、尿、消化液などのことをいいます。


この「気・血・水」の通りが悪くなることをそれぞれ、「気滞」「お血」「水滞」といいます。

「気滞」とは気の巡りが滞ることを言います。
「お血」は古い血や老廃物を含んでドロドロした状態のことを言います。
「水滞」は老廃物を含んでよごれた状態の「水」のことを言います。

ですが、「気滞」「お血」「水滞」が起こることによってどうして痛みが生じるのでしょうか?
痛みの仕組みを簡単にご説明していきます。

「気滞」「お血」「水滞」のどの場合であっても、仕組みは一緒です。
滞りが生じることによって、周りの細胞や臓器を圧迫してしまうため、痛みが生じるのです。

また、「お血」や「水滞」は、老廃物を含んでいます。
そのため、圧迫するだけでなく、周りの細胞や臓器に対して、炎症やむくみ、冷えなどを生じさせます。

特に冷えは、痛みにとっては大敵と考えていいでしょう。


冷えと「痛み」の関係

冷えると血流が悪くなります。血流が悪くなると、「気・血・水」の巡りが悪くなり、先ほどの「気滞」「お血」「水滞」が生じやすくなり、
また物質の意味合いが強い「お血」「水滞」は身体の外に排泄されにくくなります。

そうなると、さらに「不通則痛」の部分が増えていくので、長引く、ぶり返す、慢性化するといった状況に陥ります。
神経痛などをお持ちの方は、経験があるはずです。

私も、漢方薬局時代に、「坐骨神経痛」などの神経痛を含め、痛みのお悩み相談が増えるのは決まって冬場でした。もしくは、梅雨寒の時です。
急性の痛みはともかく、慢性の痛みには「冷え」が大きくかかわっているといっても過言ではないでしょう。


「痛み」を巡りで解消しよう

薬に頼らない、「痛み」とうまく付き合う方法をお伝えします。

温めれば万事OK!?

冷えが「痛み」と大きくかかわっていることは先ほどもお伝えしました。
じゃあ、痛いときは痛い場所を温めたら良いのかというと、場合によります。

急性の症状の場合は、炎症が強いので、温めることが逆効果になります。
患部が赤く腫れている、熱をもってじんじんしている時は、冷やしましょう。

慢性症状の場合は、温めましょう。
生理痛の時に、おなかを温めると痛みが楽になる経験をしている方もいると思います。

生理の経血がドロッとしたレバーのような塊で出る、経血が大量に出たら痛みが軽減するといったことが当てはまる方は、
「お血」が冷えて余計に滞りが強く生じていたといえます。温めることによって、滞りが解消されて痛みがなくなるといった仕組みです。

このように、毎月繰り返す、同じ場所が痛む、慢性化していて治らない場合は、温めることをしてみましょう。


「気滞」を解消して痛みを軽減する方法

気滞は、ストレスで生じることが多いです。その為、ストレス発散をすることが痛みの軽減につながります。
ストレス発散のために、かんきつ系やミントの香りがおすすめです。

「お血」を解消して痛みを軽減する方法

お血は、冷えからだけでなく、食べ物でも生じます。
ドロドロ血を作る食べ物と対策の食べ物は下記の記事を参考にしてください。

血液検査しないとわからない?舌でドロドロ血かどうか分かります!舌診で自分がどんな体質かチェック!


「水滞」を解消して痛みを軽減する方法

水滞も、冷えからだけでなく、飲み物でも生じます。
良い水分と水滞を作り出す水分は下記の記事を参考にしてください。

むくんでしまうのは、「水」が足りないせい!? 東洋医学の視点から、むくむ原因と対策方法を伝授!


漢方薬で痛みを対処する方法


実は、「痛み」に対して様々な漢方薬があることをご存知でしたでしょうか?

生理痛、頭痛、打撲痛、歯痛といった①炎症や刺激による痛み(侵害受容性疼痛)だけでなく、
坐骨神経痛、三叉神経痛といった②神経が障害されることで起こる痛み(神経障害性疼痛)にも漢方薬は使われます。
余談ですが、③心理的社会的な要因によっておこる痛みに関しても、対応できる漢方薬はありますが、今回の痛みの原因とは少し異なるので、省略致します。

痛みの症状に使う代表的な漢方薬は「疎経活血湯」です。
効能効果として、関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛 です。

冷えて血流が悪くなっている場合に使う漢方薬ですので、熱を持っている方や他の原因の場合には使えません。

また、①、②いずれの場合も、「気滞」「お血」「水滞」が複雑に絡み合って生じていることが多く、
また慢性化している場合は、他の要因も含んでいるので、漢方専門の医師や薬剤師に相談してお薬を選んでもらうのがいいでしょう。

「痛み」とうまく付き合う方法


どんなに健康な方でも、痛みを感じることはあります。
その時、自分の「痛み」はどの種類なのか?

どんな症状なのかを見極めることが上手く付き合う秘訣です。

安易に、「鎮痛剤」を使用して、体温を下げ、血流を悪くすることは
「痛み」だけでなく、自分自身が病気を治す力=免疫力も下げてしまいます。

本当に必要な時にのみ、緊急時に使う分には構いませんが、


まずは、温めるなどの上記の手当てを自分でしてみましょう。

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