【初心者向け】えっ、アレも!? あなたのキッチンに潜む意外な3つの健康リスク
【初心者向け】
えっ、アレも!?
あなたのキッチンに潜む
意外な3つの健康リスク
自分ひとりの時は、さほど気にかけなかった「健康」面も、
家族ができたりすると途端に気になり始めたりするものです。
今回のコロナ禍を経て、「家族や大切な方の健康を守りたい」
と感じるようになった方も多いことでしょう。
そこで今回は、意外と見落としがちな「キッチンに潜む健康へのリスク」について
私自身の体験談とともにご紹介したいと思います。
家族の健康を守りたい/それはすべての母の切なる願い
家族が風邪をひいたり、ケガをしたり、病気にかかったりした時…誰しもが「早く元気になってほしい」と願うもの。
健康意識の高いIN YOU読者の皆様ならきっと、
普段から「病気にならないための」予防を心がけておられるはず。
そして健康を気遣うようになった際、真っ先に見直しを行うものが
毎日口にする「食べ物」だと思います。
加工食品や化学調味料、小麦製品・・・少し調べてみると
避けるべきものの情報を手にすることができますよね。
確かに、健康を意識するときに
口に入れるものの質を考えることは重要です。
ですが、それは食材に限ったことではなく
調理の過程で使用する調理器具をはじめとしたキッチン用品についても
あてはまるということをご存じでしょうか。
あなたのキッチンに潜む、
見落としがちな健康リスク
私たちが何気なく使っている、飲料のペットボトル、タッパーウェア類、
テフロン加工されたフライパン、アルミ鍋や缶詰の缶…。
これらは、ごく当たり前に身近にあるものだからこそ
あらためて危険性について考える機会は少ないかもしれません。
確かに、一般の商品として流通している以上、
これらを使用したことで即座に健康への被害がでるものではありません。
一部まだ検証段階で、明確な危険性が指摘されていないものもありますが、
今回はそれらも含めて「害となる可能性がある」ということをフラットに
ご紹介したいと思います。
買う・買わないは、使う・使わないはあなた次第。
どんなものにもメリットとデメリットの両面がありますから、
「自分ならどうしたいか」イメージしながら読み進めて頂けると幸いです。
キッチンに潜む健康リスク①/マイクロプラスティック
日本人を含めた成人を対象とした調査で、その体内にマイクロプラスティックが残留していることが明らかにされました。
(参照先) 一般社団法人環境金融研究機構
マイクロプラスティックとは5㎜以下のプラスティックのことをいいます。
使用済みのプラスティックが海に流れ着き、
時間をかけて小さく分解されたものが海洋生物を経て私たちの体内にも取り込まれているというのです。
又、飲料用のペットボトルもマイクロプラスティックを摂取する
大きな要因の一つだと指摘されています。
現時点では、私たちの体内にマイクロプラスティックが残留している可能性が高いということは
研究結果として明らかになっていますが、
それらが健康にどのような被害を及ぼすのかは、実は未知数です。
環境省の見解でも、科学的に未解明な点は多く、調査・検討段階との状況が示されています。
しかし、同時に安全性もまた立証している訳ではなく、
可能性のレベルではあるものの、
環境ホルモンによる、特に発育期の子どもの発達への影響や
成人では、不妊や乳がん、前立腺がんといった生殖機能への影響が指摘されています。
(参照)
https://waterstand.jp/waterlife/water_environment/waterlife00067.html
https://japan.cnet.com/article/35138264/
http://environmental-neuroscience.info/plastics/entry33.html
キッチンに潜む健康リスク②/テフロン
テフロン加工はフライパンや炊飯器、お玉やフライ返しなど調理器具において幅広く活用されています。
フッ素樹脂加工のことで 、
アメリカのデュポン社が持つフッ素樹脂の登録商標を指しています。
テフロン加工は熱に強いとうたわれている一方で
アメリカのEWGという非営利団体によれば、
ほんの2~4分半の空焚きで、有害物質が溶け出す温度に達することが証明されました。
日常的には空焚きする機会はあまりないかもしれませんが、
少量の炒め物をする時や揚げ物など表面が高温になる場面では、
有害物質が溶け出している可能性があることがわかります。
また、フッ素というと、歯磨き粉に含まれる成分でもありますが
高濃度フッ素(1000ppm以上)を含む歯磨き粉製品については
6歳未満の子供には使用を控える旨、
6歳未満の子供の手の届かない所に保管する旨、
厚生労働省によって注意喚起が行われていることからも、
その使用については一人ひとりが慎重に判断するべきだと
いえるでしょう。
(参照)
フッ化物を配合する薬用歯磨き類の使用上の注意について
キッチンに潜む健康リスク③/アルミニウム
アルミニウムは、パンやお菓子類の膨張剤やお漬物の色止め剤、煮物等の形状安定剤など
様々な目的で食品に添加されています。
又、調理器具においても「アルミ鍋」は軽くて使い勝手もよく、
昔から親しまれてきましたもの。
そんなアルミニウムには、一時期、」アルツハイマー病との関連性が指摘されたことを
ご存じの方もいらっしゃることでしょう。
現時点ではアルツハイマー病との関連性は証明されていませんが、
体内摂取したうちの極微量が残留し、脳内にも移行することでアルツハイマー型認知症の要因になると
言われる疫学的研究結果も存在することや
国際的にもアルミニウムを含む食品添加物の基準が見直されていることからも
注意が必要だと感じます。
(参照)
厚生労働省/アルミニウムに関する情報
まずは、調理器具の見直しで対策を!
このように見てくると、今まで当たり前に使っていた調理器具もその安全性が気にかかり始めませんか。
調理器具は、一度そろえてしまえば一生使えるものですし
質の良いものをそろえることで、普段のキッチン仕事も効率的になって楽しくなりますから
気になる方は、この機会に買い替えてみるのも良いかもしれません。
例えば、アルミ鍋はホーロー製の鍋に。
フッ素加工のフライパンは鉄フライパンに。
タッパー類はガラス容器かホーロー製の容器に。
という風にです。
私が調理器具を変えてよかったこと
私自身は、現在2歳になる男の子の育児に奮闘中です。そんな私は、子どもを授かったことをきっかけに、
キッチン用品そして調味料を見直しました。
といっても、「絶対にプラスティックを使わない」といった厳格なものではなく
少しずつお気に入りの調理器具を揃え
それに伴って、これまで使用していたテフロン加工フライパンやタッパー類
プラスティック製のお玉などを処分していくというやり方を採用。
その結果、良かったと実感出来たメリットを以下にまとめました。
メリット①リーズナブル
できるだけ害の少ない調理器具をそろえるとなると、一見、お金がかかるイメージがあります。
しかし、実際にやってみて感じたのは
こうした調理器具は消耗品ではないため、一度買うと長年使えて
買い替えの必要もなく、経済的な負担もかからなかったということ。
お気に入りをそろえていく過程そのものも
とても楽しい時間でした。
メリット②体調の改善が感じられた
体調に関しては、幼いころから悩まされてきた片頭痛、便秘、肌荒れがなくなりました。
基礎体温が35℃台だったのが、36℃半ばから後半まで上昇しました。
体温が低いことは免疫力低下を招きますから、これはありがたかったです。
同時に、たまに他のキッチンでテフロン加工のフライパンを使ったり、
プラスティックの容器を使ってレンジを使用すると
その匂いが気になるようになりました。
メリット③時間に余裕が生まれた
実は、キッチン道具を見直して最も大きいと感じているメリットは時間面です。
忙しい時は電子レンジも上手に使い、時間に余裕があるときは
蒸し器を取り出してみるなどメリハリを持たせるようになりました。
調理能力の高い道具をそろえたことで
料理そのものも、煮るだけ、焼くだけといった
シンプルなものでも食材が十分に美味しくなることがわかりました。
その結果、キッチンに立っている時間そのものが短くなったように感じています。
※ここでご紹介した感想は筆者の個人的なものであることをご理解ください。
キッチンから叶えられることは無限大!
いかがでしたでしょうか?毎日利用する場所だからこそ、気をつけたいキッチン事情、をご紹介しました。
調理器具の見直しというちょっとした変化を加えるだけで、
健康作りのほかにも、生活に様々なメリットが生まれる可能性が
そこにはあります。
そして繰り返しにはなりますが、何事にもメリットとデメリットがありますから
ご自身の価値観とのすり合わせを行いながら、
検討をしていただくきっかけになれば幸いです。
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