脳の発達は生後1年が肝心。目から鱗!行動を一つ一つ「声に出す」だけで子供はみるみるうちに賢くなる!楽しく子どもの能力を伸ばす方法
こんにちは。ナチュラルライフアドバイザーの工藤万季です。
お子さんを持つ方で、子どもの教育に関心のない方はいないのではないでしょうか。
お受験をさせるかどうか、いつから塾に通い始めるのがいいか、どうしたらいい学校に入ってくれるか…
子どもに幸せになってほしいと願うからこそ、教育の悩みは尽きないはず。
ですが子どもにいつから・どうやって勉強させるかということよりも前に、子ども本来の脳の発育を促すことが大事です。
そしてそれには、生後1年の過ごし方が重要となります。
今日はそんなお話をお伝えしていきます。
脳の発達は生後1年が重要!
脳が急速に成長する期間は0歳〜6歳までの間です。
人間の脳は3歳で80%、6歳で90%、12歳でほぼ100%完成します。
そして特に、1歳までは大変重要な時期と言われています。
生後1年でどれだけ子どもの脳に働きかけるかが鍵なのです。
生まれてすぐに
聴覚・視覚・触覚・言語・運動・手
この6つの機能を育てることが、脳の発達に大きく関わってきます。
これらはそれぞれ独立した機能ですが相互関係があり、互いに強く依存し合っています。
聴覚の発達のためには、例えば声かけをしたり、色々な音を聞かせてあげて何の音か教えてあげましょう。
視覚の発達には、色々な色を見せておしえてあげることです。
触覚の発達には皮膚の刺激が必要なので、赤ちゃんをマッサージしたり触ってあげるのが有効です。
手の発達には、赤ちゃんの手を握ること。ぎゅっと握り返してくれるので手が鍛えられます。
そして、親がこれらの働きかけをする際、意識すべきことは何かというと
①頻度
②強度
③時間
この3つです。
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脳の発達を握る「頻度・強度・時間」
頻度・強度・時間。
これが何を指すのかというと、
「子どもに働きかけをする頻度を多く、難易度を徐々に上げ、時間を長くする」ということです。
例えば手の発達を促すために何かを握らせる場合。
頻繁にものを握らせること・握らせるもののサイズを徐々に小さくすること・握らせる時間を長くすることで
頻度・強度・時間の3つのポイントを押さえることができます。
経験が差になる?運動機能の育て方
「まだ危ないから」「こんなことは危険」と赤ちゃんをあらゆるものから守り、赤ちゃんに何もさせないようにしていませんか?
ですが赤ちゃんのうちに様々な経験をさせることが、のちの脳や運動機能の発達に影響します。
赤ちゃんに接するときはバリエーションを意識していただきたいと思います。
例えばうつ伏せや腹ばい、ぶら下がりや逆さ向き…
こういった動作は「まだ小さいからダメ」と言ってさせないようにする傾向もありますが、これらは実は赤ちゃんにとって大事な経験です。
例えば、小学校の体育の時間にマット運動をしますよね。
でんぐり返りが簡単に出来る子もいれば、逆になかなか出来ない子もいます。
この差はどこから来るのかというと、実は「小さい時に色んなことを経験しているかどうか」が一つの要因です。
でんぐり返りができるかできないかは、生まれつきの運動神経の良し悪しだけではなく、
単にやり方がわからない、身体の使い方を知らないから動けないだけ、ということもあります。
小さい時にいかに色んな身体の動きを積み重ねてきたかが大事なのです。
大人もそうですが、やったことのないことをいきなりやるのには不安や恐怖を抱きますよね。
子どもも同じです。
いきなり未経験のことをやると「怖い」という気持ちが芽生えます。
その恐怖心がお子さんの「出来ない」や「苦手」に繋がってしまうのです。
この運動経験は、言語発達のためにも欠かせません。
子どもが言語を話せるようになるためには、呼吸器系を発達させることが必要となります。
赤ちゃんが体をよく動かすと、たくさん呼吸をして脳に酸素を十分送ることができます。
そうして呼吸器系が発達し、言語を扱えるようになるのです。
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私の実際の子育て
運動について
私には9ヶ月の娘がいます。娘がハイハイできそうになった頃から、私は娘の手の届きそうな所におもちゃを置いて一緒に遊んだり、手を握らせて持ち上げてみたりしていました。
9ヶ月をむかえる今、娘はつかまり立ちができるようになりました。
一般に子どもの成長は早い方がいいというような風潮があり、子どもに早く歩かせようとする親御さんもいますが、子どもの成長はゆっくりで大丈夫。
ハイハイは呼吸器官の発達、手や背中の筋力のために必要なプロセスなので、飛ばさないようにしてください。
つかまり立ちができるようになると、そちらの方が楽しいから娘は積極的につかまり立ちをしようとしますが、なるべくハイハイをしてほしいので、
私は娘と一緒に移動する時に自分もハイハイするようにしています。
また障害物が多いとハイハイしづらいので、なるべく家に物をおかないスペースを作るように。
最近では抱っこを必要とする時間も減ってきましたが、触れ合う時間は作るように心がけています。
子どもがママの目線で周りを見ることができるおんぶ紐を買って、話しかけながらお料理をすることも。
密着させながら、ママが何をしてるのか見せてあげることができます。
マッサージなどもそうですが、肌が触れ合うことが脳の刺激にもなるのです。
食事について:完全母乳で育てる
アレルギーも増加?早すぎる離乳食が引き起こす子供への思わぬ悪影響とデメリット。「子どもが離乳食を嫌がる」「好き嫌いがある」とお悩みの方へ。こちらの記事にも書きましたが、9ヶ月を迎えた今も娘を完全母乳で育てています。
私としてはミルクは加工品という考えなので、できれば与えたくないと考えているためです。
自然界では哺乳期間は5年間と言われており、
早い時期から保育園に預けてられいる子どもはずっと家にいる子供と比べ強くなる傾向もあります。
しかし、私自身の実感では、母乳を与える事で子どもは安心し、精神的に安定するように感じます。
そのお陰なのか娘はグズったりする事がほとんどありません。
周りのお母さんたちの話を聞いていて強く感じるのは、
子どもにとって「必要としているものがない状態」がグズる理由の一つなのかもしれない、ということです。
娘の場合グズったり激しく泣くことがないため、母乳育児が本当に楽で「どこかへ預けたい」とか「ミルクや離乳食にしたい」という考えも自然に浮かばなくなりました。
もちろん、母乳が出ない・仕事で子どもと一緒にいられないなどの理由でミルクや離乳食に頼る場合もありますよね。
何よりも育てるお母さんの側にストレスがないことが一番です。
「快」の感情を育てる
子どもが泣いている時にだけ駆け寄ると、子どもは「泣かないと相手をしてもらえない」と認識してしまいます。
ご機嫌な時に一緒に触れ合うようにすると、「子どもはご機嫌にしていても相手をしてもらえる」と覚え、快の表現で大人を呼ぼうとします。
そうすると人と楽しいコミュニケーションを取れる子どもに成長していくのです。
いつも笑顔でニコニコの環境でいる方がいいですよね。
何でも言葉にする「今からオムツを替えます」と口に出す。
今、私が子育てで一番大事にしていることは、「何でも話すこと」。
全ての行動に対して子どもに「◯◯します」と話かけるのです。
例えば
「抱っこします」
「今からオムツ替えます」
「手を握ります」
「ドアを開けます」
「トイレに行ってきます」
など、本当に日々の行動全てを話しかけます。
今は「トイレ行きます」というと娘はそれを理解して、私の姿が見えなくなっても泣かなくなりました。
トイレまでついてくることもあります。
自分の便を見せて「これはうんちです」「うんち流します」と言って見せてあげたりします。
車に乗っている時も、信号が赤になったら「止まります」、青になったら「青になりました」と話しかけます。
こうするとで理解が早くなるのです。
最近では「ママはご飯食べます。ここで待っててね」というと、乳母車の上で15分くらいはおとなしくするようになってきたではありませんか。
「オムツ変えます。ストップ」というと、オムツを替えやすいポーズでストップするようにもなりました。
この声かけは単純なことではありますが、意識していないとできません。
ですがこのように行動を一つ一つ言葉にして話しかけると子どもも認識して行きます。
その言葉が何を指すのか、母親が何をするのか自然と覚えていくのです。
そして同時に、子どもの行動に対してもちゃんと教えてあげます。
子どもが転んで頭をぶつけたら、
「転んだら頭痛いね。」
こんな風に伝えてあげるのです。
子どもは母親の声を一番に感じとりますから、とにかく話しかけるようにしています。
娘がお腹にいた時にもっと話しかけておきたかったなと今になってつくづく思うことです。
ぜひ今妊娠中の方や子育て中の方は、お子さんへの声かけや身体的な働きかけをたくさんすることを心がけてみてくださいね。
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