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Organic Life to all the people.

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カラダにいいという理由だけでオーガニックを選ぶ日本特有の価値観|環境保全に貢献できるからこそオーガニックが選ばれる。 エコ先進国ドイツから学ぶ、環境保全の視点とOEKOテスト誌の取り組み

玉眞
某ECサイト運営担当だったが、現在の主人との出会いがきっかけで会社を退職し渡独。かれこれ合計7年半の月日をドイツで過ごし、語学留学、仕事、結婚、出産、育児の傍、調理師家庭で育った経験を生かし、民間大学(VHS)にて日本食クッキングや日本酒テイスティングコースを講師を担当した。環境・オーガニック先進国ドイツでの経験を通して、環境と食についての情報を中心に執筆予定。今の目標はドイツでレストランを開くこと。

日本でも最近やっと
お店でオーガニック商品を見かけるようになりました。

しかしまだまだ蔓延っているのは、なんちゃってオーガニック。
オーガニックをうたいながら、化学成分がたくさん入っている・・・
そんな商品も多いです。

オーガニック商品をテストしてくれるところがあればいいのに、
と思ったことはあなたにもあるのではないでしょうか?

実は、
オーガニック先進国であるドイツにはこのサービスがあるのです!

ドイツのÖKO TESTと、
私たちの消費行動についてこれからお話していきます。


ドイツのÖKO TESTってなに?


何をしているの?

ÖKO TEST、ドイツでは知らない人がいないこの単語。
ÖKO TESTとは、ドイツ・フランクフルトにある50人ほどの会社。

とにかく、市販されている商品を片っ端からテストをして、
その結果を雑誌やインターネットで公開しています。

その会社が発行しているÖKO TESTマガジンは書店はもちろん、
駅、ガソリンスタンド、街の小さな売店どこでも販売されている人気雑誌です。

ドイツには、このÖKO TEST以外にも
有名なStifung WarentestというÖKO TESTよりも歴史の長い消費者団体もあります。
ですが、両者のスタンスは少し異なります。

Stifung Warentestは、製品が本来の目的を果たすことを重視しており、
ÖKO TESTは、製品の目的以外にも、
構成する成分に環境や人に有害な物質が入っていないかどうかが重視されています。

この2社がテストして評価した製品には、製品のパッケージにその評価値が表示されています。
ÖKO TESTは、sehr gut(非常に良い), gut(良い), ausreichend(十分)の3評価、
Srifung Warentestは1〜6(1が最高)で表現されています。
評価が悪い場合は、消費者への訴求力がなくなるためパッケージに載せていないというものも少なくありません。

日本でオーガニックというとどうしても食品に偏りがちで、衣料品でもオーガニックコットンが多いイメージですが、
ÖKO TESTではオーガニックの食品だけでなく、
洗剤、日焼け止め、水筒、オムツ、キャンプ用品など本当に様々なものについてテストされています。

オーガニックのものだけをテストするわけではありませんが、
基本的にはドイツでは、ほぼすべての商品にオーガニックの選択肢が用意されるほどオーガニック商品が豊富です。

消費者はそのオーガニックの選択肢の中から、
ÖKO TESTの評価ラベルを見て選択することにより、
さらに環境に負担の少ないもの選ぶことができる仕組みになっています。

ちなみに、2年前までドイツに住んでいた時の私の肌感では、
Stifung Warentestは電気製品、ÖKO TESTは食品や化粧品などの日用品に強いという印象です。

主婦・主夫は専らÖKO TESTの評価を気にして商品を購入している人の方が多いと感じました。


メリットだけでなく、デメリットを理解して選択する消費者を育てる



Stifung warentestはどちらかというと、
ある製品があったとして、その用途目的をきちんと果たせるかに重点が置かれています。

それに対し、OEKO TESTは製品の用途目的を満たした上で、
人や環境に悪影響を与えるものが使われていないかに重点が置かれています。

例えば、ÖKO TESTで取り上げられた洗濯洗剤についての記事。

そこでは、当時テストされた洗濯洗剤の
およそ40%にマイクロプラスチックが使われているという調査結果が明らかになった時のことでした。

ここでも、健康被害だけではなく、生活排水にマイクロプラスチックがお含まれることによる影響が説明されていて、
海に浮遊する大きなプラスチックよりも分解されないまま生態系に取り込まれやすく、
目に見えない危険として警告をならしてます。

こういった、「よく落ちる=いい洗剤」という宣伝文句だけにとらわれず、
消費者が自分の考えでものを選ぶためのヒントを提供する情報配信をしているのがÖKO TESTです。


参考:「ÖKO TEST Alarmierende Analyse: Mikroplastik in 119 Waschmitteln zugesetz」

チェルノブイリ原発事故を経験したロシアの科学者が開発、農薬や空気中放射線量を測る「有害物質チェックマシーン」8種

¥ 14,312 ~ ¥ 23,384 (税込)



ドイツと日本のオーガニックを選ぶ理由

環境のためにオーガニックを選ぶのではなく、
体のためにオーガニックを選んでしまう理由に、ドイツと日本ではどこに違いがあるのでしょうか?
これは明らかに国や企業側の取り組む姿勢にあるのはまちがいありません。

ドイツでは、ドイツ基本法(ドイツ連邦共和国の憲法と同等と扱われる法律)の中で、
未来のために自然を保護する責任があると謳われ、環境税などの企業に対する様々な義務を定めました。
義務が増えるだけでなく、政府から企業への手厚い財政支援もあります。

そのため、政府や企業が一丸となって、一般消費者が環境を意識しやすいように働きかけています。
各スーパーでもオーガニックに人々の関心が集まるようなアクションが増え、
オーガニック製品とそうでない製品の価格差と
オーガニック支持者とそうでない人たちとの温度差が縮まったことが一番の理由といえます。

日本はオーガニックが浸透しつつある野菜や化粧品でも、
売り場でオーガニックがあるのは
大手スーパーのオリジナルのプランドやごく一部の種類のみではないですか?

そうでなければ、オーガニックの宅配サービスなどを使っていなければ、
オーガニックだけで野菜すら揃えることが難しい現状。

平成27年に行った博報堂のオーガニック・エコ農産物についての調査によると、
やはりオーガニック=安心・安全というイメージあり、家族や自分の健康をのための購入となり、
シニア層で金銭的にも余裕がある場合には環境配慮も見られますが、全体としては薄いということがわかります。

本来であれば、「環境配慮=エコロジー=オーガニックの選択・・・結果的に人間にメリット(健康と自然)をもたらす」であるべきところが、

日本では、「環境配慮=節約=エコロジー ≠(ノットイコール) オーガニックの選択=有機栽培・低農薬・無農薬製品の購入=体にいい」
でそれ以上先に進まんでいないのではないでしょうか。

環境配慮=節約の方程式を変えるためには、
政府や企業が環境のために何をすれば本当にいいのかということを明確に示すことが必要とされており、
私たち一般消費者も、「健康は自分たちで守ること」ということだけんでなく、
環境はどこか他人事になっている部分を自分たちで守るものという意識改革を行わなければなりません。

ÖKO TESTがドイツで大きな支持を得ている背景には、国、企業の働きかけはもちろんですが、
それを受け入れて積極的に行動している一人一人の消費者がいることを忘れてはいけません。


参考:「博報堂 平成27年度 オーガニック・エコ農産物の理解増進⽅策に関する調査事業報告書」


興味のある人しか目にすることのない環境破壊の現実


環境問題が少しでも気になるのであれば見ておくべきドキュメンタリー映画

ドイツでは頻繁に環境について考えさせるドキュメンタリーが放送されます。
日本では、ゴールデンタイムに環境についての特番が組まれることはほとんどないので、
興味がなければ環境破壊の現実をビジュアルで認識する機会は非常に少ないと言えます。

環境問題にお詳しい方でしたら、ご存知の方も多いと思いますが
以下の映画、一度見ておくと人間の生き方を考えるいい機会になるオススメの映画をご紹介します。

・An Inconvenient Truth[年不都合な真実](2006)
・The 11tH Hour(2007)
・COWSPIRACY: The Sustainability Secret[Cowspiracy:サステイナビリティ(持続可能性)の秘密](2014)
・Before the Flood[地球が壊れる前に](2017)
・What the Health(2017)
・An Inconvenient Sequel: Truth to Power[不都合な真実2 放置された地球](2017)
・Eating Animals[動物を食べること] ・Ice On Fire(2019)

まだ全ての映画を見終わったわけではないのですが、筆者いちばんのお気に入りは、Waht the Healthです。
すごく深刻な問題を絵描いているのですが、あまり気持ちが沈まないで見られる作品です。
この作品はCOWSPIRACY: The Sustainability Secretの続編となりますが、
やはり、見終わった後には自らの消費行動について考えずにはいられないでしょう。




消費者の役割の大きさに気づくことの大切さ


変化を鵜呑みにせず、疑問を投げかける



私自身、これまで、アメリカ・ドイツ・日本で3ヶ月〜数年間の生活をして育ってきましたが、
やはり「食べる」ということは人間の消費行動で
非常に大きな割合を占めるとものであり、国によって本当に違うものでした。

この数十年、食の欧米化、輸入規制緩和、糖質オフダイエットの流行などで肉食が進んだ日本ですが、
2017年度の日本人一人あたりの肉の消費量は32.7KG。これは、1960年からの数十年間でおおよそ10倍になっています。

この数字に、多いと感じますか?
少ないと感じますか?

世界に比べればまだまだ少ないと感じるのか、
この急激な増加は尋常ではないと考えるのか、そしてその次の行動に移るのか。

世界の温室効果排出の18%は畜産業が原因とされていて、
そのうちのおよそ80%は牛が原因となっています。


それだけではなく、牛肉の生産量は鶏や豚それぞれの生産量に比べおよそ半分、
この主要な3種のうち、1/5程度にもかかわらず、温室効果ガスは4/5を占めているのです。

食べ物に限ったことではなく、私たち消費者の行動は一つ一つを見れば、非常に小さなものですが、
私たちが消費するものを作っている産業は、私たちのニーズに答えて製造します。

中には、作られたニーズというのも存在ますが、
それも私たちがしっかりと考え「買わない・使わない」という選択が可能です。

私たちの消費行動は産業に止まらず大きくまとまれば世論として、
国の政治にも影響を及ぼし、世界が団結すれば地球規模で影響力を持ちます。


参考:「AFP 「温暖化ガス排出食」の王者は牛肉、畜産分野の約80%」
参考:「alic 絵で見る世界の畜産物需給」




周りが変わるのを待つのではなく、自分で行動を

日本人人口は世界人口の2%にもなりません。
将来的にこの割合はどんどん下がると言われています。

世界から見ても日本人の一般消費者行動が
環境の破壊を急激に加速させることも減速させることもないでしょう。

しかし、だからと言って何もせずに、他の国々が変わるのを待っていればいいのでしょうか。
自分くらい大丈夫、で済ませて良いのでしょうか。

きっとそうではありません。
日本はこんなに小さな国ですが、世界にインパクトを与えることのできる国です。

例えば、偏りの少ないバランスのとれた和食文化一つを取っても、
それを世界に積極的に発信するだけでも、もしかすると少しずつ世界が変わるかもしれません。


参考:「e-Stat 食料需給の動向、供給純食料、供給熱量、供給たんぱく質、供給脂質」

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