「純水99%」「パラベンフリー」「無香料」の赤ちゃんおしりふきは実は危険?!安心安全なコットンでおしりふきの作り方。
赤ちゃんが産まれた時からおむつが外れるまで、毎日必ず使うおしりふき。
様々なメーカーから販売されていますが、パッケージデザイン
価格
成分
あなたは、何を基準に選んでいますか?
無添加志向のママや赤ちゃんの肌トラブルに悩むママなんかは、「純水99%」「ノンアルコール」「無香料」「パラベン無配合」
の表示をみて選ぶ場合も多いでしょう。需要も高まってきているのか、
上記のように表示をするメーカーは圧倒的に多いですし、そのような商品は売り上げもトップにきています。
しかし、だからといって安全な成分しか含まれていないのか。
その安全性を謳う表示を鵜呑みにしていいのか。
私は疑問を感じます。市販のおしりふきに不安を感じるようになったワケ
私の息子が0歳の頃、肌が弱い体質で乳児性湿疹が絶えず、皮膚科に通う日々を過ごしていました。とても評判のいい先生で、待ち時間は2時間以上が当たり前の皮膚科です。
いつものように赤ちゃんを裸にして皮膚の状態を見てもらい、おむつを付け直していると、何気なく先生が私にこういいました。
「市販のおしりふきは使っちゃだめだよ。悪いものが入ってるからね。
ただのコットンで十分汚れはとれるんだから。」皮膚が弱い赤ちゃんをもつ私にとって、聞き流すことのできない言葉でした。
実際にどんな成分が含まれていて、どんな危険があるのか
調べてみました。商品名は控えますが、売上トップのおしりふきメーカーの成分を参考にさせてもらっています。
もちろんこちらも純水99%、パラベン無配合、無香料、アルコールフリーの表示がついています。
うーん。
純水99%とはいえ、見慣れない成分がいろいろと含まれていますね。
PG(プロピレングリコール)
これは、おしりふきが常に湿っている状態を保つために必要な保湿の役割を担っている成分で、石油から作られています。防カビ・除菌効果もあります。
発がん性や皮膚炎などのアレルギーを起こすなど、人体に有害な影響を及ぼすリスクがある
と言われており、厚生省もこれを認め、表示指定成分に指定されています。
■表示指定成分とは・・・
人によって体に何らかの有害な影響を及ぼす恐れがあると国が指定した成分
で、商品への表示をしなければならないものです。ただ現在は、すべての成分を表示するようになっています。
<PGフリー>と表示されているおしりふきなども売っているので、
おしりふきを使うのであれば、そのような表示のものを探すといいかもしれないですね。
安息香酸
防腐剤や香料として使われています。こちらも、おしりふきの多くに含まれている成分ですね。しかし、こちらも
表示指定成分
です。人に及ぼす毒性は低いとされていますが、体質によってはアレルギーを引き起こす場合があると国立医薬品食品衛生研究所が記しています。
ポリアミノプロピルビグアニド
こちらは2015年に国が使用許可をだしたばかりの新しい防腐剤です。除菌成分として含まれており、低刺激で毒性が極めて低いとされています。
無添加系のシャンプーなどにもよく使われている成分です。
ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル
保存料として使用されています。こちらは、日本で規制対象になっている成分で、免疫機能や肝臓への毒性があるといわれています。
ベンザルコニウムクロリド
殺菌防腐剤で強い殺菌効果があります。高濃度の場合は、アレルギーや毒性などの懸念があるとされています。こちらも
表示指定成分
です。EDTA-2Na
酸化防止剤、殺菌防腐剤です。皮膚に刺激を与え、発疹や発赤を起こすことがあるとされています。こちらも
表示指定成分
です。(C12-14)パレス12
ヤシ由来の界面活性剤で、低刺激です。安全性が高いといわており、安心できる成分でしょう。
以上、成分名ひとつひとつをみてみました。
安心できる低刺激の成分も使われていますが、
人によっては何らかの有害な影響を及ぼすとして国が認めている
表示指定成分
も多く使用されていることがわかります。有害化学物質の90%は体に残ります。
有害化学物質は、皮膚から吸収され体内に蓄積されます。聞いたことがある方もいると思いますが、これを経皮毒といいます。
小さな子どもは、大人に比べて皮膚が薄いため、有害化学物質をより多く体内に吸収する恐れがあるといわれています。
特に、性器や肛門付近は皮膚の粘膜がより薄く、吸収率がほかの部位に比べると数十倍も高くなっているのです。
赤ちゃんの体はまだまだ未熟で発達段階です。
目にみえる形で心配するような影響は現れないかもしれませんが、脳やリンパ、体の器官に有害な化学物質が侵入し、なんらかの悪影響を与えているかもしれない…例えば、リンパ組織に有害化学物質が入り込むこと、
リンパ組織内の発育が阻害され、免疫力がしっかり育たないまま大人になってしまう、というリスクが挙げられます。
それでも安心といえるでしょうか?
経皮毒についてはこちらに詳しく書かれています。
https://macrobiotic-daisuki.jp/macrobiotic-keihidoku-11257.htmlhttps://macrobiotic-daisuki.jp/keihidoku-sinpyousei-konkyo-25006.html
自然で安全な「コットンでおしりふき」始めませんか?
コットンでおしりふきなら、赤ちゃんの肌に触れているのは、
コットンとそれにふくませた水のみ
です。聞き覚えのない成分など、ひとつも使っていない、
正真正銘〝無添加”のおしりふき
使っているママも、肌に触れる赤ちゃんもこれなら安心ですよね。「コットンでおしりふき」の作り方と方法
コットンは赤ちゃん用品店に売っています。必要分を水で濡らしてぎゅっと絞り、百均などで売られているケースに入れておくだけ。
たくさん詰めすぎると、カビの問題もでてくるので、1~2日で使い切れる量を入れておきます。
コットンを少しずつ割いて使用するので、使いすぎることもありませんし、
安価で大容量のものが売られているので、おしりふきをパックで何個も買うよりもずっと節約になるんですよ。
生活上必要なあらゆる製品に使われている化学物質。
すべての化学物質を断つことは、とても難しいことかもしれませんが、
「コットンでおしりふき」ならとても簡単。
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