イヤな邪気を寄せ付けないアーユルヴェーダ的「食と護身術」!アーユルヴェティック10か条と通勤中でもバリアを張るエナジーワーク
通勤時間に頻発する電車の遅延。
特にアナウンスで流れる「お客様同士のトラブル」って一体何だろう・・・
と朝から不安になる事が多々ありますが、
皆さんも電車内でイヤな体験をした事、1度はあるのではないでしょうか。
乗らずに過ごせれば穏やかに過ごせるのでしょうが、
通勤や必要に迫られてラッシュ時に乗り込まざるを得ない時も多々あると思います。
少しでも快適に不愉快な目に合わないで済ませるために護身術を身に着けませんか?
大勢に混ざっても自分の気が乱されないようにする術を
アーユルヴェーダとエナジーワークの見解でお話しします。
出典:「降りま~す」 乗客タックルでケンカ勃発 通勤時間帯の東急・田園都市線が大幅遅れ
https://www.sankei.com/affairs/news/170119/afr1701190016-n1.html
あなたはどれ?アーユルヴェーダ的エネルギータイプ3種類
ヒンドゥー教の神話から伝承したアーユルヴェーダの考え方では、
人は皆、本来持つエネルギーの質によって大きく3種類に分けられます。
ご自分がどれに当てはまるのか、早速見て行きましょう!
サットヴァ
真理、誠実さ、謙虚さ、善の価値を持ち、進歩的な選択を思考する。健康と幸福に対する意識が高い。
親切で情け深く、誰とでもすぐ仲良くなれ、どんな状態でも楽しめる心を持つ。
ラジャス
権力、地位、権威、支配を好み、黒か白かの選択を強いる。情熱的ながらしばしば憤慨する。
自分勝手で落ち着きがなく、移り気で自尊心が高い。
残酷で怒ってばかり、何事にも耽り過ぎる傾向がある。
タマス
恐怖、従属、無知、破壊力に囚われ、保守的な思考が変わらない。サットヴァの対極にあたり、卑しく無知な心。
質の良くない食事を摂り、健康と幸福に対する意識が乏しい。
非建設的で要求するばかり、うぬぼれが強く、わがままで活力に欠ける
しばしば心配と不安に襲われ、無知でだまされやすく、無神経で変化を拒み、怒りっぽく無気力。
ラジャスやタマスには周囲への攻撃性や非協力な態度も含まれ、
例えば電車内での迷惑行為としてその片鱗が見えたりします。
実は、人が発するエネルギーのどれを拾うかは、
自分の持っているエネルギーの同調によるので、
自分のエネルギーが高ければサットヴァの、低ければラジャス、
さらに低いとタマスのエネルギーと繋がります。
またサットヴァのエネルギーの方であっても、
対抗エネルギーの強さによって当てられやすい状況に陥ります。
そこで、サットヴァのエネルギーを強化するために2つの方法をご紹介します。
「アーユルヴェティック食生活」と「エナジーシールドの作り方」です。
どちらもシンプルですので、食事の際に高いエネルギーのものを口にするヒントに、
また電車に乗り込む前の準備にご活用ください。
サットヴァのエネルギーを高める事が大切
自分の発するエネルギーを高めることができたら、
今度はそれを周りに乱されないように守ることも必要になってきます。
特に混雑した電車内のような密閉かつ密集した空間では、
身体が他に触れるのでエネルギーが流動的になります。
騒がしい音や音楽を聴かされたり、
悪臭を嗅がされたり、不衛生な環境や自分勝手な人に遭遇することも原因になりますし、
他にも自分が周りを気遣い咳やあくび、くしゃみを我慢したり、
過剰な暑さや寒さに耐えたりすることでもエネルギーを損ないます。
周囲から与えられるストレスには身体に包囲網(シールド)を張ってやり過ごしてみましょう。
トラブルから身を守る!アーユルヴェティック生活のすすめ
あなたの気を乱す食品・高める食品をタイプ別に紹介
人間の身体を構成するものは日々の食事であることから、その食材がどのようなエネルギーを持ち合わせているのか知ることはとても重要です。
食材の持つエネルギーもサットヴァ・ラジャス・タマスの3つに分けられます。
どれをよく摂取しているかで身体に宿るエネルギーが占められていきます。
サットヴァ
新鮮な果物と野菜・レンズ豆・ヘーゼルナッツ・アーモンド・ヨーグルト・バター・小麦・ライ麦・玄米・ハチミツできるだけ最高の品質のものを率先して摂りたい。
ラジャス
砂糖・チーズ・肉・魚・揚げ物・卵・ジャガイモ・その他の根菜類・甘いもの純粋な食材であったとしてもなるべく避けたい。
タマス
乾物(ドライフルーツは除く)・缶詰・加工食品・汚染された食べ物・ジャンクフード・アルコールポテトチップス・ファーストフード
調理済みの食品・その他保存料や香料の入ったもの・食品添加物の含まれたもの
身体にとっては本来摂る必要のないもので、情緒不安定を引き起こす。
改善のためにサットヴァの要素を含む食材を食すよう心掛けること以外にも、食生活改善のヒントがあります。
アーユルヴェティック10か条
1.空腹感がないのに食事をする行為を控える。
2.食事に掛ける時間は10~30分、よく噛むこと(アーユルヴェーダでは32回)を目安にする。
3.食事の時に牛乳は飲まない。牛乳は単体で飲むか、甘いものと飲む。
4.刺身や生肉などの生ものを摂り過ぎない。
5.食事中に冷たい飲み物を飲まない。
6.乳製品は頻繁に摂り過ぎない。
7.長芋、里芋、納豆、餅などの粘性のあるものは頻繁に摂り過ぎない。
8.夕食後に甘いものや果物を食べる習慣を控える。
9.ハチミツは40℃以下で摂る。それ以上に熱を加えると毒化する。
10.毎回の食事に6つの味覚(甘味、酸味、塩味、辛味、渋味、苦味)を含ませる。
その他、趣向品に関しても代替や見直しを図るヒントに以下のものが挙げられます。
カフェイン→ハーブティや白湯で解毒を目的に摂取する。
タバコ→深呼吸して、タバコ以外の解決法に導く思考を持つ。
無理にやめても継続性は低く、かえってストレスを溜めることで
精神的なラジャスやタマスが増幅しかねません。
大切なのは、身体が自然と控えようとしてそぐわないものから遠のいていく・・・
そんな過程を身体と心で追っていけることです。
首肩が重くなる感覚をリリースしよう
背面の首の骨の付け根は、気の入り口とされていて、邪気もそこから侵入すると考えられています。
凝り固まったり硬かったりする首や肩は、可動域を失い体温は下がり、冷えて防御が難しくなっています。
重く感じるようでしたら要注意。以下のワークで感覚をリリースしてください。
リリースエクササイズ➀
1.両肩を耳の方へ上げて、肩をすぼめた格好になる。
2.そのまま、頭をゆっくり右に傾ける。次に左に傾ける。
3.往復3~5回、時間を掛けて行う。
リリースエクササイズ⓶
1.両肩を耳の方へ上げて、肩をすぼめた格好になる。
2.そのまま、頭をゆっくり右に傾ける。
3.そこから後ろを通って左へ。
4.後ろ半円だけ描くように往復3~5回、時間を掛けて行う。
邪悪な気からあなたを守るエナジーシールドを作ろう
どうしても混雑した状況の中に身を置かなくてはならない時に、イヤな邪気に当てられないよう自分にシールドを築きます。
自分の発するエネルギーで自分の周りをコーティングするイメージで行います。
1.両手のひらを擦り合わせる。
2.おへそに親指が当たるように両手を下腹部に覆う。
3.両手のエネルギーがお腹に入っていくイメージ。例)赤、温かさ、鼓動の強さ
4.お腹の前から、両手を天と地に分けるようにシールドを張る。
右手のひらは上に向けて、左手のひらは下に向けてそれぞれ上下に伸ばす。逆手でも可。
5.天に上げた方に両手を合わせ、今度は左右に広げ下ろして側面のシールドを足元まで描く。
6.下から上へ、手をパタパタ交差させながら、背面側のシールドを張る。
電車に乗る直前にパパっと髪や服をはたく要領で行うのもいいですし、
慣れるまではおうちで出掛ける前にやっておいてもいいでしょう。
最後に
今回、アーユルヴェーダから見た解決策をご紹介しました。普段食べているもので、体だけででなくあなたの持つエネルギーも変わってきます。
少しでも日々の悩みごとから引き離されて健やかな時間が増えていくように、
自分のエネルギーを向上し続けていきましょう。
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