「私なら、これを揃えます。」IN YOUライターが選ぶ！いざという災害時に備えたい安心オーガニックな非常食厳選７選！

いつ、どう起きるか分からない災害…

今回の記事は先月起きた大阪地震の後に書こうと思い立ち、少しづつ執筆活動をしておりました。
先月の地震を機に防災に関して再度意識が高まった人が多いことでしょう。


さらに今現在も西日本方面では大雨による多くの被害が出ています。
著者は綺麗な言葉や定型文のようにまとまった言葉を書くことができず、この記事の出だしをどう書き始めるか悩みました。

ただただ被災された皆様が心配でなりません。
何か少しでも、誰かの役に立つことができればと思い掻き立てられ、この記事を書いています。

今回は、すでに一般的に知られている非常食や便利アイテムではなく
オーガニックウェブマガジンIN YOUライターならではの視点で選ぶ非常食を厳選してご紹介します。

これだけあれば大丈夫
これがあれば万全

ではなく、

普段でも使えて保存がきく
体に負担の少ない非常食
他では紹介してないリスト

という意味ですので、この7選を揃えて安心しないようにしてください。

これはあくまでも最低限私なら揃えるものであり、もし他に揃えていた方が良いものを、今一度見直す必要を忘れないでください。

前書きなんていらない！非常時に備えて早速、紹介します！

IN YOUライターが選ぶ！いざという災害時に備えたい安心オーガニックな非常食厳選７選！

独断と偏見で著者のおすすめ順で紹介します。

１）黒炒り玄米

基本の栄養素がほぼ全て摂取できると言われている元祖スーパーフード。

＜利点＞

・言わずと知れた抜群の栄養価
・事前に炒ってあるので、食べる時に加熱の必要無し。
・ミキサーなどで粉末状にして用意しておけば、歯が弱い方でもOK。
・お湯/水があれば、ふやかしてお粥やお茶としても摂取できる。
・マクロビ的見解で炒った玄米は陽性食材なので体に非常に良い。
（注:デトックス効果が高いため、体質や体調によっては摂取量に注意が必要）

作り方、効果などの詳細はこちらをどうぞ。
・あらゆる不調時に飲みたい万能スープ！手作り常備薬＆飲む点滴「玄米スープ」の作り方。

https://macrobiotic-daisuki.jp/macrobiotic-genmaisupu-tsukurikata-23515.html

・水俣病や被爆者を救った「玄米」。その驚きの効能。玄米が体にいい理由と付き合い方を教えます。
https://macrobiotic-daisuki.jp/genmai-kounou-45256.html

・断食明けのドカ食い防止に！回復食定番「おかゆ」に代わるメニュー２種。失敗なしのオススメ「回復食」の作り方
https://macrobiotic-daisuki.jp/kaihukusyoku-104614.html

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☆農薬不使用でミネラルが高い深煎り玄米粒

☆有機肥料さえ不使用の完全自然栽培! 奇跡の玄米でできた玄米スープの素

３１１福島原発事故以降から常備している黒炒り玄米。

地震大国の日本。そこに立ち並ぶ５４基の原子力発電所。
震災や水害だけでなく放射能被害にもっと意識を向けるべきでしょう。

特にIN YOU読者の皆さんはオーガニックな食生活を心がけていますね。
農薬などの化学物質を避けておきながら、
放射能という地球史上最も危険な物質を無視するわけにはいきません。

もうすでに７年前から漏れているので今更…そんな気もしますが、
またいつ同じようなトラブルが起きるかわかりません。

長崎原爆での被爆者を救った秋月医師の「玄米」の話が有名で、
玄米を摂っていた方は原爆症が発症しなかったとも言われています。

さらにマクロビオティックの見解で玄米は極陽性であり、放射性物質とは反対の性質であることを知りました。
なるほど…黒炒り玄米があれば非常食としてただ空腹から逃れられるだけでなく万が一また放射能漏れがあっても多少なりとも被曝した時のケアもできるかもしれない、そう思って常備しています。

もちろん、日頃から食べてもいます。

２）生蜂蜜

豊富な栄養素と自然の甘さに癒される天然の常備薬。

＜利点＞

・１８０種類以上の生きた酵素、ビタミン、ミネラルが摂れる最高の栄養剤
・体に負担のかからない貴重な糖分
・外傷の殺菌や炎症など肌に直接つけても使える
・保存期間が抜群に長い（しっかりと保管していれば半永久的にOK)
・ビオチンが含まれているため、抗アレルギー効果も期待出来る

生きた酵素が摂取できる強み

もし被災をして食べ物がない時はもちろん、避難所生活となった場合。
一体どうやって酵素やビタミンが手に入るというのでしょうか。

配給されるのは添加物たっぷりの菓子パンなどです。
持病がある方はそいうった食べ物で悪化してしまうケースもあります。

水害の場合には排水からの感染症の危険もあります。
そんな時だからこそ生蜂蜜の生きた栄養素が重要になります。
酵素やビタミンで免疫力の低下を少しでも防ぎましょう。

また災害時の不安や恐怖といった心的ストレスは計り知れません。

今では311など過去の大きな被害を経験した方は似た状況にあった場合、トラウマとしてさらに強いストレスを呼び覚ますトリガーにもなります。
そんな疲れた脳に蜂蜜の糖分が役立ちます。甘いもので癒されたこと、ありませんか？

なんだかホっとしたり、ちょっとした幸せを感じられますよね。
辛い非常時だからこそ、甘いものが必要です。

1.8kgの蜂蜜？！

「ひとさじのはちみつ」の著者 前田京子さんは一人当たり１．８kgcalの蜂蜜を備蓄しているとのことです。
著書の中では以下のように示しています。

「食品成分表によると蜂蜜の熱量はほぼ１００g３００kcal。
人間が１日に必要なエネルギーは１８００kcal。
1日あたり６００gの蜂蜜。
災害時には1.8kgのハニーがあれば３日間は安心」

確かにバランスがほぼ完璧とも言われる非加熱の生蜂蜜を用意しておけば必要なカロリーはもちろん、基本必須栄養素が摂れるのですから間違いないかもしれません。

ここで重要なのは、オーガニックの非加熱の蜂蜜であることです。
そうでないと、１８０種類の”生きた”酵素やビタミンは得られません。

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３）岩塩

自然界のミネラルと塩分で疲労回復。

＜利点＞
・天然のミネラル摂取できる
・玄米と合わせて排毒効果
・水に溶いて化粧水や殺菌、眼洗いにも使える

大反響を呼んだエディブルスキンケアで紹介した岩塩の力

岩塩の持つ力を皆さんはご存知ですか？

まだの方はこちらを参照ください。
・岩塩と水だけでアトピーが治った奇跡の経験。食べられる原材料「玄米・岩塩・水」で出来る手作りコスメの作り方とエディブルスキンケア方法

岩塩に含まれるミネラルは４０種類以上と言われています。
現代人は非常にミネラル不足が増えています。意識的に取りれたい栄養の一つです。
岩塩は血液の循環を促進させる効果があります。

避難所生活や車中泊などにより「エコノミー症候群」になるということ耳にしたことはありませんか？
この症状は血の巡りが悪いことが原因の一つです。
簡単なストレッチや運動も必要ですがミネラルを補給することも忘れてはいけません。

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●　クリスタル岩塩

４）ティートゥリーオイル

香りだけじゃない、外用にも使える優れたアロマオイル。

＜利点＞

・香りで精神の安定を促す
・免疫力を高める
・殺菌効果
・消臭作用
・炎症の緩和
・虫刺されなどのかゆみ止め
・小さいボトルで持ち運びに便利

旅のお供に欠かせない万能オイルは災害時にも

このティートゥリーオイルはいかなるシーンで万能です。
オーストラリアの先住民アボリジニが古くから使っていたオイルの一つです。

香りの効果は当然のこと、さらに抗菌性に優れていてカンジタ菌、黄色ブドウ球菌にも効果があると言われています。
アロマを嗅ぐことでインフルエンザなどの感性症予防にも効果を感じた愛用者もいるほどです。

これ、著者は旅行時に必ず持ち歩いています。
ちょっとキャンプや秘境に行った時、水がなかったり衛生的に不安な場合に使ってます。
体を洗うことができない時は水に濡らしたタオルに２−３滴オイルをなじませて体を拭くこともできます。
またおしぼり代わりで手を拭いてハンドクリーナー代わりとして。

５)アロエベラ

食べれる、塗れる、育てられる。

＜利点＞

・水分量と食物繊維が豊富
・ベランダなどで簡単に栽培できる
・皮を取れば果肉をそのまま洗わずに食べれる
・お風呂に入れない時にはアロエを肌になじませる
・切り傷や火傷など肌のトラブルに効果的

一家に一株、用意したい植物

これはなかなか持ち運びにくいので、災害時に活用できる状況が限られてしまいます。
ですが、自宅のベランダや庭先にアロエをあるだけでイザ！という時に非常に役立ちます。

あなたの庭にただの観葉植物として生えてるだけじゃないんです。
果肉は食べれますし、肌に使うこともできるのですから。

アロエの果肉のほとんどが水分で、食物繊維が豊富です。
災害時に向けて水や食物繊維を多く備蓄はできません。

また災害用に備蓄した水は長期間保管されていたものであればペットボトルから多くのプラスチックなどの有害物質が溶け出ています。
そのような水を飲むより、生のアロエから水分を取る方が私は体に負担がないと思っています。

６）ドライフルーツ

＜利点＞

・日持ちする
・ビタミンや果糖が豊富
・軽い/薄いので荷物にならない

無添加、砂糖不使用のオーガニックのものを選びましょう。

●　無農薬ドライなつめ

７）ナッツ類

＜利点＞

・貴重なタンパク質と脂質
・噛み応えがあるので満足できる

ナッツとドライフルーツは比較的、非常食のリストで知られていると思うので詳しい説明は不要と思います。
しかしここでもIN YOU的にはオーガニックのものを用意したいところです。

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●　世にも貴重な国産無農薬「くるみ」

こんな非常時にまでオーガニックだ無添加だと食べ物を選ぶのか？

いいえ、非常時こそオーガニックを食べるべきです。

生死を分ける非常時にまでオーガニックライフを貫き通すだなんて、そんな風に思われるかもしれません。
こんなことを思う方、実際いらっしゃいます。

聞いた話です。ある避難所でアレルギーを持つお子さんが体調を崩してしまいました。
お母様が炊き出しの食事に何が入ってるかを聞いたところ、

「こんな非常時に食べ物を選ぶなんて…」
「好き嫌いするな」

そんな言葉が出てきたそうです。

でも本当にそうなのでしょうか？

確かに被災した非常時に、命があり更に食べ物があるだけでも大変ありがたいことです。
ただせっかく生きに伸びた命、ここで体調を崩すわけにはいきません。

そう思うのは生物としての本能です。
私たちは「生きたい」という思いが根元にあって今を生きていますから。

持病がない方、食物アレルギーのない方たちにとっては理解しにくいかもしれませんが人によっては食べ物一つで生死を分けます。
体に悪影響を及ぼすお菓子や添加物入りの食品を食べてばかりいると災害の不安をさらに、助長し、うつ病を引き起こす方もいます。

また、世の中には菓子パンなど非常食として用意されている食べ物がどれほど体に悪影響を及ぼすか知らない方がいらっしゃいます。

経験されてる方が多くいるかと思います。災害時、体も心も本当に疲れ果てています。
不安やストレス、肉体的な疲労から体調を崩してしまうケースも多いようです。
避難所生活や水害時などは感染症などの恐れもあります。

非常時に贅沢を言うな！と言う考え方もあると思いますし、本当にその場にそれしかない場合は仕方がないかもしれません。

でも、本来は心身のバランスを崩しがちな災害時こそ、オーガニックで安全性の高いものを備えるべきなのではないでしょうか。

非常時だからこそ少しでも体に負担のないもの
/良いものを可能な限り用意することは緊急時においても1日でも多く健やかな体を保つのに役立つはずです。


今、こうやって書いている最中にも千葉で震度５強の地震が発生しました。
不安を煽りたくはないのですが、皆さんもぜひ今一度、防災・減災意識を見直して自分の身は少しでも自分で守れる準備が必要かもしれません。

また皆さんの中で被災経験がある方などがいましたら
「こんなものを準備してると良い！」「これがあって助かった！」などのアイテムやアイディアがありましたら、ぜひお教えください。

ちょっと角度を変えて考えてみませんか？
不測の事態に絶対役立つIN YOU厳選アイテム

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＜参考文献など＞
「ひとさじのはちみつ」前田京子著　マガジンハウス