子育てに役立つリフレーミングのやり方とは?|脳の使い方をコントロールすることで私たちの未来が決まる!?
リフレーミングという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
聞いたことない、なにそれ?
と思う方が大半かもれないですね。
人間は脳の動かし方によって、身体状態にも精神状態にも大きく影響を与えます。
交感神経を使うのか、副交感神経を使うのかで健康状態が変わるのです。
あなたは普段どのような脳の使い方をしているでしょうか?
今回の記事では、脳の使い方を変えて
より良い未来を作っていく方法をお伝えします。
育児にも役立つ内容なので、
子育て中のお母様には特に読んでほしい内容です!
考え方でホルモンが変わる!出来事を「問題」と捉えるか?別の考えかたをするか?
何かを見たときに、何かが起こった時にそれを「問題」と捉えるのか、
「これは問題ではない」「将来の私の幸せにつながっている」と現実を肯定的にとらえるか、
その現実をどう認識するかで脳の働きが変わっていきます。
私たちの健康のカギは自律神経が握っています。
自律神経とは、「交感神経」と「副交感神経」のことで
二つのスイッチを入れ替えホルモンを調整しています。
交感神経が優位だとアドレナリンやコルチゾンといったホルモンが分泌され、
血流が悪くなり、その結果免疫力も低下します。
反対に副交感神経が優位だと、エンドルフィンやドーパミンが分泌され血流が臓器にまわります。
また、これらのホルモンは報酬系ホルモンと言われ、
愛されている・楽しい・幸せという感覚をもたらします。
なので同じことをしていてもどちらの神経を働かせているかによって全く違ってくるのです。
一つのことを別の角度から見てみると捉え方が変わる、”リフレーミング”
問題と捉えていたものを、違う見方から認識することをリフレーミングと言います。
と言っても、よくわからないですよね。
いくつか例に出して見て見ましょう!
怖がりな子の場合
一人でトイレに行けない。暗闇を怖がる。「怖がり」な子がいたとします。
親はその怖がりな子を心配します。
この子はこんなに怖がりで大丈夫だろうか?
なぜこんなに怖がるのだろうか?
でも、見方を変えると、
”感受性が強い。”つまり、”センスがよく、美しいものや良いものを見せたらよく吸収しそう。”
”アーティストになるかもしれない。”
となります。
乱暴な子の場合
おもちゃを投げたり、壊したり。他の子を叩いたりする「乱暴」な子がいます。
親は子供が乱暴なので心配します。
でも見方を変えると、
”元気がある。”
”体力がある。” ”体力が有り余っている。”
となります。
歯磨きが嫌いな場合
あなたが、「虫歯になるから歯を磨く」 とおもっているとします。
面倒くさいけど毎日歯磨きします。
でも、見方を変えると、
”口腔内が気持ちよくなるから磨く。”
”歯ブラシで口の中を磨くと、良い刺激になる。”
となります。
そうすると、やらなければいけないと思っていたことが、
「気持ちいいこと」、「楽しいこと」に変わります。
こんなふうに、自己実現に向かってそれを良いことと捉えると、
報酬系のホルモンが分泌され副交感神経が優位になります。
こちらの画像を見てください。
ガラスのコップを見て、「綺麗だ」と感じますか?
それとも「割れたら危ない。」と感じますか?
あなたは交感神経、副交感神経のどちらを使っているでしょうか?
リフレーミングを使った子育て。手の負えなかった子供を甲子園球児にしたお母さんの話
画像元:Wikipedia
私の知り合いの女性はお子さんがとても活発でやんちゃで、
子育てに手を焼いていました。
しかし、ある時から
「この子はエネルギーが溢れていてこれほど元気ならアスリートになるかもしれない。」
と毎日身体を動かす習い事をさせ始めました。
彼の運動能力や、体力に注目してそこをどんどん伸ばしていったのです。
結果、息子さんは高校生のとき、甲子園に春と夏の2大会とも出場しました。
わんぱくで手に負えない子供を大人しくさせようと考えたのではなく、
それだけ体力があって特別なのだとその才能を伸ばして開花させたのです。
結果、甲子園球児にまで育てあげました。
これは、まさにリフレーミングを活用した子育て方法で、
子供を”たいへん、どうにかしなきゃ”と捉えるか、
それとも”これは才能なのだ”、と捉えるかによってで未来が大きく変わるのです。
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子育てに重要な考え方。1週間後に病気で死んでしまう子供が騒いでいたら親はイライラするのか?
産婦人科医で、人間の持つ生まれる前の記憶を研究されている
胎内記憶研究者の池川明先生というかたがいらっしゃいます。
池川先生の講演会を聞きにいったことがあるのですが、
その中のお話でリフレーミングに似たお話をされていました。
子育てにイライラしないために、一つの方法として
「この子は将来素晴らしい人間になる、と信じること。」というのがありました。
講演会の会場で席に座らず走り周っているお子さんを見て、「静かにしなさい。」と親は怒ります。
しかし、もしその子が1週間後に病気になり命を失うことになったら、
その時に親は「あの時のように元気に走り回って欲しい。」と思います。
結局、子供にイライラするのは親の問題なのだと。
会場で静かにしなきゃいけない、と思っているのは親の価値観であり、
親がそう言われて育ってきたからそう信じているのだと。
子育てにイライラするのは世界共通みたいです。
でも、「この子は将来素晴らしい人間になる。きっと素晴らしい大人になる。」
と信じていれば、何をしてもイライラしなくなるといいます。
今、会場を走り回っていたとしても将来素晴らしい大人になると分かっているのなら、
静かに座っていないことに対して確かにそんなにイライラしなくなります。
物事の捉え方を変えるという意味で、
「この子は素晴らしい大人になる。」と常に思ってお子さんに接することで、
自動的に脳の認識の仕方が変わってきます。
これもまた脳の使い方を変える一つの手です。
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子どもは親の考え方、価値観を知らないうちに真似している。
アット・ゾーン®︎という潜在意識活用術を開発された最上さな枝さんのセミナーで
「子育てとは何だと思いますか?」と聞かれたことがあります。
子供にミルクをあげたり、オムツを変えたり、食事を作って学校に行かせて。
それは子育てではなくて、子供の世話で、
本当の子育てとは、「子供の価値観を作ること」だと。
人間にはミラーニューロンというものがあり、見た人を真似る性質があります。
子供は親の姿を見て、神経細胞が勝手に親を真似て育ちます。
親が、「苦労しなければ幸せになれない」と思っていると、
子供も苦労しなければ幸せになれないものなのだと思います。
「働かなければ食べてはいけない」と思っていると、
子供は働かない人は食べてはいけないのだと信じて育ちます。
一方、「何もしなくても幸せになれる。」と思っている親の元で子供が育つと、
子供も何もしなくても幸せになれるのだと信じて育ちます。
つまり、子育てとはこの子供の価値観を育てることなのです。
そのためには、母親がまず幸せな姿を見せること。
子供に”こうなって欲しい。”
”こんな風に生きて欲しい。”と思う姿を見せることが大切です。
何か出来事が起きた時に、
それを問題と捉えて回避する思考を持っていては、
子供も問題回避の思考を受け継ぎます。
しかし、起きたことに対して、それは問題ではない。
良いことだ、楽しいことだ。
という思考をすると子供も自然と物事や出来事に対してそういう視点で見るようになります。
脳の使い方次第で、自身の心身の健康のみならず、
子供の人生や生き方にまで大きな影響を与えるのです。
そして私たちの認識の仕方を変えることが子供の価値観や思考を作ることになるのなら、
それはゆくゆくは後世にどんな遺伝子を残したいか?ということになるのかもしれません。
まずは日常の小さなことから、リフレーミングをぜひ取り入れてみてください。
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