健康維持に必要な2つの視点|飽食時代でも栄養不足という矛盾
現代を生きる私達は、昔の人達に比べて豊かな食生活を送っています。
例えば戦国時代の三大英傑の一人である豊臣秀吉に、
「最近何食べた?」と聞かれて「~を食べた」と答えたら、
その余りの豪華さにビックリされることでしょう。
私達が普段の食事に何気なく食べている、
パスタやハンバーグ、
ショートケーキやアイスクリームなどは
秀吉の時代には皆無でした。
天下の太閤殿下といえども、せいぜい白いご飯か麦飯、
魚介類(好物はタコの味噌焼き)、味噌汁に漬け物といった
質素な食事しか摂ることは出来なかったのです。
後に美食家として知られるようになった秀吉は、
手に入る時は鯨肉や、何と虎の肉を食していたそうですが、
虎の肉なんて確かに珍しいですが現代の私達の感覚から言えば、
豪華料理というか、ジビエの範疇ですよね。
今回は、豊かになっているようで実は栄養不足に陥っている私たちの食生活の現状と、
健康を維持するための対策についてお伝えします。
飽食が当たり前の時代、私たちの栄養バランスの現状は?
現在の日本人は、
糖質・脂質・タンパク質という
3大栄養素は充分過ぎるほど摂っていると言われています。
ところが、栄養バランスの調査から見ると、
ビタミンとミネラル、食物繊維は慢性的な不足傾向にあります。
上のグラフからもわかるように、
特にミネラル(カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛)は
1日に摂取すべき量を男女共に大きく下回っています。
近年、ビタミン類や食物繊維の不足は声高に叫ばれてきましたが、
何故かミネラルだけは見落とされがちな傾向がありました。
健康の為にビタミンや食物繊維を積極的に摂っている。
こういう人は多いようですが、
ミネラルに関しては、全体的に意識が低いといったような印象があります。
ドラッグストアなどの棚を眺めると、
ビタミン剤や食物繊維は健康食品から医薬品まで数多くの種類がありますが、
ミネラルとなるとその種類の幅はぐっと狭まってきます。
パッとイメージしてみて、
あなたは幾つのミネラル製品を思い浮かべられますか?
様々な栄養の中でも圧倒的に不足しているミネラル
戦後70年以上の月日が経ち、
その間に日本人の食生活は劇的な変貌を遂げました。
アメリカを始めとする西欧型の食生活が浸透し、
肉や牛乳・バター・チーズなどの乳製品や卵などの動物性食品の摂取量が増えました。
それ以前に日本人が常食としていた、
味噌汁や海苔やワカメといった
上質なミネラルを含む食事をする人は減り、
昔ながらの食生活を続けているのは高齢者が中心といった現状です。
それに加えて、
野菜に含まれるミネラル分が、昔に比べて非常に少なくなっている
ということも言われています。
下のグラフでも分かるように、
1950年から2003年の約50年の間に、
ほうれん草の中の鉄分に至っては100g中13mg→1mgにまで減っています!
何故こんなことが起きているのでしょうか?
それは、より衝撃的な事実によって明らかにされました。
過去100年間の間に、世界中の農地で土の中のミネラルが著しく減少している
ということがわかったのです。
減少量が最も少ないオーストラリアでも55%の減、
北アメリカに至っては実に85%ものミネラルが土から失われてしまっています。
これは、リン・窒素・カリウムのみで構成される化学肥料を始め、
肥料の大量使用で畑の土壌中のミネラルが失われたこと、
さらに下水が発達したことにより排泄物が肥料として使われなくなったことで、
農地へのミネラルの供給が激減してしまったことによります。
そういった土で育った野菜は、当然ミネラルの含有量も少なくなります。
こうして、野菜を食べていたとしても、
充分な量のミネラルを摂取することが難しくなってしまったのです。
土壌のミネラルについては、こちらの記事も参考にしてください。
ミネラルを1ヶ月取り続けた結果、生活全体が好循環のループに入って前向きに!〜仕事をしながら子育ても頑張る現役ライターの体調観察日記vol.05 中間報告〜
飲み物のチョイスが多過ぎる現代人
ところで、日々の生活の中で、私達は一体何を飲んでいるでしょうか?
ある女性の1日の水分摂取状況をシミュレーションしてみたいと思います。
朝起きてすぐコーヒーを沸かし、朝食と共にまず1杯。
家を出て職場に着くと、朝の緑茶をいただきます。
ランチタイムには、お弁当と一緒にコンビニで買ったペットボトルの紅茶。
「最近色んなフレーバーティーが出て美味しいんだよね。」
夕方が近づく頃、休憩時間にはまた緑茶を飲みます。
「私ってヘルシー。」
仕事が終わって、晩ご飯。
待ってましたとおビールをぷしゅっ。
「ぷはーっ、たまらんなあ!」
晩ご飯の途中に物足りなくて、
「ワイン1杯だけ。」
ポリフェノール摂ってるんだよ。と自分に言い訳。
お風呂に入って、喉が渇いたから冷蔵庫から炭酸飲料を出して飲む。
シュワシュワが喉をくすぐって美味しい!
夜寝る前のひと時に今ハマってるハーブティーをいただきます。
これ寝つきが良くなっていいんだよなあ…。
以上はあくまでシミュレーションの1例です。
(勿論いろんな生活習慣の方がいると思いますので一概には言えません)
ところでこの方、朝起きてから夜寝るまで、
どういう飲み物で水分補給をしているでしょうか?
コーヒー、緑茶、紅茶、緑茶、
ビール、ワイン、炭酸飲料、ハーブティー…。
お水は?
純粋なお水を1滴も摂らないまま、この方は1日を終えてしまいました。
でも案外とありがちかもしれませんね。
スーパーやコンビニに行くと、安価で美味しそうな飲み物が大量に並んでいるんですもの。
ついつい「安いから」と買い溜めしてしまいますよね。
駅やビルの中にあるちょっとした売店や自販機にも、
何かしら口当たりのいい飲み物や、コーヒー紅茶は必ずありますもんね。
つい手が出てしまうのも無理はありません。
…ここで言いたいのは、
意識して摂らないと純粋なお水を全く摂らずに1日を終えてしまう日も有り得るという、
私達の置かれた環境のことです。
今の世の中はモノが溢れ過ぎて、
何1つ取ってみてもチョイスが多過ぎます。
今日着て行く服からコンビニのスイーツ、
週末に友達と約束したブランチのレストランから果ては生命保険まで。
どのカテゴリーにも細かく枝分かれしたチョイスたくさんがあって、もう目が回りそうです。
それでもそれらを自分で比較検討、あるいは妥協して選ばなければなりません。
日頃私達がほとんど無意識に行っていることですが、
積もり積もればこれは結構なストレスです。
だから面倒臭くなって、何も考えず手に取りやすい飲料をとりあえず選んでいる。
情報に撹乱されて、1杯のお水も飲めなくなってる?
でもそれっておかしな話ですよね?
純粋な水を飲まないでいると体に何が起こる?
記事を書いていて、ふと自分の昔の体験を思い出しました。
カナダに滞在していた頃の話なのですが、少しおつき合いいただけますでしょうか。
カナダではよく友人同士で集まってホームパーティーをしていました。
西洋人は、パーティーでは本当にお酒をよく飲みます。
私も嫌いではないので結構付き合って飲んでいました。
(カナダのビールは美味しいんですよ!)
パーティーが終わり、皆が帰った後、
ベッドに入って寝ようとした私は、ふと背中に違和感を覚えました。
何だか背中の真ん中辺りがムズムズして、気持ちが悪いのです。
くすぐったいような、落ち着かないような……
言葉で言い表すのはとても難しい、でもとても不快な感覚でした。
結局その晩はよく眠れず、
どうしたらいいかわからないままずっとベッドの中で身悶えていました。
数日後、パーティーに来てくれていた友達に会う機会がありました。
私はその晩の背中の不快さのことについて彼に話しました。
すると彼は、
「それは水が足りないんだ。」
と言いました。
水についてはちょっとうるさい彼は、
普段から友人達に水についてのレクチャーをしていました。
「ペットボトルは水を保存するのに適切ではない」
などの話をしてくれたのをよく覚えています。
その彼が、私の背中のムズムズは水を充分飲んでいないからだと言うのです。
「水は体の中を掃除してくれるからね、
特にお酒を飲んだ後は脱水気味になって腎臓に老廃物が溜まってしまう。
だから背中がそんな風にムズムズとなるんだ。
ミネラルウォーターをたくさん飲んでごらん。すぐによくなるよ。」
彼はそう言いました。
確かにその当時の私は、
コーヒーやアルコール、ジュース類はよく飲んでいましたが、
純粋な水というものをほとんど飲んでいませんでした。
カナダでは水道水を飲む人はあまりいませんでしたし、
ミネラルウォーターを買い込むという習慣も私にはありませんでした。
私は次に背中のムズムズが起こった時に彼のその言葉を思い出し、
ミネラルウォーターを大量に買いに行って、たくさん飲んでみました。
すると、嘘みたいにあの辛さが消えたのです。
すごい!本当だったんだ!
私が身を以て体験した、お水が体にとっていかに大切かという話です。
このことを教えてくれた彼には、とても感謝しています。
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足りない栄養素を補い、体のバランスを整えるには
現代を生きる私達に、圧倒的に足りない栄養素のことをお話しました。
今の時代の一般的な食生活では、
どうしてもミネラル分が不足してしまいます。
しかも、ミネラルは必須アミノ酸と同じように、
体の中で作ることが出来ません。
毎日摂取しなければならない栄養素なのです。
昔の人達は、玄米や麦飯、今より何倍もミネラルを含んでいた野菜から、
充分な量のミネラルを摂っていました。
タンパク質は不足していたかもしれませんが、
ミネラルに関しては私達より豊かだったのです。
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上質なミネラル補給を意識する
お伝えしたように、
今の一般的な流通形態で売られている野菜には、
昔のように豊富なミネラル分は含まれていません。
野菜からミネラルを摂ろうとするならば、
オーガニック野菜を選択して購入するのがベストな方法です。
それがなかなか難しいと感じる場合は、
健康食品やサプリメントで
足りないミネラルなどの微量栄養素を補うことがおすすめです。
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上質な水を飲む
体の中に純粋な水を取り入れることも重要です。
毎日お茶やコーヒーなどカフェイン高含有の飲料や、
糖分の多い炭酸飲料などを飲み続けることによって、
体内に溜め込みがちな老廃物を洗い流すイメージで、
お水をたくさん飲みましょう。
毎日の水分補給のうち数回を水に置き換えてみるだけでも
体に感じる重さが軽減されますよ!
これはぜひ一度試してみて欲しいことです。
また、飲むお水にもこだわりたいという方には、還元水素水(電解水素水)をおすすめします。
還元水素水(電解水素水)とは:
ミネラルイオンなどの電解質を含んだ水に電流を流すと、
電気エネルギーによって酸化・還元反応が起こります。
このとき、プラス極側には酸化された水、
マイナス極側には還元された水がそれぞれ作られます。
このマイナス極側で生成された水が「電解水素水」です。
さらに、マイナス極側には還元された水だけでなく
水の中にあるミネラルイオンなども濃縮されます。
このマイナス極側に集まった水が、電解してできた水素水、
つまり電解水素水なのです。(※)
還元水素水(電解水素水)には、
疲労やストレスなどによって体内に活性酸素が発生するのを抑制する働きがあることがわかっています。(※)
現代人には、不足栄養素の摂取と体内浄化こそ必須!
今回お伝えしたことは、こちらの3点です。
◆現代人の生活に最も不足している栄養素はミネラル
◆飲み物のチョイスが多過ぎる暮らしの中だからこそ、意識して純粋な水を飲もう
◆ミネラル補給は、オーガニック野菜やサプリメントで お水を飲むなら還元水素水がオススメ
太閤秀吉の時代には夢にも思われなかったであろう、
豊かな食生活を今の私達は享受しています。
しかし、糖質・脂質・タンパク質などの摂取は過剰となり、
ビタミン・食物繊維・ミネラルなどの栄養素は不足して、
栄養バランスがひどく偏った状態になっています。
さらに飲料のチョイスが余りにも多い為に、
純粋な水を口にする機会を失いそうになるほどです。
現代を生きる私達が健康を維持する為には、
摂り過ぎの栄養素を少し控えて不足している栄養素を体に足し、
体内浄化に努めることが大切です。
少しずつ心がけていくだけでも、きっと後には大きな変化を生むことになりますよ!
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