えっ!?これって体に良くないの?「一見、体に害がなさそう・・・」、でも絶対に口に入れてはいけない食品添加物リスト。
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
お腹がすいたらコンビニのお弁当や、お湯を注ぐだけ、レンジでチンするだけの加工食品を買い、お腹を満たす・・・。
どこでも、いつでも手軽に、安価に「食事」が手に入る現代日本。
そんな便利な生活と切っても切り離せないのが食品添加物かもしれません。
現在、使用されている食品添加物は全て厚生労働省が「安全」だと認めているもののみ。
しかし、この「安全」という根拠は一体どこから来るのでしょうか?
その根拠は、「動物実験で得られた結果」から来ています。
私は、薬剤の開発に携わる会社で、海外クライアントの担当者として働いていたことがあるのですが、
薬の治験では必ず治験薬をヒトに投与し有効性や安全性の試験を行います(臨床試験)。
しかし、薬剤と同じように化学的に合成された食品添加物においては、ヒトへ投与し安全性を確認することがないまま、使用が許可されています。
確かに、薬ほど食品添加物には体に与える影響はないのかもしれませんが、
1つの食品に含まれる食品添加物は決して1種類だけではありません、何種類もの、または何十種類もの食品添加物が1つの製品に含まれている可能性があります。
それら、複数の食品添加物を同時に、また長期間摂り続けた場合の安全性への試験も行われていません。
INYOUの過去の食品添加物についての記事で、一般的に使用されている食品添加物のうち、より私たちの健康へのリスクが高い食品添加物についてお伝えしてきました。
【危険度レベル「高」。これだけは避けたい、特にハイリスクな添加物リストをまとめました。】
【日本初公開!アメリカの環境保護団体EWGが特にハイリスクと指定した今最も危険な食品添加物リストをお伝えします。】
今回は、一見「健康そうな」、「えっ、これも食品添加物?しかも健康リスクがあるの?」と私たちが見落としがちなものの中から、危険度が高いものをお伝えしていきます。
参照:長生きしたければ、原材料表示を確認しなさい! わが子を食品添加物から守るハンドブック(2017/5/9)
一見「健康そうな」・・・、でも絶対に口に入れてはいけない食品添加物リスト
今回は、下の4つの項目を危険度の判断基準としています。
1.毒性:(下の試験を参考に、その食品添加物の持つ「毒性」を調べます)。
ラットに1回投与(急性毒性試験)
ラットに長期間投与した試験
催奇形性試験(奇形児)
変異原性試験
染色体異常試験
2.摂取頻度:日常的に摂取する頻度。
3.他の食品添加物と併用される頻度が多い場合はリスクを「高」。
4.調理により(加熱など)有害物質に変化する可能性。
ラットに1回投与(急性毒性試験)
ラットに長期間投与した試験
催奇形性試験(奇形児)
変異原性試験
染色体異常試験
2.摂取頻度:日常的に摂取する頻度。
3.他の食品添加物と併用される頻度が多い場合はリスクを「高」。
4.調理により(加熱など)有害物質に変化する可能性。
ミョウバン(危険度★★★★★)
使用用途:膨張剤、ふくらし粉、ベーキングパウダーに含まれる。
主に使用される食品:
てんぷら粉やフライ、豚まんなどの蒸しパン類、ホットケーキミックス、ビスケット、クッキー、スポンジケーキ、ドーナツなど菓子類
(ゆでタコ、なすの漬物、栗きんとん、きんぴらごぼう等にも発色剤をして使用される)。
原材料表示に「膨張剤」と記載すると、ミョウバン以外にもピロリン酸4ナトリウム、アジピン酸など41種類の化合物が使用できます。
ミョウバンは生殖系、神経系への悪影響が危惧されており、特にお子さんに対して有害とされ、お菓子への使用を自粛するように厚労省がメーカーに対し通達を出しました(平成25年6月21日)。
「有害」とされているのに使用禁止にはなっていないので・・・、「膨張剤」としてお菓子に使用されている場合もありますし、お菓子以外にも、お惣菜類の見た目を良くするためにも使用される場合があるので注意が必要。
スーパーやデパ地下のお惣菜などのように店頭で販売する場合、原材料表示義務がないので、ちょっと心配ですね。
カラメル色素(危険度★★★★★)
使用用途:着色料
主に使用される食品:
プリン、菓子類、飲料、ソース、醤油、ウィスキー、ブランデーなど。
砂糖を作る時の副産物や様々な糖類に、亜硫酸塩などの化学薬品を加え加熱したもの。
様々な化合物を混ぜ合わせたもので、どんな物質がどれ位含まれているかが分からず、正確な安全性も測れません。
私たちが普段口にする様々な食品に使用されています。
スクラロース(危険度★★★★★)
使用用途:甘味料
主に使用される食品:
チューインガム、菓子類、漬物、佃煮、シロップ、飲料水、歯磨き粉など。
天ぷらを揚げる程度の熱(150℃ほど)で化学変化しますが、加熱で化学変化した物質の安全性は確認されていません。
様々な食品に添加されているので摂取する機会も多く、他の人工甘味料とも併用されますが、この場合の安全性も検証されていません。
チャ抽出物(危険度★★★★★)
使用用途:酸化防止剤
主に使用される食品:
冷凍の魚類などの水産加工品、食肉加工品、菓子類、油脂類、飲料。
こちらは「お茶の抽出物なので安全」と思われがちですが、実は危険度は高。
添加物であるチャ抽出物は、抽出方法も、その成分も飲料のお茶とは異なりカテキンが多く含まれています。
緑茶抽出物であるカテキンは動物細胞に対し染色体異常をおこし、変異原性が認められ(内閣府食品安全委員会)、また、ヨーロッパでは重篤な肝障害を起こすとして販売が禁止されています。
(お茶として飲む場合は問題なし)。
変異原性陽性、染色体異常を起こすものは、発がん性、催奇形性(奇形児)が強く懸念されています。
妊婦さんは特に注意が必要。
加工でん粉(危険度★★★★★)
使用用途:乳化剤
主に使用される食品:
菓子類、ケーキ、麺類・・・、あらゆる食品に使用されています。
ソースやタレなどには「乳化剤」として使用される(加工でん粉とは表示されない)。
原料は、じゃが芋や米などの天然のでん粉ですが、それらに、様々な化学薬品を混ぜ化学反応させてつくられた合成化合物。
様々な食品に大量に添加されているため摂取量が多く、一般的な食事内容で平均3g/日を摂取していると言われています。
発がん性のある酸化プロピレンが使用されている加工デンプンもあり、注意が必要。
「えっ?!これも食品添加物?」・・・、安全性データが不足する、出来れば避けたい食品添加物
クチナシ色素
使用用途:着色料
主に使用される食品:
菓子類、駄菓子、アメ、中華麺、冷菓、飲料、練りワサビ、漬物、パン生地、栗きんとん、栗の甘露煮など。
クチナシ色素には、天然のものを化学的に変えた合成のものもあり、各成分に関する詳しい安全性データが不足しています。
ビタミンB1
使用用途:保存料
主に使用される食品:様々な食品に保存料として使用されますが、「本醸造 減塩しょうゆ」などにも使用されている場合も・・・。
「本醸造」の文字を鵜呑みにせず、原材料表示はきちんと確認しましょう。
天然のビタミンB1はエネルギーを作るのに必要なビタミン。
正常な発育や精神を正常に保つために必要です。
でも、食品添加物として使用されるビタミンB1は全く別もの。
B1ラウリル硫酸塩という合成化学物質で自然界には存在しない成分で、微生物の増殖を抑制する作用があり保存料として使用されています。
保存料は、私たちの体の免疫機能の要となる腸内環境にも悪影響を与えると言われています。
β-カロチン
使用用途:着色料
主に使用される食品:
マーガリン、バター、チーズ、ラーメン、冷菓、プリン、ゼリー、キャンディー、お菓子類、飲料、てんぷら衣、卵製品など。
合成着色料であって、野菜に含まれるβ-カロチンとは全くの別もの。
多くの食品に使用されており、摂取頻度が高いので注意が必要。
未知だからこそ、避けたい食品添加物。
あなたに毎日をハッピーに過ごしてほしいから、知っていてもらいたいこと。
「動物実験では安全性が認められた」と言っても、実際は、毎日・何十年という長期間において、
食品添加物を口に入れ続けている私たちの体に対し、
食品添加物が一体どんな影響をもたらすかということは誰にも分かりません。
薬の場合、その投与量に応じて体が反応(薬が効く)します。
同じ化学物質である食品添加物も、その摂取量が多ければ多いほど、私たちの体へ与える影響が大きくなることは容易に想像できます。
安価に大量に、そして保存性が高く便利で、利益率が高い商品・・・、そのために食品添加物まみれになった食品たち。
そんな食品が陳列する近所のスーパーで、一体何を買ってよいか分からなくなることもあるかもしれません。
「食品添加物を気にしていたら何も食べられなくなってしまう・・・。」そんなふうに思うこともあるかもしれません。
確かに、あれもダメ、これもダメと制限ばかりでは楽しくないですよね。
それでも、「知る」ことはやめないで欲しい。
全ての食品添加物を避ける必要はないんです。
「知る」ことで、その摂取量を減らすことができれば、体や心に与える影響も減らせます。
私の場合、近所のスーパーで「これは大丈夫、あれも大丈夫、こんな有機食品がスーパーでも販売されるようになったんだ~。」と楽しんでいます(笑)。
何よりも、食品添加物まみれでないホンモノの調味料はおいしいし、
旬の有機野菜の味には毎回感動。
確かに本物の調味料や有機野菜は「ちょっと高いなぁ~」と感じることもあります。
でも、毎日をハッピーに過ごすために、そして、明日も明後日も、ずっと元気に過ごすために自分自身でコントロールできることって「毎日口に入れるもの」だと思うんです。
食事は毎日するものだから・・・。
私たちが思っている以上のパワーがあることを知ってもらいたい。
あなたに毎日をハッピーに過ごしてもらいたいから、
毎日口に入れるものから変えてみませんか?
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